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過去の灼熱が今の灼熱の首を絞める
水龍 泉雨紫水大帝との再会
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『ーーーだから、アタシの方から願い下げだって言って出てきたワケ!!あのクソ石頭、いつかガチで物理的にカチ割ってやる!!』
「……ほんとに物理的にカチ割らない事を祈る」
通話口で汚い言葉を間に挟みながらも、ネイティブな英国の言語で喋る声に、彼もネイティブな英国の言葉で呆れながら返した。
『あとなんか、今度の恒例行事では家のプライドを掛けて盛大に儀式を執り行うとか言ってるワケ。ほんと年寄り連中の考えることは現代的じゃないし、頭ん中ホルマリンに浸かってんじゃないかと思うくらいだわ』
「気持ち悪いことを言うな。姉さんだってその年寄り連中と同じく本家の人間だろう。その発言はあの人が黙って見過ごすとは思えないが」
通話口の声はハン!!と鼻を鳴らした。
「そもそもアタシはこんな家継ぐ気なんてさらさらないっての!!獣医の免許を取ったら国外に飛んで、生きたいように生きていくんだから!!アイツに何を言われようが知ったこっちゃないっての!!」
強気な言葉に彼ははいはいと宥めた。
『……っとまあ、アタシのとこはそんな感じ。あとは近々アンタのいる国にインターンで行くことになったから。アタシが泊まれるように準備しといてよ』
「それも分かってる。せいぜい怪我のないようにな」
通話を切ろうとして、慌てて再びスマホを耳に宛てる。
「ああ待った、一つ姉さんに確認と頼みたいことがある」
『何?』
「……本家の秘蔵書の写しがこの国に流れ込んでる。ご丁寧にローカライズまでしてあった。」
『……はぁ?』
「僕の方で回収しようかとも思ったが……、多分家に持ち込んだら母さんが発狂してしまう。だから今は仕方なく僕の……一応、信用の置ける人間に預けてある。」
『クソ、また面倒な事になったわね……で、アンタのその物言い、まだなんかあるでしょ』
彼は短く溜息を吐いた。
「……既にその秘蔵書の写しを使って実際に召喚してしまった人間がいる。あと……」
「多分、今夜にでもあともう一人、何かを呼び出すだろう」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「ん……」
瞼の裏に眩しい光を感じて、ナルタを目を開けた。
『朝……?』
窓から差し込む朝日が視界を遮る。
『……ん?朝日?』
むく、と上半身を持ち上げようとして、ナルタは目を丸くした。
「ん……すぅ……」
目の前に海音の寝顔があった。
それどころか……。
『うっ!!!!』
布団の下からパジャマが覗き、更に胸元がはだけてふっくらとした谷間が視界に飛び込んできた。
『い、いやっ!!今度はしない!!』
しっかり叱られた経験が生きているのか、ナルタはサッと目を逸らした。偉いぞ。
そしてじわじわと昨晩の事を思い出して、ナルタは一人で顔を真っ赤にした。
『私に恋をしたというのなら、私に恋を教えて』
『その代わりに』
『私が愛を教えてあげる』
優しい涙を流しながらナルタを抱きしめた海音は、月明かりに照らされてとても美しかった。
元々海音に恋をしていたナルタは、その美しさに言葉をなくし、更に深く海音に愛を覚えた。
寝る前に、更にもう一度。
長くて優しいキスを交わして、海音に誘われるまま一緒の布団に入って寝たのであった。
『なん、なんだろうな……りょ、両想い……??になったのか??ち、違うか……恋を教えて、だもんな……』
出会ってから二日目。
確かに恋をするにはあまりにも日が短い。
『気持ちが揃うまで……俺も焦らないようにしよう』
そう思ったら、なんだか急に愛しさが溢れてきた。
本来はきっと、こうやって好きになっていくものなのかもしれないな。
と、海音の寝顔を見ながらぼんやりと考えていた。
「……ん、ん……」
「あ」
ゆっくりと海色の瞳が開く。
「ん……ぁ……」
「ナルタくん……おはよう」
まるで朝日を浴びた花の蕾が開くように。
瞳が開いてから、ナルタにおはようと言って微笑むまでの海音の表情は、月光に照らされたあの顔とはまた別の愛らしさと美しさがあった。
『もう……可愛いって思うよりも、美しいって思えるようになったって事かもしれないよな』
「海音、おはよう」
ナルタはそっと海音の髪に触れて、優しく言葉を返した。
「ん……えへへ」
ほんのりと頬を染めて、海音は嬉しそうに、擽ったそうに小さく笑った。
