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[リア]
オルランディアの夜明け §1
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怒涛の日々だった。こんなに多くの人に心配されたのは初めてだ。
とにもかくにも、わたしは王都に戻ってきた。
くまんつ領グレコルが懐かしい。優しくて素敵な街だった。
キッチン付きの宿でサンドウィッチを作り、広場に露店を出して売った。
朝は焼きたてのパンの香りがそこかしこで漂い、露店からは活気ある声が響き渡る。
露店商売のノウハウを教えてくれる親切な商人たちの笑顔。「美味くて、また来ちゃった」と、照れくさそうに通ってくるお客さんたち……。
王都での暮らしがなかったら、ずっとサンドウィッチ屋さんをやってもいい。そう思えるほど、居心地のいい街だった。お友達もできた。
お義父様が「南部の民を味方につけろ」と言っていた意味がわかった気がする。グレコルは大好きだ。
くまんつ様が現れたのは、王都までの旅費を手に入れた後だった。
彼は旦那様が機能不全に陥っている中、あっという間に王命を背負って王都を飛び出した。野を駆け山を越え、普通では考えられないような早さで助けにきてくれた。
王都に帰ってからは、いなかった日の分までフェンリルをモフり、あっちへこっちへおわび行脚。指がつるほどお礼状を書き、お礼の品をくまんつ領へ次々と発送する日々……。
ウェディングドレスの試着と最終調整をクリアすると、今度はメンズのおぱんつショップ開店だ。
「のおおぉ、忙しい忙しい忙しい!」と、駆けずり回る日々を過ごした。
「あーー……あとはお式とお披露目だけですわぁー」
ソファーでくったりしていると、マークさんが巻物のようなものを持ってきた。結婚式当日の段取りが書いてある進行表らしい。表紙に大きく「最終確定版」と書いてある。
参加者名簿から舞踏会の曲順表、晩餐会のお料理まで、わたしの結婚に関わるすべての情報が載っているそうだ。
ざっとは聞いていたけれど、一応きちんと見ておきたい。アレンさんと一緒に「聖女宮出発」という部分から、段取りを順に追った。
「まずは陛下のところへ行き、婚姻を結ぶ手続きですね」と、アレンさんが言った。
「宣誓をして、署名でしたっけ」
「はい。そこで陛下のお言葉と記念品を頂きます」
「ほむ……」
「そのまま小離宮に入り、早めの昼食」
「そこからガーッと支度でしょう?」
「そう。晩餐会はヴィントランツ料理です」
「楽しみですね~♪」
「少し休憩してから結婚披露の舞踏会。陛下からのお言葉があり、開会のダンスですね」
「何を踊ることになったのでしたっけ?」
「曲の一覧があります。お待ちください」
アレンさんは添付資料の曲順リストを出すと、最初の行を指さした。
「この曲ですね」
曲名は『オルランディアの夜明け』と書いてある。
「・・・」「・・・」
しばし二人で沈黙した。
「この曲、誰が選んだのですか?」
口火を切ったのは彼だ。
「旦那様ですわ。俺に任せろ、と言って」
「……これ、リア様、踊れましたっけ?」
「いいえ。こんな曲は初耳ですわ」
「なぜ、踊れない曲がここに……?」
「アレンさん、旦那様はどこですの?」
「朝からいません……」
わたしは口角を上げ、にっこりと微笑んだ。
「アレンさん、今から二人で旅に出ませんか? わたしを遠くへ連れていってください。一緒に逃げましょう。二度と戻ってきません」
彼も微笑みながら答えた。
「それは大変うれしいお誘いですが、シャレになりません。リア様、ちょっと落ち着きましょうか」
それは無理というものだ。
はあああぁぁ~~、あたまがおかしくなるぅぅ!
耳鳴りがするほど心臓がドクドクと脈打ち、目の前が真っ白になった。
「どうしてわたしは帰ってきてしまったのかしら。あのままグレコルにいれば幸せでしたのに~っ!」
「練習しましょう! 大丈夫です。間に合いますから!」
「んノォォォ~~ゥッッッ!!」
わたしは頭を抱えて床にへたり込んだ。
「侍女殿、ピアノを! ミスト、靴! ダンス用の靴!」と、アレンさんは練習の準備を整えようとしている。
「イャァァ~ッ! もうがんばれないぃ~! うわああぁぁ~ん」
「リア様、落ち着いて。大丈夫だから! 皆、行くぞ! よーしよしよし。抱っこしますよー」
この大詰めでも、ヴィル太郎はやらかしていた……。
節目節目の大事なイベントで問題が起きるのはなぜなのだろう。わたしもお義父様に負けず劣らず呪われているのではないかしら。
「はあぁぁあぁ……ア、アア、アレンさんッ」
「リア様、大丈夫ですよ」
彼は落ち着いた口調で言った。
「でっでっでっ、でっ! あうっ、あっ!」
「大丈夫。できていますよ?」
足がもつれそうになると、彼の腕にクッと力が入り、体勢を整えてくれる。
「次、ターンです。右から」
「みっ、みっ」
フェンリルが足元でクルンッとターンを決めた。
「ほら、神獣殿も上手に回っていますよ」
「まわっ、ま、まわっ……」
「ものすごく面白いですが、落ち着いて」
わたしがパニクればパニクるほどアレンさんが笑う。あなたは慌てるとダメだから落ち着けと彼は言うけれど、これが慌てずにいられるだろうか。
「もっ、もっ、もっ……もう……ダメッ」
だって、もうダメなのだ。
「予定どおりお式なんて無理ですわーーっ!」
「大丈夫。もう一回やりましょう」
「いやいやいやぁぁ~~~ぁ」
「イヤイヤしないの」
「だ、抱っこ……抱っこしてください……」
「しているでしょう?」
「これは抱っこじゃないぃ~。ギュってしてくださいぃぃ」
「ぷっ……」
また笑われた。
すべてはわたしの責任だ。百パーセントわたしが悪い。
【転送】を失敗して迷子になった。それがすべての始まりであり元凶だ。
わかっております。大変反省しております。
でも……でもね……?
