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92 男達の夜
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「おはようございます! 注文の品を届けに来ました!」
朝から威勢の良い声が聞こえた。
庭に荷物の搬入があった。
あの緑色は……竹!!
「小屋に使う不足分のバンブーの素材よ、注文してたのが来たわ」
「わざわざすまんな」
「まあ、それはいいから大工道具を出して」
「ああ」
俺は電動ノコギリ、普通のノコギリ、ナタを出した。
それと縄とか。
撮影係のミラも既にスタンバイしている。
ミレナは大工の棟梁みたいに手際よく俺に指示出しをして、ルルエ小屋の増築部分を一緒に組み上げていった。
「ま、こんなもんでしょ」
「なるほど、上出来だ」
「マスター! 撮影もできました!」
「ミラもでかした!」
「労働したら喉が乾いたわ」
「じゃあ赤紫蘇のジュース飲むか?」
「飲む!!」
赤い紫蘇のジュースは色がとても綺麗だ。
氷も入れて爽やかさアップ。
味もいい。
「綺麗で甘くて美味しい飲み物よね」
「ああ、紫蘇のジュースは色が本当に綺麗だよな」
「それでショータ、この後はどうするの?」
「ランチ用に鯖の味噌煮でも作るかな、デザートは梨だ」
「ふうん」
肉や特別なスイーツじゃないと反応が薄いな。
「肉じゃなくても美味しいぞ、秋鯖の味噌煮は」
「じゃあ頑張って、私はシャワー浴びて休憩するから」
「ああ」
しばらくして料理が出来上がる頃には、ジェラルドとカナタが家に戻って来た。
「お帰り」
「ただいま!」
「どうだった? 騎乗訓練は」
「鞍もつけてくれてたし、ちゃんと乗れたよ。優しい子だから振り落としたりもしなくて」
「天気も良かったし、予備のカメラで一応カナタが頑張る様子を撮っておいたぞ」
「ジェラルド、グッジョブすぎる!」
このエルフはカメラの操作もいつの間にかマスターしているから頼りになる!
「でも練習時は僕、かわいい服は着てないよ」
「それはそうだろ。でも変わった鳥に乗ってるだけでも面白い絵面だと思う」
カナタが庭の小屋の様子の変化に気がついた。
「あ、小屋が大きくなってる! 仕事早いなぁ!」
「ああ、頑張ったミレナは今はシャワーだ」
「後でお礼を言っておこう」
カナタは自分のルルエを小屋に入れた。
お昼は皆揃って鯖の味噌煮と白米とみそ汁と漬け物。
デザートには梨をだす。
梨はシャクシャクしてて瑞々しくて美味しい。
ミレナも腹が減っていたのかもくもくと食べている。
「鯖の味噌煮って美味しいよね」
「だよな」
カナタはさすが日本人、この味の良さが分かる。
しみじみと味わい、皆さんも完食。
食後にジェラルドの森の家にフェリの様子を見に行くことにした。
早速ルルエに乗って秋空の下を走る。
カナタも賢者の家に興味があったらしいからついてきた。
そんな訳で俺は出掛けにテーブルの上に1人分のお茶と弁当を置いた。
「じゃあミレナ、ここに夕食分のからあげ弁当を置いとくからな」
「はーい、私は寝るわ」
ミレナは寝ると言って自分の部屋に戻ったから三人で森に向かった。
森に入る前に日が暮れたので、近くの村の宿に泊まる事にした。
夜に酒場兼食堂に移動し、男三人でワインを飲んだ。
食事は串焼き肉と溶けかけのチーズを垂らしたバケット!
某スイスの山小屋みたいだな。
なかなか良い絵が撮れる。
ジェラルドの冒険譚を聞きながら美味しく酒を飲んだ。
* *
宿に泊まり、朝になって森に入った。
朝日を反射して輝く川の側で、またアヒルの卵を発見!
