僕たちの日常

かんだ

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11.発情期(r-18)

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 発情期が来た。
 僕の周期は安定しているため予測は付けやすい。子どもたちにはしばらく会えないことを伝え、秘書や執事、使用人たちにも強くお願いをしておいた。
「良い匂いだな、リュシー」
「ぁ、てお」
「大丈夫。いっぱい、子作りしよう」
「する」
 テオはもう僕を孕ませるつもりはないため、日頃からテオ自身が避妊薬を飲んでいる。今もそうだから、どんなに中に出されても孕むことはない。
 そう知っているのに、テオに子作りしようと言われて頭がバカみたいに喜んだ。
「したい」
「あぁ」
 テオが覆い被さると、テオのアルファフェロモンが強く香った。呼吸する度に『孕ませる』と直接言われているようだった。
「てお、テオぉ」
「可愛い、本当に可愛いリュシー」
「ん、ん」
 キスをされる。口内を舐め回される。同時に胸と乳首を弄られた。もう、どこもかしこも勃ち過ぎて苦しい。
「一回出しておこうか」
「……ん、離れない、で」
 テオが下半身へと体を下げようとしたため、大きな体を両足で挟んで止める。今は離れたくない。全身くっ付いていたい。
「分かった。じゃあ、上に乗って」
 テオが下になり、反対を向いて上に乗る。下半身がテオの顔の上に乗ってしまうが、気にしている暇はない。
「舐めるね」
「ひ! ぅ」
 勃ち上がったそこを咥えられる。温かくて柔らかくて狭い口内で絶頂を促される。
「ぁ、ぁ、ぁ、ぁ」
 指も後孔に入れられた。発情期のためいつもよりも濡れているから、ぐちゃぐちゃと水音が鳴る。恥ずかしいと思う暇もない。むしろ自分から足を開いてしまう。
 快感に頭がバカになっていたが、目の前に力強く勃ち上がるテオのものに気付き、本能のまま手を伸ばす。本当は舐めたかったが、届かなかったのだ。
 だが、テオが上半身を少し上げてくれたため、距離が縮まる。手にしたそれを口に迎えた。……すごく、濃い。フェロモンが凝縮されていると思えるくらい、濃い。酔いそうだ。
「ふ、リュシー、上手」
「ぁ、は、あ」
 お互い口の中で達し、嚥下する。もっと欲しくて吸う。
「リュシー、欲しいのは腹の中だろ?」
「うん」
「どうされたい? 動物みたいに後ろから? それとも上に乗って自分のアルファを好きにしたい?」
 どれも魅力的だ。後ろからガツガツと揺さぶられるのも、上に乗って好きなところに当てて動けるのも、どちらも好きだ。
 だけど……
「正面から、して。ずっと、キス、して」
「分かった」
 仰向けになった途端、両足を左右に広げられ奥の奥まで挿れられる。
「ふ、ゔう、っ!」
「はぁ」
 テオの腰使いは激しい上、絶対に逃してくれない。太い両腕で肩を固定され、上にも横にも逃げられない。
「あっあ゙ぁ! ひ! ゔっ! ~~っ!」
 ガツガツと、ギリギリまで引き抜いては奥の奥まで挿れられる。中の性感帯全てを刺激されるようだ。
「ぁあー」
 何も考えられなくなる。
 気持ち良くて堪らない。
 もう一生、テオに抱かれていたい。
「てお! すき、すきぃっ! あっは! あぁ、ん!」
「あぁ、っ愛している、リュシー」
 腹の中が熱くなる。テオが達したのだ。……嬉しい。
 次は体をひっくり返される。体に力が入らないため、上半身をベッドに伏せてお尻だけを高く上げる体勢だ。お尻を左右に割り開かれ、熱くて硬いものがはいってくる。
 テオが腰を振る。それに合わせて自分も腰を振る。お尻に硬く黒々とした毛が当たってくすぐったい。
「ぁ、あ゙あ゙っ、ぁゔ」
「リュシー」
 結婚当初に噛まれたうなじを舐められると全身が痺れた。番の証拠であるそこを刺激されると、直接的な快感を感じてしまう。
「リュシー、もっと奥にいれてくれ」
「――っ!」
 発情期は五日続いた。
 その間、いつも通りテオに食事や排泄など全てを世話されながら繁殖行為を続けた。
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