38 / 77
学園編
それぞれの思惑
しおりを挟む
入学式とオリエンテーション終了後、アレクは寮に帰り部屋に戻っていた。
「お帰りなさいませ」
アレクはいつの間にか部屋にいたサーシャを見て驚いた。となりには弟のジョージがいて2人並んで出迎えてくれた。
「あれっ!?サーシャなんでここにいるの?」
「何故って、ジョージの引き継ぎですよ。しばらくの間アレク様のお世話の仕方を弟に教えなくてはなりませんからね」
「いや、ここ男子寮だよ?女性のサーシャがいたら問題なんじゃないの?」
「すでに陛下を通して学園長の許可はいただいております。寮長にも話は伝わっておりますし、特に問題はございません。あともう私には結婚を約束した殿方がいますから大丈夫です。ねえジョージ」
「そ、そうですね」
「あ、ああ、そうなの?あれ?でも相手の人は大丈夫って言ったの?」
「王命だからと言って納得してもらいました」
「そ、そう、それなら良かったよ」
「それではジョージと共にお風呂の準備をいたしますので、しばらくお待ちください」
そう言ってサーシャは仕事を続けた。
(あれ?これって、変な噂が立つんじゃないの?)
アレクの思った通り、男子寮にてサーシャを見た男子生徒たちは王子が寮で気に入った女性を囲っているのではないかと噂するのであった。
サーシャがアレクのもとで働くことは、既に国王からアイリーンに直接伝わっており、何も心配することは起きないと知らされている。
しかもサーシャは既にアイリーンに呼び出されており、面会をした上でちゃんと了承も得ていた。
アイリーンいわく、「信用おける女性が側にいるのであればアレク様がハニートラップなどに引っかかる心配もなくなりますわね」とのこと。
わずか12歳の少女が貴族としての威厳ある佇まいを持ち、薄らと笑みを浮かべながらのこの発言はさすがのサーシャも「この娘恐いわ」などと心の底から恐怖するものがあった。
「アレク様と間違いなど起きるはずがありませんものね?」
「は!はいぃ!」
(やっぱりこの娘、恐いわ!)
サーシャは絶対に間違いが起きないように、いやトラブルメーカーであるアレクが間違いを起こさせないようにとジョージにも念押しをしておいた。
(さっさと結婚してこのダメ王子の世話から解放されたいわ)
これ以上トラブル王子とメンヘラ令嬢の関わりを持つことなど考えたくもない。
その面倒事を弟に全て押し付けることは姉としても少々心が痛むことではあったが、弟の更なる成長とできれば出世して家族に貢献してもらいたいという願いから全て仕方なしと割り切るのであった。
そろそろ自分の幸せを考え始めたサーシャは無難に引き継ぎを終わらせてサッサと領地に帰ろうと決意を固めた。
一方、そのメンヘラ令嬢アイリーンはというと、彼女はメリアと共に女子寮にある貴族用の個室部屋にいた。
「メリア、第二王子派の動きはどうでしたの?」
「はい、今のところ目立った行動はないようですが、入学式の時のようにアレク王子の様子が変でしたので、調べる必要はありそうです。今後もいきなり暗殺行為に及ぶかもしれませんので注意は必要です」
「私も驚きましたわ。入学式の挨拶早々、アレク王子の反応に違和感は感じましたもの。でも収穫もありましたわ。王族に対しては不敬ですけど、それだけ学園で立場のある者が第二王子派だということがわかりましたもの」
そういうとアイリーンはにんまりと笑う。
「そうですね。今までも王家と共にアレク様の暗殺計画を未然に潰してはいましたが、まだまだ終わりそうにありません。奴らにとっては学園に入ってから好機ありと考えていると思います」
メリアがそう言うとアイリーンも頷く。
「まあ、アレク様の側にはあのメイドの者たちがいるので毒殺などの心配はありませんが、剣術や魔法の授業で狙ってくるかもしれませんしね。私たちが見張っておけば問題は起きないと思いますけど」
「すでに影の者たちには通達しております」
「そう・・・ありがとう。私たちもしっかりしませんとね」
「はい」
アイリーンは扇子を口に当てて静かに考えるのであった。
♢
その頃、学園長の執務室では学園長が担当の教師達を呼び出していた。
「ヘンリー教頭、入学式の挨拶の時なのだけど、アレク王子の様子が少しおかしかったのですけど、事前に伝えていましたか?」
アーシェラは少し疑いの目でヘンリー教頭に問いただす。
ヘンリー教頭はヘラヘラしながら答えた。
「いやあ、アーシェラ学園長なら聞かなくてもお分かりいただけるのではありませんか?なんせ人の心が読めるのでしょうからな。いやなに、久しぶりの王族の入学でしたから、連絡が間に合わなかったのかもしれません。いや私の判断ではないのですが、アレク王子もいままで王族ではないのではないかという噂もあったのでちょっと判断が遅くなっただけのことです。いやあ、申し訳ありません」
