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学園編
魔法の授業②
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伝説の秘薬を作り出したアレクのポーションはフラン先生を含む水の魔塔の宮廷魔法師のエリートたちによって臨床実験が行われ、数日後にその結果が報告された。
結果、
重病人があっさり完治とのこと。
腕が無くなった騎士の腕が生えた。
難病の苦しみから解放された。
長年の腰の痛みが解消された。
などとアレク製ポーションはエリクサーであると認めざるおえないほどの効果が確認されたそうだ。
こうして臨床実験をした多くの魔法師が嬉々として報告したことで魔塔主がエリクサーとして認可したようだ。
そのためアレクは魔塔に部屋を作るからそこでエリクサーの調合しないかと魔塔主にしつこく誘われた。
しかしアレクは将来は王になる身であるのでと魔塔主の勧誘を謹んで辞退した。
それでも「国王のお立場そのままに、ついでに魔法師として活動なされれば良いのじゃよ!」などと一向に諦めない魔塔主であった。
結局は魔塔主とフラン先生から研究室を貸すから一日に5本のエリクサーを作って欲しいと懇願され、その勢いと必死さに負けたアレクは仕方なくエリクサーを作ることになってしまった。
こうしてアレクは定期的にエリクサーを作成し、水の魔塔に納品することで話は纏まったが、要はアレクにとって余計な仕事が増えただけなのであった。
♢
二回目の魔法の授業の日がやってきた。
前回ポーション作りは終わったので、というか僕はエリクサーしか作れなかったので次は生活魔法と攻撃魔法を勉強するらしい。
僕はアイリーンと一緒に魔法科の校舎に行くと前に人集りがあった。
「ん?あれはなんだろう」
僕が人集りの中心を見ると真ん中に金髪縦ロールのいかにも悪役令嬢みたいな超絶美人がいた。
(うわー、めちゃ綺麗な人だなー。でも髪型がコテコテの縦ロールだし、なんかいかにも悪役令嬢って感じだなー)
「アレク様、どうなさいましたの?」
「ああ、なんかあそこに人が集まっているみたいなんだけど中心にいる女の人の取り巻きみたいだよね。たぶん有名な人なんだろうけど僕まったく知らなくってさ。誰なのかなって」
「あの方はローズマリア様ですわ」
「へー」
「侯爵家の令嬢ですわ」
「ほー」
アイリーンは知っていたらしく、学園では超人気者で知らない人はいないほどだそうだ。
(え?僕は知らないんだけどな)
僕がローズマリアを見ているとたまたまなのか目が合ったような気がした。
その瞬間、
ローズマリアが僕に対して酷く睨んできたように見えた。
ん?
あんな美女に身に覚えのない怒りを買ったという記憶が無いけどな。
僕なんかしたっけ?
剣術の授業でいたわけでもないし、
魔法の属性判定の時にもいなかったはず、
そもそもあんな美女を見たら忘れるはずがないしな。
一応必死に思い出そうとしたけど全く覚えがなかった。
そんな時アイリーンが爆弾発言をした。
「あの、アレク様、ローズマリア様はイスタル殿下の婚約者ですわ」
「はい!?」
「あの、イスタル殿下の婚約者ということは御兄弟のアレク様もご存知だと思っておりましたので、まさかご存知ないとは思いませんでしたわ」
「うん、そうだね。たしかに存じてませんでした。でもさ、なんかあの人、僕のこと睨んでない?」
「あの、おそらくですけど、第二王子であられるイスタル殿下の婚約者ということで、王の後継者争いが原因ではないかと思われますわ」
「後継者?」
「ええ、第二王子を次期王にと願う貴族がおりますので、彼女はその筆頭です」
「イスタルを国王に?それを願う貴族がいる?そんなこと初めて聞いたよ」
「国王陛下は何も仰ってくださらなかったのですか?」
「うん、そうだね。父上は何も教えてくれなかったな。うーん、まさか弟と後継者争いしてるだなんて思いもしなかったよ」
「そうでしたの。でもアレク様が後継者争いをご存じないとは思いもよりませんでしたわ」
「多分、父上は僕のことを考えて敢えて教えなかったんだろうね。僕がまだ未熟だから・・・」
「そんな、わたくしはアレク様が未熟だなんてまったく思っておりませんわ。ただ何も知らずに後継者争いの渦中にいらっしゃるなんて思いもよらなかっただけです」
「まあ、今度王城に戻った時に改めて父上に聞いてみるよ」
