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学園編
体力テスト②
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とうとう体力テストもあとは剣術テストだけとなった。
ただし剣術テストは騎士コースの生徒は必須でそれ以外のコースの生徒は希望者のみ参加とのこと。
僕も当然参加する。
剣術となると貴族か騎士団への入団を希望する騎士コースの生徒がほとんどだが男子生徒の約八割ほど参加している。
女子の参加者は数人でその中に先程走り込みの時に唯一僕の後ろについてきたサラも勿論のこと剣術テストに参加していた。
そういや彼女騎士コースだったわ。
アイリーンとメリアは剣術の嗜みはあると言うのに何故か参加せずに少し離れたところで見学しているみたいだ。
そういえばアイリーンたちは体力テストが始まってからまだ一度も僕に話しかけてくれないのでなんか少し寂しい。
物理的にも精神的にも距離を感じてしまう。
ドルトン先生の掛け声で参加者が全員揃った。
判定基準はドルトン先生と各自参加者の生徒たちが、それぞれ先生と一対一で戦い、生徒たちの力量を試験監督であるドルトン先生が判定するというものであった。
見学者の中には女の子がいるため、男子生徒は皆良いところを見せようと果敢にドルトン先生に立ち向かうが、全く通用せずに皆軽くあしらわれてしまう。
ドルトン先生強いな。
ボルト師匠ほどではないと思うけど、僕から見ても隙がない。
「次!サラ・アンドリア!」
「はい!」
サラが前に出てきた。
サラは木剣を構えて素早い動きで先生に打ち込んだ。
おおっ!!
サラの動きに他の生徒たちが歓声を上げる。
サラは洗礼された素速い動きで何度もドルトン先生に攻撃をしかけている。ドルトン先生も剣を受けながら何回かは反撃するのだが、それを避けたり剣で受け止めたりと、そしてまた打ち合うといった高度なやり取りが続く。
男子生徒たちはサラの動きに驚きながらドルトン先生の戦いを食い入るように観察している。
最初は均衡しているように見えたが両者の剣戟も少しずつドルトン先生の攻撃が優勢となり数が増えてきている。いつの間にかサラは反撃もできずに守り一辺倒、剣を受けるだけになったようだ。
かなり焦っているように見える。
そしてサラはついに根負けしたのか、無理な攻撃を仕掛けてしまう。
「甘い!」
ドルトン先生の剣がサラの剣を弾き返した。
「それまで!」
サラは苦しそうに息を弾ませながら深呼吸をして息を整える。ドルトン先生は嬉しそうにサラの剣術を誉めた。
「さすがボルトさんの娘だな!素晴らしい剣術だった!」
「「「へっ!?」」」
ドルトン先生のいきなりの爆弾発言に他の男子生徒たちは驚いた。
嘘だろぉぉぉ!!
なんであんなゴツいおっさんからこんな綺麗な女の子が生まれるんだ?という声があちこちから上がる。
ボルト師匠に聞かれたら半殺しにされるぞ?
あまりにも驚きすぎたのか、男子生徒たちはサラを鬼の子のように恐々と見ている。
サラはそんな男子たちの姿を見てくすりと笑った。
あ、コレで男子生徒たちの何人かは落ちたかも。
案の定、サラを見て顔を紅潮させている男子がちらほら見える。とはいえサラに手を出そうものならボルト師匠に殺されてもおかしくはないだろうし、報われることのない恋に落ちた男子たちは可哀想だけど仕方ないよね。
「次!アレク王子!」
いよいよ僕の番である。さすがに師匠の娘の前で無様な所は見せられない。
(後でチクられるかもしれないしな)
僕はサラから木剣を譲り受けドルトン先生に向かった。
「さあ来い!」
さっきから何戦も戦っていたはずなのにドルトン先生は一切疲れていないようだ。
生徒たちは皆「化け物か」と呟いている。
これに関しては僕も激しく同意する。
このオッサン本気でヤバいです。
「ではよろしくお願いします」
僕は木剣を構えてすぐにドルトン先生に打ち込んだ。
おそらく僕の動きの速さはサラと同じぐらいだ。
でもサラと比べて僕の方が力があるはずだ。
サラの剣は速いものの打ち合う音は軽かった。
案の定、サラとは違う剣の重さにドルトン先生も驚いている。
「まだまだいきますよ」
僕はそう言ってサラと同じように剣撃を繰り返す。動きはサラと似ているのに剣の重さが乗っているため、ドルトン先生は受けるだけでもしんどいといわんばかりに顔を顰めていた。
だんだん僕の方も動いているうちに少しずつ体が温まってきた。
これはイケるかも。
僕は攻撃の手数をさらに増やしていった。
ようやくドルトン先生も思うように手抜きが出来ず、少しずつ本気になって打ち合うようになってきた。
結構楽しくなってきたかも。
僕は久しぶりに調子に乗って剣を奮った。
♢
《サラ視点》
もはや次元が違う。
見学する生徒たちは言葉も発せずにただ打ち合う二人を見るだけだ。
(今の私ではあそこまで剣を振ることはできない)
悔しい。
護衛騎士として護衛対象の方が強いとあっては騎士の名が廃る。
アレク王子が思った以上に強かったのはさすがに驚きだ。
そしてドルトン先生も父上同様に強者だった。
十数人との戦いでようやく疲れてきたのかドルトン先生の動きが鈍くなってきた。
チャンスだ!
