292 / 392
[リア]
言わない約束でしたのに
しおりを挟む
子ども達が待つ庭園に出ると、お茶のテーブルに着いているベルソールさんの背中が見えた。サナも同じテーブルだ。
背の低いお子様用のテーブルセットが近くに用意されていて、そこにはロリーとエッラ、それからディーンがいる。遠目からでも皆がお行儀よくお茶とお菓子を頂いていることが分かった。
神薙の家プロジェクトの文官二人(ムツゴロウ)が面倒を見てくれているようで、子ども達に話しかけてくれている。
ところが、テオとショーンの姿が見当たらない。
「あの二人はどこに行ったのでしょう?」
心配してキョロキョロしていると、アレンさんが前方斜め右を指差した。
「リア様、あれを」
「なっ、あ、あれは……!」
新聞紙と幅広のテープ、それからハサミの刃が開きっぱなしで放り投げてある。
我が家の庭でもしょっちゅう見かけるそれは、あの子達が来て以来、庭の景色の一部になっているお道具三点セットだった。
思わず息を飲んでアレンさんの腕をガッシと握り締めてしまった。
「ど、どうしましょう。もう、もう、とっても嫌な予感がします……」
「リア様、落ち着いて」
「ちょちょちょっ、急ぎましょうっ?」
「大丈夫ですから」
ちっとも急ぐ様子のないアレンさんは、普段と同じ速度でゆっくりとわたしを連れて歩く。早く行こうと言っても「人目もあるから慌てないの」と言うだけでスンとしている。
日本にいた頃のわたしなら、とっくに猛ダッシュして現場に駆けつけているところなのに、こんな状況でも神薙様はシズシズと歩かなければならないのだ。
あああぁ、お願い早くぅぅ。
「やあーーッ!」
大きな掛け声が聞こえて血の気が引いた。ショーンの声だ。
お茶会で出す声ではない。
詰んだ。終わった。もう死んだ……
「あの子達、絶対にやらかしていますわっ」
「ショーンが犯人ではないかも知れませんよ?」
「まさか、テオきゅんが主犯だと?!」
「どうせやらかしているなら、急いでも急がなくても結果は同じですね」
わたしの嫌な予感は的中していた。
テオとショーンは、こともあろうに王宮のお庭で、美味しいお菓子とお茶もそっちのけで新聞ソードを振り回していた。しかも、二人が剣を向けていた相手はフォルセティ宰相だ。
イ、イヤアアァァァーーッッ!!
う、う、うちの子がっ! 新聞とは言え宰相さまに剣を向けているザマスぅぅーー!!
ふと彼らの振り回している新聞ソードが、普段とどこか違うように感じた。
グリップのすぐ上に十字にした鍔が付いていて、心なしか普段より剣らしい見た目だ。
アレンさんが顎を触りながら「さすが宰相ですね」と言った。
「常々、あの子達の新聞剣に鍔がないことが不満だったのですよねぇ」
ははぁ、なるほどぉ、新聞ソード(改)ですねぇー……って、言ってる場合ですかッッ!!
わたし達はここに新聞ソードを改良しにやって来たわけではないのですよぉぉーっ(泣)
宰相がこちらに気づいて手を振ってくれた。
ジャケットを脱ぎ、腕まくりして彼らの相手をしてくださっている。
「やあ、リア様、お話は済みましたか?」
「ももも申し訳ございませんっ! 子ども達が大変な失礼を!」
「いやいや、私が誘ったのですよ。噂通りなかなかスジが良いですなぁ」
「噂……?」
宰相が「ここらで休憩にしよう」と声を掛けると、ショーンは「はーい!」と明るく返事をした。そして、手に持っていた新聞ソードをポイと放り投げてお茶のテーブルへと駆けていく。
「もぉ、あいつは……」と言いながら、テオがそれを拾い上げた。
宰相は微笑みながら見守ってくれている。
「行儀も良く、何を聞いてもしっかりと答えられる。テオ君に剣の才があるというのは既に噂になっております。さすがは神薙様が自ら保護された子だと皆で話しているのですよ」
わたしとアレンさんは、同時に「あ……っ」と声を出した。
☟
「子ども達には身分を明かさないほうが良い」と最初に言ったのは、何を隠そうこの宰相だった。
それをきっかけに皆で隠ぺい工作に奔走したというのに、このお方はたった今、テオの前で自らバラしてしまわれた。
「さ、宰相さま、そのお話は……」
恐る恐るテオを見た。
彼は二本の新聞ソードを手にぶら下げたまま、ぱかーんと口を開けて固まっている。
子どもたちは道徳教育の一環として、週に一度、大聖堂で子ども向けの説法を聞いている。当然、神様や神薙様に関する説明も受けていた。
彼は神薙様が何であるかを、よーく知っているのだ。
「リア姉ちゃんが神薙様?」と、彼は目を丸くして言った。
もう、誤魔化しようのない状態だ。
