ポチは今日から社長秘書です

ムーン

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お盆

ふつかめ、おわり

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風呂を上がった後、手錠をかけられたまま寝心地の悪さを感じつつ床でふて寝していると雪兎に頬を叩かれた。

「痛い……なんですか」

「なんですかじゃないよ、寝るならベッドで寝て」

「あぁ……はい、すいません」

「一人で起きられる?」

後ろ手に拘束されたまま起き上がるのは普通なら困難だろう。俺は鍛えているので足と腹筋の力だけでどうにでもなる。

「……起きられたね。先に寝てていいよ、僕まだやることあるから」

「早く寝ないと美容に悪いですよ」

「まだ日付変わってないから大丈夫。ほら、寝て」

ベッドに寝転がると途端に眠気に襲われる。貞操帯を着けられた不満や、理想の射精が出来なかった不満、ありとあらゆる不満による興奮が落ち着いて眠りについた。



目を覚まし、手足を動かそうとすると全身を締め付ける縄で身体が軋んだ。話そうとすれば咥えさせられた何かを噛み、声を出せば醜くくぐもった。

「イイ声……ふふっ、起きた? ポチ」

「んっ……ゔ、ぅう……」

手錠は外されているが代わりに縄によって背後で縛られている。膝を曲げて開脚したまま固定されているし、首にも縄をかけられているから背を曲げ伸ばしするのも難しい。

「お尻、分かる?」

「ん……? ぅうっ!? ふっ、ぅうぅ……!」

意識がハッキリとしていなかったが雪兎の声だけは脳に届いた。下半身に意識を集中させると後孔に太く硬く長いものが挿入されているのが分かった。

「今日は僕、本当に忙しいんだ。おじいちゃんが勝手に急な予定入れちゃってさ……鬱陶しいよ本当、大学休学中なんだしそういうのしなきゃいけないのは分かるんだけどね。ま、部屋には居るから安心してよ」

オンラインで講義か何かを受けるのだろうか。

「だから今日はとりあえずこれで放置。二日目丸々潰れちゃうね、ごめんね。せめてもの謝罪の気持ちとして、今日は好きなだけイっていいことにしてあげる」

四日間絶頂禁止が解かれるのか? 丸潰れだからと言って雪兎がそんな寛大な処置をするなんて信じられない、最高だ。

「三日目も忙しいけどどうにかするし、今日だけごめんね。じゃ、スイッチ入れるよ」

「んゔぅゔっ!?」

雪兎の陰茎を一回り小さくした程度の長く太いバイブが動き出した。表面にある無数のイボが腸壁を引っ掻き、激しい首振りで俺の腹を掻き回す。

「ご飯はちゃんとあげるけど、それ以外はずっとこれね。嬉しいでしょ」

「んっ!? んんゔっ! ふぐっ、ゔ、ぶっ、んんんんっ!」

前立腺を押し潰されているから絶頂は好きなだけ出来るだろう、一回イけばもう連続絶頂にハマるだろう。しかし、貞操帯を着けられたままでは射精どころか勃起もままならない。これじゃ絶頂しても辛いだけだ、寛大な処置などではなかった。

「ィぐゔぅっ……! ぅっ!? ぅ、ぐぐっ、ん、んんんーっ! ぅうぅーっ!?」

俺の陰茎を小さく保たせる貞操帯は金属製で頑丈、とてもではないが勃起の力で破壊なんてふざけた真似は不可能だ。硬く締め付けられているのに愚かにも膨らもうとし続けて痛むばかりだ。

「んゔゔうぅぅっ!」

ギャグボールを噛んで唸りながら縄でキツく縛られた身体をくねらせ、首も含めた全身を締め付けられ、泣き喘ぐ。

「ぐっ、ゔぅっ! イぎゅゔぅぅっ! ぅゔっ! んぐぅっ!」

いきんでも縄で固定されているのだろうバイブは吐き出せず、身体の内側を殴りつけるような首振りによる快楽を受け止めさせられ続ける。
陰茎は勃起すらさせてもらえない痛みを味わい、下腹は熱く痺れ、腸壁はほぐれ切っても虐められ、脊椎は強過ぎる快楽の電撃によってとっくに焼け焦げてもう炭だと思えるくらいなのに、まだ朝食の時間すらやってきていない。
俺は三日目がやってくるまで生きられるのだろうか?
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