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十一話 嵐の跡
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パチリと目を覚ますと、目の前に見知らぬ天井が広がっていた。
ここは……?
「ッッッッ!!!」
起き上がろうと力を入れた瞬間、痺れるような痛みが全身を走り抜けた。
これは動けそうにないね……。
タタタタタタッ!!
私が現状把握に頭をフル回転させているところに、何かが駆けてくる音が鳴った。
ガチャリ。
近くでドアの開く音がした直後、視界の端で何か黒い影が飛び上がり、その影はそのまま私の腹へボスン!とダイブした。
痛ッッッッ…………たあぁぁい!
こちとら重傷だっていうのにどこのどいつだよ!!このや……!!
痛みのあまり微動だにしないまま憤慨している私の視界に、突如として黒い影が覆い被さった。
温かい……。長くないながらフサフサのこの毛並み……。そしてこの匂いは……!!!
「金ちゃん?」
「起きたんかえ!?起きたんかえご主人!!!!死んでしまったのかと……よかったえ……」
金ちゃんは私の顔をガッシリとホールドして離さない。金ちゃんがこんなにストレートに感情表現するなんて、よほど心配させてたんだな。
私の手は自然と動き、金ちゃんを撫でた。相変わらず猫ちゃんのためならすぐに動けるんだねこの体は。
「ごめんね……結構寝ちゃってたかな」
「結構なんてもんじゃありませんよ」
この声は……セイラさん!
「貴方は五日間もの間眠っていたんですよ、よくそんな体であのレオルダスと戦っていましたね」
五日間!?予想の数倍だ……そりゃ心配もさせちゃうよね。
「えっとマグちゃんは?」
「マグちゃんは別の部屋で休んで貰っています、先程貴方が起きたのを察知して向かおうとしていました。止めるのに苦労しましたよ、マグちゃんも相当重傷なのに……」
重傷……。死んじゃいないのは嬉しいけど、やっぱりかなり傷つけられちゃったか。ごめんよ……。
すぐに会えないのは悲しいけど、重傷ならしょうがないね。今の状態でマグちゃんに飛び乗られたら今度こそ死んじゃうし。
「ココロ君が起きたんだって?……どういう状況だい?」
扉の方から声がした。グランさんの声だ。
「起きたので金ちゃんを吸ってるところです」
「どういう……まぁそれはいいや、ココロ君が起きたら言いたいことがあったんだ」
「ちょっ!?ちょっとマスター!何やってるんですか!?」
何が起こってるの?ちょっと金ちゃん一旦離れて~!
状況をを確認しようと顔にへばりついていた金ちゃんを剥がすと、そこには深々と頭を下げたグランさんがいた。
「本当に申し訳ない、君や君の仲間が傷つけられたのは、レオルダスを制御できていない僕の責任だ」
「いやいやいやいや頭を上げてください!グランさんが謝ること無いですよ!!」
「いや、それじゃ僕の気がおさまらない、レオルダスにも相応の処罰を与えるつもりだ」
何時もと違い真剣なグランさんに私はタジタジになっていると、ドアからまた別の人が入ってきた。
白銀の鎧を身に付けた、金髪のあの人だった。
「おはようココロさん、私のことは分かるかな」
「ええと、グランさんと一緒に私を助けてくれた人ですよね……?」
「私はカサンドラ・ワーグナー、一応レオルダスと同じミスリルプレート冒険者だよ」
レオルダスと同じミスリルプレート?……ってことは、この人レオルダスと同じくらい強いの!?この優しそうなイケメンが……はぇー。
「グランさんは頑固なところがあるからね、君に何かお詫びをしないと気が済まないみたいなんだ。君からなにか要求してくれないか?金銀財宝でもレオルダスへの処罰内容でも何でもいいから」
カサンドラさんは優しく微笑んで言った。
その微笑みを見て、私の首筋に冷たいものが走った。……?なんだろう今の寒気、まぁいいや。
要求って言われても、金銀財宝になんて興味ないし、レオルダスへの復讐は自分でやらないと意味ないしなぁ。
「じゃあまた私達に危険が迫った時に助けてください」
グランさんは私の言葉から一拍置いて顔を上げた。その顔には晴れやかな笑顔が浮かんでいた。
「優しいねココロ君は、五日も寝込むほどの重傷を負わされたというのに、お詫びとしては何だけど、傷が癒えるまではここにいていいからね」
五日……?そうじゃん、私五日も寝込んでたんだった!こうしちゃいられない、早く森に帰らないと、皆が心配してるに違いない!!
起き上がって帰ろうとする私を、その場にいる全員が止めた。
「まだ動いちゃダメですよココロ様!!」
「そうだよココロ君、君はまだ重傷なんだから」
「いや帰ります!!私には故郷に残したカワイイカワイイ子達がいるんです!!」
無理矢理帰ろうとする私を皆がベッドに押さえつけた。その時だった。
「待って!待ってー!」
ドタドタドタドタ!!!!
扉の向こうから騒がしい声と大きな足音が響いた。そして-
ガチャン!!!
扉をぶち壊しながら入ってきたのは、包帯ぐるぐる巻きのマグちゃんだった。
マグちゃんはその勢いのまま宙を飛び、私に向かって一直線に向かってくる。
私は死を予感しながらも、手を広げて向かい入れた。
「バッチコーイ!」
マグちゃんはドスンと私に飛び乗った。
「グフッ……!!」
私は温かなモフモフと激烈な痛みを感じながら小さい断末魔を吹いた。
そして幸せそうに微笑みながら、意識を飛ばした。
ここは……?
「ッッッッ!!!」
起き上がろうと力を入れた瞬間、痺れるような痛みが全身を走り抜けた。
これは動けそうにないね……。
タタタタタタッ!!
私が現状把握に頭をフル回転させているところに、何かが駆けてくる音が鳴った。
ガチャリ。
近くでドアの開く音がした直後、視界の端で何か黒い影が飛び上がり、その影はそのまま私の腹へボスン!とダイブした。
痛ッッッッ…………たあぁぁい!
こちとら重傷だっていうのにどこのどいつだよ!!このや……!!
痛みのあまり微動だにしないまま憤慨している私の視界に、突如として黒い影が覆い被さった。
温かい……。長くないながらフサフサのこの毛並み……。そしてこの匂いは……!!!
「金ちゃん?」
「起きたんかえ!?起きたんかえご主人!!!!死んでしまったのかと……よかったえ……」
金ちゃんは私の顔をガッシリとホールドして離さない。金ちゃんがこんなにストレートに感情表現するなんて、よほど心配させてたんだな。
私の手は自然と動き、金ちゃんを撫でた。相変わらず猫ちゃんのためならすぐに動けるんだねこの体は。
「ごめんね……結構寝ちゃってたかな」
「結構なんてもんじゃありませんよ」
この声は……セイラさん!
「貴方は五日間もの間眠っていたんですよ、よくそんな体であのレオルダスと戦っていましたね」
五日間!?予想の数倍だ……そりゃ心配もさせちゃうよね。
「えっとマグちゃんは?」
「マグちゃんは別の部屋で休んで貰っています、先程貴方が起きたのを察知して向かおうとしていました。止めるのに苦労しましたよ、マグちゃんも相当重傷なのに……」
重傷……。死んじゃいないのは嬉しいけど、やっぱりかなり傷つけられちゃったか。ごめんよ……。
すぐに会えないのは悲しいけど、重傷ならしょうがないね。今の状態でマグちゃんに飛び乗られたら今度こそ死んじゃうし。
「ココロ君が起きたんだって?……どういう状況だい?」
扉の方から声がした。グランさんの声だ。
「起きたので金ちゃんを吸ってるところです」
「どういう……まぁそれはいいや、ココロ君が起きたら言いたいことがあったんだ」
「ちょっ!?ちょっとマスター!何やってるんですか!?」
何が起こってるの?ちょっと金ちゃん一旦離れて~!
状況をを確認しようと顔にへばりついていた金ちゃんを剥がすと、そこには深々と頭を下げたグランさんがいた。
「本当に申し訳ない、君や君の仲間が傷つけられたのは、レオルダスを制御できていない僕の責任だ」
「いやいやいやいや頭を上げてください!グランさんが謝ること無いですよ!!」
「いや、それじゃ僕の気がおさまらない、レオルダスにも相応の処罰を与えるつもりだ」
何時もと違い真剣なグランさんに私はタジタジになっていると、ドアからまた別の人が入ってきた。
白銀の鎧を身に付けた、金髪のあの人だった。
「おはようココロさん、私のことは分かるかな」
「ええと、グランさんと一緒に私を助けてくれた人ですよね……?」
「私はカサンドラ・ワーグナー、一応レオルダスと同じミスリルプレート冒険者だよ」
レオルダスと同じミスリルプレート?……ってことは、この人レオルダスと同じくらい強いの!?この優しそうなイケメンが……はぇー。
「グランさんは頑固なところがあるからね、君に何かお詫びをしないと気が済まないみたいなんだ。君からなにか要求してくれないか?金銀財宝でもレオルダスへの処罰内容でも何でもいいから」
カサンドラさんは優しく微笑んで言った。
その微笑みを見て、私の首筋に冷たいものが走った。……?なんだろう今の寒気、まぁいいや。
要求って言われても、金銀財宝になんて興味ないし、レオルダスへの復讐は自分でやらないと意味ないしなぁ。
「じゃあまた私達に危険が迫った時に助けてください」
グランさんは私の言葉から一拍置いて顔を上げた。その顔には晴れやかな笑顔が浮かんでいた。
「優しいねココロ君は、五日も寝込むほどの重傷を負わされたというのに、お詫びとしては何だけど、傷が癒えるまではここにいていいからね」
五日……?そうじゃん、私五日も寝込んでたんだった!こうしちゃいられない、早く森に帰らないと、皆が心配してるに違いない!!
起き上がって帰ろうとする私を、その場にいる全員が止めた。
「まだ動いちゃダメですよココロ様!!」
「そうだよココロ君、君はまだ重傷なんだから」
「いや帰ります!!私には故郷に残したカワイイカワイイ子達がいるんです!!」
無理矢理帰ろうとする私を皆がベッドに押さえつけた。その時だった。
「待って!待ってー!」
ドタドタドタドタ!!!!
扉の向こうから騒がしい声と大きな足音が響いた。そして-
ガチャン!!!
扉をぶち壊しながら入ってきたのは、包帯ぐるぐる巻きのマグちゃんだった。
マグちゃんはその勢いのまま宙を飛び、私に向かって一直線に向かってくる。
私は死を予感しながらも、手を広げて向かい入れた。
「バッチコーイ!」
マグちゃんはドスンと私に飛び乗った。
「グフッ……!!」
私は温かなモフモフと激烈な痛みを感じながら小さい断末魔を吹いた。
そして幸せそうに微笑みながら、意識を飛ばした。
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