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【第一章】一部
【呼び出されし者】33.異世界物といえば魔道具ですよ
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魔道具、それは異世界に来た者のロマン!
「リュファーナさん、魔道具は作れますか?
例えばこの村の結界、常に誰かが魔術を行使しているわけじゃないですよね?」
「良くわかったわね。その通りここの結界は魔術機構で恒久的に維持している。
当然造ることもできるよ」
「よっしゃー。で具体的には?」
「継続化や永続化の魔術礎と付与の魔術礎を組み合わせて使えばその魔術を物に継続的、または永続的に付与できるよ」
「あら、予想外に簡単すね」
「まあね。但し、完全な魔力自前式には莫大な魔力が必要になる。
だから普通は周辺魔素を吸収して維持するものが定石なんだけど、稀に魔素が極端に少ない場所やそういう状況を作られると維持出来なくなって機能しなくなるし最悪破損しちゃう。
一時付与なら付与だけでも可能。
一時的に炎を武器に付与するのは精霊魔法でも普通に使われてるしね」
「なるほど。周辺魔素吸収をしない物は事前に必要な魔力を籠めておく必要があるってことか」
「イェース、素晴らしい飲み込みの早さだね。惚れ惚れしちゃうよ」
元居た世界の使い捨てや回収が容易ではない場所での使用を目的とした装置などに見受けられるタイプだ。
光や熱が得られる場所なら発電パネルや触媒で自己充電機能を付けられるけど、必ずしもそうとは限らないわけだから先人の知恵様々です。
ついでだから素材確保についての確認もしておこう。
「あと魔術で物質生成した物を魔素を恒久的に使わずに安定化させることは可能ですか?」
「その場合、既存の物質をそのまま資源として使うか、周辺にある他の原子や分子を資源として錬金して作り出すことになるかな。
核融合や核分裂を起こさせて取り出すことになるのでモノによっては莫大な魔力が必要になる。無駄が多いから素材集めた方が無難じゃないかなぁ
金などの安定した元素を基にした場合は特により多くの魔力が必要になるからあんまりオススメしないかなぁ」
「そうですか。ほんとにどうしようもない時だけの緊急用と覚えておきます」
「それからね、あんまりとんでもない性能の物は作っては欲しくないかな」
「理由は?」
おおよそ検討はついているけど一応確認
「原住民に渡ってしまった場合、争いの火種になって最悪滅亡とか有り得るからねぇ」
「ということは、過去にそういう滅亡した事例があるんですね」
やはり予想してた理由だ。魔道具に限らず強力なものは諸刃の剣だ。敵に渡れば自分がその脅威に曝されるし、人の目に触れれば力ずくで奪いに来るかもしれない。
日本人が目立ちたがらない理由でもある。出る杭はろくなことにならないのだ。
「うん。そういう高度な魔道具を造り出したことが過去に何回か在ったんだけど、周辺諸国からの嫉妬にあって、奪い合いになって1度にいくつもの国が滅んだ。
なぁんてことが何度かあったんだ・・・」
明るく話していたが最後の方は小声になっていた。
リュファーナ女史は寂しそうに眉根を寄せてそう告げた。
そういえば魔導の瞳を貰った時に話したことで神様も同じ反応してたな。
短命な人間では目先に囚われ争って自滅するのはある意味仕方ないのかもしれない。
ただ長命な彼等からしたらその愚行が哀しいのだろう。
「わかりました。使用者権限や不用意なことをされた場合は自壊するとか何らかの措置をしておきますよ。
俺も敵に使われたら困りますからね」
「うん、お願いだよ。世界が崩壊するのを阻止する前に先に自滅されちゃボクらが立つ瀬がなくなっちゃうからさ。
そんなことになったら、ボクたちを作ってくれた母様たちに会わせる顔が無くなるからさ、ほんとよろしくね」
口調から今までの陽気な感じが抜けていた。
リュファーナ女史の瞳は真摯で真っ直ぐに俺をみつめていた。
「ええ、俺も世界を滅ぼした魔王にはなりたくはありませんからね。ハハ」
リュファーナ女史の言葉が気になった。
ボクたちを作ってくれた?産んでくれたとか育ててくれたではなく?
それともこれまでの自分を育て上げたってことなのか?
