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[リア]
貴族の婚約 §1
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「彼女の婚約者はオポンチン侯の嫡男だ」と、ヴィルさんは改めて言った。
お、おぽんちん……なんて個性的な家名だろう。あえてカタカナに変換して日本語らしく発音すると面白い。
わたしがお腹を押さえてプルプルしていると、アレンさんがそっと背中に触れ「大丈夫ですか?」とのぞき込んできた。
「すみません……母国語的に発音すると、ちょっと音が面白くて」
わたしがそう言うと、アレンさんは噴き出して「そっちですか」と笑った。
「外国人あるある」だと理解を示してもらえたものの、自分の口で発音してしまったせいでドツボにはまり、顔筋と腹筋が痙攣。アレンさんがもらい泣きならぬ「もらい笑い」をするものだから、互いにつられて、なかなかおさまらない。ひとしきりヒィヒィ言いながら背中をさすってもらい、どうにか落ち着いた。
ヴィルさんいわく、主催者の夫人の、妹さんの嫁ぎ先がオポンチン侯家らしい。つまり、主催者の甥がエルデン伯令嬢の婚約者だ。
☟
ダンスホールへ戻ると楽団が音合わせをしていた。楽器のトラブルは無事解決したようだ。
学校でつながった参加者が多いせいか、あちこちに人の輪ができ、会話に花が咲いている。まるで同窓会のような雰囲気だった。
「いたぞ」と、ヴィルさんが小声で言った。
彼の視線を追うと、茶髪で細身の男性がボールルームに入ってくるところだった。
「あれがオポンチンさんですか。なかなかのハンサムですわ」
肩が小さく胸板が薄い体型を見るかぎり、騎士ではなく文系の人だろう。エルデン伯令嬢と釣り合いがとれるかというと、若干頼りないような感じはする。
「でも、よかったですね――って、あららら?」
思わず首を突き出し、目を見開いた。ヴィルさんとアレンさんも驚いた表情で入り口を凝視している。
なんと、オポンチンさんが別の女性をエスコートしていたのだ。
「あのお隣にいる女性は? 妹さんでしょうか……」と、わたしは尋ねた。
しかし天人族は男性のみの種族だ。養女をとらないかぎり妹はいない。
ヴィルさんを見ると、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
アレンさんは首を横に振り「あれは貴族令嬢ではありません」と不愉快そうに言う。
オポンチンさんは女性を連れたまま、主催者夫妻のもとへと進んでいった。誰もがその様子を見て、二人の関係が家族や親戚でないことを確信しただろう。
なぜなら、その女性がオポンチンさんの腕に豊満なお胸を押しつけ、得意げに二人の関係をアピールしていたからだ。
「ちょっとこれは……よろしくない気がするのですけれども」と、思わず小声でつぶやいた。
「よろしくないどころの騒ぎではないぞ」とヴィルさん。
「不穏ですね……」アレンさんが大きなひとり言を言った。
オポンチンさんは叔父である主催者に女性を紹介していた。
会話は聞こえないものの、ヴァーゲンザイル侯は驚いた顔をした直後に一転して眉をつり上げ、甥に向かって怒っている。
「リア様のことは、私がお守りしますからねっ」
ニッコリさんが太陽のような笑顔を浮かべ、両方の親指を立てている。
「冗談抜きで、有事の際はお前にも盾になってもらうからな」と、アレンさんは彼をにらみつけた。
「えっ、いいんスか? オレもリア様を守りたいッス」
「とりあえず、後ろにいる警備員から最短で馬車まで戻れる経路を聞き出してくれ。非常口などがあるなら、そちらも利用させてもらいたい」
「ハーイ、パイセン。了解ッスぅ~♪」
ニッコリさんは飄々と警備の人に話しかけた。
最初は怪訝そうな顔をしていた警備員も、彼の陽キャパワーに引っ張られて普通に受け答えを始め、二人は見る見る間にペチャクチャとおしゃべりをし始めた。
くまんつ様から「猛獣」と呼ばれているニッコリさん、コミュニケーション能力で彼の右に出る者はいない気がした……。
ヴィルさんはわたしの頬に軽く口づけをしながら、腰に手を回した。
アレンさんはわたしの左斜め前に立ち、招待客に混ざっている第一騎士団員に合図を送っている。
第一騎士団の中だけで通じるサインがあり、目や体のわずかな動きやしぐさの組み合わせで、指示が出せるらしい。
左手で右腕に触れる、右手で右耳を触る、右の側頭部に触れる、重心を左足に乗せて立つ、顎を触る――そういった小さな動きで構成された合図を、彼はとても自然に出していた。
ニッコリさんはアレンさんに何か耳打ちすると、わたしの後ろを通ってヴィルさんの隣に立った。
アレンさんの指示を把握した第一騎士団員が、さりげなく移動を始めている。フィデルさんがさらに細かい合図を出しているようで、せわしなく手を動かしていた。出口までの導線を確保し、逃げる態勢を整えているのだ。
ニッコリさんが人を蹴散らしながら道案内、ヴィルさんがわたしを抱えて突っ走り、アレンさんが追手をぶっ飛ばしまくる様子が目に浮かぶ。
「周りは騎士様だらけだから世界一安全な舞踏会だ」と聞いたばかりなのに……なぜこんなことに?
