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学園編
魔法の授業③
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「出来た!」
僕は苦戦しながら頑張って何回も繰り返すことで、なんとかコップに水を入れることが出来た。
僕が成功して喜びながらそう言うと、
「いや!まだ全然ダメです!」
ようやく出来たと思っていたのに義理の兄となるアランから一方的にダメと言われた。
コイツ何言ってんだ?
「いやちゃんと水を入れたじゃないか!」
「このコップにあるこの目盛りに合わせてもらわないとダメですね!」
アランはしたり顔でコップの中にある目盛りを見せる。アレクが入れた水は2ミリほど目盛りを越していた。
何それ?
嫌がらせかよ。
コイツはもう僕のお義兄様なんかじゃないわ!
こいつなんてもう外見のままヒョロゾーでいいや。
いやヒョロスケにしとこ。
「さあ、もう一度やってください。おや、それとももう出来ないのですか?」
煽るヒョロスケ。
ふぬぬ・・・。
ヒョロスケの奴、調子に乗りやがって、
アイリーンの兄じゃなかったら水魔法でうっかり攻撃してやったのに。
僕は怒りを抑えて水を入れるがなかなか目盛りちょうどにはならない。
なかなか上手く調整出来ずにコップの水を足そうと頑張っていると隣でアランがニヤニヤと侮蔑するかのように立っていた。
「まだ出来ませんか?まあ、一年生ですし、まだまだ魔力のコントロールはあなたには早すぎましたかねえ」
ヒョロスケことアランはそう言って僕を挑発してきた。
ヒョロスケめ、僕が王になったらコキ使ってやるからな。
さすがにアイリーンもカチンときたのか表情が険しくなる。
「お兄様?未来の王太子に対してその話し方は無礼なのでは?」
アイリーンの額にはイライラのマークが付いている。
「いや、アレク王子もいまは学生なんだ。上級生の私がどんな態度であろうとも無礼ではないよ」
アランはウザいほどの満悦した顔でふんぞりかえる。それを見たアイリーンの額には血管が浮き出るほどにイライラマークが増えた。
「ただ卒業した後はどうなるかわからないでしょうけどね」
アイリーンはアランに含みのある言葉を言い放つ。
「うっ!し、しかし、そもそも第二王子が王太子になられるかもしれないし、未来のことなんかわからないじゃないか!」
「お兄様?私はアレク王子の許嫁です。これ以上の王族の侮辱はたとえ実の兄であろうとも許しませんよ?」
「ア、アイリーン!僕は君の事を思ってだな!」
「お兄様?たとえあなたが辺境伯を継ごうとも、王族には逆らえませんのよ?もう少し先の事を考えてお話しになったら?」
「ぼ、僕だけじゃない!父も僕と同じ考えなんだぞ!母上もそうだ!君は父と母に逆らうのか?」
「私は自らの意思だけではなく、当主であるお祖父様の命を受けております。当主に逆らっているのはお兄様たちではありませんの?」
「お祖父様ももうお歳だ!!次の当主は父であり、父が当主になれば命令は変わるんだぞ!」
「あら、それまでには私は王妃になってるかもしれませんから大丈夫ですわ♪」
「そんなに先の話ではない!」
「あらお祖父様をそこまで早く亡き者としたいのかしら?」
「そうは言っていない!」
「いいえ!言ってますわ!」
アランとアイリーンが兄弟喧嘩をしている間にアレクは関係なくコップに水を足していた。
「出来た!」
僕は嬉しそうに目盛り丁度に水を満たしたコップを掲げた。
アランは驚いてコップを確認する。
「あ、ああ、まあ、いいでしょう」
「よし!次は何?」
「あ、ああ、そうですねぇ、今度はコップからコップに水を移す魔法をやりましょう」
「ああ!それならやったことある!」
そう言ってアレクはさっさとコップの自らをとなりのコップに移した。
「さあ!出来たぞ!」
「あ、え?もう?」
「さあ!次は?」
「そうですね、水を出して水玉にします。そして水玉を浮かべて回転させてください」
「よし!それもやったことがある!」
そう言ってアレクはさっさと水玉をつくり(しかもアランの予想よりも沢山の)全ての水玉を浮かべながら円を描くように回転させた。
「どうだ?出来たぞ?」
「あーー、そうですね・・・、はい、大丈夫です」
「アレク様さすがですわ!」
「楽しくなってきた!次は?」
「そ、そうですね、それでは外に出て水玉をどれだけ大きくできるかをやりましょう」
アランは自分がやってきた魔法の実習をほとんどクリアされてしまい、仕方ないので自分が次のテストでやる魔法をアレクにやらせる事にした。
アランとアレク、アイリーンは外に出て校舎近くの芝生の生えた広い空き地にやってきた。
「さあ、それでは始めましょう!とにかく限界まで水を出して水の塊を宙に浮かべてください!これはかなり難易度の高い魔法です!」
アランがやれるものならやってみろと言わんばかりにアレクに指示を出した。
「よしっ!やるぞぉ!」
「アレク様!頑張ってください♡」
僕はありったけの魔力を込めて水溜まりを宙に浮かべた。
すると僕たちの頭上には大きな水族館の巨大な水槽ほどの大量の水が一気に空を覆うように出現した。
それはあまりに巨大でアランは予想だにしなかったアレクの魔力量とその水溜まりの大きさに一気にびびってしまい鼻の穴とズボンの真ん中から水が自動的に流れ出てしまう。
あんぐりと口を開けたまま呆然とただ立ちつくしてしまったアランは次の指示を出すことも出来ずにいたため、こともあろうかアレクの水溜まりはさらに増え続けた。
いつのまにか水溜まりの塊が魔塔の20階あたりまで届きそうになった時、今度は魔塔からフラン先生が慌ててやってきた。
「アレク王子!もう魔法を解いてください!」
「えっ?もういいの?」
「はい!もうこれ以上は危険です!(この辺りが)もう魔法は確認できましたから水を少しずつ消してください!」
「え?消せるのコレ?」
「え?消せないんですか?」
「やったことない」
「え?えーっっ!?」
「水よ消えろと唱えて心の中で念じてください!」
「ん、んー、水よ、消えろ!」
ざっぱぁぁぁぁん!!!