僕の言葉にアイリーンは何も言わずにこくりと頷いた。
「でもあのローズマリアって人、何年生だろ。多分イスタルとはかなり歳が離れているよね」
「たしかローズマリア様は四年生のはずですわ。話によるとローズマリア様がイスタル殿下に一目惚れをなされて、その後強引に婚約者となられたそうです。それからはイスタル殿下が出席されるお茶会には必ず現れると言われるほどに大層執着されているそうですわ」
「へー」
(イスタルの奴、あんな美人なお姉さまに惚れられるなんて、なんとも羨ましくもけしからんことだ)
「あら、アレク様?羨ましいですの?」
「はえ!?な、何を言ってるんですか?」
(アイリーン、なんかたまに鋭い事を言ってくるな)
「まあ、そんなに素直な反応を示されなくても、ええ、わかっておりますわ。あれほどの美貌をお持ちの方が弟君の婚約者だなんて、悔しいのは当然のことですわ」
「え?そ、そうなの?」
「はい、でも私もアレク様の婚約者ですのに、悔しいですわね。わたくしもアレク様よりもう少し年上であれば良かったのに」
「いやいや!アイリーンが年上だったら僕の婚約者になってくれるはずないじゃないか!アイリーンが同じ歳だからこうして一緒に授業を受けられるんだし、僕はアイリーンと婚約できて本当に幸せなんだよ!?」
僕の必死さが伝わったのか、アイリーンは可愛らしく微笑んでくれた。
「ふふ、そこまで必死に言ってくださると存外嬉しいものですね。わたくしもアレク様とこうして一緒に授業を受けられるのがとても嬉しいですわ」
「アイリーン♡」
「うふふ」
こうして僕とアイリーンは幸せな移動時間を過ごしてようやく魔塔に辿り着いた。
魔塔に着くとフラン先生が出迎えてくれるはずが、なんかヒョロっとした男子生徒が一人いただけだった。
え?
誰?
アイリーンは驚いてその生徒を見た。
「お兄様!」
は?
お兄様?
「アレク王子、アイリーン、フラン先生が多忙のため本日は私がお二人の授業の担当をさせていただきます」
そういってアイリーンの兄が声をかけてきた。
へえ、この人がアイリーンの兄か。
アイリーンと結婚したら、義理の兄になるのか。
ということはお義兄様と呼んだ方がいいのかな?
「お兄様、どうしてここに?」
「やあ、アイリーン。アレク王子、申し遅れましたが私の名はアランと申します。妹が大変お世話になっております。アレク王子は憎い、いや素晴らしい王子であると妹がいつも話してくれてますので、私も上級生として、またアイリーンの兄として殿下のお役に立てればと思いまして、是非魔法を教えられる機会をいただきたいと今回(アイリーンがアレクを見放すキッカケをつくるために)志願をさせていただきました」
アイリーンはポカンとした顔をしてただ話を聞いていたが、すぐに信じられないといった体で表情を隠しながらもかなり怒っていらっしゃるように見える。
ん?急に背筋に寒気が襲ってきたぞ?
「さあ!それでは始めましょう!」
こちらとは反対にアランは楽観しているのか随分と楽しそうだ。ニコリと微笑むアイリーンの目がまったく笑っていないことに気がついているのだろうか。
「それではまず、えーと、そうそう、生活魔法からですね。えー、飲み水を出してコップに水を注いでいきましょう。満タンになったら手を上げて教えてください」
そう言って手本を見せる。
アランも一応はアイリーンの兄らしく、教え方は素人っぽいが魔法はそれなりに上手なようだ。
さすがはお義兄様。
アランの手から水がちょろちょろと出てコップに水を注ぐとあっという間に満たしてしまった。
「それではやってみましょう」
アランがそう言うと僕とアイリーンはそれぞれコップに水を注ぐ。意外にもアイリーンは余裕でコップに水を注ぐのだが、僕は苦戦してしまった。
何故か、
これ、意外と魔力の加減の調整が難しんだよね。
しかも僕、昔より魔力量が多いせいで小さな魔力を小出しにする調整が難しくなってきたみたいだ。今まで最大火力で魔法を使うことしかしなかったから最小魔力でやるのは初めてだ。多分魔法覚えたての頃ならすぐにできたんだろうな。
「ほんのちょっと、ほんのちょっと」
手のひらから放出される魔力の量を最小限に絞るため意識を集中した。そうしてなんとかコントロールをしながら手からちょろちょろと水を出してみる。
「ほんのちょっと、あっ!」
ちょっと魔力の量を緩めただけで一気に水が出てしまい、すぐコップの水が溢れてしまった。
くそっ!