「オポンチン様っ!」と、エルデン伯令嬢が声を上げた。
彼女は婚約者と謎の女性にツカツカと近づいていく。
わたしはまだ「オポンチン」の面白さから完全に抜け出せておらず、口元が危なっかしい。ミストさんからお扇子を受け取り、顔を半分隠した。
なんだかシリアスな展開になりそうだし、早く慣れなくては……。
「そちらの方はどなたですの? 婚約者であるわたくしを差し置いて」と、エルデン伯令嬢は言いかけていた。しかし、オポンチンさんは最後まで聞く気がないようだ。
彼はババッと外套を翻し、手の平をエルデン伯令嬢に向けた。
「イレーネ・エルデン! 本日かぎりでお前との婚約を解消する!」
会場がどよめいた。
――なんだろう、この既視感。
わたしは首をかしげた。なぜなら、どこかで聞いたことのあるセリフだったからだ。
「ど、どういうことですの……?」エルデン伯令嬢は戸惑っていた。美しい彼女の顔は青ざめ、細い肩が震えている。
会場は一瞬大きくどよめいたあと、しんと静まり返っていた。あまりに静かで、彼女の息づかいすらも聞こえてしまいそうなほどだ。
「イレーネ・エルデン! このミートロフ・オポンチンの名をもって、本日かぎりでお前との婚約は解消する!」
大事なことなので二度言いました的なことだろうか。オポンチンさんはわざわざ同じセリフを繰り返した。
今こそ淑女教育の成果が問われる時だ。
淑女というものは、人の名前を聞いて「ミートローフって美味しい食べ物があったよね。ウケケッ」などと不謹慎なことは考えもしない生き物なのだ。
がんばれわたし。目の前の修羅場に集中するのよ。これは一人の令嬢の人生がかかった修羅場なのだから!
それにしても妙な発言だ。
こちらでは「我が名をもってホニャララする」という言い方をよく使うけれど、これは「私の権限をもって承認し、ホニャララします」という意味になる。
貴族同士の婚約や婚約破棄を承認できる人は、イケオジ陛下ただ一人――つまり、彼が「自分の名で婚約破棄」と発言するのは「オレサマは王である」と言っているようなもの。王への不敬にあたるのだ。
それに、この既視感が気になる。まるでどこかの小説の一節を、名前だけ入れ替えただけのようなセリフだ。しかし人生の一大事に、そんなふざけたことをするだろうか。
首をかしげながら、まじまじとオポンチンさんを眺めた。言っていることも変だったけれど、見た目もなんだか違和感がある。彼が浮いて見えるのだ。
「あ……」わかった。違和感の原因はドレスコードだ。
お、おぽんちん……なんて個性的な家名だろう。あえてカタカナに変換して日本語らしく発音すると面白い。
わたしがお腹を押さえてプルプルしていると、アレンさんがそっと背中に触れ「大丈夫ですか?」とのぞき込んできた。
「すみません……母国語的に発音すると、ちょっと音が面白くて」
わたしがそう言うと、アレンさんは噴き出して「そっちですか」と笑った。
「外国人あるある」だと理解を示してもらえたものの、自分の口で発音してしまったせいでドツボにはまり、顔筋と腹筋が痙攣。アレンさんがもらい泣きならぬ「もらい笑い」をするものだから、互いにつられて、なかなかおさまらない。ひとしきりヒィヒィ言いながら背中をさすってもらい、どうにか落ち着いた。
ヴィルさんいわく、主催者の夫人の、妹さんの嫁ぎ先がオポンチン侯家らしい。つまり、主催者の甥がエルデン伯令嬢の婚約者だ。
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ダンスホールへ戻ると楽団が音合わせをしていた。楽器のトラブルは無事解決したようだ。
学校でつながった参加者が多いせいか、あちこちに人の輪ができ、会話に花が咲いている。まるで同窓会のような雰囲気だった。
「いたぞ」と、ヴィルさんが小声で言った。
彼の視線を追うと、茶髪で細身の男性がボールルームに入ってくるところだった。
「あれがオポンチンさんですか。なかなかのハンサムですわ」
肩が小さく胸板が薄い体型を見るかぎり、騎士ではなく文系の人だろう。エルデン伯令嬢と釣り合いがとれるかというと、若干頼りないような感じはする。
「でも、よかったですね――って、あららら?」
思わず首を突き出し、目を見開いた。ヴィルさんとアレンさんも驚いた表情で入り口を凝視している。
なんと、オポンチンさんが別の女性をエスコートしていたのだ。
「あのお隣にいる女性は? 妹さんでしょうか……」と、わたしは尋ねた。
しかし天人族は男性のみの種族だ。養女をとらないかぎり妹はいない。
ヴィルさんを見ると、苦虫を噛み潰したような顔をしていた。
アレンさんは首を横に振り「あれは貴族令嬢ではありません」と不愉快そうに言う。
オポンチンさんは女性を連れたまま、主催者夫妻のもとへと進んでいった。誰もがその様子を見て、二人の関係が家族や親戚でないことを確信しただろう。
なぜなら、その女性がオポンチンさんの腕に豊満なお胸を押しつけ、得意げに二人の関係をアピールしていたからだ。