宰相も自身の失言に気づき、口元に手をやって申し訳なさそうに顔をしかめた。
「もう少しこちらへ来い。大きな声では話せないことだ」
アレンさんが手招きをすると、テオは素直に「はい」と言って新聞ソードを芝生の上に置いた。
わたし達四人はほかの子ども達から離れ、うっかり話が漏れないよう十分な距離を取った。
「今聞いたとおり、お前の『リア姉ちゃん』は、この大陸の神薙だ。お前はこれを決して口にしてはならない。これは国にとって重大な秘密であり、お前しか知らないことだ」
アレンさんの言葉に、テオは凍り付いていた。
「ごめんなさい。ベルソールさんは本物の祖父ではないけれど、わたしは祖父のように慕っているの。二人で一緒に商売をしているのは本当なのよ?」
わたしがしゃがんで謝ると、彼はしっかりと目を見て「うん」と言った。
「だって、いっつも二人で会議してるもんね? ヴィル兄ちゃんからも、おいしい白ソースはリア姉ちゃんが売ってるって聞いたし……」
「騙したかったわけではないの。悪い大人がたくさんいるから、皆が危険なことに巻き込まれるのが嫌だったの。お家が完成するまでの間、安心して過ごしてほしくて」
彼は再び「うん」と頷いた。そして「大丈夫」とも言ってくれた。
「ねね、じゃあさ、ヴィル兄ちゃんは偽者の婚約者なの?」と、テオが聞いてきた。
問題はそこだ。ヴィルさんの素性をどこまで話すのか……。
迷っていると、アレンさんが代わりに答えてくれた。
「団長は本物の婚約者だ。しかし、第十一騎士団は存在しない。我々は第一騎士団だ。神薙の騎士と言ったほうが分かりやすいか?」
「やっぱすごい人だったんだ。なんか変だなーって思ってた。だってニッコロ兄ちゃんより強いんだもん」
アレンさんは「第一騎士団」ということは伝えたものの、それ以上は言わなかった。
いずれヴィルさんが王甥であることも分かるだろうけれども、あえて今すべてを話すことはしないようだ。
「テオ、お前は秘密を守らなくてはならない」
「うん……」
「喋ればリア様を危険に晒し、同時にお前自身の安全も脅かされる」
「う、うん」
「つい先日も、神薙に取り入ろうとした者が大勢の人を巻き込んで騒ぎを起こした」
「うっそ! リア姉ちゃん平気だったの?」
テオが心配そうな顔でこちらを見たので「大丈夫」と答えた。
「アレンさん達が守ってくれたから平気。でも、全然関係のない女性が二人巻き込まれたの」
「そうなんだ……ほんとにヤバいんだね……」
背の低いお子様用のテーブルセットが近くに用意されていて、そこにはロリーとエッラ、それからディーンがいる。遠目からでも皆がお行儀よくお茶とお菓子を頂いていることが分かった。
神薙の家プロジェクトの文官二人(ムツゴロウ)が面倒を見てくれているようで、子ども達に話しかけてくれている。
ところが、テオとショーンの姿が見当たらない。
「あの二人はどこに行ったのでしょう?」
心配してキョロキョロしていると、アレンさんが前方斜め右を指差した。
「リア様、あれを」
「なっ、あ、あれは……!」
新聞紙と幅広のテープ、それからハサミの刃が開きっぱなしで放り投げてある。
我が家の庭でもしょっちゅう見かけるそれは、あの子達が来て以来、庭の景色の一部になっているお道具三点セットだった。
思わず息を飲んでアレンさんの腕をガッシと握り締めてしまった。
「ど、どうしましょう。もう、もう、とっても嫌な予感がします……」
「リア様、落ち着いて」
「ちょちょちょっ、急ぎましょうっ?」
「大丈夫ですから」
ちっとも急ぐ様子のないアレンさんは、普段と同じ速度でゆっくりとわたしを連れて歩く。早く行こうと言っても「人目もあるから慌てないの」と言うだけでスンとしている。
日本にいた頃のわたしなら、とっくに猛ダッシュして現場に駆けつけているところなのに、こんな状況でも神薙様はシズシズと歩かなければならないのだ。
あああぁ、お願い早くぅぅ。
「やあーーッ!」
大きな掛け声が聞こえて血の気が引いた。ショーンの声だ。
お茶会で出す声ではない。
詰んだ。終わった。もう死んだ……
「あの子達、絶対にやらかしていますわっ」
「ショーンが犯人ではないかも知れませんよ?」
「まさか、テオきゅんが主犯だと?!」
「どうせやらかしているなら、急いでも急がなくても結果は同じですね」
わたしの嫌な予感は的中していた。
テオとショーンは、こともあろうに王宮のお庭で、美味しいお菓子とお茶もそっちのけで新聞ソードを振り回していた。しかも、二人が剣を向けていた相手はフォルセティ宰相だ。
イ、イヤアアァァァーーッッ!!