『やっぱ可愛いところは可愛い!!!!』
ナルタは思わずンッと声を飲み込んで、海音の髪から指を離した。
「ふぁ……ん、ナルタくん」
ふわりと欠伸をしてから、海音はじっとナルタを見つめた。
「ん?」
「昨日……沢山キス……したね」
「えっ……あ、お、おう……」
思い出すと、愛しさと同時に恥ずかしい気持ちが込み上げてくる。
「私の魔力も、キスした分だけ増えてるのかな?」
「んと……」
ナルタは精神を集中させて、海音に負担を掛けない程度の魔力を計算した。
そして。
「このくらいまでなら、お前に負担を掛けない程度に力を使えるようになったみたいだな」
「わっ!!」
ナルタが海音の目の前に右手を出して、瞬時に手のひらの上にボッ!!と拳サイズの火の玉が出現した。
「凄い!!まるで魔法みたいだね!!」
「お前の魔力を媒体にして生み出してるから、実質魔法だよ」
手のひらをくっと軽く捻ると、火の玉は瞬時に空気に解けて消えた。
「それじゃ……」
海音は再びほんのりと頬を桃色に染めた。
「もっと沢山キスをすれば……その分私の魔力も増えるし、ナルタくんも力を発揮出来るってことなのかな」
「う、海音」
何度も唇を重ねて、時にその唇を食んでは吐息を交わらせる妄想をしてしまい、ナルタの股間は今朝も元気になってしまった。
『こ、このまま更に肉体関係の域を広げていけば、この姿から成長させることも出来るかもしれない……』
更に妄想が加速しそうになったので、ナルタは一旦自分の頬を叩いた。
「きゃっ!!ナルタくん、どうしたの!?」
「いや、なんでもない!!少し気合い入れたかっただけだ」
海音の目の前でちんちんがムクムクとおっきくなりそうだったからとは口が裂けても言える訳がなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
グループチャット名:オカルト大好きメン☆
『みんな起きてるー?』
『私は起きてるー』
丸いフォルムのオバケが布団に入っているスタンプ
『お前の通知で起きた』
『府城おは~!!私のモーニングコールは如何程か!!』
『最悪』
『ひっど!!』
丸いフォルムのオバケが顔を真っ赤にして怒るスタンプ
『二人とも、日曜日なのに起きるの早いね』
『あっ!!海音もおは~!!そんなことはある!!どや』
『海音、調子はどうだ?』
『ナルタ元気~??ちょっと写真送ってよ!!』
丸いフォルムのオバケの目がキラキラ輝いているスタンプ
『えっと……ちょっと待ってね』
折り畳んだ布団を、押し入れの上段に仕舞おうとする少年の寝巻き姿が写っている写真。
それと、その少年が振り返っている写真。
どちらの写真にも、しっかりと爬虫類のようなしっぽが寝巻きの間から覗いていた。
『え~っ!!ナルタ偉いじゃん!!私なんて布団いつも引きっぱなしだし!!』
『頭が痛くなってきた』
『布団の管理は俺に任せろ!!って言ってたよ』
『え~いいないいな!!こっちも見習って欲しいくらい』
スマホのインカメで自撮りピースをキメる奏子の後ろに、たった今起きたとばかりに大欠伸をするジャージ姿の青髪の……青年が写っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「えっ!?いつの間に奏子に彼氏が出来て……」
思わず口に出た呟きは、ナルタの耳にも届いていた。
「どうした?奏子がなんかしたのか?」
奏子とは数時間話しただけの間柄というのに、既にナルタには「何かしでかすタイプ」という印象が確立していたのであった。
「えっと、私もどういうことか分からないんだけど……」
チャットに送られてきた奏子からの写真をナルタに見せると。
ナルタはん?と首を傾げてからあっ!!と青髪の男性を指さした。
「俺こいつ知ってるぞ。奏子のやつ、やっぱりやりやがったな」
「えっ?ナルタくん、それってどういう……」
「名前は忘れたけど、昔別の世界で見た事ある。海音言ってやれ、こいつも龍だ。しかも水龍」
海音はナルタの言葉をそのまま文字に書き起こしてチャットに投下した。
その後のチャットの荒れ具合は、昨日見た通りの光景であった。
海音に魔力が蓄えられた事で、十二時間程度はしっぽを隠せるようになったナルタは、海音と共に初めて少し遠くまで外出する事になった。
あれから千年後の外の世界を見て、初めて電車に乗り、初めてかつて見た景色とは違う街並みを知った。
『国が違うとはいえ、本当にこの世界は平和になったんだな……』
電車の窓から眺める空の青さも、あの頃とは違って見えた。