こうして僕は苦戦しながら何回も繰り返し、魔法でコップに水を注ぐのだった。
結果、
重病人があっさり完治とのこと。
腕が無くなった騎士の腕が生えた。
難病の苦しみから解放された。
長年の腰の痛みが解消された。
などとアレク製ポーションはエリクサーであると認めざるおえないほどの効果が確認されたそうだ。
こうして臨床実験をした多くの魔法師が嬉々として報告したことで魔塔主がエリクサーとして認可したようだ。
そのためアレクは魔塔に部屋を作るからそこでエリクサーの調合しないかと魔塔主にしつこく誘われた。
しかしアレクは将来は王になる身であるのでと魔塔主の勧誘を謹んで辞退した。
それでも「国王のお立場そのままに、ついでに魔法師として活動なされれば良いのじゃよ!」などと一向に諦めない魔塔主であった。
結局は魔塔主とフラン先生から研究室を貸すから一日に5本のエリクサーを作って欲しいと懇願され、その勢いと必死さに負けたアレクは仕方なくエリクサーを作ることになってしまった。
こうしてアレクは定期的にエリクサーを作成し、水の魔塔に納品することで話は纏まったが、要はアレクにとって余計な仕事が増えただけなのであった。
♢
二回目の魔法の授業の日がやってきた。
前回ポーション作りは終わったので、というか僕はエリクサーしか作れなかったので次は生活魔法と攻撃魔法を勉強するらしい。
僕はアイリーンと一緒に魔法科の校舎に行くと前に人集りがあった。
「ん?あれはなんだろう」
僕が人集りの中心を見ると真ん中に金髪縦ロールのいかにも悪役令嬢みたいな超絶美人がいた。
(うわー、めちゃ綺麗な人だなー。でも髪型がコテコテの縦ロールだし、なんかいかにも悪役令嬢って感じだなー)
「アレク様、どうなさいましたの?」
「ああ、なんかあそこに人が集まっているみたいなんだけど中心にいる女の人の取り巻きみたいだよね。たぶん有名な人なんだろうけど僕まったく知らなくってさ。誰なのかなって」
「あの方はローズマリア様ですわ」
「へー」
「侯爵家の令嬢ですわ」
「ほー」
アイリーンは知っていたらしく、学園では超人気者で知らない人はいないほどだそうだ。
(え?僕は知らないんだけどな)
僕がローズマリアを見ているとたまたまなのか目が合ったような気がした。
その瞬間、
ローズマリアが僕に対して酷く睨んできたように見えた。
ん?
あんな美女に身に覚えのない怒りを買ったという記憶が無いけどな。
僕なんかしたっけ?
剣術の授業でいたわけでもないし、
魔法の属性判定の時にもいなかったはず、
そもそもあんな美女を見たら忘れるはずがないしな。
一応必死に思い出そうとしたけど全く覚えがなかった。
そんな時アイリーンが爆弾発言をした。
「あの、アレク様、ローズマリア様はイスタル殿下の婚約者ですわ」
「はい!?」
「あの、イスタル殿下の婚約者ということは御兄弟のアレク様もご存知だと思っておりましたので、まさかご存知ないとは思いませんでしたわ」
「うん、そうだね。たしかに存じてませんでした。でもさ、なんかあの人、僕のこと睨んでない?」
「あの、おそらくですけど、第二王子であられるイスタル殿下の婚約者ということで、王の後継者争いが原因ではないかと思われますわ」
「後継者?」
「ええ、第二王子を次期王にと願う貴族がおりますので、彼女はその筆頭です」
「イスタルを国王に?それを願う貴族がいる?そんなこと初めて聞いたよ」
「国王陛下は何も仰ってくださらなかったのですか?」
「うん、そうだね。父上は何も教えてくれなかったな。うーん、まさか弟と後継者争いしてるだなんて思いもしなかったよ」
「そうでしたの。でもアレク様が後継者争いをご存じないとは思いもよりませんでしたわ」
「多分、父上は僕のことを考えて敢えて教えなかったんだろうね。僕がまだ未熟だから・・・」
「そんな、わたくしはアレク様が未熟だなんてまったく思っておりませんわ。ただ何も知らずに後継者争いの渦中にいらっしゃるなんて思いもよらなかっただけです」
「まあ、今度王城に戻った時に改めて父上に聞いてみるよ」
僕の言葉にアイリーンは何も言わずにこくりと頷いた。
「でもあのローズマリアって人、何年生だろ。多分イスタルとはかなり歳が離れているよね」