う、う、うちの子がっ! 新聞とは言え宰相さまに剣を向けているザマスぅぅーー!!
ふと彼らの振り回している新聞ソードが、普段とどこか違うように感じた。
グリップのすぐ上に十字にした鍔が付いていて、心なしか普段より剣らしい見た目だ。
アレンさんが顎を触りながら「さすが宰相ですね」と言った。
「常々、あの子達の新聞剣に鍔がないことが不満だったのですよねぇ」
ははぁ、なるほどぉ、新聞ソード(改)ですねぇー……って、言ってる場合ですかッッ!!
わたし達はここに新聞ソードを改良しにやって来たわけではないのですよぉぉーっ(泣)
宰相がこちらに気づいて手を振ってくれた。
ジャケットを脱ぎ、腕まくりして彼らの相手をしてくださっている。
「やあ、リア様、お話は済みましたか?」
「ももも申し訳ございませんっ! 子ども達が大変な失礼を!」
「いやいや、私が誘ったのですよ。噂通りなかなかスジが良いですなぁ」
「噂……?」
宰相が「ここらで休憩にしよう」と声を掛けると、ショーンは「はーい!」と明るく返事をした。そして、手に持っていた新聞ソードをポイと放り投げてお茶のテーブルへと駆けていく。
「もぉ、あいつは……」と言いながら、テオがそれを拾い上げた。
宰相は微笑みながら見守ってくれている。
「行儀も良く、何を聞いてもしっかりと答えられる。テオ君に剣の才があるというのは既に噂になっております。さすがは神薙様が自ら保護された子だと皆で話しているのですよ」
わたしとアレンさんは、同時に「あ……っ」と声を出した。
☟
「子ども達には身分を明かさないほうが良い」と最初に言ったのは、何を隠そうこの宰相だった。
それをきっかけに皆で隠ぺい工作に奔走したというのに、このお方はたった今、テオの前で自らバラしてしまわれた。
「さ、宰相さま、そのお話は……」
恐る恐るテオを見た。
彼は二本の新聞ソードを手にぶら下げたまま、ぱかーんと口を開けて固まっている。
子どもたちは道徳教育の一環として、週に一度、大聖堂で子ども向けの説法を聞いている。当然、神様や神薙様に関する説明も受けていた。
彼は神薙様が何であるかを、よーく知っているのだ。
「リア姉ちゃんが神薙様?」と、彼は目を丸くして言った。
もう、誤魔化しようのない状態だ。
宰相も自身の失言に気づき、口元に手をやって申し訳なさそうに顔をしかめた。
「もう少しこちらへ来い。大きな声では話せないことだ」
アレンさんが手招きをすると、テオは素直に「はい」と言って新聞ソードを芝生の上に置いた。
わたし達四人はほかの子ども達から離れ、うっかり話が漏れないよう十分な距離を取った。
「今聞いたとおり、お前の『リア姉ちゃん』は、この大陸の神薙だ。お前はこれを決して口にしてはならない。これは国にとって重大な秘密であり、お前しか知らないことだ」
アレンさんの言葉に、テオは凍り付いていた。
「ごめんなさい。ベルソールさんは本物の祖父ではないけれど、わたしは祖父のように慕っているの。二人で一緒に商売をしているのは本当なのよ?」
わたしがしゃがんで謝ると、彼はしっかりと目を見て「うん」と言った。
「だって、いっつも二人で会議してるもんね? ヴィル兄ちゃんからも、おいしい白ソースはリア姉ちゃんが売ってるって聞いたし……」
「騙したかったわけではないの。悪い大人がたくさんいるから、皆が危険なことに巻き込まれるのが嫌だったの。お家が完成するまでの間、安心して過ごしてほしくて」
彼は再び「うん」と頷いた。そして「大丈夫」とも言ってくれた。
「ねね、じゃあさ、ヴィル兄ちゃんは偽者の婚約者なの?」と、テオが聞いてきた。
問題はそこだ。ヴィルさんの素性をどこまで話すのか……。
迷っていると、アレンさんが代わりに答えてくれた。
「団長は本物の婚約者だ。しかし、第十一騎士団は存在しない。我々は第一騎士団だ。神薙の騎士と言ったほうが分かりやすいか?」
「やっぱすごい人だったんだ。なんか変だなーって思ってた。だってニッコロ兄ちゃんより強いんだもん」
アレンさんは「第一騎士団」ということは伝えたものの、それ以上は言わなかった。