このタイミングで夫がやらかす意味がわからないのですわぁぁ!
結婚披露舞踏会では、旦那様とオープニングダンスを踊ることになっている。
「リアが一番きれいに見える曲がいい」と、彼が熱心に曲選びをしていたのは、ずいぶん前の話だ。
その時に彼はこう言っていた。
「大丈夫。リアが目をつむっていても踊れる曲にするさ。もう期日に追われて練習なんかしたくないだろう?」
この言葉には感動したものだ。わたしの旦那様はなんて理解があって優しいのかしら、と。
ところが実際に選んでいた曲は、まったく知りもしなければ聞いたこともない。しかも高難易度の曲だった。
――旦那さま、話が違うわ! あなたは今日が結婚式の何日前かわかっているの!?
「だって、だって、アレンさん、もう明日ですわーっ!」
「ええ、いよいよ明日ですねぇ……ハハハ」
もう、お式まで二十四時間を切っております。
いきなり明日ぶっつけ本番なんて、急に言われてもそんなっ……そもそもダンスは初心者ですのにーっ。
「あしっ、あ、あしっ踏ん……!」
「大丈夫だから」
「う、ううっ……抱っこぉ……」
「あとで。できます。大丈夫ですよ」
情緒がぶっ壊れそうになりながらもダンスの特訓は続く。
どうしてこんな面倒くさい曲にしたの、旦那様。そして今、あなたはどこにいらっしゃるのーーーッッ!
とにもかくにも、わたしは王都に戻ってきた。
くまんつ領グレコルが懐かしい。優しくて素敵な街だった。
キッチン付きの宿でサンドウィッチを作り、広場に露店を出して売った。
朝は焼きたてのパンの香りがそこかしこで漂い、露店からは活気ある声が響き渡る。
露店商売のノウハウを教えてくれる親切な商人たちの笑顔。「美味くて、また来ちゃった」と、照れくさそうに通ってくるお客さんたち……。
王都での暮らしがなかったら、ずっとサンドウィッチ屋さんをやってもいい。そう思えるほど、居心地のいい街だった。お友達もできた。
お義父様が「南部の民を味方につけろ」と言っていた意味がわかった気がする。グレコルは大好きだ。
くまんつ様が現れたのは、王都までの旅費を手に入れた後だった。
彼は旦那様が機能不全に陥っている中、あっという間に王命を背負って王都を飛び出した。野を駆け山を越え、普通では考えられないような早さで助けにきてくれた。
王都に帰ってからは、いなかった日の分までフェンリルをモフり、あっちへこっちへおわび行脚。指がつるほどお礼状を書き、お礼の品をくまんつ領へ次々と発送する日々……。
ウェディングドレスの試着と最終調整をクリアすると、今度はメンズのおぱんつショップ開店だ。
「のおおぉ、忙しい忙しい忙しい!」と、駆けずり回る日々を過ごした。
「あーー……あとはお式とお披露目だけですわぁー」
ソファーでくったりしていると、マークさんが巻物のようなものを持ってきた。結婚式当日の段取りが書いてある進行表らしい。表紙に大きく「最終確定版」と書いてある。
参加者名簿から舞踏会の曲順表、晩餐会のお料理まで、わたしの結婚に関わるすべての情報が載っているそうだ。
ざっとは聞いていたけれど、一応きちんと見ておきたい。アレンさんと一緒に「聖女宮出発」という部分から、段取りを順に追った。
「まずは陛下のところへ行き、婚姻を結ぶ手続きですね」と、アレンさんが言った。
「宣誓をして、署名でしたっけ」
「はい。そこで陛下のお言葉と記念品を頂きます」
「ほむ……」
「そのまま小離宮に入り、早めの昼食」
「そこからガーッと支度でしょう?」
「そう。晩餐会はヴィントランツ料理です」
「楽しみですね~♪」
「少し休憩してから結婚披露の舞踏会。陛下からのお言葉があり、開会のダンスですね」
「何を踊ることになったのでしたっけ?」
「曲の一覧があります。お待ちください」
アレンさんは添付資料の曲順リストを出すと、最初の行を指さした。
「この曲ですね」
曲名は『オルランディアの夜明け』と書いてある。
「・・・」「・・・」
しばし二人で沈黙した。
「この曲、誰が選んだのですか?」
口火を切ったのは彼だ。
「旦那様ですわ。俺に任せろ、と言って」
「……これ、リア様、踊れましたっけ?」
「いいえ。こんな曲は初耳ですわ」
「なぜ、踊れない曲がここに……?」
「アレンさん、旦那様はどこですの?」
「朝からいません……」
わたしは口角を上げ、にっこりと微笑んだ。
「アレンさん、今から二人で旅に出ませんか? わたしを遠くへ連れていってください。一緒に逃げましょう。二度と戻ってきません」
彼も微笑みながら答えた。
「それは大変うれしいお誘いですが、シャレになりません。リア様、ちょっと落ち着きましょうか」
それは無理というものだ。
はあああぁぁ~~、あたまがおかしくなるぅぅ!