全然反省しているように見えない教頭は厚顔にも上司であるアーシェラにそのように答えた。
アーシェラはヘンリー教頭のあからさまな態度に綺麗な顔をしかめながら腕を組みヘンリー教頭を睨みつけた。
「ようは伝えていなかったということですね?今回は無事、何事もなく終わりましたが、王族に恥をかかせようなどとすれば、それは不敬であって下手をすればあなたはクビになっていたかもしれないのですよ?何故あなたはそんなに平気なのかしら?」
「いや、王族ではないのではと疑う方々もいらしたので、ただ国王陛下もおられましたので慌てて修正しただけのことです。当然、王族が入学した際は代表で挨拶していただくのが筋でありますのですからな」
「まあ、良いでしょう。国王陛下にはそのように伝えておきます。何かあればまたあなたを呼びますからね」
「はい、承知しました」
「はぁ、下がって良いわ」
「失礼します」
そういって教頭や教師たちは執務室から去って行った。
アーシェラは困惑する。
(なぜヘンリーの思惑が読めないのかしら)
他人の思惑を読める超能力を有しているアーシェラはなぜかヘンリー教頭の思惑が読めなかったことに困惑していた。
「なにか大きな問題が起きそうね」
アーシェラは不安となり、また同時に嫌な予感もした。
♢
学園長の執務室を退室したヘンリー教頭と他の教師たちは会議室にいた。
「ヘンリー教頭、何事もなく終わって良かったですな」
ヘンリーの側にいた教師の1人が安心した顔で言ってきた。
「なにが良かっただ!あの凡愚め!恥をかかせてやろうとおもってわざわざ通達もせずに代表挨拶をさせたのに!」
「まさかあんなにスラスラと話すとは思いませんでしたね」
「えぇい!私に恥をかかせおって!」
完全な逆恨みである。
しかし収穫もあった。
「アーシェラ学園長は教頭の御心が読めずに困惑しておりましたな」
「ああ、これのおかげであの忌々しい女狐に心を読まれない事がわかっただけでも良いかもしれないな。この魔道具のおかげで無事にシラを切れた」
ヘンリーはおもむろにジャケットの内ポケットから薄っぺらいカードを取り出す。そのカードにはなにやら小さな魔法陣が刻印されていた。
「これがあればアレク王子暗殺も可能になるな、いやこれもクレメンス殿のおかげですな」
ヘンリー教頭の側には20代後半の見目麗しい金髪碧眼の男性がいた。
「その魔道具がヘンリー教頭のお役に立てて何よりです」
「いやいや!本当にこの魔道具は素晴らしいですな!これからもよろしくお願いしますぞ!」
ヘンリー教頭はそう言って機嫌を取り戻すと高らかに笑うのであった。
そう、誰もがクレメンスの思惑には気づかずに・・・。
♢
アレクは夕食を食べ終えてベッドに寝転がりながら休憩していた。
既にサーシャとジョージの姿はなく、久しぶりに1人だけの時間だ。
明日から本格的に授業がはじまる。
「楽しみだな」
これから毎日アイリーンに会える。
アレクはアイリーンの姿絵を見ながらにやけ出した。
「えへへ♪今日は気絶しなかったし、ちゃんと話もできたぞ!」
第一ノルマを達成したアレクは自分で自分を褒めてあげた。アイリーンの様な美少女とちゃんと会話ができたのである。普通の人たちからすれば大したことではないのだが、アレクにとっては大いなる前進である。
そもそも恋愛経験皆無なだけに最初から目標設定が低い。ハードルを下げている分、小さな成功で喜べるアレクは幸せ者だった。
明日が楽しみだ。
アレクはいつの間にか寝ていた。
歯も磨かずに・・・。
「お帰りなさいませ」
アレクはいつの間にか部屋にいたサーシャを見て驚いた。となりには弟のジョージがいて2人並んで出迎えてくれた。
「あれっ!?サーシャなんでここにいるの?」
「何故って、ジョージの引き継ぎですよ。しばらくの間アレク様のお世話の仕方を弟に教えなくてはなりませんからね」
「いや、ここ男子寮だよ?女性のサーシャがいたら問題なんじゃないの?」
「すでに陛下を通して学園長の許可はいただいております。寮長にも話は伝わっておりますし、特に問題はございません。あともう私には結婚を約束した殿方がいますから大丈夫です。ねえジョージ」
「そ、そうですね」
「あ、ああ、そうなの?あれ?でも相手の人は大丈夫って言ったの?」
「王命だからと言って納得してもらいました」
「そ、そう、それなら良かったよ」
「それではジョージと共にお風呂の準備をいたしますので、しばらくお待ちください」
そう言ってサーシャは仕事を続けた。
(あれ?これって、変な噂が立つんじゃないの?)