ジェラルドがクールに言った。
「朝食は目玉焼きだな」
「ごめんね、美味しくいただくからね」
「じゃあベーコンとキャンプセットを出すよ」
俺はキャンプセットを出し、簡単に調理をし、爽やかな森の川辺で朝食にベーコンエッグとパンとサラダを食べた。
食後に森の中の木の側でラッキーが吠えるから何かと思えばきのこを見つけた!
しかもトリュフ!! 高級食材!
急に発生したここ掘れワンワン的なお宝キノコ発見イベント!
まさにラッキーの呼ぶラッキーだった。
賢者の家に着いたらもう昼だった。
「本当に木の家だ! 凄い! かわいい! 妖精が住んでそう!」
カナタの感動ぶりに共感する俺。
「だよな、ワクワクするよな、この木の家。ちなみにイケメンのエルフが住んでるから」
「住んでいるのは俺だ」
「「そう言えばそうだ!」」
俺達はジェラルドのマジレスに笑った。
家の子中に入ったら、蔦で編まれた籠の中に柔らかい布を敷いてもらって、その上にフェリは寝かしてもらっていた。
「翔太、フェリちゃんは?」
「まだ寝てるみたいだ」
「目覚めた時に翔太いないと寂しがるかも」
「そうか? その割に喋ってもくれないが」
「まあまあ、そのうちにきっと懐いてくれるよ」
お昼にはゲットした卵の残りでオムライスを作って食べた。
チキンライスの素を使ったので確実に美味しいやつだ。
夕方までタブレットで異世界の美しい風景動画の編集作業などをした。
カナタと交代で休憩もしつつ。
夜になって森を歩きたくないので泊まることにした。
ジェラルドは二階のベッドにいつものように戻ったが、客の俺達は一階で寝る。
しかしソファに大人の男二人は狭くて無理なので床に魔法の風呂敷から出したマットレスを敷いて寝ることにした。
「魔法のランプだ……石が光ってる……ファンタジー……綺麗だね」
「ああ」
枕元に置いてある魔石のランプの輝きに見惚れてるカナタ。
俺も初めて見た時はそんな感じだったなと思った。
ホーホーと、森の賢者と言われるフクロウの鳴き声を聞きながらカナタと並んで眠った。
朝から威勢の良い声が聞こえた。
庭に荷物の搬入があった。
あの緑色は……竹!!
「小屋に使う不足分のバンブーの素材よ、注文してたのが来たわ」
「わざわざすまんな」
「まあ、それはいいから大工道具を出して」
「ああ」
俺は電動ノコギリ、普通のノコギリ、ナタを出した。
それと縄とか。
撮影係のミラも既にスタンバイしている。
ミレナは大工の棟梁みたいに手際よく俺に指示出しをして、ルルエ小屋の増築部分を一緒に組み上げていった。
「ま、こんなもんでしょ」
「なるほど、上出来だ」
「マスター! 撮影もできました!」
「ミラもでかした!」
「労働したら喉が乾いたわ」
「じゃあ赤紫蘇のジュース飲むか?」
「飲む!!」
赤い紫蘇のジュースは色がとても綺麗だ。
氷も入れて爽やかさアップ。
味もいい。
「綺麗で甘くて美味しい飲み物よね」
「ああ、紫蘇のジュースは色が本当に綺麗だよな」
「それでショータ、この後はどうするの?」
「ランチ用に鯖の味噌煮でも作るかな、デザートは梨だ」
「ふうん」
肉や特別なスイーツじゃないと反応が薄いな。
「肉じゃなくても美味しいぞ、秋鯖の味噌煮は」
「じゃあ頑張って、私はシャワー浴びて休憩するから」
「ああ」
しばらくして料理が出来上がる頃には、ジェラルドとカナタが家に戻って来た。
「お帰り」
「ただいま!」
「どうだった? 騎乗訓練は」
「鞍もつけてくれてたし、ちゃんと乗れたよ。優しい子だから振り落としたりもしなくて」
「天気も良かったし、予備のカメラで一応カナタが頑張る様子を撮っておいたぞ」
「ジェラルド、グッジョブすぎる!」
このエルフはカメラの操作もいつの間にかマスターしているから頼りになる!
