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2[リア]
早口すぎて
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見開きのページをざっと見渡すと、やはりよく分からない小見出しが踊っていた。
『砂埃が消えた王都』
『洪水は秋の風物詩ではなかった!?』
『これが本来の姿か! 穏やかすぎる港』
秋に洪水があったのですか? 夏の大雨とかゲリラ豪雨ではなく?
港って、穏やかな場所に作るものではないの? 荒れていたらお船が着岸できないですよね??
どこをどう読んでも、ハテナマークがぽんぽん湧いてきて首をかしげてしまう。これぞ週刊クロノメリディウムだ。自然と眉間にシワが寄っていく。
お隣の席で、イケ仏様とジェラーニ副団長がわたしを見て笑っている。彼らはわたしがこの雑誌を苦手としているのを知っているのだ。
ジェラーニ副団長がヴィルさんを指差しながら「聞け、ヴィルに聞け」と口をパクパクさせた。それを見てイケ仏様が肩を揺らし笑っている。
うえーん、聞けないですよぅ、ダンディー。
「リアが来てから、王都にほとんど砂が舞わなくなった」
「そうなのですか? 女性は皆、髪にベールをかけていますけれど……」
「飛び地の港まで、天候や波、何もかもが安定している」
「で、でも、港はそもそも穏やかな場所にあるものでは?」
「以前を知らないリアは、それがどれほど凄いことで、これからこの国がどれだけ儲かるか、想像がつかないよな」
「わたしが来たこととは全然関係ない気が……」
彼は笑って「リアしか関係ないよ」と言う。
わたしが糸のように目を細めてシブイ顔をしていると、隣のテーブルから二人の押し殺した笑い声が聞こえた。
「こんなに平穏な日々は、誰にも予想できなかった。悪条件と悪天候、それらと終わりなき戦いをするのが人生だと思っている商人は大勢いる」
「先代の神薙さんは、そんなに気分屋だったのですか?」
「俺の個人的な認識では、人の形をした災害だった」
前任者は、ケダモノなうえに災害だそうだ。
それでわたしに「人間でいて、えらいね」と言われてもリアクションに困ってしまいますし、ご褒美を出されても申し訳なくて頂けないです。
「とにかく良いことしか書いていない」
「わたしは何もしていないので……」
ふと見た誌面に、こんなことが書いてあった。
『王宮関係者が取材に答えた。新神薙は経済に明るく、貴族だけでなく庶民の経済活動にも興味を示しているという……』
誰ですか、王宮関係者って。
しかも、こんな話は誰ともしたことがないのに、勝手にわたしが言ったように書かれていますが?
「あの、ヴィルさん、ここに嘘が書いてありますけれど……」
「どこだ?」
「ここです。わたしは庶民の経済活動に興味があるのではなく、わたし自身が庶民の経済活動しか出来ないのです。つい先程、それが証明されたばかりです」
彼は吹き出した。そして笑いながら「リアは面白いなぁ」と言った。
記者に真実を教えてあげたい。
もしくは穴を掘り、「王様の耳はロバの耳」のように叫びたい。「わたしが母国で使っていたペンはゼロが四つ少なくて、ほぼ同じ機能でしたぁー!」と。
「お気持ちは嬉しいですが、まだ嘆願書の件も解決していないですし」
値段こそ魔力ペンがぶっちぎりだったものの、買った量で言えば庶民フードが圧倒している。
陛下が買って欲しいと言ったのは貴族街の高級品であり、その場所も内容もかけ離れていた。
ところが、「嘆願書の件はもう心配いらない」と彼は言った。
「どうしてですか?」
「余計なことを気にせず買い物をしてほしかったから黙っていたのだが、実はあの爺様が組合長なのだ」
「ええっ?」
「今日の一件で商人組合は完全に黙るだろう」
あぁ~ん、と喘いでいたあの魔道具屋の店主は、貴族街の商人をまとめる組合長だそうだ。
わたしは知らず知らずのうちに、国王へ嘆願書を送りつけた張本人の店へ突撃していたらしい。
ヴィルさんは人差し指をちょいちょいと動かし、もう少し近くに来るように合図した。そして小声で話し始めた。
「しかも、買ったのが『フギンの一番』だろう? あれは大昔、大魔導師のために作られた馬鹿げた規格で、あの爺様もインクが出るところを見たのは今日が初めてだ」
「マドウシ? 海の生き物ですよね? ツノがある」
「その上、リアは試し書きで店の名を書いた。今頃あれは額に入れて飾られている」
「???」
ウミウシが……ペンを?