「ちょっとこれは……よろしくない気がするのですけれども」と、思わず小声でつぶやいた。
「よろしくないどころの騒ぎではないぞ」とヴィルさん。
「不穏ですね……」アレンさんが大きなひとり言を言った。
オポンチンさんは叔父である主催者に女性を紹介していた。
会話は聞こえないものの、ヴァーゲンザイル侯は驚いた顔をした直後に一転して眉をつり上げ、甥に向かって怒っている。
「リア様のことは、私がお守りしますからねっ」
ニッコリさんが太陽のような笑顔を浮かべ、両方の親指を立てている。
「冗談抜きで、有事の際はお前にも盾になってもらうからな」と、アレンさんは彼をにらみつけた。
「えっ、いいんスか? オレもリア様を守りたいッス」
「とりあえず、後ろにいる警備員から最短で馬車まで戻れる経路を聞き出してくれ。非常口などがあるなら、そちらも利用させてもらいたい」
「ハーイ、パイセン。了解ッスぅ~♪」
ニッコリさんは飄々と警備の人に話しかけた。
最初は怪訝そうな顔をしていた警備員も、彼の陽キャパワーに引っ張られて普通に受け答えを始め、二人は見る見る間にペチャクチャとおしゃべりをし始めた。
くまんつ様から「猛獣」と呼ばれているニッコリさん、コミュニケーション能力で彼の右に出る者はいない気がした……。
ヴィルさんはわたしの頬に軽く口づけをしながら、腰に手を回した。
アレンさんはわたしの左斜め前に立ち、招待客に混ざっている第一騎士団員に合図を送っている。
第一騎士団の中だけで通じるサインがあり、目や体のわずかな動きやしぐさの組み合わせで、指示が出せるらしい。
左手で右腕に触れる、右手で右耳を触る、右の側頭部に触れる、重心を左足に乗せて立つ、顎を触る――そういった小さな動きで構成された合図を、彼はとても自然に出していた。
ニッコリさんはアレンさんに何か耳打ちすると、わたしの後ろを通ってヴィルさんの隣に立った。
アレンさんの指示を把握した第一騎士団員が、さりげなく移動を始めている。フィデルさんがさらに細かい合図を出しているようで、せわしなく手を動かしていた。出口までの導線を確保し、逃げる態勢を整えているのだ。
ニッコリさんが人を蹴散らしながら道案内、ヴィルさんがわたしを抱えて突っ走り、アレンさんが追手をぶっ飛ばしまくる様子が目に浮かぶ。
「周りは騎士様だらけだから世界一安全な舞踏会だ」と聞いたばかりなのに……なぜこんなことに?
「オポンチン様っ!」と、エルデン伯令嬢が声を上げた。
彼女は婚約者と謎の女性にツカツカと近づいていく。
わたしはまだ「オポンチン」の面白さから完全に抜け出せておらず、口元が危なっかしい。ミストさんからお扇子を受け取り、顔を半分隠した。
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彼はババッと外套を翻し、手の平をエルデン伯令嬢に向けた。
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会場がどよめいた。
――なんだろう、この既視感。
わたしは首をかしげた。なぜなら、どこかで聞いたことのあるセリフだったからだ。
「ど、どういうことですの……?」エルデン伯令嬢は戸惑っていた。美しい彼女の顔は青ざめ、細い肩が震えている。
会場は一瞬大きくどよめいたあと、しんと静まり返っていた。あまりに静かで、彼女の息づかいすらも聞こえてしまいそうなほどだ。
「イレーネ・エルデン! このミートロフ・オポンチンの名をもって、本日かぎりでお前との婚約は解消する!」
大事なことなので二度言いました的なことだろうか。オポンチンさんはわざわざ同じセリフを繰り返した。
今こそ淑女教育の成果が問われる時だ。
淑女というものは、人の名前を聞いて「ミートローフって美味しい食べ物があったよね。ウケケッ」などと不謹慎なことは考えもしない生き物なのだ。
がんばれわたし。目の前の修羅場に集中するのよ。これは一人の令嬢の人生がかかった修羅場なのだから!
それにしても妙な発言だ。
こちらでは「我が名をもってホニャララする」という言い方をよく使うけれど、これは「私の権限をもって承認し、ホニャララします」という意味になる。
貴族同士の婚約や婚約破棄を承認できる人は、イケオジ陛下ただ一人――つまり、彼が「自分の名で婚約破棄」と発言するのは「オレサマは王である」と言っているようなもの。王への不敬にあたるのだ。
それに、この既視感が気になる。まるでどこかの小説の一節を、名前だけ入れ替えただけのようなセリフだ。しかし人生の一大事に、そんなふざけたことをするだろうか。
首をかしげながら、まじまじとオポンチンさんを眺めた。言っていることも変だったけれど、見た目もなんだか違和感がある。彼が浮いて見えるのだ。
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