ドルトン先生に隙が出来た時、すかさずアレク王子は剣を向けた。
その瞬間、
あっ!
ドルトン先生がニヤリと微笑んだ。
どすっ!
気がつけばアレク王子の腹部に先生の剣が当たっており、アレク王子は鈍痛のせいで顔が歪んでいる。
その後アレク王子はドルトン先生の横薙ぎの剣で吹き飛ばされた。
アレク王子は腹部からこみ上げてくるものを飲み込んで痛みに耐えていた。
「いや!さすがはアレク王子!正直ヒヤリとしましたぞ!」
「よく言うわ!!」
アレク王子は反論しながら涙目で口を押さえていらした。
ああ、アレはキツい。
私も何度も経験したからわかる。
対してドルトン先生は少し疲れを見せているだけでとても満足した顔をしていた。
「サラもアレク王子もやはりボルト師匠の弟子だな!動きも似ていたぞ!」
「えっっ!?」
「ドルトン先生も父の弟子なのですか?」
「ああ!私はもともと騎士団にいたのでな。上司であるボルト殿に剣を教わったのだ!」
ああ、だから剣の型が同じだったのね。
ドルトン先生が父上の弟子だったということは私の兄弟子ということ。
他に私の兄上たちもいる。
兄上の足元にも及ばない私はまだまだなのだな。
私は己の実力を理解した。
(強くならないと)
気がつけば悔しさがこみ上がってきたのか、私はぎゅっと自分の拳を握りしめていた。
♢
《アレク視点》
ドルトン先生もボルト師匠の弟子だったとはね。
走り込みの時からドルトン先生の言動がやけに師匠と重なったわけだ。
ノリも同じ。
やっと全てがわかったよ。
ようやく剣術試験が終わるとアイリーンが僕に話しに来てくれた。
「アレク様!本当に素晴らしい剣術でしたわ!」
アイリーンに褒められたよ。
うへへ。
まんざらでもない感じってこういうことね。
すると今度はサラが僕に話しかけてきた。
「アレク王子、素晴らしい剣でした。私も早く殿下に追いつけるよう精進いたします」
「うん、まあ、でもサラもすごく強かったよ。多分動きの速さは僕と同じぐらいじゃないかな」
「はい、ですが剣の重さは殿下の方が強いとわかりました。また剣の手数の多さも凄かったです」
サラと話していた僕に今度はアイリーンが会話に入ってくる。
「あら、アレク様、この女性はどなたですの?」
「ああ、サラは父上の命で僕の護衛騎士となった子だよ」
「あら、そうだったのですね。わたくし存じませんでしたわ」
アイリーンは少し神妙な顔をする。
あれ?辺境伯や父上から聞いてなかったのかな?
サラはアイリーンに自己紹介を忘れていたようで慌てて姿勢を正して話しはじめた。
「はじめまして私はボルト・アンドリア男爵の娘、サラ・アンドリアと申します。アイリーン様は殿下の婚約者と伺っておりますので、今後ともどうぞよしなにお願いいたします」
そういってサラは少し緊張した顔でアイリーンに挨拶をした。
(あれ?ボルト師匠って男爵だったの?今はじめて知ったわ!サラのことといいあのおっさん何年も俺をしごいてきたくせに肝心の事は何にも教えてくれなかったんじゃん!)
「わたくしも自己紹介をしていませんでしたわね。サラ様、わたくしはアイリーン・サラトムと申します。ご存知の通りアレク王子の婚約者ですわ」
「アイリーン様、私のことはサラとお呼びください。殿下の護衛騎士として婚約者様共々御守りさせていただきたく存じます」
「ええ、サラ、わたくしの方こそ、共にこの学舎で学ぶ者として今後ともよろしくお願いしますわ」
「光栄です」
アイリーンはにこやかにサラと握手を交わす。
僕は表面的は必死に取り繕いながらも互いに握手している二人を見た。すると何やら黒いオーラを放つアイリーンが静かに微笑んでおり何か観察するような目で僕を見つめていた。
その後ろではメリアが困った顔をしており、その場を見守るように僕とアイリーンを見ている。
ん?僕、何かした?