電車から降りて奏子の部屋に向かう途中、ナルタが逸れないようにと海音がしっかりと手を握っていた事で、すれ違う主婦やお年寄りが、年の離れた姉弟を見るように生暖かい目を向けていた。
「ナルタくん、奏子の家は一人暮らし用だから私の家よりもっと狭いの。上にも下にも、知らない人が住んでるからあまり騒がないようにしようね。」
「ああ、分かった」
こんなやり取りを道中でしていては、そりゃ生暖かい目で見らるのも当然だろう。
最寄りの駅から徒歩十分ほど歩いたところにある、一人暮らし用アパートの二階に奏子の部屋があった。
防犯対策として、玄関前の部屋番号には名札は掛けられていない。
海音は玄関チャイムを鳴らすと、ドアの向こうからバタバタと走る音が聞こえてくる。
「うぇーん!!助けて海音ー!!」
「きゃっ!!ちょ、ちょっと奏子……!!」
玄関ドアを開け放ち、中から飛び出してきた奏子は海音に飛びかかるようにして抱きついた。
「お、おい!!こんな狭いところで危ないぞ!!」
玄関前の通路の手摺に海音の背中が当たり、ナルタが咄嗟に奏子を突き飛ばした。
「ぬわっ!!」
そのまま玄関に尻もちをついた奏子はいた~いと呻いた。
奏子が海音に泣きついた理由は、海音とナルタより先に奏子の借りている部屋に着いていたアランから、くどくどくどくどと止まらない小言とあれがなってないこれがなってないというありとあらゆる奏子への愚痴を一方的に浴びせられていたからであった。
「僕は確かに昨日お前に言ったはずだよな??召喚はするなよと」
「ねぇ~海音~、あれもう五回目なんだけど~」
「う、うーん……」
自業自得過ぎて流石に海音も言葉が出てこない。
「ナルタ~たすけて~」
「お前は俺の契約相手じゃないからな」
取り付く島はどこにもなかった。
海音の言う通り、奏子の借りている部屋は一人暮らし用で少し狭かった。
ナルタは床に散らかった雑誌を踏んだりぬいぐるみの腹を踏んだりして少しだけイラッとした。
「おい奏子!!お前の家汚いな!!」
「え~??一人暮らしの女子大生なんてこんなもんでしょ~??」
「お前のこの部屋が一般女子大生な訳があるか!!」
すかさず奏子の肩を掴んで怒鳴るのは勿論アランである。
海音が目尻を釣り上げるアランをまぁまぁと窘めている横で、ナルタは部屋の隅でぼーっとしている例の姿を見た。
「お前もこっちに呼ばれたんだな」
ナルタは青髪の青年に声を掛けると、遠くを眺めていた青髪の青年はゆっくりと瞬きをした。
「ああ……またおれと戦いに来た?」
「いや、違う。敵対する理由が無いからな」
「そう……なら良かった。一度ちゃんと話してみたいとは思ってた」
青髪の青年は瞼を擦ってから胡座をかき、ナルタの方に身体を向けると浅く頭を下げた。
「おれは泉雨紫水大帝。おれの世界では水の神様やった。よろしく」
「俺はナルヴォリエタルマス。俺の世界では天災やってた。よろしくな」
ナルタが名乗り返すと、彼はヘラりと笑った。
「あれっ!?なんか知らない間にナルタが紫水に挨拶してるんだけど!?」
がっしり肩を掴んで叱るアランから目を背けながら、奏子は混ぜてと言わんばかりに身体を傾けた。
鮮やかな青髪を持つ水龍、泉雨紫水大帝……改め、紫水は奏子が召喚術を発動して呼び出した時から特に態度の変化は無いという。
「おれはあまり考えることが得意じゃないし……。契約するならするで、願いがあるなら出来るところまでやって終わりって感じ」
そう言ってまたふわぁと大きな欠伸をした。
「お前の世界では水の神だったんだろ?色々と人間に願掛けされる事もあったのにか?」
「たかが水の神だし……。人間が願掛けに来る時は、大抵雨乞いだったからなぁ……。」
アランからの長い説教からやっと解放された奏子が、興味津々な目を向けながら二人の間に割り込む。
「ねぇねぇ二人は前に会ったことがあるんでしょ!?その時はどんな感じだったわけ!?」
「どんなって言われてもな……」
ナルタは腕を組んで首を傾けた。
紫水と出会ったのはかなり前の話である。少なくとも、眠りにつく千年よりも前だ。
暫く記憶の海に潜っていると、ようやく当時の記憶を思い出したが、これはこれであまり良くない記憶のような気がしてきた。
「確か……アレは人魔戦争真っ只中の世界だったかな。俺は魔王軍として、コイツは人間軍として対峙してた」
「敵同士だったの!?」
「そうそう……その世界は第三勢力の神の軍勢に滅ぼされたけど……おれとナルタもその時に召喚士が死んだから、じゃあお役御免でさっさと元の世界にオサラバしたって感じ」
「俺と紫水は召喚されたからには仕方なく戦ったりもしたけど、お互いお疲れ様って内心思ってたところあったよな」
「人使いっていうか、龍使いの荒い世界だったから。もうあそこには行きたくないね」
お互いにうんうんと頷きあうところを見ると、どうやら同じ境遇を経験した同士として通じ合う部分が多いようだ。
そして、海音がぽつりと呟いた。
「紫水君……普通に私たちくらいの男の人の姿だね……」
ああ、と紫水は頭を上げる。
「なんか、奏子が結構魔力を持ってたから。見た目の年齢層合わせておいた方がいいのかと思って」
「えっ!?」
海音はガーン!!と絶句し、奏子を見た。
「あー、私多分アレかも」
そしててへっとペロ顔で言い放った。
「召喚する前にパワースポット巡りして願掛けしてきたからかも!!」
「ふざけるな!!!!」
怒鳴ったのは勿論アランである。
「ていうかさ、ずっと聞きたかったんだけど」
アランから強めの拳骨を喰らい、しくしく言いながら脳天を押さえる奏子はじとりとアランを見た。
「府城、なんかめっちゃ龍と関わりありそうじゃん!!なんで今まで黙ってたわけ!?」
「世の中には知っていい事と悪い事があるんだよバカが」
アランは奏子にジト返しして、椅子の上で腕組み足組み不機嫌そうに口をへの字に曲げた。
「でも、アラン君とは小学校の頃からの仲だけど、私も……知らなかった」
おずおずと海音が手を挙げるのを見て、アランは短く溜息を吐いた。
その三人のやり取りを、ナルタと紫水は頭にクエスチョンマークを浮かべながら傍観していた。
「僕が昔は龍を召喚した一族なんだぞとか言い回ってたら変人扱いされるに決まってるだろう?僕だって昔から知っていた訳じゃないし、黒魔術に興味が無い事に変わりはない。それに、妙なものと関わりを持ったら、おかしくなるのは自分だけではないからな」
アランは銀色に輝く自分の髪を少し乱暴に搔いた。
真剣な物言いに、ナルタはこれはアランの身内に何かあったなと察した。
『そう思うと、昨日のコイツの態度とか色々腑に落ちるな。付き合いの長い海音が、身内のようになって欲しくないから俺から遠ざけようとしたのか……うーん、なんかすっごい分かるからちょっとムカつく』
海音がおかしくなる原因が近付いてきたら、ナルタも絶対にそれから海音を守ろうとするだろう。
だが、それがアランと同じ気持ちだと思うと妙にムカムカとした。
思わずナルタはじっと海音を見る。
アランを見る海音の横顔は、いつものようにほんわりふわふわとした雰囲気を纏っている。
やばい可愛い!!俺の聖女!!!!また抱きしめて欲しい!!!!
うっ!!と突然頭を押さえるナルタを見て、紫水が「具合でも悪いの?」と呟いた。
「とにかく!!僕がこれから言うことを二人はしっかり聞くように!!」
大きく咳払いをしてからアランは海音と奏子を交互に見て、そして声を顰めながら早口で言った。
「いいか?召喚に応じるのは龍だけじゃない。お前達はまだ良心を持った長命種の龍だったから良かったが、下手したら人間を騙して弄ぶ事を道楽としている悪魔や、身の回りの人間から命を刈り取る死神を召喚する場合もあったんだ。それに……」
アランはちらりと二人の龍を見る。
「僕の本家は龍を召喚して契約を交わし、子孫繁栄を約束する存在だと狂信している。今回知ったのが僕だったからよかったものの、他の家の奴があの二人を知ったら……お前達は拉致されて、無理やり一族の家のものにされかねない。契約はそう簡単に破棄はできないだろう?だから絶対に存在をバレないようにしろよ」
海音と奏子は顔を青くした。
アランは普段黒魔術をバカバカしいと言いつつも、召喚術を使った時には必ず駆けつけて激怒していたのは、そういう理由もあったからなのか。
「もしそうなったら俺が海音を守る」
「……千年前に僕の一族の当主を殺した龍が何を言ってる?本家はいつかまたお前を召喚しようと、千年経った今でもお前を欲しているんだ。お前こそが一番危険な存在だ」
「ぐ……」
ナルタは言葉に詰まった。
ここに来て再び自業自得、身から出た錆。
「この際ハッキリ言わせてもらうがな、炎龍ナルヴォリエタルマス。貴様が海音を殺さなかったとしても、僕の本家が海音を殺して貴様を奪い取ることも吝かじゃない。貴様が海音の隣にいる限り、常に海音は命の危険に晒され続けるんだからな。肝に銘じておけ」
アランからの容赦の無い言葉に、ナルタはただ項垂れる事しか出来なかった。
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