アレクの思った通り、男子寮にてサーシャを見た男子生徒たちは王子が寮で気に入った女性を囲っているのではないかと噂するのであった。
サーシャがアレクのもとで働くことは、既に国王からアイリーンに直接伝わっており、何も心配することは起きないと知らされている。
しかもサーシャは既にアイリーンに呼び出されており、面会をした上でちゃんと了承も得ていた。
アイリーンいわく、「信用おける女性が側にいるのであればアレク様がハニートラップなどに引っかかる心配もなくなりますわね」とのこと。
わずか12歳の少女が貴族としての威厳ある佇まいを持ち、薄らと笑みを浮かべながらのこの発言はさすがのサーシャも「この娘恐いわ」などと心の底から恐怖するものがあった。
「アレク様と間違いなど起きるはずがありませんものね?」
「は!はいぃ!」
(やっぱりこの娘、恐いわ!)
サーシャは絶対に間違いが起きないように、いやトラブルメーカーであるアレクが間違いを起こさせないようにとジョージにも念押しをしておいた。
(さっさと結婚してこのダメ王子の世話から解放されたいわ)
これ以上トラブル王子とメンヘラ令嬢の関わりを持つことなど考えたくもない。
その面倒事を弟に全て押し付けることは姉としても少々心が痛むことではあったが、弟の更なる成長とできれば出世して家族に貢献してもらいたいという願いから全て仕方なしと割り切るのであった。
そろそろ自分の幸せを考え始めたサーシャは無難に引き継ぎを終わらせてサッサと領地に帰ろうと決意を固めた。
一方、そのメンヘラ令嬢アイリーンはというと、彼女はメリアと共に女子寮にある貴族用の個室部屋にいた。
「メリア、第二王子派の動きはどうでしたの?」
「はい、今のところ目立った行動はないようですが、入学式の時のようにアレク王子の様子が変でしたので、調べる必要はありそうです。今後もいきなり暗殺行為に及ぶかもしれませんので注意は必要です」
「私も驚きましたわ。入学式の挨拶早々、アレク王子の反応に違和感は感じましたもの。でも収穫もありましたわ。王族に対しては不敬ですけど、それだけ学園で立場のある者が第二王子派だということがわかりましたもの」
そういうとアイリーンはにんまりと笑う。
「そうですね。今までも王家と共にアレク様の暗殺計画を未然に潰してはいましたが、まだまだ終わりそうにありません。奴らにとっては学園に入ってから好機ありと考えていると思います」
メリアがそう言うとアイリーンも頷く。
「まあ、アレク様の側にはあのメイドの者たちがいるので毒殺などの心配はありませんが、剣術や魔法の授業で狙ってくるかもしれませんしね。私たちが見張っておけば問題は起きないと思いますけど」
「すでに影の者たちには通達しております」
「そう・・・ありがとう。私たちもしっかりしませんとね」
「はい」
アイリーンは扇子を口に当てて静かに考えるのであった。
♢
その頃、学園長の執務室では学園長が担当の教師達を呼び出していた。
「ヘンリー教頭、入学式の挨拶の時なのだけど、アレク王子の様子が少しおかしかったのですけど、事前に伝えていましたか?」
アーシェラは少し疑いの目でヘンリー教頭に問いただす。
ヘンリー教頭はヘラヘラしながら答えた。
「いやあ、アーシェラ学園長なら聞かなくてもお分かりいただけるのではありませんか?なんせ人の心が読めるのでしょうからな。いやなに、久しぶりの王族の入学でしたから、連絡が間に合わなかったのかもしれません。いや私の判断ではないのですが、アレク王子もいままで王族ではないのではないかという噂もあったのでちょっと判断が遅くなっただけのことです。いやあ、申し訳ありません」
全然反省しているように見えない教頭は厚顔にも上司であるアーシェラにそのように答えた。
アーシェラはヘンリー教頭のあからさまな態度に綺麗な顔をしかめながら腕を組みヘンリー教頭を睨みつけた。
「ようは伝えていなかったということですね?今回は無事、何事もなく終わりましたが、王族に恥をかかせようなどとすれば、それは不敬であって下手をすればあなたはクビになっていたかもしれないのですよ?何故あなたはそんなに平気なのかしら?」
「いや、王族ではないのではと疑う方々もいらしたので、ただ国王陛下もおられましたので慌てて修正しただけのことです。当然、王族が入学した際は代表で挨拶していただくのが筋でありますのですからな」
「まあ、良いでしょう。国王陛下にはそのように伝えておきます。何かあればまたあなたを呼びますからね」
「はい、承知しました」
「はぁ、下がって良いわ」
「失礼します」
そういって教頭や教師たちは執務室から去って行った。
アーシェラは困惑する。
(なぜヘンリーの思惑が読めないのかしら)
他人の思惑を読める超能力を有しているアーシェラはなぜかヘンリー教頭の思惑が読めなかったことに困惑していた。
「なにか大きな問題が起きそうね」
アーシェラは不安となり、また同時に嫌な予感もした。
♢
学園長の執務室を退室したヘンリー教頭と他の教師たちは会議室にいた。
「ヘンリー教頭、何事もなく終わって良かったですな」
ヘンリーの側にいた教師の1人が安心した顔で言ってきた。
「なにが良かっただ!あの凡愚め!恥をかかせてやろうとおもってわざわざ通達もせずに代表挨拶をさせたのに!」
「まさかあんなにスラスラと話すとは思いませんでしたね」
「えぇい!私に恥をかかせおって!」
完全な逆恨みである。
しかし収穫もあった。
「アーシェラ学園長は教頭の御心が読めずに困惑しておりましたな」
「ああ、これのおかげであの忌々しい女狐に心を読まれない事がわかっただけでも良いかもしれないな。この魔道具のおかげで無事にシラを切れた」
ヘンリーはおもむろにジャケットの内ポケットから薄っぺらいカードを取り出す。そのカードにはなにやら小さな魔法陣が刻印されていた。
「これがあればアレク王子暗殺も可能になるな、いやこれもクレメンス殿のおかげですな」
ヘンリー教頭の側には20代後半の見目麗しい金髪碧眼の男性がいた。
「その魔道具がヘンリー教頭のお役に立てて何よりです」
「いやいや!本当にこの魔道具は素晴らしいですな!これからもよろしくお願いしますぞ!」
ヘンリー教頭はそう言って機嫌を取り戻すと高らかに笑うのであった。
そう、誰もがクレメンスの思惑には気づかずに・・・。
♢
アレクは夕食を食べ終えてベッドに寝転がりながら休憩していた。
既にサーシャとジョージの姿はなく、久しぶりに1人だけの時間だ。
明日から本格的に授業がはじまる。
「楽しみだな」
これから毎日アイリーンに会える。
アレクはアイリーンの姿絵を見ながらにやけ出した。
「えへへ♪今日は気絶しなかったし、ちゃんと話もできたぞ!」
第一ノルマを達成したアレクは自分で自分を褒めてあげた。アイリーンの様な美少女とちゃんと会話ができたのである。普通の人たちからすれば大したことではないのだが、アレクにとっては大いなる前進である。
そもそも恋愛経験皆無なだけに最初から目標設定が低い。ハードルを下げている分、小さな成功で喜べるアレクは幸せ者だった。
明日が楽しみだ。
アレクはいつの間にか寝ていた。
歯も磨かずに・・・。
11
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる