いわくつきの首塚を壊したら霊姦体質になりまして、周囲の男共の性奴隷に堕ちました

ムーン

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後輩の怪我に気付いたので対応してみた

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円形のクッションの上で眠る犬のように、従兄は小さく丸まって眠っている。俺はその隣で猫が伸びをするような姿勢でセンパイに後孔を指でほぐされながら縁を舐め回され、前立腺に触れられた瞬間に射精した。

「ぁ、あっ……はぁあ……イっちゃったぁっ……んぁっ! ぁああっ!? センパイっ……! んゃあぁっ! 今イったのにぃっ!」

そう言いながらも俺は分かっていた。センパイが俺を一度イかせた程度で手を止めないことも、これからは幸せな快楽地獄が待っていることも。

「ぁひっ、ひぃいんっ! イったばっかなのにぃっ! あぁっ……!」

絶頂直後で敏感な腸壁をじっくりと撫で回される。前立腺を責め続けて欲しかったが、本題は愛撫ではなく後孔を緩ませることなのだから仕方ない。

「ん、んぁあ……痛っ!?」

「……っ!? ノ、ノゾム……? どうした」

突然後孔に痛みが走った。この感覚はおそらく、切れている。

「な、なんでもない……」

後孔に僅かでも傷があると知ったらセンパイは俺を抱かないだろう、今の彼はそういう男だ。

「…………本当のことを言え、どこがどう痛んだんだ?」

「えっと……そ、そこじゃないから、センパイには関係ないよ……」

根野には何度抱かれても何ともなかったんだ、センパイにも抱かれたい、どうしてセンパイの時だけ──怪我の思い当たりを探す俺の頭は、昨日根野が帰り際に俺のナカを引っ掻いてしまったことを思い出した。

「ちょっとベッドの柵に手ぶつけただけだから……んっ……ゃ、やだっ、抜かないでっ……んぁっ!」

根野に腹が立ったこともありセンパイにますます抱いて欲しくなっていたのに、彼は指を抜いてしまった。

「……っ、これを見ても……まだ手だなんて嘘をつくのか?」

目の前にセンパイの指が突き出された。俺の腸液やセンパイ自身の唾液で濡れた淫靡な指には、微量だが赤い液体が付着している。

「…………ノゾム、正直に言ってくれ」

肩を掴まれてひっくり返され、仰向けになって悲しそうな顔をしたセンパイと目を合わせる。

「……痛かったのはこっちだろう?」

「はい……でもっ、大したことはないですから! だからっ……抱いてください」

「……っ、ふざけるな! 血が出てるんだ、悪化したり、化膿したりしたらどうする! お前はどうしてそう自分の身体を蔑ろにするんだ!」

「そっ、そんな……そんなに怒らないでくださいよ……」

物凄い剣幕で叱られて思わず視線を逸らす。しかし顎を掴まれて真正面を向かされ、微量の血が付着した太い指を見せつけられる。

「……俺はナカを引っ掻くようなヘマはしないし、この爪の長さじゃ出来やしない。お前が痛いと言ったタイミングからして、拡げていた時に傷が開いたんだろう」

ゴツゴツとした指の隙間から三白眼が俺を睨んでいる。

「……俺はお前が元から怪我をしていてそれを隠していたと考えている、その通りなら俺はお前をもっと叱るぞ。もし俺のほぐし方がまずくて裂けてしまったのなら……まぁ慣れた俺がそんなヘマをするとは考えにくいが……もしそうなら、謝ろう。どっちだ? ノゾム。本人のお前なら分かるよな」

正解は前者だ。けど、叱られたくない。でもセンパイのせいにするなんてもっと嫌だ。

「前から……怪我、してました。でも隠してたわけじゃなくてっ、ちょっと痛かっただけだし、昨日お風呂で染みもしなかったから、切れてるなんて思ってなくて」

「……ノゾム」

「ごめんなさいっ! お、怒らないで……お願い、センパイっ、俺反省してるからぁっ……叱らないでっ、ごめんなさい……嘘ついたつもりじゃないのぉ……許してっ」

「…………泣くな」

両手が顔の周りから引き、代わりに唇が額に触れる。

「……嘘をついたと怒っているんじゃない。ちゃんと俺の話を聞いていたか? 俺は、お前が自分の身体を蔑ろにしたことに怒っている」

「だ、だから……切れてると思ってなくて」

「…………それは分かった。疑ってすまなかったな。だが、自分が怪我をしていると知った後も構わず抱いてくれと言ったろ? それはちゃんと反省したのか?」

「ごめんなさい……どうしても、センパイに抱いて欲しかったの……センパイの入れて欲しかった、センパイ悦ばせたかったから……」

「……痛がるお前を抱いても喜べない」

俺のためだと分かっていても叱られるのは嫌で、怒られるのは怖くて、後から後から涙が溢れてくる。

「…………お前は覚えているか分からないが、アイツらに捕まった時、同時に二本も入れられたんだ。おそらく……その時に裂けたんだろう、治りかけていたそれをまた俺が開いてしまった。ごめんな……予想出来たことだ」

二輪挿しは覚えているし、痛かったけれど裂けなかったことも覚えている。俺の後孔はもう陰茎を二本突っ込まれた程度では裂けないほど拡がったのかと自分の淫らな身体を実感したから、よく覚えている。

「……早く忘れたかったんだな? 俺に上書きして欲しかったんだろ…………もう泣かないでくれ」

「ゆるしてっ……怒んないでぇ……」

「……もう怒っていないよ、大丈夫……ごめんな」

覆い被さってキスをしてくれるセンパイの首に抱きつき、怯えてしまう心を落ち着ける。唇が離れる頃にはどうにか怯えを消すことが出来た。

「ごめんねセンパイ……泣いちゃって。ごめんなさい……怒られるの怖くて」

「……この顔だ、当然だよ」

「違うっ! 俺怒られるの怖いだけ、誰に怒られても怖いからっ、センパイのせいじゃないからっ……そんな顔しないで」

「…………ありがとう」

信用してくれなかった。センパイの微細な表情さえ分かるようになった俺だからこそ、それを感じ取れた。でも優越感なんてどこにもない。

「……運が良かった。今日は玩具を持ってきている、一つだけだが……まぁ、プレイの幅は広がる」

たくましい腕が背中とベッドの隙間に入り込む。言ってくれたら自分で起きたのに、センパイは俺を抱き起こした。

「センパイ……?」

胡座をかいたセンパイの膝の上に座らされる。センパイは3P中の先輩達に背を向け、眠る従兄の方を向いた。

「……今日は挿入はなしだ。もう嫌なことを思い出せないように、俺のことだけ記憶に焼き付けてやる」

「で、でもそれじゃセンパイっ、んぅ……んっ、んんっ! むっ……ん、ん……」

口答えを止めるように唇を塞がれ、舌をねじ込まれる。何度キスをしてもアルコールの匂いが消えない。

「んー……センパイ、お酒臭い」

「…………すまないな、今度から気を付ける。お前に会う前は飲まないようにするよ」

「センパイ未成年でしょ」

「……………………言うな」

ダメなことをしている自覚はあったのかと呆れ、唇にちゅっと唇を触れさせた。

「お酒臭いし、タバコ臭いし……大人みたい。身体も大きいし……」

センパイの手首を掴んで手のひらに頬を擦り寄せる。大人でもこんなに大きい人は居ないなと、自分で呟いたことに笑ってしまう。

「あっ……センパイ、せん、ぱっ……」

手首を離すとセンパイの手は俺の胸をまさぐった。ピアスという飾りのないつまらない胸を、センパイは丁寧に愛撫してくれる。当然、人差し指は使わずに。

「ぁ、あっ! センパイ……」

「……名前」

「國行、センパイっ……? ひぁっ!」

中指と薬指で胸の皮を挟み、伸ばし、緩やかな愛撫を続けていた手は俺が名前を呼ぶと乳首へ移った。いや、乳輪ごと絞り出すように挟まれただけでまだ乳首に刺激はない。

「ひっ、んっ、んんっ! 國行センパイっ……もっと先っぽぉっ……! おね、がっ……ぁ、あぁっ……!」

「…………使って欲しいか?」

使われていなかったセンパイの左手が卵型のローターを持つ。カチッと音がして、ヴヴヴ……と振動が始まる。

「あ……使って、センパイっ、先っぽ潰して……!」

「…………もちろん」

振動したままのローターが乳首の下側から押し上げるように触れさせられる。瞬間俺は仰け反り、センパイの鎖骨に頭突きをしてしまった。
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