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幼馴染に形勢逆転してみた
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震える手でズボンを掴み、ゆっくりと下ろしていく。陰茎の膨らみを知らせる下着を晒し、太腿に膝、脛……足首。
「ぬ、脱げた……よ? 洗濯機入れてくるっ」
「待て。まだ一枚残ってるぞ」
レンの視線は俺の下着に注がれている。グレーのそれには先走りの汁がシミを作っていた。
「え……ぁ、で、も……これは」
「……いいよ、入れておいで」
俺の躊躇を察したレンはにっこりと微笑んだ。安心して洗濯機に向かい、上下の服を入れてレンの部屋に戻った。
「おかえり、もち。ベッド座っていいぞ」
「う、うん……」
ミチに抱かれた記憶が新しい、好きな子のベッド。沈み具合も何もかも、昔から知っている。
「どうしたんだ? 大人しいな、いつももうちょい元気だろ」
「き、緊張してるんだよ……」
「俺とそういう関係になって、何度かそういうこともしただろ? まだ慣れないのか?」
「……だって」
まだ、セックスは一度もしていない。そんなことレンの前で口に出来ない。
「俺のこと好きなんだなって分かって嬉しいけどさ、もうちょい積極的になって欲しいな。形州には普段どうやってんだ? もちの方から行くこともあるだろ?」
「セ、センパイに……?」
「そ。形州。ほら、俺にやってみ」
ギシッとベッドが軋む、レンが勢いよく俺の隣に座ったのだ。俺は恐る恐るレンの手に手を重ね、もう片方の手で服の上から太腿を軽くさすった。
「……こんだけか?」
「センパイ……すぐ、相手してくれるから」
「見た目通り性欲旺盛なんだな。こんな感じか?」
手の下からレンの手が抜け、両肩を掴まれてベッドに押し倒される。
「う、うん……」
「次は? お前が何かするのか? 形州が何かしてくれるのか? 経験の浅い俺に教えてくれよ」
「そ、そんな……俺は、レンと居るんだ。なんでセンパイのことばっか……」
根野を入れても俺が関係を持った中で一番経験豊富なのはセンパイだろう。だからなのか? レンは経験がないからセンパイのエミュレートをしようとしているだけなのか? 俺の浮気を遠回しに非難してるわけじゃないよな、レンはそんな陰湿な奴じゃない。
「……っ、だ、第一! お嫁さんはリードされる側だ!」
「そんな法律ねーよ」
「ぅ……でも、夫として、男らしく……」
「分かった分かった、そんなに言うなら仕方ねぇな」
レンは俺に覆い被さるのをやめ、俺を起き上がらせるとベッドに寝転がった。
「どっからでもどーぞ」
「え」
どこからでもどうぞ? それは、抱いてもいいということか?
「……さ、触るぞ」
レンの腰に跨り、ポロシャツの上から胸をまさぐる。当然ぺったんこだ、女のように脂肪はないしセンパイのように筋肉もない。
「…………レン、その……感じるとこ、どこ?」
「お前が乗ってるとこかな」
体重をかけないよう腰を浮かせていたから気付けなかったが、レンは少し前から勃起してくれていたようだ。可愛いからって顔ばかり見ていてはいけない。
「あっ……えっと、じゃあ……脱がしていい?」
「お前の好きにしていいぞ」
挑発的な笑顔でそう言われ、ボッと顔が熱くなる。俯いてベルトを外し、スラックスをずり下ろす。下着に手をかける勇気が湧かず、目を逸らして下着の中に手を入れた。
「あ……硬く、なってる……ぁ、レンっ、俺もちょっと寝転がっていい? 隣、失礼……」
レンの隣に横向きに寝転がる。肘をついて上体は少し起こし気味にして、手を伸ばして下着の中の陰茎をそっと握る。