耳鳴りがするほど心臓がドクドクと脈打ち、目の前が真っ白になった。
「どうしてわたしは帰ってきてしまったのかしら。あのままグレコルにいれば幸せでしたのに~っ!」
「練習しましょう! 大丈夫です。間に合いますから!」
「んノォォォ~~ゥッッッ!!」
わたしは頭を抱えて床にへたり込んだ。
「侍女殿、ピアノを! ミスト、靴! ダンス用の靴!」と、アレンさんは練習の準備を整えようとしている。
「イャァァ~ッ! もうがんばれないぃ~! うわああぁぁ~ん」
「リア様、落ち着いて。大丈夫だから! 皆、行くぞ! よーしよしよし。抱っこしますよー」
この大詰めでも、ヴィル太郎はやらかしていた……。
節目節目の大事なイベントで問題が起きるのはなぜなのだろう。わたしもお義父様に負けず劣らず呪われているのではないかしら。
「はあぁぁあぁ……ア、アア、アレンさんッ」
「リア様、大丈夫ですよ」
彼は落ち着いた口調で言った。
「でっでっでっ、でっ! あうっ、あっ!」
「大丈夫。できていますよ?」
足がもつれそうになると、彼の腕にクッと力が入り、体勢を整えてくれる。
「次、ターンです。右から」
「みっ、みっ」
フェンリルが足元でクルンッとターンを決めた。
「ほら、神獣殿も上手に回っていますよ」
「まわっ、ま、まわっ……」
「ものすごく面白いですが、落ち着いて」
わたしがパニクればパニクるほどアレンさんが笑う。あなたは慌てるとダメだから落ち着けと彼は言うけれど、これが慌てずにいられるだろうか。
「もっ、もっ、もっ……もう……ダメッ」
だって、もうダメなのだ。
「予定どおりお式なんて無理ですわーーっ!」
「大丈夫。もう一回やりましょう」
「いやいやいやぁぁ~~~ぁ」
「イヤイヤしないの」
「だ、抱っこ……抱っこしてください……」
「しているでしょう?」
「これは抱っこじゃないぃ~。ギュってしてくださいぃぃ」
「ぷっ……」
また笑われた。
すべてはわたしの責任だ。百パーセントわたしが悪い。
【転送】を失敗して迷子になった。それがすべての始まりであり元凶だ。
わかっております。大変反省しております。
でも……でもね……?
このタイミングで夫がやらかす意味がわからないのですわぁぁ!
結婚披露舞踏会では、旦那様とオープニングダンスを踊ることになっている。
「リアが一番きれいに見える曲がいい」と、彼が熱心に曲選びをしていたのは、ずいぶん前の話だ。
その時に彼はこう言っていた。
「大丈夫。リアが目をつむっていても踊れる曲にするさ。もう期日に追われて練習なんかしたくないだろう?」
この言葉には感動したものだ。わたしの旦那様はなんて理解があって優しいのかしら、と。
ところが実際に選んでいた曲は、まったく知りもしなければ聞いたこともない。しかも高難易度の曲だった。
――旦那さま、話が違うわ! あなたは今日が結婚式の何日前かわかっているの!?
「だって、だって、アレンさん、もう明日ですわーっ!」
「ええ、いよいよ明日ですねぇ……ハハハ」
もう、お式まで二十四時間を切っております。
いきなり明日ぶっつけ本番なんて、急に言われてもそんなっ……そもそもダンスは初心者ですのにーっ。
「あしっ、あ、あしっ踏ん……!」
「大丈夫だから」
「う、ううっ……抱っこぉ……」
「あとで。できます。大丈夫ですよ」
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