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郊外の一軒家
はっぴーはろうぃん、にじゅうさん
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黒革製の衣装を脱ぐ。雪兎のモノが入るべき穴を塞いでいたアナルプラグを抜き、それが縫い付けられている短パンも、ガーターベルトに吊られたブーツも脱いだ。どうせなら裸になってしまえと、胸を強調する袖のない服も、グローブも脱いだ。
「ユキ様……」
黒い衣装をベッドから落とし、赤い革製の首輪を指でなぞる。リードを取り付けてもらい、金具がチャリッと鳴る音にゾクリと寒気に似た快感を覚える。
「脱ぎ終わりました」
「うん、いつも通りのポチだね。落ち着くよ。僕も脱ごうかなぁ、僕だけ仮装してるの恥ずかしいし」
そう言いながら雪兎は頭の上で揺れるウサ耳を触った。胸と腰を少し隠すだけの包帯も可愛いし、雪兎には是非その姿のまま俺を抱いて欲しい。
「俺だって耳は着けてますよ」
「ポチは犬じゃん」
「まぁそうですけど……お揃いみたいで嬉しいんです、包帯姿もセクシーですし……せっかく作った衣装ですから、是非そのままお願いしたいです」
「……そぉ?」
頬を緩めた嬉しそうな顔、これは……褒め言葉が効いたのか? だとしたら嬉しい。
「ポチがそんなに気に入ってるんだったら仕方ないなぁ」
「ありがとうございます!」
「ふふ……ほらもっと足開いて」
隠す物を失った下半身を無防備に晒す。興奮を知らせる性器も、疼く穴も丸見えだ。
「んー……足抱えてくれる?」
「こうですか?」
太腿の裏に手を回し、足を抱える。尻がより見やすくなっただろう。
「そうそう。うん、よく見える」
「恥ずかしいです……」
羞恥から自然と後孔が収縮する。さっきまでならアナルプラグに快感を与えられていただろうが、今は何も入っていない。その物足りなさから一度締まった穴がまた開く。
「……なんかパクパクしてるね」
感覚的に分かっていたことでも言及されるとまた羞恥心が膨らんで、きゅうっと閉じる。そんな穴の様子は雪兎に気に入られたようで、小さな手が尻に触れた。
「ポチはお尻までしっかり褐色でいいよね。日焼けじゃないからムラがなくてさ……でもこうやって拡げると」
尻肉を掴まれ、割れ目を開かれる。溝のような尻の割れ目が山の谷間のようにされ、後孔の中が無理矢理暴かれる。
「ピンク色でさ、いいよね。背徳感がすごいって言うか、なんか……中身見てるって感じがして」
内臓を覗かれている。その羞恥心はただ裸を見られるのとはまた違う。
「……ナカ、何かうにうにしてる。可愛い。恥ずかしい? すっごい締まろうとしてる。ダメだよ、見せて」
後孔を拡げようとする雪兎の指に逆らってしまう。雪兎に逆らってはいけない、主人には絶対服従、犬の本能に刻み込まれたそれが羞恥心に反する後孔の脱力を実現した。
「ん、よし」
俺の雪兎への想いは羞恥心によるほぼ無意識の身体の動きへの反抗を可能にした。忠誠心を証明出来たようで嬉しくてたまらなかった。自分を誇りに思えた。
「ひぅっ……!」
つぷんっと俺の中に沈んだ雪兎の指がいつも以上に愛おしかった。歓迎を知らせるため熱烈に締め付けた。
「おー、ぎゅうぎゅう。プラグ入れっぱなしだったからすぐ出来ると思ってたけど、まだキツいかな。一回処女に戻っちゃったからかな?」
「え……まだほぐすんですかっ? あんなの入れてたのにっ……」
黒革の衣装に縫い付けられていたアナルプラグは短かったけれど太さはそれなりで、雪兎の行為のための慣らしには十分だと感じていた。
「大丈夫ですよ、ほらっ……締めちゃっただけでほぐれてるのはほぐれてますから!」
腹の奥深くが痛いくらいに疼いている、これ以上焦らされたら内臓が焦げてしまう。俺は自ら尻肉を鷲掴みにして後孔を無理矢理拡げた、当然全力で脱力してみせた。
「……確かに」
「んっ! あっ……!」
拡がった穴に雪兎の指が入る。二、いや三本だ。
「うん、大丈夫そう。そっか、締め付けよかっただけかぁ……ふふふ、二発目だからちょうどいいかな? 動けるくらいの締め付けにしてね」