「おっ、顔近い。こっちのがいいな」
「うん……こっちのが触りやすいし。あ、何か嫌だったり痛かったりしたら言ってくれよ」
「おっけー」
生霊の状態の時はレンにさせっぱなしだった、これからは俺がしていきたい。頑張るぞと気を張り、少し柔らかさの残る陰茎を扱く。
「……ひぁっ!? レ、レン? 何……?」
裏筋を重点的に擦ったりカリをきゅっと締めてみたり、試行錯誤しながら扱いているとレンに突然乳首をつままれた。
「いやー、されるばっかじゃ暇だな……って。ダメだったか?」
「ううんっ、レンこそ俺の身体を好きにしてくれていいから……」
「そっか。じゃ、遠慮なく」
親指の腹と人差し指の第二関節で乳首を挟む。どちらもピアスホールを塞ぐような位置だ。
「今日はピアスつけてねぇんだな」
「う、んっ……んっ、ひぃっ! ひっ、んんんっ!」
二本の指を擦り合わせるようにして俺の乳首を押し潰す。まるでピアスホールの中を探っているかのような動きだ。
「ゃ、ぁあっ……んぁっ! んひっ、ぃっ……! レン、レンっ、ちょっと、加減してっ……レンの、しごけないぃっ……!」
右乳首を片手で弄られるだけで俺は快感に飲まれ、だらしなく口を開けて喘ぐ。レンの陰茎を扱いていた手が繊細な作業が出来なくなり、レンを焦らしてしまっている。
「俺はお前の体好きにしていいんだろ?」
「いい、けどぉっ……でも」
「けどだのでもだの言わない。男らしくはどこ行ったんだよ、男らしくねぇぞ」
「ぁひぃんっ!? んんっ! んぁああっ……! ちくびっ、伸びひゃうぅっ……ぅあぁっ! 気持ちぃっ、きも、ひぃいっ……! ひぁあぁあっ!」
乳首を引っ張られ、その先でくりくりと捏ねられる。乳首の芯を探るかのような指の動きに胸全体に快感が広がり、仰け反ってしまう。もうレンの陰茎を握る手は添えているだけになってしまった。
「あぁああっ! ちくびっ、ちくびくりくりきもちぃいよぉっ……! レンっ、もっとぉ、もっとくりくりぃっ、ひんんんっ!」
「これ好きか?」
「好きっ、ちくびいじられんのっ、らいしゅきぃっ! 胸もっ、あたまもぉっ、ぴりぴり、痺れひゃうのぉっ! も、イきしょおっ……!」
「ふぅん……? じゃあそろそろイってみたらどうだ? 俺にちゃんとイキ顔見せてな」
快楽に頭が侵されてレンに逆らう選択肢すら見つけられず、俺は淫らな笑顔でレンの瞳を見つめた。直後、ぎゅうぅっ……と痛いくらいに乳首を抓られた。
「ひぃんっ!? んんんっ……! イくっ、いくぅぅっ! ちくびつねられてイっくぅっ!」
軽く仰け反りながら絶頂を迎え、下着の中に射精までした。
「お、イったか。よしよし、可愛いぞもち」
レンは自分の下着の中から俺の手を引っ張り出すと起き上がり、俺を仰向けにさせてその隣に座った。
「レン……? ひぁっ!? あぁああっ!? そこっ、そこらめっ、そこ擦んの一番らめぇえっ!」
下着越しに陰茎を掴まれ、もう片方の手で亀頭を擦られる。ぐしょ濡れの布のざらつきが敏感な先端に強い刺激を与える。
「らめっ、今そこ出ひたばっかなのっ! イったばっからかりゃあっ!」
「俺さ、潮吹き見たいんだよ。射精した直後に擦ったら出やすいんだろ?」
「しょんなっ……あっ、イくっ、イくイくっ、なんかでりゅぅうっ!」
絶頂直後の亀頭を責められた俺はあっさりと再びの絶頂を迎え、ぷしゅうぅっ……と何かを漏らした。
「……パンツ履かせたままじゃ見えないな。もう一回頼むよもち」
下着がずり下ろされて萎えた陰茎が晒される。レンはふにゃんとしたそれを掴み、手のひらで亀頭を擦り始めた。
「んゃあぁあっ! イくっ、イくぅうっ! むりぃっ、いやぁっ、もぉ出にゃいぃいっ!」