消えたのは水を覆う魔力でできた膜の方であった。
空中にあった水溜まりは全て地面になだれ落ちる。
水溜まりはもはや濁流のように激しい水流となって周囲に傾れ込む。そして哀れにも魔塔に入ろうとしていた生徒やフラン先生、そしてアランを含め近くにいた生徒たちは濁流にのみ込まれてしまい皆100メートル先まで流されてしまった。
アイリーンはかろうじて水の膜をつくり水の被害から逃れられた。
アレクは自分の作った水に流されて溺れた。
周囲はまるで洪水の被害にでも遭ったかのような悲惨な光景となる。
そして1時間後、学園長の執務室に再び呼び出されたアレクとアランはアーシェラ学園長にしこたま叱られるのであった。
「アレク王子!あなたいつも問題を起こさないと気が済まないの?」
「い、いいえ!違います!」
「なら何故、殿下はこうも問題ばかり起こされるのかしら?」
「わかりません!」
「わかりませんじゃないわよ!しっかりしないとまた国王に知らせますよ!」
「い!いや!すみません!もうしませんからどうかそれだけは!」
「これ以上は目を瞑りませんからね!次はありませんよ!」
「ひゃ、ひぁい!」
アレクは逃げるように学園長の部屋を出た。
アランはアランでアレクとはまた別に叱られるのであった。
僕は苦戦しながら頑張って何回も繰り返すことで、なんとかコップに水を入れることが出来た。
僕が成功して喜びながらそう言うと、
「いや!まだ全然ダメです!」
ようやく出来たと思っていたのに義理の兄となるアランから一方的にダメと言われた。
コイツ何言ってんだ?
「いやちゃんと水を入れたじゃないか!」
「このコップにあるこの目盛りに合わせてもらわないとダメですね!」
アランはしたり顔でコップの中にある目盛りを見せる。アレクが入れた水は2ミリほど目盛りを越していた。
何それ?
嫌がらせかよ。
コイツはもう僕のお義兄様なんかじゃないわ!
こいつなんてもう外見のままヒョロゾーでいいや。
いやヒョロスケにしとこ。
「さあ、もう一度やってください。おや、それとももう出来ないのですか?」
煽るヒョロスケ。
ふぬぬ・・・。
ヒョロスケの奴、調子に乗りやがって、
アイリーンの兄じゃなかったら水魔法でうっかり攻撃してやったのに。
僕は怒りを抑えて水を入れるがなかなか目盛りちょうどにはならない。
なかなか上手く調整出来ずにコップの水を足そうと頑張っていると隣でアランがニヤニヤと侮蔑するかのように立っていた。
「まだ出来ませんか?まあ、一年生ですし、まだまだ魔力のコントロールはあなたには早すぎましたかねえ」
ヒョロスケことアランはそう言って僕を挑発してきた。
ヒョロスケめ、僕が王になったらコキ使ってやるからな。
さすがにアイリーンもカチンときたのか表情が険しくなる。
「お兄様?未来の王太子に対してその話し方は無礼なのでは?」
アイリーンの額にはイライラのマークが付いている。
「いや、アレク王子もいまは学生なんだ。上級生の私がどんな態度であろうとも無礼ではないよ」
アランはウザいほどの満悦した顔でふんぞりかえる。それを見たアイリーンの額には血管が浮き出るほどにイライラマークが増えた。
「ただ卒業した後はどうなるかわからないでしょうけどね」
アイリーンはアランに含みのある言葉を言い放つ。
「うっ!し、しかし、そもそも第二王子が王太子になられるかもしれないし、未来のことなんかわからないじゃないか!」
「お兄様?私はアレク王子の許嫁です。これ以上の王族の侮辱はたとえ実の兄であろうとも許しませんよ?」
「ア、アイリーン!僕は君の事を思ってだな!」
「お兄様?たとえあなたが辺境伯を継ごうとも、王族には逆らえませんのよ?もう少し先の事を考えてお話しになったら?」
「ぼ、僕だけじゃない!父も僕と同じ考えなんだぞ!母上もそうだ!君は父と母に逆らうのか?」
「私は自らの意思だけではなく、当主であるお祖父様の命を受けております。当主に逆らっているのはお兄様たちではありませんの?」
「お祖父様ももうお歳だ!!次の当主は父であり、父が当主になれば命令は変わるんだぞ!」
「あら、それまでには私は王妃になってるかもしれませんから大丈夫ですわ♪」
「そんなに先の話ではない!」
「あらお祖父様をそこまで早く亡き者としたいのかしら?」
