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第2話 涙の夜と小さな決意
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夜の帳が辺境の村を包み、外は粉雪が静かに降り始めていた。暖炉の火がぱちぱちと音を立てる宿の一室で、レティシアは今日の仕事を終えてそっと息をついた。
慣れない作業に指先は少しひび割れ、肌は王都にいた頃よりもずっと荒れている。だが、不思議と後悔はなかった。むしろ、疲れていても――自分にできることがある、という現実が心を支えてくれていた。
「……よし、今日も終わり。」
小さくつぶやき、エプロンを外す。厨房に皿を片づけに行くと、女将のマーサが声をかけてきた。
「レティシア嬢、明日も手伝い頼むわね。あんたは働き者やから助かるよ。」
「ありがとうございます。お役に立てるなら光栄です。」
貴族口調が抜けきらない自分の言葉に、レティシアは少し苦笑する。マーサは気にした様子もなく、どこか母親のような眼差しで彼女を見つめた。
「そんな気を張らんでええよ。ここでは皆、肩書きなんて気にせぇへん。あんたがええ子なのは分かるよ。」
「……はい。」
その言葉が胸に温かかった。誰も過去を問わない場所――それがどれほどの救いになるか、彼女は痛感していた。
仕事を終えてから部屋に戻る途中、廊下の隅に見覚えのない影が立っていた。
雪を払いながら、鋭い視線で外を窺うようにしている――エドガーだった。
「エドガー様?」
「……ああ、すまない。脅かすつもりはなかった。」
「いえ。外を見ておられたのですね。」
「狼の影が一瞬見えた。ここは辺境だ。油断すると危ない。」
短く言い放つ声に、氷のような冷たさがある。だが、その瞳の奥にかすかな優しさが見え隠れしていた。レティシアは少しだけ勇気を出して尋ねた。
「お怪我は、大丈夫なのですか? お持ちだった剣……折れていましたよね。」
エドガーは驚いたように彼女を見た。やがて唇を動かし、答えた。
「……見ていたのか。」
「はい。ほんの少しだけ。」
「ただの小競り合いだ。心配いらん。」
冷たく言いながらも、彼の右手が自分の腰を押さえた。その仕草を見逃すほど、レティシアは鈍感ではなかった。よほど痛むのだろう。
手持ちの小さな薬箱を思い出し、彼女はそっと声をかけた。
「少しだけ、消毒をさせてください。放っておくと熱が出てしまいます。」
「必要ない。」
「放っておくって、そうやって無理をなさる方に限って、後で倒れるのです。」
口にしてから、自分でも驚くほどの強い口調だった。かつて王都にいた頃は、誰かに意見をするなんて許されなかった。けれど今は違う。誰も“伯爵令嬢”という鎖を知らない。
エドガーは一瞬、こちらを見据えた。その鋭い眼差しが、やがてゆっくりと和らぐ。
「……あんた、変わってるな。」
「よく言われます。」
かすかに笑うと、彼は観念したように頷いた。レティシアは部屋に戻り、持っていた薬草の軟膏と清潔な布を持って戻ると、暖炉の前でエドガーの袖をそっと上げた。
鋼のように鍛えられた腕――そこには、古い傷や新しい切り傷がいくつも重なっていた。
「痛みますか?」
「このくらい、どうということはない。」
言葉とは裏腹に、布で拭った瞬間に体がわずかに震える。レティシアは笑みを堪え、優しく薬を塗った。
指先には、ほんのりと温もりが伝わる。無骨な男の体温に、彼女の胸はなぜか高鳴った。
沈黙が続く。やがて、エドガーがふいに聞いた。
「お前……どうしてこんな辺境にいる?」
少しだけ、手が止まる。
答えを探しても、どれもありふれていて、どれも胸の痛みに触れる。
「……理由、ですか。」
「言いたくないなら構わん。詮索するつもりはない。」
彼の声に、意外にも配慮の響きがあった。だからこそ、レティシアは少し勇気を出して口を開いた。
「少し、王都にいた頃のことを忘れたくて。……ちょっと、いろいろあったんです。」
「いろいろ。」
「ええ。人を信じたら、裏切られました。だから、やり直したくて。」
淡々として聞こえたが、内側では心が痛んでいた。アランの顔、リリアの笑み、父の叱責――どれも消えてくれない。
けれど、エドガーは余計な同情も、慰めの言葉も言わなかった。ただ、小さく頷いただけ。
「そうか。」
それだけで十分だった。沈黙が心地いいと感じたのは、いつ以来だろう。
薬を塗り終えて布を巻くと、レティシアは立ち上がって小さく頭を下げた。
「これで終わりです。無理をしないでくださいね。」
「恩に着る。」
「そんな、大したことでは――」
その瞬間、階下から女将の怒鳴り声と、割れるような音が聞こえた。
「ちょっと、何してるの!? 払えないなら泊められないわよ!」
慌てて駆け下りると、酔っぱらった旅人風の男が女将を怒鳴りつけていた。宿賃を払わずに居座っていたらしく、テーブルを蹴り倒して暴れている。
周囲の客がたじろいだその時、エドガーが静かに階段を下りてきた。
「やめろ。」
低い声。男が振り向いた瞬間、エドガーは素早くその腕を取り、あっという間に押さえつけた。ゆるがぬ力と冷静さ、そして圧倒的な気配。場の空気が一変する。
「き、騎士殿か……」
「出て行け。」
冷たい声が落ちた瞬間、男は青ざめ、慌てて宿を飛び出した。
静寂が残る。マーサがほっと息をつき、震える手で胸を押さえた。
「助かったよ、あんた……ほんまに。」
「当然のことをしただけだ。」
エドガーはそう言って背を向けた。その背中を見つめながら、レティシアの胸に小さな熱がこもった。強くて、でも冷たく見えるその人が――実は誰より優しいことを、彼女は感じていた。
夜更け。部屋に戻ると、レティシアはベッドに腰を下ろした。
冷たい月明かりが薄いカーテン越しに差し込み、彼女の金髪を銀色に照らしている。
鏡の中の自分を見つめた。華やかだった頃の面影は薄れ、髪も少しくすんで見える。けれど、その瞳の奥にわずかな芯が宿っているのが分かった。
――もう一度、前を向いて生きたい。
誰かのためではなく、自分のために。誰かに愛されることを願うのではなく、自分の足で立つために。
「……負けないわ。」
小さく呟くと、寒風が窓を叩いた。けれど、心は少しだけ温かかった。エドガーの無骨な優しさが、まだ胸の奥に残っていたから。
外では雪が深く降り積もり、世界を静寂で包み込んでいく。
レティシアは毛布を肩まで引き寄せ、目を閉じた。
彼女の新しい人生が、確かに動き始めていた。
続く
慣れない作業に指先は少しひび割れ、肌は王都にいた頃よりもずっと荒れている。だが、不思議と後悔はなかった。むしろ、疲れていても――自分にできることがある、という現実が心を支えてくれていた。
「……よし、今日も終わり。」
小さくつぶやき、エプロンを外す。厨房に皿を片づけに行くと、女将のマーサが声をかけてきた。
「レティシア嬢、明日も手伝い頼むわね。あんたは働き者やから助かるよ。」
「ありがとうございます。お役に立てるなら光栄です。」
貴族口調が抜けきらない自分の言葉に、レティシアは少し苦笑する。マーサは気にした様子もなく、どこか母親のような眼差しで彼女を見つめた。
「そんな気を張らんでええよ。ここでは皆、肩書きなんて気にせぇへん。あんたがええ子なのは分かるよ。」
「……はい。」
その言葉が胸に温かかった。誰も過去を問わない場所――それがどれほどの救いになるか、彼女は痛感していた。
仕事を終えてから部屋に戻る途中、廊下の隅に見覚えのない影が立っていた。
雪を払いながら、鋭い視線で外を窺うようにしている――エドガーだった。
「エドガー様?」
「……ああ、すまない。脅かすつもりはなかった。」
「いえ。外を見ておられたのですね。」
「狼の影が一瞬見えた。ここは辺境だ。油断すると危ない。」
短く言い放つ声に、氷のような冷たさがある。だが、その瞳の奥にかすかな優しさが見え隠れしていた。レティシアは少しだけ勇気を出して尋ねた。
「お怪我は、大丈夫なのですか? お持ちだった剣……折れていましたよね。」
エドガーは驚いたように彼女を見た。やがて唇を動かし、答えた。
「……見ていたのか。」
「はい。ほんの少しだけ。」
「ただの小競り合いだ。心配いらん。」
冷たく言いながらも、彼の右手が自分の腰を押さえた。その仕草を見逃すほど、レティシアは鈍感ではなかった。よほど痛むのだろう。
手持ちの小さな薬箱を思い出し、彼女はそっと声をかけた。
「少しだけ、消毒をさせてください。放っておくと熱が出てしまいます。」
「必要ない。」
「放っておくって、そうやって無理をなさる方に限って、後で倒れるのです。」
口にしてから、自分でも驚くほどの強い口調だった。かつて王都にいた頃は、誰かに意見をするなんて許されなかった。けれど今は違う。誰も“伯爵令嬢”という鎖を知らない。
エドガーは一瞬、こちらを見据えた。その鋭い眼差しが、やがてゆっくりと和らぐ。
「……あんた、変わってるな。」
「よく言われます。」
かすかに笑うと、彼は観念したように頷いた。レティシアは部屋に戻り、持っていた薬草の軟膏と清潔な布を持って戻ると、暖炉の前でエドガーの袖をそっと上げた。
鋼のように鍛えられた腕――そこには、古い傷や新しい切り傷がいくつも重なっていた。
「痛みますか?」
「このくらい、どうということはない。」
言葉とは裏腹に、布で拭った瞬間に体がわずかに震える。レティシアは笑みを堪え、優しく薬を塗った。
指先には、ほんのりと温もりが伝わる。無骨な男の体温に、彼女の胸はなぜか高鳴った。
沈黙が続く。やがて、エドガーがふいに聞いた。
「お前……どうしてこんな辺境にいる?」
少しだけ、手が止まる。
答えを探しても、どれもありふれていて、どれも胸の痛みに触れる。
「……理由、ですか。」
「言いたくないなら構わん。詮索するつもりはない。」
彼の声に、意外にも配慮の響きがあった。だからこそ、レティシアは少し勇気を出して口を開いた。
「少し、王都にいた頃のことを忘れたくて。……ちょっと、いろいろあったんです。」
「いろいろ。」
「ええ。人を信じたら、裏切られました。だから、やり直したくて。」
淡々として聞こえたが、内側では心が痛んでいた。アランの顔、リリアの笑み、父の叱責――どれも消えてくれない。
けれど、エドガーは余計な同情も、慰めの言葉も言わなかった。ただ、小さく頷いただけ。
「そうか。」
それだけで十分だった。沈黙が心地いいと感じたのは、いつ以来だろう。
薬を塗り終えて布を巻くと、レティシアは立ち上がって小さく頭を下げた。
「これで終わりです。無理をしないでくださいね。」
「恩に着る。」
「そんな、大したことでは――」
その瞬間、階下から女将の怒鳴り声と、割れるような音が聞こえた。
「ちょっと、何してるの!? 払えないなら泊められないわよ!」
慌てて駆け下りると、酔っぱらった旅人風の男が女将を怒鳴りつけていた。宿賃を払わずに居座っていたらしく、テーブルを蹴り倒して暴れている。
周囲の客がたじろいだその時、エドガーが静かに階段を下りてきた。
「やめろ。」
低い声。男が振り向いた瞬間、エドガーは素早くその腕を取り、あっという間に押さえつけた。ゆるがぬ力と冷静さ、そして圧倒的な気配。場の空気が一変する。
「き、騎士殿か……」
「出て行け。」
冷たい声が落ちた瞬間、男は青ざめ、慌てて宿を飛び出した。
静寂が残る。マーサがほっと息をつき、震える手で胸を押さえた。
「助かったよ、あんた……ほんまに。」
「当然のことをしただけだ。」
エドガーはそう言って背を向けた。その背中を見つめながら、レティシアの胸に小さな熱がこもった。強くて、でも冷たく見えるその人が――実は誰より優しいことを、彼女は感じていた。
夜更け。部屋に戻ると、レティシアはベッドに腰を下ろした。
冷たい月明かりが薄いカーテン越しに差し込み、彼女の金髪を銀色に照らしている。
鏡の中の自分を見つめた。華やかだった頃の面影は薄れ、髪も少しくすんで見える。けれど、その瞳の奥にわずかな芯が宿っているのが分かった。
――もう一度、前を向いて生きたい。
誰かのためではなく、自分のために。誰かに愛されることを願うのではなく、自分の足で立つために。
「……負けないわ。」
小さく呟くと、寒風が窓を叩いた。けれど、心は少しだけ温かかった。エドガーの無骨な優しさが、まだ胸の奥に残っていたから。
外では雪が深く降り積もり、世界を静寂で包み込んでいく。
レティシアは毛布を肩まで引き寄せ、目を閉じた。
彼女の新しい人生が、確かに動き始めていた。
続く
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