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『同級生に女装コスプレしてたのを見られちゃいました。』
獲物の弱点(泰我side) ※
しおりを挟む可愛くて淫乱な男の娘は、大きな瞳からポロポロと涙を溢している。
泣いている於莵の頭を優しく撫でて、落ち着かせる。於莵の大きな目から零れる涙が綺麗でチュウッと唇を寄せて吸い取った。
宥めるように触れるだけのキスを、於莵の顔面の至る所に施す。柔らかくて滑らかな肌は、とても心地よい。
頭を撫でていた手を離すと、こちらを名残惜しそうに頬を赤らめながら見つめてきた。
そんな顔したら、止まらなくなるだろ。
「………そんな、顔すんな……。」
はぁと俺は熱い吐息を吐いた。
本当は怖がるから我慢しようとしてたのに……。
人を煽りに煽って、甘えてくるとか
もう限界だ。
於莵の左頬から鎖骨を伝って、ブラジャーの中に指先を差し入れる。男だから当然、胸に膨らみはない。
そのかわり、小さくて敏感な果実が隠されている。
俺はブラジャーをたくし上げると、その小さな突起を露わにした。
その小さな突起は既に勃起していて、ツンと上を向いて主張している。ピンク色の小さな果実が、食べてほしそうにぷっくりと熟れていた。
でも、まだそこは食べてあげない。
突起の周りには、同じようにピンク色になっている皮膚が薄い場所がある。
俺は皮膚の薄い乳輪を指先で円を描くように刺激した。びくっと於莵の腰と肩が跳ねる。
ほんの少し焦らして、突起をより敏感にする。
突起が焦らされてさらにツンっと勃ち上がったころ、俺はようやく左の突起をクリっと押しつぶした。
クリっ
「っんあ?!」
驚きと一緒に甘い声が於莵から出る。可愛い反応に俺はしつこく敏感な突起を指で捏ねくり潰した。
指の腹で乳首を押しつぶして、捏ねてやるたびに、ビクっ、ビクッと身体を跳ねさせてよがる於莵の姿に、思わず舌なめずりをしてしまった。
於莵はどこもかしこも敏感で、純粋なのにエッチな身体が堪らない。
左の乳首を指で弄びながら、刺激していない右の小さな果実に、俺は舌を這わせてねっとりと舐め上げた。
驚いたように於莵が俺を見下ろすから、於莵を見上げて舌を出し、乳首を舐めている様子をわざと見せつける。
目を見開いた於莵は、もう全身を真っ赤にして恥ずかしがった。
舌先でつんつんと突起を弄って、これから食べてやることを期待させる。
突起を口に含んでちゅうーっと思いっきり吸ってやった。
つんつん、ちゅうーっ。
「あっ、やぁ…。はぁあ!」
先ほどよりも甲高い大きな嬌声が出て、俺は執拗に小さな突起を虐めることにした。
水音をチュパ、ピチュっと出して、果実を食べていることを思い知らせる。右を食べ終わったら、今度は左。於莵の喘ぎ声が俺を余計に興奮させて、果実に貪りついた。
思う存分果実を食んで、唇を離す。小さな突起はてらりと唾液で濡れていて、ぷっくり腫れて熟れたそこが卑猥だった。
「…はっ、エロ……。」
思わず声が漏れて口角が上がる。於莵を乱させて、エロい恰好をさせているのが俺自身だと思うと、最高に滾った。
力の入らない於莵の両足から、ぐっしょりと濡れたパンツを抜き取る。
使い慣れていない、於莵の薄ピンク色のモノが、ドロリと白濁を纏っていた。
すでに健気に勃起しているそこは、先っぽから新な蜜を出していた。
「……ここも、また勃ってる……。」
於莵の耳元で、乳首もモノも勃起していることを囁いてやる。恥ずかしがっているのに、身於莵をみると、もっと虐めたくなる。
硬くなって上を向いている於莵のモノに、俺の凶悪なモノをピタリと密着させる。
もう、於莵の痴態を見た俺のモノは、硬く反り返るほどに勃ち上がっていた。
於莵のモノとは似ても似つかない、グロテスクで赤黒いソレ。俺は於莵の手を掴むと、於莵のモノと俺のモノを一緒に握らせる。
その手を自分の手で覆い、一緒に上下に手を動かして扱きあげる。
「あっ、あっ!…だ、…めぇ……。」
途端に於莵から嬌声があがる。
於莵が出した白濁で濡れているから、にゅちゅっ、ぐちゅっと卑猥な音を立てながら擦られていく。
腰も上下に動かして、於莵のモノの裏筋が擦れるようにした。
そんな甘い声で、『だめ』って言っても無駄だ。
「はぁ…。ダメじゃないだろ?先走り出てんぞ。」
俺は於莵の先っぽの穴に、親指を当ててピトピトと遊んだ。
指の腹を話すたびに、透明で淫靡な蜜が糸を引く。クチっ、クチっと音がして更に密が溢れてきた。
「……ここも、触んぞ。」
於莵の閉じられた入り口を、トンと指で軽く叩いてから、指をくぷぷっと入れた。
やっぱり経験のないだろう於莵の中は狭くて、指も押し返されそうになる。
ゆっくりと慎重に、中に入って内壁を広げていく。於莵の身体が緊張して強ばっている。
前をしごく左手をの動きを激しくして、前の快感に意識を向けさせた。
ガクガクと身悶える於莵の身体から、力が抜けたのを見計らって、指を一気に奥まで進めた。
中は熱くて、きゅうっと指を締め付けて離さない。
俺は指を軽く曲げて、探るように内壁をグニグニと押していった。早く於莵のイイトコロを見つけてやらないと、於莵も苦しいままだ。
於莵のためにもというのもあるが、
俺自身、早く獲物の弱点を見つけて陥落させたかった。
絶頂が近いのだろう。
於莵の内腿がプルプルと震えて前だけの刺激で達しそうになっている。
於莵の中で指が小さなしこりを押したときだ。
ぐりっ。
「あンっ!」
ビクンっと全身を跳ねさせながら、於莵の口から、甲高い嬌声が突いて出てきた。
……ここだな。
その反応に、俺は獲物の弱点を見つけたと内心でほくそ笑んだ。
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