「そうは言っていない!」
「いいえ!言ってますわ!」
アランとアイリーンが兄弟喧嘩をしている間にアレクは関係なくコップに水を足していた。
「出来た!」
僕は嬉しそうに目盛り丁度に水を満たしたコップを掲げた。
アランは驚いてコップを確認する。
「あ、ああ、まあ、いいでしょう」
「よし!次は何?」
「あ、ああ、そうですねぇ、今度はコップからコップに水を移す魔法をやりましょう」
「ああ!それならやったことある!」
そう言ってアレクはさっさとコップの自らをとなりのコップに移した。
「さあ!出来たぞ!」
「あ、え?もう?」
「さあ!次は?」
「そうですね、水を出して水玉にします。そして水玉を浮かべて回転させてください」
「よし!それもやったことがある!」
そう言ってアレクはさっさと水玉をつくり(しかもアランの予想よりも沢山の)全ての水玉を浮かべながら円を描くように回転させた。
「どうだ?出来たぞ?」
「あーー、そうですね・・・、はい、大丈夫です」
「アレク様さすがですわ!」
「楽しくなってきた!次は?」
「そ、そうですね、それでは外に出て水玉をどれだけ大きくできるかをやりましょう」
アランは自分がやってきた魔法の実習をほとんどクリアされてしまい、仕方ないので自分が次のテストでやる魔法をアレクにやらせる事にした。
アランとアレク、アイリーンは外に出て校舎近くの芝生の生えた広い空き地にやってきた。
「さあ、それでは始めましょう!とにかく限界まで水を出して水の塊を宙に浮かべてください!これはかなり難易度の高い魔法です!」
アランがやれるものならやってみろと言わんばかりにアレクに指示を出した。
「よしっ!やるぞぉ!」
「アレク様!頑張ってください♡」
僕はありったけの魔力を込めて水溜まりを宙に浮かべた。
すると僕たちの頭上には大きな水族館の巨大な水槽ほどの大量の水が一気に空を覆うように出現した。
それはあまりに巨大でアランは予想だにしなかったアレクの魔力量とその水溜まりの大きさに一気にびびってしまい鼻の穴とズボンの真ん中から水が自動的に流れ出てしまう。
あんぐりと口を開けたまま呆然とただ立ちつくしてしまったアランは次の指示を出すことも出来ずにいたため、こともあろうかアレクの水溜まりはさらに増え続けた。
いつのまにか水溜まりの塊が魔塔の20階あたりまで届きそうになった時、今度は魔塔からフラン先生が慌ててやってきた。
「アレク王子!もう魔法を解いてください!」
「えっ?もういいの?」
「はい!もうこれ以上は危険です!(この辺りが)もう魔法は確認できましたから水を少しずつ消してください!」
「え?消せるのコレ?」
「え?消せないんですか?」
「やったことない」
「え?えーっっ!?」
「水よ消えろと唱えて心の中で念じてください!」
「ん、んー、水よ、消えろ!」
ざっぱぁぁぁぁん!!!
消えたのは水を覆う魔力でできた膜の方であった。
空中にあった水溜まりは全て地面になだれ落ちる。
水溜まりはもはや濁流のように激しい水流となって周囲に傾れ込む。そして哀れにも魔塔に入ろうとしていた生徒やフラン先生、そしてアランを含め近くにいた生徒たちは濁流にのみ込まれてしまい皆100メートル先まで流されてしまった。
アイリーンはかろうじて水の膜をつくり水の被害から逃れられた。
アレクは自分の作った水に流されて溺れた。
周囲はまるで洪水の被害にでも遭ったかのような悲惨な光景となる。
そして1時間後、学園長の執務室に再び呼び出されたアレクとアランはアーシェラ学園長にしこたま叱られるのであった。
「アレク王子!あなたいつも問題を起こさないと気が済まないの?」
「い、いいえ!違います!」
「なら何故、殿下はこうも問題ばかり起こされるのかしら?」
「わかりません!」
「わかりませんじゃないわよ!しっかりしないとまた国王に知らせますよ!」
「い!いや!すみません!もうしませんからどうかそれだけは!」
「これ以上は目を瞑りませんからね!次はありませんよ!」
「ひゃ、ひぁい!」
アレクは逃げるように学園長の部屋を出た。
アランはアランでアレクとはまた別に叱られるのであった。
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