イカみたいに墨があるのでしたっけ?
試し書きで? なに??
「ヴィ、ヴィルさん、もう少しゆっくり話してくださると……」
ハテナマークを飛ばしまくっているせいか、またお隣で二人が笑っていた。
「フギンの一番に関して、爺様は半ば意地になっていた。この大陸には救世主待望論が根強い。誰も使えやしないのに、デザインを今風に更新しては店に置き続けていた。使えるものなら使ってみろというのが、あの爺様の口癖だ」
「は、はあ……」
え、ええと……
とにかく、わたしが高いペンを買ったから、解決しましたということですよね?
「あの店に神薙が自ら訪れるのも初めてだ。本来なら相手にもされないはずの爺様と直接会話もした。名誉と儲けと話の種を同時に手に入れた。今頃、大喜びで言いふらしているだろう」
「言いふらす……?? 神薙のことをペラペラ喋るのは罪なのでは?」
「効果のあることは意図的に看過すべきだ。お喋りな爺様だが、組合員を黙らせるくらいの力はある」
「そう、なの、ですねぇ……??」
ヴィルさんは機嫌良く「リアは実に買い物が上手だった」と言った。
……やはり週刊クロノメリディウムが絡むと、話がよく分からない。この雑誌は鬼門なのだ。
他の人達はわたしが分かったかどうかを確認しながら、ゆっくり話してくれるけれど、ヴィルさんは結構早口で一気にバーッと話すことがあるので余計に(泣)
そこで笑っている二人に、あとでウミウシとペンの関係を聞かなくては。
嘆願書の件は解決したらしいけれど、そもそも商人の売り上げが落ちているという根本的な課題は解決していなかった。
ヴィルさんは、神薙の搾取に対する貴族の警戒が完全に解けて、消費が活発になるには少し時間が必要だと言った。
「ははあ、そういうことなら、ちょっとした案があるのですが……」
わたしがコショコショっと話すと彼の顔がパッと明るくなり、「それは叔父上と相談する機会を設けよう」と言ってくれた。
『砂埃が消えた王都』
『洪水は秋の風物詩ではなかった!?』
『これが本来の姿か! 穏やかすぎる港』
秋に洪水があったのですか? 夏の大雨とかゲリラ豪雨ではなく?
港って、穏やかな場所に作るものではないの? 荒れていたらお船が着岸できないですよね??
どこをどう読んでも、ハテナマークがぽんぽん湧いてきて首をかしげてしまう。これぞ週刊クロノメリディウムだ。自然と眉間にシワが寄っていく。
お隣の席で、イケ仏様とジェラーニ副団長がわたしを見て笑っている。彼らはわたしがこの雑誌を苦手としているのを知っているのだ。
ジェラーニ副団長がヴィルさんを指差しながら「聞け、ヴィルに聞け」と口をパクパクさせた。それを見てイケ仏様が肩を揺らし笑っている。
うえーん、聞けないですよぅ、ダンディー。
「リアが来てから、王都にほとんど砂が舞わなくなった」
「そうなのですか? 女性は皆、髪にベールをかけていますけれど……」
「飛び地の港まで、天候や波、何もかもが安定している」
「で、でも、港はそもそも穏やかな場所にあるものでは?」
「以前を知らないリアは、それがどれほど凄いことで、これからこの国がどれだけ儲かるか、想像がつかないよな」
「わたしが来たこととは全然関係ない気が……」
彼は笑って「リアしか関係ないよ」と言う。
わたしが糸のように目を細めてシブイ顔をしていると、隣のテーブルから二人の押し殺した笑い声が聞こえた。
「こんなに平穏な日々は、誰にも予想できなかった。悪条件と悪天候、それらと終わりなき戦いをするのが人生だと思っている商人は大勢いる」
「先代の神薙さんは、そんなに気分屋だったのですか?」
「俺の個人的な認識では、人の形をした災害だった」
前任者は、ケダモノなうえに災害だそうだ。
それでわたしに「人間でいて、えらいね」と言われてもリアクションに困ってしまいますし、ご褒美を出されても申し訳なくて頂けないです。
「とにかく良いことしか書いていない」
「わたしは何もしていないので……」
ふと見た誌面に、こんなことが書いてあった。
『王宮関係者が取材に答えた。新神薙は経済に明るく、貴族だけでなく庶民の経済活動にも興味を示しているという……』
誰ですか、王宮関係者って。
しかも、こんな話は誰ともしたことがないのに、勝手にわたしが言ったように書かれていますが?
