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[リア]
頼りない自分
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ヴィルさんは再びわたしの頭をポンポンとなでた。
「リアにとってテオが少しばかり特別な存在なのはわかっている。手放したくないのだろう?」
「そっ、そんなことは……っ」
「表に出さないようにしているだろう。君の側仕えは優秀なのでお見通しだぞ?」
はっとしてアレンさんを見ると、彼は眉をわずかに上げた。
彼の言うとおりだった。
平等になるように気をつけていた。
逆に言えば、気をつけないと偏ってしまいそうだった。
初めは親戚の子を見ているような感覚だったのに、テオの不思議な色の瞳を見ていると、何か違う感情が湧いていることに気がついた。
あの子にこれ以上の試練や困難は要らない。彼を守らなくてはいけないと思うようになって、その気持ちに自分でも戸惑っている。
それは友情ではなく、かといって愛情かと言われれば違う。名前がつけられない謎の感情に揺さぶられて抗えない。テオがそれを望んでいるかすらもわからないのに。
わたしは首を振った。
「ただ大人になるまで見守りたいと思っているだけです。ケガや病気をせず、健康で成長してくれたら、それだけで良いのです」
まるで言い訳をしているみたいだ。なんだか自分が嫌いになってくる。
ヴィルさんは軽くせき払いをすると「素直になれ」と言った。
「全寮制の学校に行かせるのが嫌なのだろう?」
「はぅ……ッ」
「図星か。アレンの予想どおりだな」
「だ、だって、だって……王都に住んでいるのに、全寮制だなんて。ここなんて北側ですから、ちょっと行けば学校ですのにっ」
目と鼻の先に学校があるのに、王立学院は全寮制だ。そんな近場に子どもを閉じ込める意味がわからないわたしである。
「リアは大きな勘違いをしているぞ」と、彼は言った。
「勘違い?」
「あのな? 寮は獄所ではないのだぞ?」
「いいえ。イメージがそうですわっ」
「外出もできるし申請すれば外泊もできる。こちらから自由に会いにも行けるぞ?」
「でも、テオがわたしを忘れてしまうかも知れないでしょう?」
「忘れるわけがないだろう。彼はしょっちゅうリアを気にかけているよ」
「そうでしょうか……」
「まずは遊びがてら剣の基礎を習わせよう」
「でも、ケガをすると……」
「大丈夫だ。アレンやフィデルが乱暴なことをするわけがないだろう? な?」
「心配要りませんよ、リア様」と、アレンさんがにこやかに言った。
多勢に無勢だ。
しょぼくれてうなずくしかなかった。
☟
楽しい基礎学習で成功体験が積み上がっていたせいか、子どもたちの勉学に対する意欲は高く、時間割りを決めた授業形式のお勉強も楽しそうだった。
テオとショーンは剣を習い始めた。
正しい剣の構え方と型を習い始めると、彼らの「騎士様ごっこ」に観客が増えた。
二人とも剣に対する憧れがピークに達しており、何を習っても目がキラキラしていた。
お辞儀の件ではぶつくさ言っていたショーンも、結局あっという間に普通のお辞儀を覚えてしまい、騎士様の臣従礼を習った。
「あの子らの学びに飢えた感じ、私も身に覚えがあります」
ぽつりとミストさんが言った。
彼女は戦争孤児で、養父のサポートを得ながら、勉強と体術の訓練に自分の存在意義を見いだした人だった。
失ったものの代わりに、なんでもいいから別のものを得ようとする感覚はわたしにも理解できる。
来る日も来る日も図書室に通って本を読み漁り、アレンさんから「根を詰めるな」と言われ、見かねた執事長からやんわり「出かけてこい」と言われた日のことを思い出す。
「無駄ではない。それがあったから今のお前がある」と、アレンさんが言った。
彼がミストさんに寄せる信頼は厚い。
わたしの個人執事兼秘書に推したのはほかでもない彼で、一番の決め手は、すべてを失った人間の気持ちがわかることだったと言う。
それを証明するかのように、わたしとミストさんは、こういう少しナイーブなことでも共感できることが多かった。
「そう……無駄ではないのですよねぇ」
ぼんやりとしたまま言った。
「結局、それは厳しい条件下で生き残るために本能的にやっていたことなのだもの。彼らもミストさんのように道を見つけるのかも……」
わたしは?
わたしはどうやって生きていくのだろう。
なんとなく目の前にある問題を解決するのでバタバタしているけれど、それだけでいいの……?
