28 / 77
幼少期編
モブ王子のダンス初披露①
しおりを挟む
《アイリーン視点》
いよいよわたくしが王族の妃として受け入れられる日がやって来ました。
王宮での婚約発表が終わり、わたくしはお祖父様と共に王城の来賓用の部屋に案内されました。そして舞踏会の始まる時間が来るまで此処で待機するようにと国王陛下の側近から指示を受けましたの。
その側近たら、この美しいわたくしを見て何が気に入らなかったのか、少しばかり偉そうな態度が気になりましたけど、お祖父様の尊顔と覇気に恐れを抱いたのか、逃げるように去って行きましたの。
その様を見て胸がスッとしたのか気分が安らぎましたわ。
その後に毒入り紅茶を用意してきた従者や騎士に扮した暗殺者がやって来ましたけど、その都度お祖父様と側近の方が始末してくださいました。
本当に執念深い方々は好きになれませんわ。
ここ数日、毎晩のようにわたくしの屋敷に暗殺者が来ましたし、まあ、お祖父様の側近たちが難なく対処してくださいましたけど、本当に第二王子派の方たちはしつこいですわね。そもそもお祖父様の側近の存在にすら気付いていない暗殺者もいましたわね。
そんな実力でよくもまあ、本当に身の程知らずですわ。
ひょっとしたら王国の暗殺者ギルドの半数以上は始末したのではないかしら。
まあそれでもなんとか無事に、舞踏会が始まるその時がきましたわ。
先程とは違う方が舞踏会の会場へ案内に来られました。次の方は大人しくて不快感もなく、わたくしは気分良く会場まで移動することができましたの。
(あ、あそこにいらっしゃるのはアレク様ですわ)
アレク様は今回とても成長されました。昨日の訓練の成果もあって、本番ではわたくしと接したとしても一切気絶されることなく無事婚約発表の場を乗り切られましたわ。
ああ、思い出してきました。
昨晩の訓練からというもの、何度も何度も気絶しては繰り返し繰り返し情熱的な目でわたくしを見つめ、さらにわたくしの手を幾度も重ねてこられる殿下の健気なお姿。
そのお姿を見てわたくし、改めてアレク様が気に入りましたわ。凡庸な容姿ではありますけど、愛着が湧いてきてから何故か殿下が可愛らしいと思うようになってきましたの。
ウフフ、本当に楽しませてくださる方ですわ。
わたくしがアレク様と合流したとき、アレク様は昨日と同様にまた硬直されておられました。けれど、ご自身のお尻をつねってなんとか意識を保つ術を身につけておられましたわ。
お尻の痛みのせいか殿下が少し涙目になった時のお顔はとても可愛らしかったですわ。
わたくしとアレク様が入場するや否や、会場はわたくしたちを迎えるべく拍手喝采が鳴り響きました。
まあ、一部の者たちは笑顔で拍手を送るものの目が笑っていませんでしたけど。中にはあからさまにアレク様を睨みつける者もいましたし、さらには呪いの言霊を唱える方もいましたわね。
嫉妬とは凄まじいものですわ。
これもわたくしが美しすぎるのが罪なのです。
ああ神よ、どうか心貧しい者たちを許してくださいませ。
わたくしは許しませんけど。
ようやくわたくしとアレク様が国王陛下と王妃様のもとに辿り着くことが出来ました。
陛下は舞踏会の開催を宣言された後にわたくしたちを見て、それはもう嬉しそうに話しかけてくださいました。
「アイリーンよ、よくぞアレクのもとへ来てくれたな。アレクよ改めて婚約おめでとう。今宵はそなたたちがパーティーの華となって場を盛り上げてくれ」
「は、はい!恐れ入ります!」
アレク様は緊張しすぎたのか慌てて深々と礼をしていらっしゃいました。そのお姿は国王夫妻から見たらどれほど頼りなく見えたことでしょう。
やはりわたくしが殿下をお支えしなくては。
来月には王立学園に入学しますし、卒業するまでに、いえ在学中にはなんとか立派な王子としてわたくしが鍛えてさしあげますわ。
わたくしがそう決意を固めた時、陛下はアレク様の肩にそっと手をのせて微笑んでおられました。
「まあ、そなたにとって初めての夜会だろうから緊張もするだろう。あまり緊張しすぎるとせっかくの宴が楽しくもなくなるだろうし、まずはこの場を楽しむが良い」
そう国王陛下は優しく語りかけてくださいましたわ。
(さすが国王陛下ですわね)
アレク様もお父上であられるアレクサンドル国王のように懐の深い国王となられることでしょう。
わたくしがいれば大丈夫ですわ。
今は婚約中だから無理ですけど、いつかはアレク様も国王陛下やお祖父様のように立派な徳のある人間となるでしょう。いえ、成してみせますわ。このわたくしが!