タイトな包帯ミニスカートが捲られ、反った凶悪な陰茎が姿を現す。呼吸が早くなり、腹の底の疼きが酷くなる。俺は散歩に誘われた犬のように、エサをチラつかされた犬のように、下品にそれをねだった。
「ユキ様……」
黒い衣装をベッドから落とし、赤い革製の首輪を指でなぞる。リードを取り付けてもらい、金具がチャリッと鳴る音にゾクリと寒気に似た快感を覚える。
「脱ぎ終わりました」
「うん、いつも通りのポチだね。落ち着くよ。僕も脱ごうかなぁ、僕だけ仮装してるの恥ずかしいし」
そう言いながら雪兎は頭の上で揺れるウサ耳を触った。胸と腰を少し隠すだけの包帯も可愛いし、雪兎には是非その姿のまま俺を抱いて欲しい。
「俺だって耳は着けてますよ」
「ポチは犬じゃん」
「まぁそうですけど……お揃いみたいで嬉しいんです、包帯姿もセクシーですし……せっかく作った衣装ですから、是非そのままお願いしたいです」
「……そぉ?」
頬を緩めた嬉しそうな顔、これは……褒め言葉が効いたのか? だとしたら嬉しい。
「ポチがそんなに気に入ってるんだったら仕方ないなぁ」
「ありがとうございます!」
「ふふ……ほらもっと足開いて」
隠す物を失った下半身を無防備に晒す。興奮を知らせる性器も、疼く穴も丸見えだ。
「んー……足抱えてくれる?」
「こうですか?」
太腿の裏に手を回し、足を抱える。尻がより見やすくなっただろう。
「そうそう。うん、よく見える」
「恥ずかしいです……」
羞恥から自然と後孔が収縮する。さっきまでならアナルプラグに快感を与えられていただろうが、今は何も入っていない。その物足りなさから一度締まった穴がまた開く。
「……なんかパクパクしてるね」
感覚的に分かっていたことでも言及されるとまた羞恥心が膨らんで、きゅうっと閉じる。そんな穴の様子は雪兎に気に入られたようで、小さな手が尻に触れた。
「ポチはお尻までしっかり褐色でいいよね。日焼けじゃないからムラがなくてさ……でもこうやって拡げると」
尻肉を掴まれ、割れ目を開かれる。溝のような尻の割れ目が山の谷間のようにされ、後孔の中が無理矢理暴かれる。
「ピンク色でさ、いいよね。背徳感がすごいって言うか、なんか……中身見てるって感じがして」
内臓を覗かれている。その羞恥心はただ裸を見られるのとはまた違う。
「……ナカ、何かうにうにしてる。可愛い。恥ずかしい? すっごい締まろうとしてる。ダメだよ、見せて」
後孔を拡げようとする雪兎の指に逆らってしまう。雪兎に逆らってはいけない、主人には絶対服従、犬の本能に刻み込まれたそれが羞恥心に反する後孔の脱力を実現した。
「ん、よし」
俺の雪兎への想いは羞恥心によるほぼ無意識の身体の動きへの反抗を可能にした。忠誠心を証明出来たようで嬉しくてたまらなかった。自分を誇りに思えた。
「ひぅっ……!」
つぷんっと俺の中に沈んだ雪兎の指がいつも以上に愛おしかった。歓迎を知らせるため熱烈に締め付けた。
「おー、ぎゅうぎゅう。プラグ入れっぱなしだったからすぐ出来ると思ってたけど、まだキツいかな。一回処女に戻っちゃったからかな?」
「え……まだほぐすんですかっ? あんなの入れてたのにっ……」
黒革の衣装に縫い付けられていたアナルプラグは短かったけれど太さはそれなりで、雪兎の行為のための慣らしには十分だと感じていた。
「大丈夫ですよ、ほらっ……締めちゃっただけでほぐれてるのはほぐれてますから!」
腹の奥深くが痛いくらいに疼いている、これ以上焦らされたら内臓が焦げてしまう。俺は自ら尻肉を鷲掴みにして後孔を無理矢理拡げた、当然全力で脱力してみせた。
「……確かに」
「んっ! あっ……!」
拡がった穴に雪兎の指が入る。二、いや三本だ。
「うん、大丈夫そう。そっか、締め付けよかっただけかぁ……ふふふ、二発目だからちょうどいいかな? 動けるくらいの締め付けにしてね」
タイトな包帯ミニスカートが捲られ、反った凶悪な陰茎が姿を現す。呼吸が早くなり、腹の底の疼きが酷くなる。俺は散歩に誘われた犬のように、エサをチラつかされた犬のように、下品にそれをねだった。
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