「あの、ヴィルさん、ここに嘘が書いてありますけれど……」
「どこだ?」
「ここです。わたしは庶民の経済活動に興味があるのではなく、わたし自身が庶民の経済活動しか出来ないのです。つい先程、それが証明されたばかりです」
彼は吹き出した。そして笑いながら「リアは面白いなぁ」と言った。
記者に真実を教えてあげたい。
もしくは穴を掘り、「王様の耳はロバの耳」のように叫びたい。「わたしが母国で使っていたペンはゼロが四つ少なくて、ほぼ同じ機能でしたぁー!」と。
「お気持ちは嬉しいですが、まだ嘆願書の件も解決していないですし」
値段こそ魔力ペンがぶっちぎりだったものの、買った量で言えば庶民フードが圧倒している。
陛下が買って欲しいと言ったのは貴族街の高級品であり、その場所も内容もかけ離れていた。
ところが、「嘆願書の件はもう心配いらない」と彼は言った。
「どうしてですか?」
「余計なことを気にせず買い物をしてほしかったから黙っていたのだが、実はあの爺様が組合長なのだ」
「ええっ?」
「今日の一件で商人組合は完全に黙るだろう」
あぁ~ん、と喘いでいたあの魔道具屋の店主は、貴族街の商人をまとめる組合長だそうだ。
わたしは知らず知らずのうちに、国王へ嘆願書を送りつけた張本人の店へ突撃していたらしい。
ヴィルさんは人差し指をちょいちょいと動かし、もう少し近くに来るように合図した。そして小声で話し始めた。
「しかも、買ったのが『フギンの一番』だろう? あれは大昔、大魔導師のために作られた馬鹿げた規格で、あの爺様もインクが出るところを見たのは今日が初めてだ」
「マドウシ? 海の生き物ですよね? ツノがある」
「その上、リアは試し書きで店の名を書いた。今頃あれは額に入れて飾られている」
「???」
ウミウシが……ペンを?
イカみたいに墨があるのでしたっけ?
試し書きで? なに??
「ヴィ、ヴィルさん、もう少しゆっくり話してくださると……」
ハテナマークを飛ばしまくっているせいか、またお隣で二人が笑っていた。
「フギンの一番に関して、爺様は半ば意地になっていた。この大陸には救世主待望論が根強い。誰も使えやしないのに、デザインを今風に更新しては店に置き続けていた。使えるものなら使ってみろというのが、あの爺様の口癖だ」
「は、はあ……」
え、ええと……
とにかく、わたしが高いペンを買ったから、解決しましたということですよね?
「あの店に神薙が自ら訪れるのも初めてだ。本来なら相手にもされないはずの爺様と直接会話もした。名誉と儲けと話の種を同時に手に入れた。今頃、大喜びで言いふらしているだろう」
「言いふらす……?? 神薙のことをペラペラ喋るのは罪なのでは?」
「効果のあることは意図的に看過すべきだ。お喋りな爺様だが、組合員を黙らせるくらいの力はある」
「そう、なの、ですねぇ……??」
ヴィルさんは機嫌良く「リアは実に買い物が上手だった」と言った。
……やはり週刊クロノメリディウムが絡むと、話がよく分からない。この雑誌は鬼門なのだ。
他の人達はわたしが分かったかどうかを確認しながら、ゆっくり話してくれるけれど、ヴィルさんは結構早口で一気にバーッと話すことがあるので余計に(泣)
そこで笑っている二人に、あとでウミウシとペンの関係を聞かなくては。
嘆願書の件は解決したらしいけれど、そもそも商人の売り上げが落ちているという根本的な課題は解決していなかった。
ヴィルさんは、神薙の搾取に対する貴族の警戒が完全に解けて、消費が活発になるには少し時間が必要だと言った。
「ははあ、そういうことなら、ちょっとした案があるのですが……」
わたしがコショコショっと話すと彼の顔がパッと明るくなり、「それは叔父上と相談する機会を設けよう」と言ってくれた。
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