「でも練習時は僕、かわいい服は着てないよ」
「それはそうだろ。でも変わった鳥に乗ってるだけでも面白い絵面だと思う」
カナタが庭の小屋の様子の変化に気がついた。
「あ、小屋が大きくなってる! 仕事早いなぁ!」
「ああ、頑張ったミレナは今はシャワーだ」
「後でお礼を言っておこう」
カナタは自分のルルエを小屋に入れた。
お昼は皆揃って鯖の味噌煮と白米とみそ汁と漬け物。
デザートには梨をだす。
梨はシャクシャクしてて瑞々しくて美味しい。
ミレナも腹が減っていたのかもくもくと食べている。
「鯖の味噌煮って美味しいよね」
「だよな」
カナタはさすが日本人、この味の良さが分かる。
しみじみと味わい、皆さんも完食。
食後にジェラルドの森の家にフェリの様子を見に行くことにした。
早速ルルエに乗って秋空の下を走る。
カナタも賢者の家に興味があったらしいからついてきた。
そんな訳で俺は出掛けにテーブルの上に1人分のお茶と弁当を置いた。
「じゃあミレナ、ここに夕食分のからあげ弁当を置いとくからな」
「はーい、私は寝るわ」
ミレナは寝ると言って自分の部屋に戻ったから三人で森に向かった。
森に入る前に日が暮れたので、近くの村の宿に泊まる事にした。
夜に酒場兼食堂に移動し、男三人でワインを飲んだ。
食事は串焼き肉と溶けかけのチーズを垂らしたバケット!
某スイスの山小屋みたいだな。
なかなか良い絵が撮れる。
ジェラルドの冒険譚を聞きながら美味しく酒を飲んだ。
* *
宿に泊まり、朝になって森に入った。
朝日を反射して輝く川の側で、またアヒルの卵を発見!
ジェラルドがクールに言った。
「朝食は目玉焼きだな」
「ごめんね、美味しくいただくからね」
「じゃあベーコンとキャンプセットを出すよ」
俺はキャンプセットを出し、簡単に調理をし、爽やかな森の川辺で朝食にベーコンエッグとパンとサラダを食べた。
食後に森の中の木の側でラッキーが吠えるから何かと思えばきのこを見つけた!
しかもトリュフ!! 高級食材!
急に発生したここ掘れワンワン的なお宝キノコ発見イベント!
まさにラッキーの呼ぶラッキーだった。
賢者の家に着いたらもう昼だった。
「本当に木の家だ! 凄い! かわいい! 妖精が住んでそう!」
カナタの感動ぶりに共感する俺。
「だよな、ワクワクするよな、この木の家。ちなみにイケメンのエルフが住んでるから」
「住んでいるのは俺だ」
「「そう言えばそうだ!」」
俺達はジェラルドのマジレスに笑った。
家の子中に入ったら、蔦で編まれた籠の中に柔らかい布を敷いてもらって、その上にフェリは寝かしてもらっていた。
「翔太、フェリちゃんは?」
「まだ寝てるみたいだ」
「目覚めた時に翔太いないと寂しがるかも」
「そうか? その割に喋ってもくれないが」
「まあまあ、そのうちにきっと懐いてくれるよ」
お昼にはゲットした卵の残りでオムライスを作って食べた。
チキンライスの素を使ったので確実に美味しいやつだ。
夕方までタブレットで異世界の美しい風景動画の編集作業などをした。
カナタと交代で休憩もしつつ。
夜になって森を歩きたくないので泊まることにした。
ジェラルドは二階のベッドにいつものように戻ったが、客の俺達は一階で寝る。
しかしソファに大人の男二人は狭くて無理なので床に魔法の風呂敷から出したマットレスを敷いて寝ることにした。
「魔法のランプだ……石が光ってる……ファンタジー……綺麗だね」
「ああ」
枕元に置いてある魔石のランプの輝きに見惚れてるカナタ。
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ホーホーと、森の賢者と言われるフクロウの鳴き声を聞きながらカナタと並んで眠った。
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