もう出ないとさけんだ数十秒後に潮を吹く。そうするとレンは今度は「出ないと嘘をついた罰」と言って亀頭責めを続けた。
「ぬ、脱げた……よ? 洗濯機入れてくるっ」
「待て。まだ一枚残ってるぞ」
レンの視線は俺の下着に注がれている。グレーのそれには先走りの汁がシミを作っていた。
「え……ぁ、で、も……これは」
「……いいよ、入れておいで」
俺の躊躇を察したレンはにっこりと微笑んだ。安心して洗濯機に向かい、上下の服を入れてレンの部屋に戻った。
「おかえり、もち。ベッド座っていいぞ」
「う、うん……」
ミチに抱かれた記憶が新しい、好きな子のベッド。沈み具合も何もかも、昔から知っている。
「どうしたんだ? 大人しいな、いつももうちょい元気だろ」
「き、緊張してるんだよ……」
「俺とそういう関係になって、何度かそういうこともしただろ? まだ慣れないのか?」
「……だって」
まだ、セックスは一度もしていない。そんなことレンの前で口に出来ない。
「俺のこと好きなんだなって分かって嬉しいけどさ、もうちょい積極的になって欲しいな。形州には普段どうやってんだ? もちの方から行くこともあるだろ?」
「セ、センパイに……?」
「そ。形州。ほら、俺にやってみ」
ギシッとベッドが軋む、レンが勢いよく俺の隣に座ったのだ。俺は恐る恐るレンの手に手を重ね、もう片方の手で服の上から太腿を軽くさすった。
「……こんだけか?」
「センパイ……すぐ、相手してくれるから」
「見た目通り性欲旺盛なんだな。こんな感じか?」
手の下からレンの手が抜け、両肩を掴まれてベッドに押し倒される。
「う、うん……」
「次は? お前が何かするのか? 形州が何かしてくれるのか? 経験の浅い俺に教えてくれよ」
「そ、そんな……俺は、レンと居るんだ。なんでセンパイのことばっか……」
根野を入れても俺が関係を持った中で一番経験豊富なのはセンパイだろう。だからなのか? レンは経験がないからセンパイのエミュレートをしようとしているだけなのか? 俺の浮気を遠回しに非難してるわけじゃないよな、レンはそんな陰湿な奴じゃない。
「……っ、だ、第一! お嫁さんはリードされる側だ!」
「そんな法律ねーよ」
「ぅ……でも、夫として、男らしく……」
「分かった分かった、そんなに言うなら仕方ねぇな」
レンは俺に覆い被さるのをやめ、俺を起き上がらせるとベッドに寝転がった。
「どっからでもどーぞ」
「え」
どこからでもどうぞ? それは、抱いてもいいということか?
「……さ、触るぞ」
レンの腰に跨り、ポロシャツの上から胸をまさぐる。当然ぺったんこだ、女のように脂肪はないしセンパイのように筋肉もない。
「…………レン、その……感じるとこ、どこ?」
「お前が乗ってるとこかな」
体重をかけないよう腰を浮かせていたから気付けなかったが、レンは少し前から勃起してくれていたようだ。可愛いからって顔ばかり見ていてはいけない。
「あっ……えっと、じゃあ……脱がしていい?」
「お前の好きにしていいぞ」
挑発的な笑顔でそう言われ、ボッと顔が熱くなる。俯いてベルトを外し、スラックスをずり下ろす。下着に手をかける勇気が湧かず、目を逸らして下着の中に手を入れた。
「あ……硬く、なってる……ぁ、レンっ、俺もちょっと寝転がっていい? 隣、失礼……」
レンの隣に横向きに寝転がる。肘をついて上体は少し起こし気味にして、手を伸ばして下着の中の陰茎をそっと握る。
「おっ、顔近い。こっちのがいいな」
「うん……こっちのが触りやすいし。あ、何か嫌だったり痛かったりしたら言ってくれよ」
「おっけー」
生霊の状態の時はレンにさせっぱなしだった、これからは俺がしていきたい。頑張るぞと気を張り、少し柔らかさの残る陰茎を扱く。