「たしかローズマリア様は四年生のはずですわ。話によるとローズマリア様がイスタル殿下に一目惚れをなされて、その後強引に婚約者となられたそうです。それからはイスタル殿下が出席されるお茶会には必ず現れると言われるほどに大層執着されているそうですわ」
「へー」
(イスタルの奴、あんな美人なお姉さまに惚れられるなんて、なんとも羨ましくもけしからんことだ)
「あら、アレク様?羨ましいですの?」
「はえ!?な、何を言ってるんですか?」
(アイリーン、なんかたまに鋭い事を言ってくるな)
「まあ、そんなに素直な反応を示されなくても、ええ、わかっておりますわ。あれほどの美貌をお持ちの方が弟君の婚約者だなんて、悔しいのは当然のことですわ」
「え?そ、そうなの?」
「はい、でも私もアレク様の婚約者ですのに、悔しいですわね。わたくしもアレク様よりもう少し年上であれば良かったのに」
「いやいや!アイリーンが年上だったら僕の婚約者になってくれるはずないじゃないか!アイリーンが同じ歳だからこうして一緒に授業を受けられるんだし、僕はアイリーンと婚約できて本当に幸せなんだよ!?」
僕の必死さが伝わったのか、アイリーンは可愛らしく微笑んでくれた。
「ふふ、そこまで必死に言ってくださると存外嬉しいものですね。わたくしもアレク様とこうして一緒に授業を受けられるのがとても嬉しいですわ」
「アイリーン♡」
「うふふ」
こうして僕とアイリーンは幸せな移動時間を過ごしてようやく魔塔に辿り着いた。
魔塔に着くとフラン先生が出迎えてくれるはずが、なんかヒョロっとした男子生徒が一人いただけだった。
え?
誰?
アイリーンは驚いてその生徒を見た。
「お兄様!」
は?
お兄様?
「アレク王子、アイリーン、フラン先生が多忙のため本日は私がお二人の授業の担当をさせていただきます」
そういってアイリーンの兄が声をかけてきた。
へえ、この人がアイリーンの兄か。
アイリーンと結婚したら、義理の兄になるのか。
ということはお義兄様と呼んだ方がいいのかな?
「お兄様、どうしてここに?」
「やあ、アイリーン。アレク王子、申し遅れましたが私の名はアランと申します。妹が大変お世話になっております。アレク王子は憎い、いや素晴らしい王子であると妹がいつも話してくれてますので、私も上級生として、またアイリーンの兄として殿下のお役に立てればと思いまして、是非魔法を教えられる機会をいただきたいと今回(アイリーンがアレクを見放すキッカケをつくるために)志願をさせていただきました」
アイリーンはポカンとした顔をしてただ話を聞いていたが、すぐに信じられないといった体で表情を隠しながらもかなり怒っていらっしゃるように見える。
ん?急に背筋に寒気が襲ってきたぞ?
「さあ!それでは始めましょう!」
こちらとは反対にアランは楽観しているのか随分と楽しそうだ。ニコリと微笑むアイリーンの目がまったく笑っていないことに気がついているのだろうか。
「それではまず、えーと、そうそう、生活魔法からですね。えー、飲み水を出してコップに水を注いでいきましょう。満タンになったら手を上げて教えてください」
そう言って手本を見せる。
アランも一応はアイリーンの兄らしく、教え方は素人っぽいが魔法はそれなりに上手なようだ。
さすがはお義兄様。
アランの手から水がちょろちょろと出てコップに水を注ぐとあっという間に満たしてしまった。
「それではやってみましょう」
アランがそう言うと僕とアイリーンはそれぞれコップに水を注ぐ。意外にもアイリーンは余裕でコップに水を注ぐのだが、僕は苦戦してしまった。
何故か、
これ、意外と魔力の加減の調整が難しんだよね。
しかも僕、昔より魔力量が多いせいで小さな魔力を小出しにする調整が難しくなってきたみたいだ。今まで最大火力で魔法を使うことしかしなかったから最小魔力でやるのは初めてだ。多分魔法覚えたての頃ならすぐにできたんだろうな。
「ほんのちょっと、ほんのちょっと」
手のひらから放出される魔力の量を最小限に絞るため意識を集中した。そうしてなんとかコントロールをしながら手からちょろちょろと水を出してみる。
「ほんのちょっと、あっ!」
ちょっと魔力の量を緩めただけで一気に水が出てしまい、すぐコップの水が溢れてしまった。
くそっ!
こうして僕は苦戦しながら何回も繰り返し、魔法でコップに水を注ぐのだった。
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