ふと思い出す。
そういえば彼女は原初のって言っていたよな。
最初というからてっきり国を興した王みたいな1から何かを成したから最初と名乗ってるのとかと考えていたけど違うのか?
「あの作ってくれたってのはどういう意味?」
「リュファーナさん、魔道具は作れますか?
例えばこの村の結界、常に誰かが魔術を行使しているわけじゃないですよね?」
「良くわかったわね。その通りここの結界は魔術機構で恒久的に維持している。
当然造ることもできるよ」
「よっしゃー。で具体的には?」
「継続化や永続化の魔術礎と付与の魔術礎を組み合わせて使えばその魔術を物に継続的、または永続的に付与できるよ」
「あら、予想外に簡単すね」
「まあね。但し、完全な魔力自前式には莫大な魔力が必要になる。
だから普通は周辺魔素を吸収して維持するものが定石なんだけど、稀に魔素が極端に少ない場所やそういう状況を作られると維持出来なくなって機能しなくなるし最悪破損しちゃう。
一時付与なら付与だけでも可能。
一時的に炎を武器に付与するのは精霊魔法でも普通に使われてるしね」
「なるほど。周辺魔素吸収をしない物は事前に必要な魔力を籠めておく必要があるってことか」
「イェース、素晴らしい飲み込みの早さだね。惚れ惚れしちゃうよ」
元居た世界の使い捨てや回収が容易ではない場所での使用を目的とした装置などに見受けられるタイプだ。
光や熱が得られる場所なら発電パネルや触媒で自己充電機能を付けられるけど、必ずしもそうとは限らないわけだから先人の知恵様々です。
ついでだから素材確保についての確認もしておこう。
「あと魔術で物質生成した物を魔素を恒久的に使わずに安定化させることは可能ですか?」
「その場合、既存の物質をそのまま資源として使うか、周辺にある他の原子や分子を資源として錬金して作り出すことになるかな。
核融合や核分裂を起こさせて取り出すことになるのでモノによっては莫大な魔力が必要になる。無駄が多いから素材集めた方が無難じゃないかなぁ
金などの安定した元素を基にした場合は特により多くの魔力が必要になるからあんまりオススメしないかなぁ」
「そうですか。ほんとにどうしようもない時だけの緊急用と覚えておきます」
「それからね、あんまりとんでもない性能の物は作っては欲しくないかな」
「理由は?」
おおよそ検討はついているけど一応確認
「原住民に渡ってしまった場合、争いの火種になって最悪滅亡とか有り得るからねぇ」
「ということは、過去にそういう滅亡した事例があるんですね」
やはり予想してた理由だ。魔道具に限らず強力なものは諸刃の剣だ。敵に渡れば自分がその脅威に曝されるし、人の目に触れれば力ずくで奪いに来るかもしれない。
日本人が目立ちたがらない理由でもある。出る杭はろくなことにならないのだ。
「うん。そういう高度な魔道具を造り出したことが過去に何回か在ったんだけど、周辺諸国からの嫉妬にあって、奪い合いになって1度にいくつもの国が滅んだ。
なぁんてことが何度かあったんだ・・・」
明るく話していたが最後の方は小声になっていた。
リュファーナ女史は寂しそうに眉根を寄せてそう告げた。
そういえば魔導の瞳を貰った時に話したことで神様も同じ反応してたな。
短命な人間では目先に囚われ争って自滅するのはある意味仕方ないのかもしれない。
ただ長命な彼等からしたらその愚行が哀しいのだろう。
「わかりました。使用者権限や不用意なことをされた場合は自壊するとか何らかの措置をしておきますよ。
俺も敵に使われたら困りますからね」
「うん、お願いだよ。世界が崩壊するのを阻止する前に先に自滅されちゃボクらが立つ瀬がなくなっちゃうからさ。
そんなことになったら、ボクたちを作ってくれた母様たちに会わせる顔が無くなるからさ、ほんとよろしくね」
口調から今までの陽気な感じが抜けていた。
リュファーナ女史の瞳は真摯で真っ直ぐに俺をみつめていた。
「ええ、俺も世界を滅ぼした魔王にはなりたくはありませんからね。ハハ」
リュファーナ女史の言葉が気になった。
ボクたちを作ってくれた?産んでくれたとか育ててくれたではなく?
それともこれまでの自分を育て上げたってことなのか?
ふと思い出す。
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「あの作ってくれたってのはどういう意味?」
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