「……ひぁっ!? レ、レン? 何……?」
裏筋を重点的に擦ったりカリをきゅっと締めてみたり、試行錯誤しながら扱いているとレンに突然乳首をつままれた。
「いやー、されるばっかじゃ暇だな……って。ダメだったか?」
「ううんっ、レンこそ俺の身体を好きにしてくれていいから……」
「そっか。じゃ、遠慮なく」
親指の腹と人差し指の第二関節で乳首を挟む。どちらもピアスホールを塞ぐような位置だ。
「今日はピアスつけてねぇんだな」
「う、んっ……んっ、ひぃっ! ひっ、んんんっ!」
二本の指を擦り合わせるようにして俺の乳首を押し潰す。まるでピアスホールの中を探っているかのような動きだ。
「ゃ、ぁあっ……んぁっ! んひっ、ぃっ……! レン、レンっ、ちょっと、加減してっ……レンの、しごけないぃっ……!」
右乳首を片手で弄られるだけで俺は快感に飲まれ、だらしなく口を開けて喘ぐ。レンの陰茎を扱いていた手が繊細な作業が出来なくなり、レンを焦らしてしまっている。
「俺はお前の体好きにしていいんだろ?」
「いい、けどぉっ……でも」
「けどだのでもだの言わない。男らしくはどこ行ったんだよ、男らしくねぇぞ」
「ぁひぃんっ!? んんっ! んぁああっ……! ちくびっ、伸びひゃうぅっ……ぅあぁっ! 気持ちぃっ、きも、ひぃいっ……! ひぁあぁあっ!」
乳首を引っ張られ、その先でくりくりと捏ねられる。乳首の芯を探るかのような指の動きに胸全体に快感が広がり、仰け反ってしまう。もうレンの陰茎を握る手は添えているだけになってしまった。
「あぁああっ! ちくびっ、ちくびくりくりきもちぃいよぉっ……! レンっ、もっとぉ、もっとくりくりぃっ、ひんんんっ!」
「これ好きか?」
「好きっ、ちくびいじられんのっ、らいしゅきぃっ! 胸もっ、あたまもぉっ、ぴりぴり、痺れひゃうのぉっ! も、イきしょおっ……!」
「ふぅん……? じゃあそろそろイってみたらどうだ? 俺にちゃんとイキ顔見せてな」
快楽に頭が侵されてレンに逆らう選択肢すら見つけられず、俺は淫らな笑顔でレンの瞳を見つめた。直後、ぎゅうぅっ……と痛いくらいに乳首を抓られた。
「ひぃんっ!? んんんっ……! イくっ、いくぅぅっ! ちくびつねられてイっくぅっ!」
軽く仰け反りながら絶頂を迎え、下着の中に射精までした。
「お、イったか。よしよし、可愛いぞもち」
レンは自分の下着の中から俺の手を引っ張り出すと起き上がり、俺を仰向けにさせてその隣に座った。
「レン……? ひぁっ!? あぁああっ!? そこっ、そこらめっ、そこ擦んの一番らめぇえっ!」
下着越しに陰茎を掴まれ、もう片方の手で亀頭を擦られる。ぐしょ濡れの布のざらつきが敏感な先端に強い刺激を与える。
「らめっ、今そこ出ひたばっかなのっ! イったばっからかりゃあっ!」
「俺さ、潮吹き見たいんだよ。射精した直後に擦ったら出やすいんだろ?」
「しょんなっ……あっ、イくっ、イくイくっ、なんかでりゅぅうっ!」
絶頂直後の亀頭を責められた俺はあっさりと再びの絶頂を迎え、ぷしゅうぅっ……と何かを漏らした。
「……パンツ履かせたままじゃ見えないな。もう一回頼むよもち」
下着がずり下ろされて萎えた陰茎が晒される。レンはふにゃんとしたそれを掴み、手のひらで亀頭を擦り始めた。
「んゃあぁあっ! イくっ、イくぅうっ! むりぃっ、いやぁっ、もぉ出にゃいぃいっ!」
もう出ないとさけんだ数十秒後に潮を吹く。そうするとレンは今度は「出ないと嘘をついた罰」と言って亀頭責めを続けた。
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