ただし剣術テストは騎士コースの生徒は必須でそれ以外のコースの生徒は希望者のみ参加とのこと。
僕も当然参加する。
剣術となると貴族か騎士団への入団を希望する騎士コースの生徒がほとんどだが男子生徒の約八割ほど参加している。
女子の参加者は数人でその中に先程走り込みの時に唯一僕の後ろについてきたサラも勿論のこと剣術テストに参加していた。
そういや彼女騎士コースだったわ。
アイリーンとメリアは剣術の嗜みはあると言うのに何故か参加せずに少し離れたところで見学しているみたいだ。
そういえばアイリーンたちは体力テストが始まってからまだ一度も僕に話しかけてくれないのでなんか少し寂しい。
物理的にも精神的にも距離を感じてしまう。
ドルトン先生の掛け声で参加者が全員揃った。
判定基準はドルトン先生と各自参加者の生徒たちが、それぞれ先生と一対一で戦い、生徒たちの力量を試験監督であるドルトン先生が判定するというものであった。
見学者の中には女の子がいるため、男子生徒は皆良いところを見せようと果敢にドルトン先生に立ち向かうが、全く通用せずに皆軽くあしらわれてしまう。
ドルトン先生強いな。
ボルト師匠ほどではないと思うけど、僕から見ても隙がない。
「次!サラ・アンドリア!」
「はい!」
サラが前に出てきた。
サラは木剣を構えて素早い動きで先生に打ち込んだ。
おおっ!!
サラの動きに他の生徒たちが歓声を上げる。
サラは洗礼された素速い動きで何度もドルトン先生に攻撃をしかけている。ドルトン先生も剣を受けながら何回かは反撃するのだが、それを避けたり剣で受け止めたりと、そしてまた打ち合うといった高度なやり取りが続く。
男子生徒たちはサラの動きに驚きながらドルトン先生の戦いを食い入るように観察している。
最初は均衡しているように見えたが両者の剣戟も少しずつドルトン先生の攻撃が優勢となり数が増えてきている。いつの間にかサラは反撃もできずに守り一辺倒、剣を受けるだけになったようだ。
かなり焦っているように見える。
そしてサラはついに根負けしたのか、無理な攻撃を仕掛けてしまう。
「甘い!」
ドルトン先生の剣がサラの剣を弾き返した。
「それまで!」
サラは苦しそうに息を弾ませながら深呼吸をして息を整える。ドルトン先生は嬉しそうにサラの剣術を誉めた。
「さすがボルトさんの娘だな!素晴らしい剣術だった!」
「「「へっ!?」」」
ドルトン先生のいきなりの爆弾発言に他の男子生徒たちは驚いた。
嘘だろぉぉぉ!!
なんであんなゴツいおっさんからこんな綺麗な女の子が生まれるんだ?という声があちこちから上がる。
ボルト師匠に聞かれたら半殺しにされるぞ?
あまりにも驚きすぎたのか、男子生徒たちはサラを鬼の子のように恐々と見ている。
サラはそんな男子たちの姿を見てくすりと笑った。
あ、コレで男子生徒たちの何人かは落ちたかも。
案の定、サラを見て顔を紅潮させている男子がちらほら見える。とはいえサラに手を出そうものならボルト師匠に殺されてもおかしくはないだろうし、報われることのない恋に落ちた男子たちは可哀想だけど仕方ないよね。
「次!アレク王子!」
いよいよ僕の番である。さすがに師匠の娘の前で無様な所は見せられない。
(後でチクられるかもしれないしな)
僕はサラから木剣を譲り受けドルトン先生に向かった。
「さあ来い!」
さっきから何戦も戦っていたはずなのにドルトン先生は一切疲れていないようだ。
生徒たちは皆「化け物か」と呟いている。
これに関しては僕も激しく同意する。
このオッサン本気でヤバいです。
「ではよろしくお願いします」
僕は木剣を構えてすぐにドルトン先生に打ち込んだ。
おそらく僕の動きの速さはサラと同じぐらいだ。
でもサラと比べて僕の方が力があるはずだ。
サラの剣は速いものの打ち合う音は軽かった。
案の定、サラとは違う剣の重さにドルトン先生も驚いている。
「まだまだいきますよ」
僕はそう言ってサラと同じように剣撃を繰り返す。動きはサラと似ているのに剣の重さが乗っているため、ドルトン先生は受けるだけでもしんどいといわんばかりに顔を顰めていた。
だんだん僕の方も動いているうちに少しずつ体が温まってきた。
これはイケるかも。
僕は攻撃の手数をさらに増やしていった。
ようやくドルトン先生も思うように手抜きが出来ず、少しずつ本気になって打ち合うようになってきた。
結構楽しくなってきたかも。
僕は久しぶりに調子に乗って剣を奮った。
♢
《サラ視点》
もはや次元が違う。
見学する生徒たちは言葉も発せずにただ打ち合う二人を見るだけだ。
(今の私ではあそこまで剣を振ることはできない)
悔しい。
護衛騎士として護衛対象の方が強いとあっては騎士の名が廃る。
アレク王子が思った以上に強かったのはさすがに驚きだ。
そしてドルトン先生も父上同様に強者だった。
十数人との戦いでようやく疲れてきたのかドルトン先生の動きが鈍くなってきた。
チャンスだ!