そう決意するアイリーンであった。
♢
《アレクサンドル視点》
うむ、アイリーンは落ち着いておるな。さすがはガスタル辺境伯の孫だ。実の息子であるアレクもアイリーンの姿勢に見習ってほしいものだ。
いよいよ舞踏会が始まったようだ。
音楽隊による演奏が始まり、会場はダンスに興じる者たちで賑わっておる。
どうやらアレクがダンスに興じるようだ。
ビクビクしながらアイリーンと手を取り合っておる。
「ようやく、アレクとアイリーン嬢のダンスが見られるな」
「なんだか初々しいですわね」
妻の王妃マグダも嬉しそうだ。
「うむ、私たちが若い頃を思い出す」
「あら、そういえば陛下がお若い頃、わたくし以外にも大勢のご令嬢に囲まれていましたわね」
「ん?そ、そうであったか?いや、私は其方しか目に入っておらんかったが」
「そうでしたかしら。わたくしは最後に陛下と踊らせていただきましたけど、陛下は何度も他の令嬢と『おっ!アレクが踊り出したぞ!!』・・・あら、では昔の話は後にして、いまはアレクたちのダンスを観なくてはなりませんわね」
「う、うむ」
なんとかおさまったようだ。
私はこれ以上余計な事を言わぬよう(妻に余計な事を言われぬよう)に気を引き締めた。
♢
《アレク視点》
父上の合図によって舞踏会が始まった。
ホールでは既に演奏は始まっており、会場には音楽が流れている。
(そ、そろそろだな)
僕はアイリーンにダンスを申し込もうと意気込んだ。
もちろんお互いダンスの相手となることは事前からわかってはいるものの、いざ本番直前となるとさすがに緊張してしまう。
ダンスホールではもう既に演奏と共にダンスは始まっており、何組かのカップルが踊っているのが見える。
目の前にはアイリーンがジッと僕を見ている。どうやら僕が誘うまでは我慢と待ちの姿勢をキープしているようにも見える。
(よし!今だ!今言うんだ!)
「そ、それじゃあ、アイリーン、ぼ、僕と踊っていただけますか?」
僕は緊張の中、勇気を出してアイリーンに声をかけてペコリと一礼をする。
「ええ、よろしくお願いしますわ」
アイリーンはとても嬉しそうな顔で可愛らしく微笑んでくれた。
やった!やったぜ!!
ああ!アイリーン!!可愛すぎる!!
可愛すぎるぜ!!
いやっほう!!
僕は歓喜した。
心の中で何度も練習したおかげですんなりアイリーンに声をかけることが出来た。
自分の成長を心から誉めてあげたい。
アイリーンはとても優雅に女性らしい所作でもって僕の手を取り合ってくれた。
周囲ではアイリーンの美しさに見惚れた男たちが悔しそうに僕を見ている。次は私と踊るんだとつぶやいている者もいた。
(ふん!一人たりとも(僕の)アイリーンとは踊らせてやるもんか)
アイリーンは僕の婚約者なんだ!
音楽に合わせて踊り出す二人。
意外にも息の合う二人は楽しそうに軽快に円舞曲《ワルツ》を踊るのであった。
いよいよわたくしが王族の妃として受け入れられる日がやって来ました。
王宮での婚約発表が終わり、わたくしはお祖父様と共に王城の来賓用の部屋に案内されました。そして舞踏会の始まる時間が来るまで此処で待機するようにと国王陛下の側近から指示を受けましたの。
その側近たら、この美しいわたくしを見て何が気に入らなかったのか、少しばかり偉そうな態度が気になりましたけど、お祖父様の尊顔と覇気に恐れを抱いたのか、逃げるように去って行きましたの。
その様を見て胸がスッとしたのか気分が安らぎましたわ。
その後に毒入り紅茶を用意してきた従者や騎士に扮した暗殺者がやって来ましたけど、その都度お祖父様と側近の方が始末してくださいました。
本当に執念深い方々は好きになれませんわ。
ここ数日、毎晩のようにわたくしの屋敷に暗殺者が来ましたし、まあ、お祖父様の側近たちが難なく対処してくださいましたけど、本当に第二王子派の方たちはしつこいですわね。そもそもお祖父様の側近の存在にすら気付いていない暗殺者もいましたわね。
そんな実力でよくもまあ、本当に身の程知らずですわ。
ひょっとしたら王国の暗殺者ギルドの半数以上は始末したのではないかしら。
まあそれでもなんとか無事に、舞踏会が始まるその時がきましたわ。
先程とは違う方が舞踏会の会場へ案内に来られました。次の方は大人しくて不快感もなく、わたくしは気分良く会場まで移動することができましたの。
(あ、あそこにいらっしゃるのはアレク様ですわ)
アレク様は今回とても成長されました。昨日の訓練の成果もあって、本番ではわたくしと接したとしても一切気絶されることなく無事婚約発表の場を乗り切られましたわ。
ああ、思い出してきました。
昨晩の訓練からというもの、何度も何度も気絶しては繰り返し繰り返し情熱的な目でわたくしを見つめ、さらにわたくしの手を幾度も重ねてこられる殿下の健気なお姿。
そのお姿を見てわたくし、改めてアレク様が気に入りましたわ。凡庸な容姿ではありますけど、愛着が湧いてきてから何故か殿下が可愛らしいと思うようになってきましたの。
ウフフ、本当に楽しませてくださる方ですわ。
わたくしがアレク様と合流したとき、アレク様は昨日と同様にまた硬直されておられました。けれど、ご自身のお尻をつねってなんとか意識を保つ術を身につけておられましたわ。
お尻の痛みのせいか殿下が少し涙目になった時のお顔はとても可愛らしかったですわ。
わたくしとアレク様が入場するや否や、会場はわたくしたちを迎えるべく拍手喝采が鳴り響きました。
まあ、一部の者たちは笑顔で拍手を送るものの目が笑っていませんでしたけど。中にはあからさまにアレク様を睨みつける者もいましたし、さらには呪いの言霊を唱える方もいましたわね。
嫉妬とは凄まじいものですわ。
これもわたくしが美しすぎるのが罪なのです。
ああ神よ、どうか心貧しい者たちを許してくださいませ。
わたくしは許しませんけど。
ようやくわたくしとアレク様が国王陛下と王妃様のもとに辿り着くことが出来ました。
陛下は舞踏会の開催を宣言された後にわたくしたちを見て、それはもう嬉しそうに話しかけてくださいました。
「アイリーンよ、よくぞアレクのもとへ来てくれたな。アレクよ改めて婚約おめでとう。今宵はそなたたちがパーティーの華となって場を盛り上げてくれ」
「は、はい!恐れ入ります!」
アレク様は緊張しすぎたのか慌てて深々と礼をしていらっしゃいました。そのお姿は国王夫妻から見たらどれほど頼りなく見えたことでしょう。
やはりわたくしが殿下をお支えしなくては。
来月には王立学園に入学しますし、卒業するまでに、いえ在学中にはなんとか立派な王子としてわたくしが鍛えてさしあげますわ。
わたくしがそう決意を固めた時、陛下はアレク様の肩にそっと手をのせて微笑んでおられました。
「まあ、そなたにとって初めての夜会だろうから緊張もするだろう。あまり緊張しすぎるとせっかくの宴が楽しくもなくなるだろうし、まずはこの場を楽しむが良い」
そう国王陛下は優しく語りかけてくださいましたわ。
(さすが国王陛下ですわね)
アレク様もお父上であられるアレクサンドル国王のように懐の深い国王となられることでしょう。
わたくしがいれば大丈夫ですわ。
今は婚約中だから無理ですけど、いつかはアレク様も国王陛下やお祖父様のように立派な徳のある人間となるでしょう。いえ、成してみせますわ。このわたくしが!
そう決意するアイリーンであった。
♢
《アレクサンドル視点》
うむ、アイリーンは落ち着いておるな。さすがはガスタル辺境伯の孫だ。実の息子であるアレクもアイリーンの姿勢に見習ってほしいものだ。
いよいよ舞踏会が始まったようだ。
音楽隊による演奏が始まり、会場はダンスに興じる者たちで賑わっておる。
どうやらアレクがダンスに興じるようだ。
ビクビクしながらアイリーンと手を取り合っておる。
「ようやく、アレクとアイリーン嬢のダンスが見られるな」
「なんだか初々しいですわね」
妻の王妃マグダも嬉しそうだ。
「うむ、私たちが若い頃を思い出す」
「あら、そういえば陛下がお若い頃、わたくし以外にも大勢のご令嬢に囲まれていましたわね」
「ん?そ、そうであったか?いや、私は其方しか目に入っておらんかったが」
「そうでしたかしら。わたくしは最後に陛下と踊らせていただきましたけど、陛下は何度も他の令嬢と『おっ!アレクが踊り出したぞ!!』・・・あら、では昔の話は後にして、いまはアレクたちのダンスを観なくてはなりませんわね」
「う、うむ」
なんとかおさまったようだ。
私はこれ以上余計な事を言わぬよう(妻に余計な事を言われぬよう)に気を引き締めた。
♢
《アレク視点》
父上の合図によって舞踏会が始まった。
ホールでは既に演奏は始まっており、会場には音楽が流れている。
(そ、そろそろだな)
僕はアイリーンにダンスを申し込もうと意気込んだ。
もちろんお互いダンスの相手となることは事前からわかってはいるものの、いざ本番直前となるとさすがに緊張してしまう。
ダンスホールではもう既に演奏と共にダンスは始まっており、何組かのカップルが踊っているのが見える。
目の前にはアイリーンがジッと僕を見ている。どうやら僕が誘うまでは我慢と待ちの姿勢をキープしているようにも見える。
(よし!今だ!今言うんだ!)
「そ、それじゃあ、アイリーン、ぼ、僕と踊っていただけますか?」
僕は緊張の中、勇気を出してアイリーンに声をかけてペコリと一礼をする。
「ええ、よろしくお願いしますわ」
アイリーンはとても嬉しそうな顔で可愛らしく微笑んでくれた。
やった!やったぜ!!
ああ!アイリーン!!可愛すぎる!!
可愛すぎるぜ!!
いやっほう!!
僕は歓喜した。
心の中で何度も練習したおかげですんなりアイリーンに声をかけることが出来た。
自分の成長を心から誉めてあげたい。
アイリーンはとても優雅に女性らしい所作でもって僕の手を取り合ってくれた。
周囲ではアイリーンの美しさに見惚れた男たちが悔しそうに僕を見ている。次は私と踊るんだとつぶやいている者もいた。
(ふん!一人たりとも(僕の)アイリーンとは踊らせてやるもんか)
アイリーンは僕の婚約者なんだ!
音楽に合わせて踊り出す二人。
意外にも息の合う二人は楽しそうに軽快に円舞曲《ワルツ》を踊るのであった。
21
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる