20 / 77
幼少期編
メイドのサーシャは心配する
しおりを挟む
お茶会にてアレクが倒れた時、メイドのサーシャは忙しく給仕の仕事に振り回されていた。
「アレク様が急に倒れられた!」
皆が突然のハプニングに驚き、一部の侍従の者は屋敷内を忙しそうに走り回っている。
サーシャはアレクの部屋付きメイドであり、専属の侍従であるが、お茶会当日においては給仕の作業を担当しており、アレクが倒れたとき、サーシャはアレクの近くにはいなかった。サーシャは慌てて給仕の作業を打ち切りアレクのもとへと向かった。
すでに王妃と王女がアレクのもとに付き添っており、もうすぐ医者が診断にくるということで2人は涙ぐみながらアレクの様子を伺っていた。
サーシャは事態を把握し、医者が来るまでの間に必要なものを揃えるべく準備に取り掛かる。
(あーーー、もうっ!こんな忙しい時にあんの変態王子が!!)
サーシャは落ち着いた様子を保ちつつも心の中では相当悪態をついて愚痴っていた。
(やっと婚約者が決まったっていうのになんでこうもあいつはトラブルばかり起こすのかしら。ホント信じられないわ!)
小さい頃のアレクはまだ幼いゆえに可愛げがあったのだが、大きくなるにつれて凡庸さに加えて気持ち悪さが出てきたように思う。そしていつもトラブルメーカーであったため、サーシャは陰ながら支えつつもいつもアレクを(心の中で)罵倒していた。
サーシャは田舎の男爵家の子女である。
ささやかな領地運営をしていた実家では清く貧しくをモットーに家族で支え合っていた。
サーシャは贅沢には憧れてはいないものの、長女であったので兄弟たち(8人兄弟)が貧しさで困らないよう12歳の頃に実家を支えるために働きに出たいと父に伝えたのである。
父は反対したものの、貧乏貴族の現実とその将来を娘から突きつけられたところ、上手く打ち返せずしぶしぶ了承したのだった。
そしてたまたま、運良く家の伝手で王宮務めとして入ることが出来た。
サーシャは普段からしっかりしていたが、王宮では一番最年少だったので先輩メイドたちからはいいように使われていた。
それでもサーシャは真面目に毎日毎日働いていたのである。そして一部のお給金は取っておいてほとんどを実家に仕送りしていた。
サーシャが王宮で働いてから3年経った頃、3歳になったアレクがとうとう乳母のもとから離れて個室を与えられることになった。そして部屋付きのメイドとしてサーシャが選ばれたのだ。
何故かというと、アレクがあまりにも両親に似ていないため、メイドたちはその出生を怪しんでおり、誰一人として巻き添えをくらいたくなくて部屋付きメイドの役を押しつけあったのである。
そして当時最年少のサーシャにお鉢が回ってきたということだった。
サーシャも引き受けるしかなく、アレクの専属の給仕係として働くことになった。
最初は両親に似てないけど素朴な感じで可愛げがあり世話をする事も楽しかった。ちょうど実家の弟たちと同じように感じていたこともあったのだろう。
サーシャは献身的にアレクの世話をした。
しかし、アレクが5歳の頃、急に魔法が使えるようになった事がわかり、それから魔法の教師はつき、それに伴って起床時間も早くなった。
もちろんサーシャもそれに巻き込まれていつもより1時間早く起きなくてはならなかった。
それでもサーシャは頑張った。あの凡庸なアレクが何かしら特技があり、これで王族としていられるのであれば自分もまだまだここに残れると考えていたからだ。
実家の方も仕送りを続けてはいるもののまだまだ焼け石に水といった感じで生活が楽になることにはならなかった。
それでもサーシャが仕送りしなければ兄弟たちはもっと厳しい生活を送っていただろう。
しかし、つい最近父から送られてきた手紙には、
「サーシャ!喜べ!お前にまた新しい兄弟ができたぞ!次は男の子だ!」
などとサーシャのいない実家では貧乏子沢山がさらに加速していたのだった。
「金がないのにあんなに子ども作って!何考えてるのよ!!」
サーシャは父を恨んだ。しかし、自分もその子である。仕事でストレスが募り時折爆発しながらも気分が落ち着いてくると素直に反省するサーシャであった。
アレクが9歳の頃、剣術を習う事になった。そして起床時間がさらに1時間早くなった。
サーシャは毎日4時頃に起き、準備を始める。起きた時は外はまだ薄暗く、3つの月が輝いている。それを見ながらアレクが起きるまで服の準備や部屋を温める準備などを始めた。
婚期が遅れていてもサーシャは何一つ文句を言わずに頑張った。本当にどうしようもなく腹が立った時は自分の部屋にある父によく似た人形を殴ってはストレス発散をしていた。(ちなみに隣にはアレク人形もある)
大きな変化があったのがアレクが11歳になったときである。そう、アレクに婚約者ができてその発表の場としてお茶会が開かれることになった時だ。
サーシャは内心嬉しく思いながらも複雑な気持ちだった。
それはアレクが好きだったからではない。
アレクが12歳になると王都の学園に入る。
そこは全寮制のためサーシャは付き添いとして行くことはない。
なのでサーシャも婚期が遅れてはいるものの年頃の女性として将来を考えなくてはいけない時期が来たということだ。
今までは実家からもお見合いの打診が何度か来てはいたのだが、毎日の仕事が忙しすぎて結婚を考えることが出来なかった。
後任に任せてさっさと結婚すれば良いのではと言われたのだが、アレクを見下し、勝ち馬に乗りたいメイドたちはほとんどが、第二王子のイスタルか王女のマリアのもとで働きたがっていたのでサーシャも無責任に仕事を放り出すことは考えられなかったのである。
しかもアレクが王太子になると決まるとわかってから、急に他のメイドたちがサーシャに対し嫉妬してきたのである。
「あなたも頑張った甲斐があったわね。婚期が遅れても王太子の妾として拾ってもらえれば良いじゃない!」
「平凡な顔同士お似合いじゃないかしら」
「アイリーン様と仲良くすれば王子様ともこれからもずっと一緒にいられるわよ」
(いつも思うんだけど、他人の足を引っ張る時間があったら自分磨きに時間を費やせば良いのにね。私なんかにかまってないでさ)
嫌味や愚痴を聞かされるようないじめを小さい頃から受けてきたサーシャにとってはもう慣れもあってかそうした悪口はあまり気にならなかった。
ただそれでも救いとしては昔虐められた先輩メイドたちはすでにそれぞれ嫁いでおり、嫉妬してくるのは若い裕福な貴族子女ばかり、しかもそのほとんどが中流貴族の令嬢だった。
サーシャはメイドたちの悪口を相手にもせず、ひたすら仕事に打ち込んだ。
そして時折、実家から送られてくるお見合い相手の姿絵を見て真剣に結婚を考えるのであった。
ただどうしても我慢できない時は、その抑えきれない不満や怒りを感情任せになって父親に似た人形をタコ殴りにするのであった。
そしてお茶会当日。
またやりやがったよあいつ!と言わんばかりにサーシャは倒れたアレクの世話をすべく医者の指示に従って仕事をするのであった。
そしてアレクが意識を取り戻した時、アレクは王妃マグダと王女マリアと少し話をしてから王のもとに行ってしまった。
アレクの意識が戻ったので、サーシャは着替えと湯浴みの準備にとりかかり、夕食の指示出しもはじめた。
アレクが戻ってきた時のこと、サーシャは少し驚いた。アレクは国王陛下に相当叱られたのかいつもより暗く落ち込んでいるようだった。
サーシャは尽くす女なのだが、残念なのは本人がしっかりしている分、ついつい弱い男の世話をして余計な面倒を見てしまう苦労人タイプだったことだ。
そしてアレクがなにやら叫んでスッキリした顔になって元気を取り戻したところを見てサーシャも安心していた。
(もう、しっかりしなさいよ)
心の中で少し悪態をつきながらもサーシャは安らかに微笑む。そして故郷の問題児である自分の弟達に対する眼差しでアレクを見つめるのであった。
「アレク様が急に倒れられた!」
皆が突然のハプニングに驚き、一部の侍従の者は屋敷内を忙しそうに走り回っている。
サーシャはアレクの部屋付きメイドであり、専属の侍従であるが、お茶会当日においては給仕の作業を担当しており、アレクが倒れたとき、サーシャはアレクの近くにはいなかった。サーシャは慌てて給仕の作業を打ち切りアレクのもとへと向かった。
すでに王妃と王女がアレクのもとに付き添っており、もうすぐ医者が診断にくるということで2人は涙ぐみながらアレクの様子を伺っていた。
サーシャは事態を把握し、医者が来るまでの間に必要なものを揃えるべく準備に取り掛かる。
(あーーー、もうっ!こんな忙しい時にあんの変態王子が!!)
サーシャは落ち着いた様子を保ちつつも心の中では相当悪態をついて愚痴っていた。
(やっと婚約者が決まったっていうのになんでこうもあいつはトラブルばかり起こすのかしら。ホント信じられないわ!)
小さい頃のアレクはまだ幼いゆえに可愛げがあったのだが、大きくなるにつれて凡庸さに加えて気持ち悪さが出てきたように思う。そしていつもトラブルメーカーであったため、サーシャは陰ながら支えつつもいつもアレクを(心の中で)罵倒していた。
サーシャは田舎の男爵家の子女である。
ささやかな領地運営をしていた実家では清く貧しくをモットーに家族で支え合っていた。
サーシャは贅沢には憧れてはいないものの、長女であったので兄弟たち(8人兄弟)が貧しさで困らないよう12歳の頃に実家を支えるために働きに出たいと父に伝えたのである。
父は反対したものの、貧乏貴族の現実とその将来を娘から突きつけられたところ、上手く打ち返せずしぶしぶ了承したのだった。
そしてたまたま、運良く家の伝手で王宮務めとして入ることが出来た。
サーシャは普段からしっかりしていたが、王宮では一番最年少だったので先輩メイドたちからはいいように使われていた。
それでもサーシャは真面目に毎日毎日働いていたのである。そして一部のお給金は取っておいてほとんどを実家に仕送りしていた。
サーシャが王宮で働いてから3年経った頃、3歳になったアレクがとうとう乳母のもとから離れて個室を与えられることになった。そして部屋付きのメイドとしてサーシャが選ばれたのだ。
何故かというと、アレクがあまりにも両親に似ていないため、メイドたちはその出生を怪しんでおり、誰一人として巻き添えをくらいたくなくて部屋付きメイドの役を押しつけあったのである。
そして当時最年少のサーシャにお鉢が回ってきたということだった。
サーシャも引き受けるしかなく、アレクの専属の給仕係として働くことになった。
最初は両親に似てないけど素朴な感じで可愛げがあり世話をする事も楽しかった。ちょうど実家の弟たちと同じように感じていたこともあったのだろう。
サーシャは献身的にアレクの世話をした。
しかし、アレクが5歳の頃、急に魔法が使えるようになった事がわかり、それから魔法の教師はつき、それに伴って起床時間も早くなった。
もちろんサーシャもそれに巻き込まれていつもより1時間早く起きなくてはならなかった。
それでもサーシャは頑張った。あの凡庸なアレクが何かしら特技があり、これで王族としていられるのであれば自分もまだまだここに残れると考えていたからだ。
実家の方も仕送りを続けてはいるもののまだまだ焼け石に水といった感じで生活が楽になることにはならなかった。
それでもサーシャが仕送りしなければ兄弟たちはもっと厳しい生活を送っていただろう。
しかし、つい最近父から送られてきた手紙には、
「サーシャ!喜べ!お前にまた新しい兄弟ができたぞ!次は男の子だ!」
などとサーシャのいない実家では貧乏子沢山がさらに加速していたのだった。
「金がないのにあんなに子ども作って!何考えてるのよ!!」
サーシャは父を恨んだ。しかし、自分もその子である。仕事でストレスが募り時折爆発しながらも気分が落ち着いてくると素直に反省するサーシャであった。
アレクが9歳の頃、剣術を習う事になった。そして起床時間がさらに1時間早くなった。
サーシャは毎日4時頃に起き、準備を始める。起きた時は外はまだ薄暗く、3つの月が輝いている。それを見ながらアレクが起きるまで服の準備や部屋を温める準備などを始めた。