ドルトン先生に隙が出来た時、すかさずアレク王子は剣を向けた。
その瞬間、
あっ!
ドルトン先生がニヤリと微笑んだ。
どすっ!
気がつけばアレク王子の腹部に先生の剣が当たっており、アレク王子は鈍痛のせいで顔が歪んでいる。
その後アレク王子はドルトン先生の横薙ぎの剣で吹き飛ばされた。
アレク王子は腹部からこみ上げてくるものを飲み込んで痛みに耐えていた。
「いや!さすがはアレク王子!正直ヒヤリとしましたぞ!」
「よく言うわ!!」
アレク王子は反論しながら涙目で口を押さえていらした。
ああ、アレはキツい。
私も何度も経験したからわかる。
対してドルトン先生は少し疲れを見せているだけでとても満足した顔をしていた。
「サラもアレク王子もやはりボルト師匠の弟子だな!動きも似ていたぞ!」
「えっっ!?」
「ドルトン先生も父の弟子なのですか?」
「ああ!私はもともと騎士団にいたのでな。上司であるボルト殿に剣を教わったのだ!」
ああ、だから剣の型が同じだったのね。
ドルトン先生が父上の弟子だったということは私の兄弟子ということ。
他に私の兄上たちもいる。
兄上の足元にも及ばない私はまだまだなのだな。
私は己の実力を理解した。
(強くならないと)
気がつけば悔しさがこみ上がってきたのか、私はぎゅっと自分の拳を握りしめていた。
♢
《アレク視点》
ドルトン先生もボルト師匠の弟子だったとはね。
走り込みの時からドルトン先生の言動がやけに師匠と重なったわけだ。
ノリも同じ。
やっと全てがわかったよ。
ようやく剣術試験が終わるとアイリーンが僕に話しに来てくれた。
「アレク様!本当に素晴らしい剣術でしたわ!」
アイリーンに褒められたよ。
うへへ。
まんざらでもない感じってこういうことね。
すると今度はサラが僕に話しかけてきた。
「アレク王子、素晴らしい剣でした。私も早く殿下に追いつけるよう精進いたします」
「うん、まあ、でもサラもすごく強かったよ。多分動きの速さは僕と同じぐらいじゃないかな」
「はい、ですが剣の重さは殿下の方が強いとわかりました。また剣の手数の多さも凄かったです」
サラと話していた僕に今度はアイリーンが会話に入ってくる。
「あら、アレク様、この女性はどなたですの?」
「ああ、サラは父上の命で僕の護衛騎士となった子だよ」
「あら、そうだったのですね。わたくし存じませんでしたわ」
アイリーンは少し神妙な顔をする。
あれ?辺境伯や父上から聞いてなかったのかな?
サラはアイリーンに自己紹介を忘れていたようで慌てて姿勢を正して話しはじめた。
「はじめまして私はボルト・アンドリア男爵の娘、サラ・アンドリアと申します。アイリーン様は殿下の婚約者と伺っておりますので、今後ともどうぞよしなにお願いいたします」
そういってサラは少し緊張した顔でアイリーンに挨拶をした。
(あれ?ボルト師匠って男爵だったの?今はじめて知ったわ!サラのことといいあのおっさん何年も俺をしごいてきたくせに肝心の事は何にも教えてくれなかったんじゃん!)
「わたくしも自己紹介をしていませんでしたわね。サラ様、わたくしはアイリーン・サラトムと申します。ご存知の通りアレク王子の婚約者ですわ」
「アイリーン様、私のことはサラとお呼びください。殿下の護衛騎士として婚約者様共々御守りさせていただきたく存じます」
「ええ、サラ、わたくしの方こそ、共にこの学舎で学ぶ者として今後ともよろしくお願いしますわ」
「光栄です」
アイリーンはにこやかにサラと握手を交わす。
僕は表面的は必死に取り繕いながらも互いに握手している二人を見た。すると何やら黒いオーラを放つアイリーンが静かに微笑んでおり何か観察するような目で僕を見つめていた。
その後ろではメリアが困った顔をしており、その場を見守るように僕とアイリーンを見ている。
ん?僕、何かした?
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