ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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使用人体験

たんじょうび、はち

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雪風の後孔を指で拡げて、雪風に陰茎の根元をリボンで縛られて、とうとう挿入するかと考えていたのに雪風は後孔の縁を擦り付けるに留まった。

「……っ、雪風……入れろよ」

「えー? もうちょい焦らそうぜ、その方が興奮するし……ん、ぁ……はぁ、やばいなこれ」

男にしては大きめの尻に陰茎を挟まれ、粗雑に扱かれる。

「ん……ぅ、ふっ……まひろぉ……早く、欲しい」

「なら入れろって」

「やーだ」

指と指を絡ませ合う俗に言う恋人繋ぎ。それで封じられた俺の手は雪風の腰を掴んで無理矢理入れてやることは出来ない。腰を浮かせて突っ込んでもいいが、今日は雪風の誕生日だから彼の好きなようにしてやりたい。

「……っ、雪風……俺、そろそろ勃起し過ぎて痛いんだけど」

「どうせ入れたって縛ってあるから出せねぇよ」

「…………そのくらいでせき止められるわけないだろ」

「あ、マジ? 緩かった? ははっ、血止まっちゃまずいって気にし過ぎたか……まぁでもいいや、ナカどろっどろにされるのも好きだし」

「言ってることさっきと全然違うぞ」

性欲が強い割にこだわりはない、逆に扱いにくい雪風の先走りの汁が俺の身体に落ちる。

「なぁ、そろそろ入れろよ。中途半端に腰浮かしてるのもキツいだろ?」

「んー……そうだな、俺の太腿がパンパンになっちまう」

雪風は腰をくねらせて俺の陰茎に自分の尻肉をかき分けさせ、後孔に亀頭を当てさせた。

「……入れるぞ」

「それ俺のセリフっぽいけどな」

赤い瞳を瞼の下に隠し、身体の力を抜いた雪風はそっと腰を下ろしてくる。血管が浮くほどに勃起している陰茎が少しずつ柔らかな肉に締め付けられていく。

「ぁ、ん、んんっ……!」

「……っ、くっ」

亀頭がすっぽり入ってしまい、そこだけを強く吸われると声が漏れてしまった。しかし雪風はそんなことには気付かず、甲高い声を押さえながら俺の陰茎を根元まで飲み込んだ。

「は、ぁっ、ぁあ…………ひんっ!」

雪風の尻が俺の腰に乗る。同時に俺の腹筋が白く汚れた。

「…………イっちゃった」

射精を終えたばかりの雪風の陰茎が俺の腹に乗る。俺の褐色肌に目立つ白濁液は腹筋の溝を通って脇腹の方へ流れていく。

「ぁ、あぁっ……や、ばいっ、真尋ぉっ、二回目くるっ、ぁ、きたっ、きちゃったっ、やばぃぃっ……!」

絶頂したばかりの腸壁が俺の陰茎を強く締め付ける。ほとんど無意識の反応らしく、雪風は腰を少しも動かさないまま二度目の絶頂を迎えた。

「イっ、くぅぅっ……! はぁっ、ぁあ、ダメだ、やばい、イキ癖ついてる……ひぁあんっ!?」

ちょっとしたイタズラ心で突き上げてやると雪風は想像以上にいい反応を見せた。面白く思ってしまった俺は雪風と恋人繋ぎをした両手に力を込め、本格的に腰を振って雪風を揺さぶった。

「ゃあんっ! ぁんっ! あっ! お前ぇっ、俺今イったばっかぁっ! あっ、ぁあっ! ゃ、むりっ、倒れっ……んっ、ぁ、ぁあああっ!」

快感のあまり仰け反って倒れそうになった雪風の手を引き、しっかり俺の上に座っているようコントロールしてやる。

「今っ、今ナカぐりぐりってぇっ! むりっ、またイくぅうっ! ゃああっ! イった! 今イったからっ、一旦止めろぉっ!」

「えぇー……? 俺、今日は雪風をめちゃくちゃにイかせてやろうと思ってたんだって」

「今日でっ、俺……さんじゅ、ろくだぞっ!? 歳、的にっ……体力が、お前と違うんだよぉっ! こんなイかされたらっ、ぁ、イくっ、またイくっ、これダメまたイくぅうんっ! ぁああっ! は、ぁあぅっ、だめっ、らめぇっ、イったばっかのぉっ、きもひっ、きもちぃっ、きもひぃいっ……しゅごいっ、もっとぉっ、もっとしてぇっ」

「成人したてみたいな見た目しといてよく言うよ。ひいおじい様も現役なんだろ? 三十代なんか雪風には全盛期と一緒だって。って言うか、最後に本音出たな?」

とろとろにほぐれたナカを楽しむために腰を回す。雪風はふにゃりとした笑顔のまま喘ぎ、嬉しそうに楽しそうに快楽に身を任せた。

「まひろっ、まひろぉっ、すき、すきっ、きもちぃのもっとぉっ! 奥、次奥がいいっ」

「はいはい、奥ね……こうだろっ!」

「やぁあんっ! そおっ、そおっ、ずんずんするのっ、奥きもちぃっ! きもひっ、ひっ、ぃっ、ぁ、あぁあっ! 奥、奥イくぅううっ!」

心の底からセックスを楽しむ雪風の笑顔は艶やかではあるが何故か清純なものにも見えて、雪風の方が経験豊富なのにも関わらず俺が初めてを奪っているかのような背徳感を覚える。

「イったな? じゃあ次は、ほらっ……」

「あっ、ぁ、あっあぁああっ!? やばいっ、そこしゅごいぃっ! きもひぃっ、まひろしゅきっ、もっと、もっとしてぇっ!」

弱点を抉ったまま腰をくねらせると雪風は仰け反って悦ぶ。手を引っ張ってコントロールするのに限界を覚えた俺は膝を立てて踏ん張り、更に強く雪風を突き上げてやった。
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