婚期が遅れていてもサーシャは何一つ文句を言わずに頑張った。本当にどうしようもなく腹が立った時は自分の部屋にある父によく似た人形を殴ってはストレス発散をしていた。(ちなみに隣にはアレク人形もある)
大きな変化があったのがアレクが11歳になったときである。そう、アレクに婚約者ができてその発表の場としてお茶会が開かれることになった時だ。
サーシャは内心嬉しく思いながらも複雑な気持ちだった。
それはアレクが好きだったからではない。
アレクが12歳になると王都の学園に入る。
そこは全寮制のためサーシャは付き添いとして行くことはない。
なのでサーシャも婚期が遅れてはいるものの年頃の女性として将来を考えなくてはいけない時期が来たということだ。
今までは実家からもお見合いの打診が何度か来てはいたのだが、毎日の仕事が忙しすぎて結婚を考えることが出来なかった。
後任に任せてさっさと結婚すれば良いのではと言われたのだが、アレクを見下し、勝ち馬に乗りたいメイドたちはほとんどが、第二王子のイスタルか王女のマリアのもとで働きたがっていたのでサーシャも無責任に仕事を放り出すことは考えられなかったのである。
しかもアレクが王太子になると決まるとわかってから、急に他のメイドたちがサーシャに対し嫉妬してきたのである。
「あなたも頑張った甲斐があったわね。婚期が遅れても王太子の妾として拾ってもらえれば良いじゃない!」
「平凡な顔同士お似合いじゃないかしら」
「アイリーン様と仲良くすれば王子様ともこれからもずっと一緒にいられるわよ」
(いつも思うんだけど、他人の足を引っ張る時間があったら自分磨きに時間を費やせば良いのにね。私なんかにかまってないでさ)
嫌味や愚痴を聞かされるようないじめを小さい頃から受けてきたサーシャにとってはもう慣れもあってかそうした悪口はあまり気にならなかった。
ただそれでも救いとしては昔虐められた先輩メイドたちはすでにそれぞれ嫁いでおり、嫉妬してくるのは若い裕福な貴族子女ばかり、しかもそのほとんどが中流貴族の令嬢だった。
サーシャはメイドたちの悪口を相手にもせず、ひたすら仕事に打ち込んだ。
そして時折、実家から送られてくるお見合い相手の姿絵を見て真剣に結婚を考えるのであった。
ただどうしても我慢できない時は、その抑えきれない不満や怒りを感情任せになって父親に似た人形をタコ殴りにするのであった。
そしてお茶会当日。
またやりやがったよあいつ!と言わんばかりにサーシャは倒れたアレクの世話をすべく医者の指示に従って仕事をするのであった。
そしてアレクが意識を取り戻した時、アレクは王妃マグダと王女マリアと少し話をしてから王のもとに行ってしまった。
アレクの意識が戻ったので、サーシャは着替えと湯浴みの準備にとりかかり、夕食の指示出しもはじめた。
アレクが戻ってきた時のこと、サーシャは少し驚いた。アレクは国王陛下に相当叱られたのかいつもより暗く落ち込んでいるようだった。
サーシャは尽くす女なのだが、残念なのは本人がしっかりしている分、ついつい弱い男の世話をして余計な面倒を見てしまう苦労人タイプだったことだ。
そしてアレクがなにやら叫んでスッキリした顔になって元気を取り戻したところを見てサーシャも安心していた。
(もう、しっかりしなさいよ)
心の中で少し悪態をつきながらもサーシャは安らかに微笑む。そして故郷の問題児である自分の弟達に対する眼差しでアレクを見つめるのであった。
11
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる