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8、暁闇
放蕩の十年
シルルッサに向かう街道沿いは、イフリート派の貴族たちの領地が固まっていて、現在、イフリート家から派遣された騎士達が指揮を執り、アルベラ姫と東の騎士の捕捉のための非常線を布いていた。シウリンら一行は地元民だけが使う間道を進み、夜間はその間道からも逸れた山中に野宿して、身を隠してひたすら海を目指した。
そういう生活は行軍に慣れないアルベラやシリル、そして幼いフエルには体力的にやはり厳しくて、ゾーイは彼らを野営の準備からは免除し、身体を休めることに専念させた。当然、料理にも制限がかかり、携帯食糧で食事を済ますことが増える。大人たちの体力も限界に近づいて、だがあと少しでシルルッサに着くはずと、気力だけで持ちこたえる日々が続く。
そんな中でも、シウリンは相変わらず投石で鳥や兎を仕留め、また食べられる果実や木の実を見つけては、アルベラやシリル、フエルに持ってくる。
「サルナシとアケビがあったよ。甘いものを食べると元気が出るから、頑張って」
シウリンもようやくアルベラの素性を知ったが、僧院育ちの哀しさで、女王も貴族もさっぱり理解していない。ただアルベラはアデライードの従姉で、女王位を巡って対立する間柄なのだと聞かされ、首をひねる。
「別にアデライードは女王になりたい風ではなかったけれど」
シウリンの言葉に、ゾーイも頷く。
「もともと、母のユウラ女王は第二王女で女王になるべき血筋ではなく、父親も辺境伯で、ナキアとは一線を画していたはずです。ナキアの状況で、無理に中央に引きずり出されたのです」
イフリート公爵の野望も、東西の皇王家と〈禁苑〉の関係も、アデライードから掻い摘んで聞いてはいたが、やはり完全には理解していないシウリンだが、男装してまで父親から逃げているアルベラは気の毒だなと思う。
「女の子なのに気づかなくてごめんね。これからはもう少し気を使うよ」
シウリンに謝られて、アルベラは必死に首を振る。
「う、ううん、そんな! 大丈夫よ! こっちこそ迷惑かけて、ごめんなさい」
シウリンが甘い果実を見つけるとアルベラにと持ってくるようになったのは、そんなやり取りの後のことだ。その日は甘い果実はなくて、代わりに零余子を大量に収穫し、後で焼いて食べようとシウリンは笑った。
焚火に銅の小鍋をかざし、零余子を炒っているシウリンにアルベラが尋ねる。
「シウリンの記憶は、元に戻るの?」
シウリンがにっこり微笑んで言う。
「戻るって、アデライードは言ってたよ?どうして?」
「記憶が戻ったら、今のシウリンはどうなるの?」
思わず、シウリンが手を止める。
「どうって……」
「ああ、殿下、焦げるっすよ!」
シウリンが慌てて、零余子を木の皿にあける。それに素早く塩を振って皆に振舞い、シウリンは考える。
「記憶を取り戻したら、僕が僕でなくなるってこと?」
「だって、十年後の、二十三歳のあなたは〈狂王〉、って渾名がついてるくらい、残酷で狂暴な皇子だって、噂されてたわよ。今のあなたは全然、そんな風には視えないけれど」
シウリンは凛々しい眉を歪める。
渾名は知らないが、残酷で狂暴なのは何となく予想がついた。最初は戸惑ったけれど、敵の騎士を殺すのに、途中から躊躇いがなくなったからだ。
「渾名は〈狂王〉だが、別に殿下ご自身は残酷でも狂暴でもない。下々にお優しい、誠実な方だ。ただちょっとばかし、その……」
「そうそう、女癖が悪かっただけで」
ゾーイがアルベラを訂正するのを、ゾラが補足する。
シウリンはジブリール用に、塩の振っていない零余子をより分けてやりながら、自分も摘まんで口に入れる。
「女癖……僕はアデライード以外に興味ないから、女癖の件は納得できないんだけど」
「基本的に、殿下は自分から女に手を出すタイプじゃあなかったっすよ。寄って来るのを喰ってただけで」
ゾラの言葉にシウリンは一瞬、ミカエラのことを思い出して、渋い顔で首を振る。
「今、誰かに寄って来られても、食う気はしないなあ……」
「ご結婚されてからは、姫一筋ですからね」
トルフィンも言う。
「正直、怖い気もするけど、そのイフリート公爵だの結界だの、いろいろとやらないといけないことがあるんだろう? 今の僕の知識じゃあ無理だし、思い出す責任があるんだと思う」
シウリンが周囲を見回して言った。
「その……元の狂暴な僕に戻っても、皆は今のように着いてきてくれるのかな?」
シウリンは不安げに、胸の前に抱き込んだジブリールの、ぶっとい前足を両手でそれぞれ掴み、落ち着かなくぶんぶん、動かしている。「ふがっ」とジブリールが身を捩る。その様子に、まず、ゾラが噴き出す。
「着いてきてくれるも何も、もともと俺らは狂暴な殿下にお仕えしてんすから!」
「殿下は狂暴も残酷でもないと、申し上げておりますのに!」
ゾーイも言う。
「言っちゃあなんですけど、言葉遣いが少し違うだけで、中身はそんなに変わってない気もします。人間、誰でも大人になれば変わるんですよ。殿下は結構、ひどい目に遭って、ひねくれちゃってましたけどね」
トルフィンの言葉に、だがシウリンは首を傾げる。ジブリールも両前足を掴まれたまま、首を傾げる。
「僕は皇子になったのに、何でひどい目に遭わされてるの。おかしくない?」
「皇子ゆえのひどい目ってのはあるでしょう。好きでもない相手と結婚させられたり、その正妻が可愛がってる愛人を殺しちゃったり、いろいろありましたし」
トルフィンの発言に、真っ先に反応したのがシリルとアルベラだった。
「何それすごい! 俺、そういう劇、見たことある!」
「もしかして正妻と側室との愛憎劇ってやつ?! わたしが最近読んだ小説にそっくり!」
だが当の本人であるシウリンは怪訝な顔で尋ねる。
「ごめん、愛人って何?……そんな言葉、『聖典』に載ってなかったよね?」
「愛人ってのは、正式の奥さん以外の奥さんです。側室って呼びますけど」
シウリンは両手で蒼白な顔を覆ってしまう。シウリンから放り出されたジブリールが、膝の上から下りてシウリンの背中に登ろうとする。
「信じられない! アデライード以外と結婚してたってだけでもショックなのに……なんてふしだらな!」
「ふしだらって……毎晩、一夜限りの女とヤりまくって捨ててたくせに、何言ってんすか」
「ついでに言えば、側室は二人いましたからね!あとお邸の外にも愛人囲ってたし!」
ゾラとトルフィンに追い打ちをかけられて、シウリンは焚火の側で悶絶した。ビクビク身悶えるシウリンを、ジブリールが面白そうに前足でちょいちょいと、ちょっかいをかける。ひとしきり身悶えてから、ガバリと起き上がって真面目な顔で尋ねる。
「……もしかして、アデライードはそれ、知ってるの?……」
ずっと無言で聞いていたフエルが、さすがに呆れたように言った。
「外の愛人はともかく、ご側室の一人はすでに亡くなって、もう一人のご側室が子供ができたって言って、正月明けにソリスティアまで押し掛けてきたんですよ!ご存知に決まってるでしょう!」
シリルが嫌悪感たっぷりに顔を歪める。
「正月明けって新婚早々、最悪じゃん!……俺、アルベラの旦那がそんなんだったら、絶対、ぶん殴ってる!」
子供、という言葉に、シウリンは恐怖に歪んだ表情で言った。
「子供ぉ? 僕、子供までいるのぉ?」
「妊娠は偽装だったっすよ。……そん時、ご側室の侍女にイフリート家の〈黒影〉が化けてて、姫様殺そうして大騒ぎになったっす!姫様の魔力が暴走して、殿下直撃して、おかげで数日死線を彷徨ったんすから!」
男たちのやり取りを聞いて、アルベラは目を丸くする。
「そんなことがあったんだ……」
アルベラは新年祭の時の、父ウルバヌスの言葉を思い出していた。総督の元側室を唆し、ソリスティアに押しかけさせた〈黒影〉も悪辣ではあるが、そもそも、総督の私生活に付け入る隙があったと言わざるを得ない。
シウリンが頭を抱える、その丸まった背中を、ジブリールがガシガシと前足で叩く。
「聞けば聞くほど、思い出すのが怖い……何だってそんな……」
ゾーイが精悍な眉を少しだけ歪めて、主を慰めるように言った。
「過ぎてしまったことは仕方がありません。これまでの人生を反省していただくためにも、是非とも思い出していただかねば。覚悟を決めてください」
そのゾーイの言葉は慰めているようでいて、シウリンの忘れてしまった十年間の放蕩に対する、批判が籠められていた。シウリンはジブリールを捕まえ、胸の中に抱き込んで溜息をついた。
そういう生活は行軍に慣れないアルベラやシリル、そして幼いフエルには体力的にやはり厳しくて、ゾーイは彼らを野営の準備からは免除し、身体を休めることに専念させた。当然、料理にも制限がかかり、携帯食糧で食事を済ますことが増える。大人たちの体力も限界に近づいて、だがあと少しでシルルッサに着くはずと、気力だけで持ちこたえる日々が続く。
そんな中でも、シウリンは相変わらず投石で鳥や兎を仕留め、また食べられる果実や木の実を見つけては、アルベラやシリル、フエルに持ってくる。
「サルナシとアケビがあったよ。甘いものを食べると元気が出るから、頑張って」
シウリンもようやくアルベラの素性を知ったが、僧院育ちの哀しさで、女王も貴族もさっぱり理解していない。ただアルベラはアデライードの従姉で、女王位を巡って対立する間柄なのだと聞かされ、首をひねる。
「別にアデライードは女王になりたい風ではなかったけれど」
シウリンの言葉に、ゾーイも頷く。
「もともと、母のユウラ女王は第二王女で女王になるべき血筋ではなく、父親も辺境伯で、ナキアとは一線を画していたはずです。ナキアの状況で、無理に中央に引きずり出されたのです」
イフリート公爵の野望も、東西の皇王家と〈禁苑〉の関係も、アデライードから掻い摘んで聞いてはいたが、やはり完全には理解していないシウリンだが、男装してまで父親から逃げているアルベラは気の毒だなと思う。
「女の子なのに気づかなくてごめんね。これからはもう少し気を使うよ」
シウリンに謝られて、アルベラは必死に首を振る。
「う、ううん、そんな! 大丈夫よ! こっちこそ迷惑かけて、ごめんなさい」
シウリンが甘い果実を見つけるとアルベラにと持ってくるようになったのは、そんなやり取りの後のことだ。その日は甘い果実はなくて、代わりに零余子を大量に収穫し、後で焼いて食べようとシウリンは笑った。
焚火に銅の小鍋をかざし、零余子を炒っているシウリンにアルベラが尋ねる。
「シウリンの記憶は、元に戻るの?」
シウリンがにっこり微笑んで言う。
「戻るって、アデライードは言ってたよ?どうして?」
「記憶が戻ったら、今のシウリンはどうなるの?」
思わず、シウリンが手を止める。
「どうって……」
「ああ、殿下、焦げるっすよ!」
シウリンが慌てて、零余子を木の皿にあける。それに素早く塩を振って皆に振舞い、シウリンは考える。
「記憶を取り戻したら、僕が僕でなくなるってこと?」
「だって、十年後の、二十三歳のあなたは〈狂王〉、って渾名がついてるくらい、残酷で狂暴な皇子だって、噂されてたわよ。今のあなたは全然、そんな風には視えないけれど」
シウリンは凛々しい眉を歪める。
渾名は知らないが、残酷で狂暴なのは何となく予想がついた。最初は戸惑ったけれど、敵の騎士を殺すのに、途中から躊躇いがなくなったからだ。
「渾名は〈狂王〉だが、別に殿下ご自身は残酷でも狂暴でもない。下々にお優しい、誠実な方だ。ただちょっとばかし、その……」
「そうそう、女癖が悪かっただけで」
ゾーイがアルベラを訂正するのを、ゾラが補足する。
シウリンはジブリール用に、塩の振っていない零余子をより分けてやりながら、自分も摘まんで口に入れる。
「女癖……僕はアデライード以外に興味ないから、女癖の件は納得できないんだけど」
「基本的に、殿下は自分から女に手を出すタイプじゃあなかったっすよ。寄って来るのを喰ってただけで」
ゾラの言葉にシウリンは一瞬、ミカエラのことを思い出して、渋い顔で首を振る。
「今、誰かに寄って来られても、食う気はしないなあ……」
「ご結婚されてからは、姫一筋ですからね」
トルフィンも言う。
「正直、怖い気もするけど、そのイフリート公爵だの結界だの、いろいろとやらないといけないことがあるんだろう? 今の僕の知識じゃあ無理だし、思い出す責任があるんだと思う」
シウリンが周囲を見回して言った。
「その……元の狂暴な僕に戻っても、皆は今のように着いてきてくれるのかな?」
シウリンは不安げに、胸の前に抱き込んだジブリールの、ぶっとい前足を両手でそれぞれ掴み、落ち着かなくぶんぶん、動かしている。「ふがっ」とジブリールが身を捩る。その様子に、まず、ゾラが噴き出す。
「着いてきてくれるも何も、もともと俺らは狂暴な殿下にお仕えしてんすから!」
「殿下は狂暴も残酷でもないと、申し上げておりますのに!」
ゾーイも言う。
「言っちゃあなんですけど、言葉遣いが少し違うだけで、中身はそんなに変わってない気もします。人間、誰でも大人になれば変わるんですよ。殿下は結構、ひどい目に遭って、ひねくれちゃってましたけどね」
トルフィンの言葉に、だがシウリンは首を傾げる。ジブリールも両前足を掴まれたまま、首を傾げる。
「僕は皇子になったのに、何でひどい目に遭わされてるの。おかしくない?」
「皇子ゆえのひどい目ってのはあるでしょう。好きでもない相手と結婚させられたり、その正妻が可愛がってる愛人を殺しちゃったり、いろいろありましたし」
トルフィンの発言に、真っ先に反応したのがシリルとアルベラだった。
「何それすごい! 俺、そういう劇、見たことある!」
「もしかして正妻と側室との愛憎劇ってやつ?! わたしが最近読んだ小説にそっくり!」
だが当の本人であるシウリンは怪訝な顔で尋ねる。
「ごめん、愛人って何?……そんな言葉、『聖典』に載ってなかったよね?」
「愛人ってのは、正式の奥さん以外の奥さんです。側室って呼びますけど」
シウリンは両手で蒼白な顔を覆ってしまう。シウリンから放り出されたジブリールが、膝の上から下りてシウリンの背中に登ろうとする。
「信じられない! アデライード以外と結婚してたってだけでもショックなのに……なんてふしだらな!」
「ふしだらって……毎晩、一夜限りの女とヤりまくって捨ててたくせに、何言ってんすか」
「ついでに言えば、側室は二人いましたからね!あとお邸の外にも愛人囲ってたし!」
ゾラとトルフィンに追い打ちをかけられて、シウリンは焚火の側で悶絶した。ビクビク身悶えるシウリンを、ジブリールが面白そうに前足でちょいちょいと、ちょっかいをかける。ひとしきり身悶えてから、ガバリと起き上がって真面目な顔で尋ねる。
「……もしかして、アデライードはそれ、知ってるの?……」
ずっと無言で聞いていたフエルが、さすがに呆れたように言った。
「外の愛人はともかく、ご側室の一人はすでに亡くなって、もう一人のご側室が子供ができたって言って、正月明けにソリスティアまで押し掛けてきたんですよ!ご存知に決まってるでしょう!」
シリルが嫌悪感たっぷりに顔を歪める。
「正月明けって新婚早々、最悪じゃん!……俺、アルベラの旦那がそんなんだったら、絶対、ぶん殴ってる!」
子供、という言葉に、シウリンは恐怖に歪んだ表情で言った。
「子供ぉ? 僕、子供までいるのぉ?」
「妊娠は偽装だったっすよ。……そん時、ご側室の侍女にイフリート家の〈黒影〉が化けてて、姫様殺そうして大騒ぎになったっす!姫様の魔力が暴走して、殿下直撃して、おかげで数日死線を彷徨ったんすから!」
男たちのやり取りを聞いて、アルベラは目を丸くする。
「そんなことがあったんだ……」
アルベラは新年祭の時の、父ウルバヌスの言葉を思い出していた。総督の元側室を唆し、ソリスティアに押しかけさせた〈黒影〉も悪辣ではあるが、そもそも、総督の私生活に付け入る隙があったと言わざるを得ない。
シウリンが頭を抱える、その丸まった背中を、ジブリールがガシガシと前足で叩く。
「聞けば聞くほど、思い出すのが怖い……何だってそんな……」
ゾーイが精悍な眉を少しだけ歪めて、主を慰めるように言った。
「過ぎてしまったことは仕方がありません。これまでの人生を反省していただくためにも、是非とも思い出していただかねば。覚悟を決めてください」
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