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◆商人と令嬢と、そして◆
2 ※
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「私は、嬉しいです、姫。愛しています。どうか私に奉仕させてください」
そう告げながらも太股を撫でてその付け根へとのぼっていく。
指先にひっかかるレースの手触り。
「ふあ……」
ショーツ越しに性器をこすると、ローザは身を震わせた。
昨夜の彼女が自分で慰めていたスポットだ。しかしあのときは、イクにイケない様子だった。
朱に染まった耳に唇を寄せて、説得をする。
「……人にやってもらうほうが、気持ちいいですよ?」
下着の隙間から指を入れて、すでにぬるつきはじめている襞を優しく優しく撫でる。手探りで粒を見つけて指先で強く摘むと、ローザは嬌声をあげて全身を跳ねさせた。
「これは、セックスではありません。ただの、自慰のお手伝いです。ちゃんと欲望を発散させることで、女性はさらに美しくなるのです――」
そう囁いて安心させながら、手は止めない。
粒を揉んでは指の腹で押しつぶし、スリットに愛液を塗り込めながら、柔らかな襞を強く摘んで引っ張ったり隙間から指を入れて中を探る。
くちゅ
くちゅ
ねばりけのある水音が響く。
「くっ、あ……んっ……」
そのたびに、カルミネのシャツにしがみつく彼女の唇から、楽器のように可愛い声が漏れる。
「……あっ、や、そこっ……」
ローザの狭い膣の中は妄想していたよりもさらに柔らかく、指に吸いついてくる。
ぐちゅ
「あっ、ふっ、……ああっ」
ローザはあっさりと達した。
甘い悲鳴とともに背中を反らして、両足の指先まで伸ばして震える。
もちろん、その程度で終わりにしてしまう気はなかった。丘に上がった魚のように痙攣するその脚から下着を取り去り、スカートをめくる。
髪よりも濃い薔薇色の茂み。
発酵した酒のような香り。
癖のある茂みに隠された鴇色の襞を指先で押し広げると、ぬらぬらと濡れたピンク色の蜜壷が露わになる。
あぁ……彼女はこんなところまで花に似ている。
「……や、カルミネ様?」
「舐めてさしあげます。と、申しましたよ?」
逃げられぬように柔らかな尻を掴んで引き寄せる。顔を付けて舌を伸ばして粘膜を味わうと、ローザの可憐な悲鳴があがった。拒絶ではなく、情欲に溺れつつある嬌声だ。
わずかにしょっぱくてぬるぬるする雫が、陰唇の隙間からどんどんあふれてくる。
この世のどんな酒よりも美味しく、カルミネを酔わせる。襞に軽く歯をたて、舌をスリットに突き入れてかき混ぜる。その上にある蕾のような陰核に唇を寄せると、強く吸い付いた。
ちゅっ
ちゃっ
「あっ、ああんっ」
ローザの背中が弓なりに反った。
やはり、ここに弱い女性は多い。
カルミネの胸に、「ローザを満足させている」という喜びが満ちた。
そう告げながらも太股を撫でてその付け根へとのぼっていく。
指先にひっかかるレースの手触り。
「ふあ……」
ショーツ越しに性器をこすると、ローザは身を震わせた。
昨夜の彼女が自分で慰めていたスポットだ。しかしあのときは、イクにイケない様子だった。
朱に染まった耳に唇を寄せて、説得をする。
「……人にやってもらうほうが、気持ちいいですよ?」
下着の隙間から指を入れて、すでにぬるつきはじめている襞を優しく優しく撫でる。手探りで粒を見つけて指先で強く摘むと、ローザは嬌声をあげて全身を跳ねさせた。
「これは、セックスではありません。ただの、自慰のお手伝いです。ちゃんと欲望を発散させることで、女性はさらに美しくなるのです――」
そう囁いて安心させながら、手は止めない。
粒を揉んでは指の腹で押しつぶし、スリットに愛液を塗り込めながら、柔らかな襞を強く摘んで引っ張ったり隙間から指を入れて中を探る。
くちゅ
くちゅ
ねばりけのある水音が響く。
「くっ、あ……んっ……」
そのたびに、カルミネのシャツにしがみつく彼女の唇から、楽器のように可愛い声が漏れる。
「……あっ、や、そこっ……」
ローザの狭い膣の中は妄想していたよりもさらに柔らかく、指に吸いついてくる。
ぐちゅ
「あっ、ふっ、……ああっ」
ローザはあっさりと達した。
甘い悲鳴とともに背中を反らして、両足の指先まで伸ばして震える。
もちろん、その程度で終わりにしてしまう気はなかった。丘に上がった魚のように痙攣するその脚から下着を取り去り、スカートをめくる。
髪よりも濃い薔薇色の茂み。
発酵した酒のような香り。
癖のある茂みに隠された鴇色の襞を指先で押し広げると、ぬらぬらと濡れたピンク色の蜜壷が露わになる。
あぁ……彼女はこんなところまで花に似ている。
「……や、カルミネ様?」
「舐めてさしあげます。と、申しましたよ?」
逃げられぬように柔らかな尻を掴んで引き寄せる。顔を付けて舌を伸ばして粘膜を味わうと、ローザの可憐な悲鳴があがった。拒絶ではなく、情欲に溺れつつある嬌声だ。
わずかにしょっぱくてぬるぬるする雫が、陰唇の隙間からどんどんあふれてくる。
この世のどんな酒よりも美味しく、カルミネを酔わせる。襞に軽く歯をたて、舌をスリットに突き入れてかき混ぜる。その上にある蕾のような陰核に唇を寄せると、強く吸い付いた。
ちゅっ
ちゃっ
「あっ、ああんっ」
ローザの背中が弓なりに反った。
やはり、ここに弱い女性は多い。
カルミネの胸に、「ローザを満足させている」という喜びが満ちた。
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