いずれヴィルさんが王甥であることも分かるだろうけれども、あえて今すべてを話すことはしないようだ。
「テオ、お前は秘密を守らなくてはならない」
「うん……」
「喋ればリア様を危険に晒し、同時にお前自身の安全も脅かされる」
「う、うん」
「つい先日も、神薙に取り入ろうとした者が大勢の人を巻き込んで騒ぎを起こした」
「うっそ! リア姉ちゃん平気だったの?」
テオが心配そうな顔でこちらを見たので「大丈夫」と答えた。
「アレンさん達が守ってくれたから平気。でも、全然関係のない女性が二人巻き込まれたの」
「そうなんだ……ほんとにヤバいんだね……」
35
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
異世界に行った、そのあとで。
神宮寺あおい@1/23先視の王女の謀発売
恋愛
新海なつめ三十五歳。
ある日見ず知らずの女子高校生の異世界転移に巻き込まれ、気づけばトルス国へ。
当然彼らが求めているのは聖女である女子高校生だけ。
おまけのような状態で現れたなつめに対しての扱いは散々な中、宰相の協力によって職と居場所を手に入れる。
いたって普通に過ごしていたら、いつのまにか聖女である女子高校生だけでなく王太子や高位貴族の子息たちがこぞって悩み相談をしにくるように。
『私はカウンセラーでも保健室の先生でもありません!』
そう思いつつも生来のお人好しの性格からみんなの悩みごとの相談にのっているうちに、いつの間にか年下の美丈夫に好かれるようになる。
そして、気づけば異世界で求婚されるという本人大混乱の事態に!
花嫁召喚 〜異世界で始まる一妻多夫の婚活記〜
文月・F・アキオ
恋愛
婚活に行き詰まっていた桜井美琴(23)は、ある日突然異世界へ召喚される。そこは女性が複数の夫を迎える“一妻多夫制”の国。
花嫁として召喚された美琴は、生きるために結婚しなければならなかった。
堅実な兵士、まとめ上手な書記官、温和な医師、おしゃべりな商人、寡黙な狩人、心優しい吟遊詩人、几帳面な官僚――多彩な男性たちとの出会いが、美琴の未来を大きく動かしていく。
帰れない現実と新たな絆の狭間で、彼女が選ぶ道とは?
異世界婚活ファンタジー、開幕。
聖女召喚されて『お前なんか聖女じゃない』って断罪されているけど、そんなことよりこの国が私を召喚したせいで滅びそうなのがこわい
金田のん
恋愛
自室で普通にお茶をしていたら、聖女召喚されました。
私と一緒に聖女召喚されたのは、若くてかわいい女の子。
勝手に召喚しといて「平凡顔の年増」とかいう王族の暴言はこの際、置いておこう。
なぜなら、この国・・・・私を召喚したせいで・・・・いまにも滅びそうだから・・・・・。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
妹に傷物と言いふらされ、父に勘当された伯爵令嬢は男子寮の寮母となる~そしたら上位貴族のイケメンに囲まれた!?~
サイコちゃん
恋愛
伯爵令嬢ヴィオレットは魔女の剣によって下腹部に傷を受けた。すると妹ルージュが“姉は子供を産めない体になった”と嘘を言いふらす。その所為でヴィオレットは婚約者から婚約破棄され、父からは娼館行きを言い渡される。あまりの仕打ちに父と妹の秘密を暴露すると、彼女は勘当されてしまう。そしてヴィオレットは母から託された古い屋敷へ行くのだが、そこで出会った美貌の双子からここを男子寮とするように頼まれる。寮母となったヴィオレットが上位貴族の令息達と暮らしていると、ルージュが現れてこう言った。「私のために家柄の良い美青年を集めて下さいましたのね、お姉様?」しかし令息達が性悪妹を歓迎するはずがなかった――
転生先は男女比50:1の世界!?
4036(シクミロ)
恋愛
男女比50:1の世界に転生した少女。
「まさか、男女比がおかしな世界とは・・・」
デブで自己中心的な女性が多い世界で、ひとり異質な少女は・・
どうなる!?学園生活!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる