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§ エピローグ
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昼休み。るり花とあまねが連れだって学食へ向かうと、枳家の次兄・すぐると未椰子が向かい合って食事を摂っていた。
「へえ、珍しいじゃん」
二人に近づいたあまねが興味深そうな目線を向けると、すぐるは困惑した表情であまねを見上げた。
「兄さん、未椰子さんと何かあった?」
「うん? ぼくはこの通りるり花さんとラブラブだから、未椰子のことはよくわからないなぁ」
へにゃっと笑って答えたあまねを、すぐるは疑わしげに睨みつける。
「兄さんはずっと未椰子さんと、その……仲良かったじゃないか。今はそうでも」
「昔のことは、しーりーまーせーんー」
「……」
じゃれ合う兄弟を未椰子は冷たく見遣ってから、リップに彩られた口を開いた。
「あまねは関係ないわ。あたしは、あたし自身の欲望のままにあなたに言ったの」
「……未椰子さん」
すぐるは眼鏡の奥で瞳を揺らす。
「どうしちゃったんだ、未椰子さん。あなたはそんな人じゃなかった筈だ」
「おあいにく様、あたしはずっとそんな人だったし、以前からすぐるさんをそういう目で見ていたのよ」
「……っ」
るり花とあまねは話が見えず、顔を見合わせた。
「未椰子、すぐくんに何を言ったの」
あまねが問うと、未椰子はフンと鼻を鳴らす。
「すぐるさんの童貞、あたしにくださいって」
未椰子の発言に、すぐるが顔を赤くする。
「そっか、やっと告白したんだね」
あまねは納得いったように首肯するが、すぐるが慌てて異を唱える。
「そんな告白の仕方ってないだろ!?」
「未椰子の紛うことない本心だと思うけどね」
「でも……未椰子さんが、いつも超然としてクールな未椰子さんが……」
なおも言い募るすぐるを、あまねが斬って捨てた。
「めんどくさい童貞だなあ」
ゴン、と音を立てて何かがすぐるの後頭部にめり込む、るり花にはそんな光景が見えた。
「悪いけどあたしは、すぐるさんに欲情するただの女よ」
「だからまたそんな言葉を……っ」
「これがあたしなの。自分を取り繕ってよく見せて、偽りの自分を好きになってもらっても仕方ないもの。あたしは、あたしのままですぐるさんに好かれたい」
言い切った未椰子に、すぐるは目線を合わせない。
「すぐくん、未椰子と一度寝てみたら? 好きかどうかわかるかもよ」
「な……っ」
「ほら、相性とかってあるし」
すぐるは顔を赤くしたまま、あまねに異を唱えた。
「恋人になるってのは、そういうことじゃないだろ!? そんな、体の……ことじゃなくて、まずお互いが好き合ってるかどうかで……」
「うわ……」
あまねはその先を言わなかったが、るり花には彼が引いているのがわかった。
だがすぐるはそれには気づかず、るり花に話を向けた。
「るり花さん、きみは女の子だからわかるよね。兄さんみたいな男でも好きになったのは、心で惹かれたからなんだろ!?」
「……」
るり花は口の端をひくつかせ、笑いそうになるのを必死に堪えた。
すぐるの言うことを馬鹿馬鹿しいとは思わない。あまねの心根にだって、勿論惹かれている。だけど身体でも惹かれあうから、るり花は毎日あまねとのセックスに溺れているのだ。
「……大変だなぁ、未椰子さんも」
「たつる!」
いつの間にかたつるがやって来ていて、呆れたように声をかける。
「別に構わないわ。あたしはそんなすぐるさんが好きなんだもの」
「頑張って。すぐ兄ぃを襲う手はずを整えるくらいのことは、俺も協力するぜ!」
「お前何言って……っ」
たつるはすぐるを受け流すと、るり花に顔を向けた。
「俺は後悔してるから。あま兄ぃに盗られる前に、るり花に想いを伝えればよかったって。だから……」
そして、今度はすぐるに向かって言う。
「すぐ兄ぃも、後悔してからでは遅いよ。憎からずでも想ってるなら、未椰子さんに応えてあげたら?」
「そうそう、ぼくから見ても、ふたりは相性いいと思うし」
追従したあまねを、たつるは一瞬だけ鋭い瞳で見つめた。だがその表情はすぐに、人懐っこそうな笑みに取って代わられる。
あまねはそんなたつるを横目で眺め、顎に手をあてて考え込んだ。
「うーん、ちょっと心配かな」
「あまねさん?」
るり花があまねを不思議そうに見上げると、彼はるり花の髪を撫で、そして頭頂部に軽くくちづけた。
「たっちゃん、わかる? るり花さんのシャンプーの香り……」
「え?」
学食にはさまざまな匂いが満ちていて、たつるの元まではシャンプーの香りは届かない。
「ぼく、この香り好きなんだよねー。だから絶対にシャンプー切らさないように気をつけてるんだよ」
暗に、昨夜のるり花はあまねの部屋に泊まり、彼の選んだシャンプーを使ったと言っているのだ。
たつるは口角をひくつかせ、そして吐き捨てるように言った。
「俺も馬鹿だったよ。あま兄ぃにるり花のことなんて話さなきゃよかったんだ」
「そうだね。でももう遅い。るり花さんはぼくの恋人なんだから」
あまねはるり花の肩に手を置き、そしてたつるを真剣な眼差しで見つめる。
「たっちゃんに悪いなんて言わないよ。ぼくはどんなに得手勝手になってでも、るり花さんを離したくない。誰にも盗られたくはない……」
「あまねさん」
るり花はあまねの顔を見上げ、それからたつるに視線を移した。だが、何も言うことはない。
るり花が愛したのは、たつるではなくあまね。たつるの失恋に気を遣うのは、誰にとっても失礼なことだ。
「わかってるさ。……せいぜい、お幸せになっ」
負け惜しみを言うたつるに、あまねは追い打ちをかけるようにるり花を抱き寄せ、そして言った。
「うん。るり花さんと幸せなセックス、いっぱいしちゃうもんねーっ」
学食内なので声を潜めているが、たつるの耳にはしっかりと届いたようだ。
彼は耳をほんのり染めて顔を背けると、「じゃ、俺はあっちで食うから」と言い残し去っていった。
「もう。そんなことまで言わなくてもいいのに」
るり花が頬を膨らませると、あまねは指先でつんつんとその頬をつつき、言った。
「るり花さんだってセックス大好きっ子じゃん」
「そう、だけど……っ」
ふたりが真っ昼間だというのに睦みあっていると、すぐるが音をたてて食器を置いた。
「兄さん、ぼくはもう研究室に戻るよ」
食事を残したままトレイを持ち上げ、返却口へと向かおうとする。
「ちょっと、未椰子を置いてくことはないんじゃない?」
「あたしなら構わないわ。すぐるさんが簡単に落ちてくれるとは思ってないもの」
「そうじゃなくて。同じところに戻るのに、待っててあげるくらいしてもいいと思うけど」
すぐるはあまねに責められて、はっと瞳を見開いた。そして、未椰子に向き直って言う。
「兄さんの言うとおりだ。僕はこんなにも気がつかない男で……未椰子さん、あなたはほんとに僕がいいのか?」
「あなただからいいのよ」
未椰子が迷いなく答えて、ふたりの視線が絡み合う。
頬を染めたのは未椰子のほうだった。それを見て、見る間にすぐるも耳まで真っ赤になる。
るり花はあまねの耳元に口を寄せ、こっそりと告げた。
「あまねさん、あの二人、お似合いみたいだね」
「うん。ぼくもそう思う。……まぁ、ぼくたちには負けるけど、ね」
そして二人して破顔し、ひそやかに笑いあったのだった。
「へえ、珍しいじゃん」
二人に近づいたあまねが興味深そうな目線を向けると、すぐるは困惑した表情であまねを見上げた。
「兄さん、未椰子さんと何かあった?」
「うん? ぼくはこの通りるり花さんとラブラブだから、未椰子のことはよくわからないなぁ」
へにゃっと笑って答えたあまねを、すぐるは疑わしげに睨みつける。
「兄さんはずっと未椰子さんと、その……仲良かったじゃないか。今はそうでも」
「昔のことは、しーりーまーせーんー」
「……」
じゃれ合う兄弟を未椰子は冷たく見遣ってから、リップに彩られた口を開いた。
「あまねは関係ないわ。あたしは、あたし自身の欲望のままにあなたに言ったの」
「……未椰子さん」
すぐるは眼鏡の奥で瞳を揺らす。
「どうしちゃったんだ、未椰子さん。あなたはそんな人じゃなかった筈だ」
「おあいにく様、あたしはずっとそんな人だったし、以前からすぐるさんをそういう目で見ていたのよ」
「……っ」
るり花とあまねは話が見えず、顔を見合わせた。
「未椰子、すぐくんに何を言ったの」
あまねが問うと、未椰子はフンと鼻を鳴らす。
「すぐるさんの童貞、あたしにくださいって」
未椰子の発言に、すぐるが顔を赤くする。
「そっか、やっと告白したんだね」
あまねは納得いったように首肯するが、すぐるが慌てて異を唱える。
「そんな告白の仕方ってないだろ!?」
「未椰子の紛うことない本心だと思うけどね」
「でも……未椰子さんが、いつも超然としてクールな未椰子さんが……」
なおも言い募るすぐるを、あまねが斬って捨てた。
「めんどくさい童貞だなあ」
ゴン、と音を立てて何かがすぐるの後頭部にめり込む、るり花にはそんな光景が見えた。
「悪いけどあたしは、すぐるさんに欲情するただの女よ」
「だからまたそんな言葉を……っ」
「これがあたしなの。自分を取り繕ってよく見せて、偽りの自分を好きになってもらっても仕方ないもの。あたしは、あたしのままですぐるさんに好かれたい」
言い切った未椰子に、すぐるは目線を合わせない。
「すぐくん、未椰子と一度寝てみたら? 好きかどうかわかるかもよ」
「な……っ」
「ほら、相性とかってあるし」
すぐるは顔を赤くしたまま、あまねに異を唱えた。
「恋人になるってのは、そういうことじゃないだろ!? そんな、体の……ことじゃなくて、まずお互いが好き合ってるかどうかで……」
「うわ……」
あまねはその先を言わなかったが、るり花には彼が引いているのがわかった。
だがすぐるはそれには気づかず、るり花に話を向けた。
「るり花さん、きみは女の子だからわかるよね。兄さんみたいな男でも好きになったのは、心で惹かれたからなんだろ!?」
「……」
るり花は口の端をひくつかせ、笑いそうになるのを必死に堪えた。
すぐるの言うことを馬鹿馬鹿しいとは思わない。あまねの心根にだって、勿論惹かれている。だけど身体でも惹かれあうから、るり花は毎日あまねとのセックスに溺れているのだ。
「……大変だなぁ、未椰子さんも」
「たつる!」
いつの間にかたつるがやって来ていて、呆れたように声をかける。
「別に構わないわ。あたしはそんなすぐるさんが好きなんだもの」
「頑張って。すぐ兄ぃを襲う手はずを整えるくらいのことは、俺も協力するぜ!」
「お前何言って……っ」
たつるはすぐるを受け流すと、るり花に顔を向けた。
「俺は後悔してるから。あま兄ぃに盗られる前に、るり花に想いを伝えればよかったって。だから……」
そして、今度はすぐるに向かって言う。
「すぐ兄ぃも、後悔してからでは遅いよ。憎からずでも想ってるなら、未椰子さんに応えてあげたら?」
「そうそう、ぼくから見ても、ふたりは相性いいと思うし」
追従したあまねを、たつるは一瞬だけ鋭い瞳で見つめた。だがその表情はすぐに、人懐っこそうな笑みに取って代わられる。
あまねはそんなたつるを横目で眺め、顎に手をあてて考え込んだ。
「うーん、ちょっと心配かな」
「あまねさん?」
るり花があまねを不思議そうに見上げると、彼はるり花の髪を撫で、そして頭頂部に軽くくちづけた。
「たっちゃん、わかる? るり花さんのシャンプーの香り……」
「え?」
学食にはさまざまな匂いが満ちていて、たつるの元まではシャンプーの香りは届かない。
「ぼく、この香り好きなんだよねー。だから絶対にシャンプー切らさないように気をつけてるんだよ」
暗に、昨夜のるり花はあまねの部屋に泊まり、彼の選んだシャンプーを使ったと言っているのだ。
たつるは口角をひくつかせ、そして吐き捨てるように言った。
「俺も馬鹿だったよ。あま兄ぃにるり花のことなんて話さなきゃよかったんだ」
「そうだね。でももう遅い。るり花さんはぼくの恋人なんだから」
あまねはるり花の肩に手を置き、そしてたつるを真剣な眼差しで見つめる。
「たっちゃんに悪いなんて言わないよ。ぼくはどんなに得手勝手になってでも、るり花さんを離したくない。誰にも盗られたくはない……」
「あまねさん」
るり花はあまねの顔を見上げ、それからたつるに視線を移した。だが、何も言うことはない。
るり花が愛したのは、たつるではなくあまね。たつるの失恋に気を遣うのは、誰にとっても失礼なことだ。
「わかってるさ。……せいぜい、お幸せになっ」
負け惜しみを言うたつるに、あまねは追い打ちをかけるようにるり花を抱き寄せ、そして言った。
「うん。るり花さんと幸せなセックス、いっぱいしちゃうもんねーっ」
学食内なので声を潜めているが、たつるの耳にはしっかりと届いたようだ。
彼は耳をほんのり染めて顔を背けると、「じゃ、俺はあっちで食うから」と言い残し去っていった。
「もう。そんなことまで言わなくてもいいのに」
るり花が頬を膨らませると、あまねは指先でつんつんとその頬をつつき、言った。
「るり花さんだってセックス大好きっ子じゃん」
「そう、だけど……っ」
ふたりが真っ昼間だというのに睦みあっていると、すぐるが音をたてて食器を置いた。
「兄さん、ぼくはもう研究室に戻るよ」
食事を残したままトレイを持ち上げ、返却口へと向かおうとする。
「ちょっと、未椰子を置いてくことはないんじゃない?」
「あたしなら構わないわ。すぐるさんが簡単に落ちてくれるとは思ってないもの」
「そうじゃなくて。同じところに戻るのに、待っててあげるくらいしてもいいと思うけど」
すぐるはあまねに責められて、はっと瞳を見開いた。そして、未椰子に向き直って言う。
「兄さんの言うとおりだ。僕はこんなにも気がつかない男で……未椰子さん、あなたはほんとに僕がいいのか?」
「あなただからいいのよ」
未椰子が迷いなく答えて、ふたりの視線が絡み合う。
頬を染めたのは未椰子のほうだった。それを見て、見る間にすぐるも耳まで真っ赤になる。
るり花はあまねの耳元に口を寄せ、こっそりと告げた。
「あまねさん、あの二人、お似合いみたいだね」
「うん。ぼくもそう思う。……まぁ、ぼくたちには負けるけど、ね」
そして二人して破顔し、ひそやかに笑いあったのだった。
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