☟
ほかの慈善家のもとで保護されている子どもたちも似たような状況で、興味の対象は違えどガツガツと何かに夢中になっていた。
そこで『神薙の家』は学習塾を作る決定を下した。
商人街の貸し会議室を押さえ、茶飲み友達のオジーチャンに紹介していただいた先生をお招きした。定年退職後のベテラン教師陣で、プロジェクトの趣旨に賛同してくれた方々だった。
ヴィルさんの恩師であるヴァーゲンザイル侯が名誉塾長として名を連ねてくださったおかげで、実際の学校で使われている教材が寄付として送られてきた。
子どもたちは毎朝お弁当を持って馬車に乗り込み、塾へ通うようになった。
ほかの家から通っている孤児たちともすぐに仲良くなり、塾から帰ってくると六人が同時に「今日こんなことがあった」としゃべり出して大騒ぎになる。
彼らはお友達と一緒に『神薙の家』で暮らせる日を心待ちにしていた。
いずれやって来る別れを想像すると、胸が苦しくなる。
ヴィルさんがときどきふさぎ込むわたしを心配して「結婚後、全員を養子にしてもいい」と言い出した。
気持ちはうれしいけれども、ヴィルさんは王位継承権を持っている。彼が養子をとれば、子どもたちが政治に巻き込まれるリスクが高まるので、そう簡単にはできない。
そもそも大勢の護衛に守られている身のわたしが「テオを守りたい」なんて、どの口が言っているのか……。
もがいた末に道を切り拓いたミストさんの域に、わたしは達していない。
自分一人で完結できないことが多すぎた。それに中途半端だ。
必要に迫られて魔法が使えるようになったとはいえ、完璧に身を守れるのかと言うとそうではない。せいぜい救急箱か、神社のお札くらいの役割しか担えないと思う。
何度も危ない目に遭って、以前の自分とは比べものにならないほど用心深い人になったと思うけれど、周りは「まだ危なっかしい」と言っている。
結婚も商売も、それなりに自分の意思をもって決めているけれど、根本的なところが自分の意思とは関係なく決められた部分なので、自分で自分の道を選んだ感覚が乏しい。
あの子たちを守れると言い切れるだけの自信が欲しい。それ以前に、この環境で朝から晩までの生活を一人で完結できる力が欲しい。
地に足をつけ、自立した人間でありたい。そのうえで護衛や仕事を手伝ってくれる人々に囲まれて暮らすのは有りだと思う。
今の自分は、あまりにも頼りない……。
わたしは魔法学の本や護符の本を読みふけっていた。
周りが褒めてくれるのは、あらゆる言語がわかることと、こちらに来るまでなじみのなかった「魔力・魔法・護符」の三点セットだ。
これを学び続けたら何かが変わるかも知れない。
心がグチャっと潰れそうになるとき、迷ったとき、困ったとき、それがあれば自分で解決できるかも知れない。一歩前に踏み出せるかも知れない。自信と、自分の生きる道につながるかも知れない。
「リアにとってテオが少しばかり特別な存在なのはわかっている。手放したくないのだろう?」
「そっ、そんなことは……っ」
「表に出さないようにしているだろう。君の側仕えは優秀なのでお見通しだぞ?」
はっとしてアレンさんを見ると、彼は眉をわずかに上げた。
彼の言うとおりだった。
平等になるように気をつけていた。
逆に言えば、気をつけないと偏ってしまいそうだった。
初めは親戚の子を見ているような感覚だったのに、テオの不思議な色の瞳を見ていると、何か違う感情が湧いていることに気がついた。
あの子にこれ以上の試練や困難は要らない。彼を守らなくてはいけないと思うようになって、その気持ちに自分でも戸惑っている。
それは友情ではなく、かといって愛情かと言われれば違う。名前がつけられない謎の感情に揺さぶられて抗えない。テオがそれを望んでいるかすらもわからないのに。
わたしは首を振った。
「ただ大人になるまで見守りたいと思っているだけです。ケガや病気をせず、健康で成長してくれたら、それだけで良いのです」
まるで言い訳をしているみたいだ。なんだか自分が嫌いになってくる。
ヴィルさんは軽くせき払いをすると「素直になれ」と言った。
「全寮制の学校に行かせるのが嫌なのだろう?」
「はぅ……ッ」
「図星か。アレンの予想どおりだな」
「だ、だって、だって……王都に住んでいるのに、全寮制だなんて。ここなんて北側ですから、ちょっと行けば学校ですのにっ」
目と鼻の先に学校があるのに、王立学院は全寮制だ。そんな近場に子どもを閉じ込める意味がわからないわたしである。
「リアは大きな勘違いをしているぞ」と、彼は言った。
「勘違い?」
「あのな? 寮は獄所ではないのだぞ?」
「いいえ。イメージがそうですわっ」
「外出もできるし申請すれば外泊もできる。こちらから自由に会いにも行けるぞ?」
「でも、テオがわたしを忘れてしまうかも知れないでしょう?」
「忘れるわけがないだろう。彼はしょっちゅうリアを気にかけているよ」
「そうでしょうか……」
「まずは遊びがてら剣の基礎を習わせよう」
「でも、ケガをすると……」
「大丈夫だ。アレンやフィデルが乱暴なことをするわけがないだろう? な?」
「心配要りませんよ、リア様」と、アレンさんがにこやかに言った。
多勢に無勢だ。
しょぼくれてうなずくしかなかった。
☟
楽しい基礎学習で成功体験が積み上がっていたせいか、子どもたちの勉学に対する意欲は高く、時間割りを決めた授業形式のお勉強も楽しそうだった。
テオとショーンは剣を習い始めた。
正しい剣の構え方と型を習い始めると、彼らの「騎士様ごっこ」に観客が増えた。
二人とも剣に対する憧れがピークに達しており、何を習っても目がキラキラしていた。
お辞儀の件ではぶつくさ言っていたショーンも、結局あっという間に普通のお辞儀を覚えてしまい、騎士様の臣従礼を習った。
「あの子らの学びに飢えた感じ、私も身に覚えがあります」
ぽつりとミストさんが言った。
彼女は戦争孤児で、養父のサポートを得ながら、勉強と体術の訓練に自分の存在意義を見いだした人だった。
失ったものの代わりに、なんでもいいから別のものを得ようとする感覚はわたしにも理解できる。
来る日も来る日も図書室に通って本を読み漁り、アレンさんから「根を詰めるな」と言われ、見かねた執事長からやんわり「出かけてこい」と言われた日のことを思い出す。
「無駄ではない。それがあったから今のお前がある」と、アレンさんが言った。
彼がミストさんに寄せる信頼は厚い。
わたしの個人執事兼秘書に推したのはほかでもない彼で、一番の決め手は、すべてを失った人間の気持ちがわかることだったと言う。
それを証明するかのように、わたしとミストさんは、こういう少しナイーブなことでも共感できることが多かった。
「そう……無駄ではないのですよねぇ」
ぼんやりとしたまま言った。
「結局、それは厳しい条件下で生き残るために本能的にやっていたことなのだもの。彼らもミストさんのように道を見つけるのかも……」
わたしは?
わたしはどうやって生きていくのだろう。
なんとなく目の前にある問題を解決するのでバタバタしているけれど、それだけでいいの……?
☟
ほかの慈善家のもとで保護されている子どもたちも似たような状況で、興味の対象は違えどガツガツと何かに夢中になっていた。
そこで『神薙の家』は学習塾を作る決定を下した。
商人街の貸し会議室を押さえ、茶飲み友達のオジーチャンに紹介していただいた先生をお招きした。定年退職後のベテラン教師陣で、プロジェクトの趣旨に賛同してくれた方々だった。
ヴィルさんの恩師であるヴァーゲンザイル侯が名誉塾長として名を連ねてくださったおかげで、実際の学校で使われている教材が寄付として送られてきた。
子どもたちは毎朝お弁当を持って馬車に乗り込み、塾へ通うようになった。
ほかの家から通っている孤児たちともすぐに仲良くなり、塾から帰ってくると六人が同時に「今日こんなことがあった」としゃべり出して大騒ぎになる。
彼らはお友達と一緒に『神薙の家』で暮らせる日を心待ちにしていた。
いずれやって来る別れを想像すると、胸が苦しくなる。
ヴィルさんがときどきふさぎ込むわたしを心配して「結婚後、全員を養子にしてもいい」と言い出した。
気持ちはうれしいけれども、ヴィルさんは王位継承権を持っている。彼が養子をとれば、子どもたちが政治に巻き込まれるリスクが高まるので、そう簡単にはできない。
そもそも大勢の護衛に守られている身のわたしが「テオを守りたい」なんて、どの口が言っているのか……。
もがいた末に道を切り拓いたミストさんの域に、わたしは達していない。
自分一人で完結できないことが多すぎた。それに中途半端だ。
必要に迫られて魔法が使えるようになったとはいえ、完璧に身を守れるのかと言うとそうではない。せいぜい救急箱か、神社のお札くらいの役割しか担えないと思う。
何度も危ない目に遭って、以前の自分とは比べものにならないほど用心深い人になったと思うけれど、周りは「まだ危なっかしい」と言っている。
結婚も商売も、それなりに自分の意思をもって決めているけれど、根本的なところが自分の意思とは関係なく決められた部分なので、自分で自分の道を選んだ感覚が乏しい。
あの子たちを守れると言い切れるだけの自信が欲しい。それ以前に、この環境で朝から晩までの生活を一人で完結できる力が欲しい。
地に足をつけ、自立した人間でありたい。そのうえで護衛や仕事を手伝ってくれる人々に囲まれて暮らすのは有りだと思う。
今の自分は、あまりにも頼りない……。
わたしは魔法学の本や護符の本を読みふけっていた。
周りが褒めてくれるのは、あらゆる言語がわかることと、こちらに来るまでなじみのなかった「魔力・魔法・護符」の三点セットだ。
これを学び続けたら何かが変わるかも知れない。
心がグチャっと潰れそうになるとき、迷ったとき、困ったとき、それがあれば自分で解決できるかも知れない。一歩前に踏み出せるかも知れない。自信と、自分の生きる道につながるかも知れない。
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