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第5話 突入
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◯弾着地点
強盗現場に到着したヤマサキ
ヤマサキ「大丈夫?」
警官1「大丈夫です」
ヤマサキ「何があったの?」
警官1「大きな音がしたので駆けつけたのですが、武装集団にビーンバッグ弾を撃たれて気絶して、この様です」
ヤマサキ「なるほど~盗まれたのは?」
運転手「国有レアアースです」
ヤマサキ「被疑者の特徴は?」
警官1「全員目出し帽にサングラスでした•••いや1人だけ帽子を被っていました」
ヤマサキ「情報ありがとね、後はこっちに任せてね、カウンセリングが必要ならしばらくここに残っていて」
運転手「大丈夫です」
小型の端末で辺りをスキャンする赤井
赤井「民間の超高強度防護輸送車、ユアサ自動車の民間輸送用トラック、特別架装の防護クラスX-Cで、弾着地点には、えーと、溶融アルミ片とタングステン片」
赤井が戻る
ヤマサキ「何かわかった?」
赤井「おそらく海防の艦載レールガンかと」
ヤマサキ「佐世保かな?」
赤井「ええ、ちょうど、玄海型が停泊中です」
電話が入るヤマサキ
ヤマサキ「はいヤマサキです」
モロドミOFF「西日本自治州警察公安審議会委員長臨時代行のモロドミトシオです、海上防衛団佐世保基地からの捜査支援の要請ですが….」
離れていくヤマサキ
赤井「まぁ、大事に至らなくてよかったですね」
警官1「恐縮です」
ヤマサキ戻る。
ヤマサキ「佐世保でやられたらしいね、海防の佐世保基地で死者36重傷270、艦載レールガンの無差別砲撃で、攻撃履歴によると、ここの座標だったよ、それと海防から出動要請が来たけど人足りないから断ったから、何か言われたらテキトーに謝っといてね、文句があるならヤマサキエレンって言う名前を出していいから、あいつらも私には文句言えないからね」
赤井「かしこまりました、ではこちらは事後捜査になりますね」
ヤマサキ「こっちは鑑識に任せて立て篭もりにいこ」
赤井「かしこまりました、では他班にもお伝えします」
通話が入るヤマサキ
ヤマサキ「お疲れ~」
上原OFF「本部に到着しました」
ヤマサキ「ごめんけど、立て篭もりの方に行ってもらうから、屋内戦の準備しといてね、クロークもあると嬉しいな」
上原OFF「了解致しました、揃い次第、直接現地に向かいます」
ヤマサキ「うん、よろしく」
通話切れる。
車に戻る。
◯車内
赤井「銀行にお願いします」
専属運転手「了解です」
赤井「こちらポンコツババアとゼロゼロ銀行強盗立て籠りの件に向かう」
指令「本部了解」
赤井「あのぉ~ヤマサキ管理官、国防省のMODってご存知ですか?噂で聞いたんですけど」
ヤマサキ「あぁ、あれね、引き抜きでしか隊員を集めない超絶エリート集団よ、例えるならストラトが国内限定ならMODは国内と海外なんよ、遠回しにストラトがエリート集団って言ってしまったけど、まぁ事実だし良いよね••••いつだったかな•••••そこの偉い人が私を引き抜こうとあれこれ画策していたみたいだけど、国防省相手に強気な内閣府が勝手に断ったんだ、でもね私は短期間だけMODに入りたかったから来る時に備えてって言う名目で訓練を受けた事はあるよ」
赤井「訓練ってどんな事をされたんですか?話せる範囲でも構いません。エリート集団の事がとても気になります」
ヤマサキ「あぁ、えぇとハンドガンで暗闇の中をNVG無し100メートル先の標的にアイアンサイトとか使わずにインスティクト射撃で当てるとか、暗闇跳弾射撃とか、負傷した設定で暗闇の状態で片手だけのライフル模擬戦とか、ちょっとだけ常軌を逸しているけどそんな感じ」
赤井「ちょっとだけとは•••」
ヤマサキ「中でも2番目に鬼畜だったのは••••」
◯某所
訓練所全景
◯脱衣所
服を脱ぐヤマサキ(全裸)
SE「ギュルギュルギュル~」
ヤマサキ「やっばお腹痛いわ」
エアガンを持ってトイレに駆け込むヤマサキ
タンクの上にエアガンを置く。
便座に座り照明が消される。
足音が迫る。
ヤマサキ「はぁ~」
エアガンをコッキングする。
上を狙う。
蓄光サイトが光る。
反対側から左腕を撃たれ、ペイントが飛び散る。
ヤマサキ「こっちか」
股間に被弾するヤマサキ
真っ赤に染まる。
隊員1の頭を撃つヤマサキ
隊員1「ヒット」
隊員2がマイクロカメラを使って下から覗く。
右腕を使ってトイレブースの壁を登る。
隊員3がヤマサキの右脚を撃つ。
隊員2の頭を撃つヤマサキ
隊員2「ヒット」
個室内に降りるヤマサキ
隊員3が扉をこじ開ける。
ブリーチングにより扉が破壊される。
突入した隊員3の頭を撃つ
隊員3「ヒット」
ヤマサキ「恥ずかしいでしょ」
隊員1「それにしてもバイタルゾーンを外したのは流石です」
ヤマサキ「3人の動きはバレ過ぎなんよ」
隊員1「あはは、ヤマサキさんは強いですね」
ヤマサキ「トイレしたいから」
20分後
ヤマサキ「トイレ中の女性を隣で待つとか容赦ないねぇ~」
隊員2「では後ほど」
背中を向けた3人の梵の窪を狙うヤマサキ
3発撃つが隊員1だけ外す。
ヤマサキ「それと、私の股間を撃った変態はだれ?」
隊員2「俺はやってないっすよ」
隊員1「流石にスッポンポンだとは思いませんでしたよ」
ヤマサキ「まぁそう言う状況があった時の練習って言うならそれでいいけど、ちゃんと撃てていたし、女相手の暗殺とかでトイレ中を襲撃するなら良い訓練だと思うよ、裸だから躊躇うって言うのはできないからねぇ~」
エアガンをコッキングして弾を抜くヤマサキ
ヤマサキ「まぁ、仕返しに股間を撃たれても文句は言えないね」
隊員1がヤマサキの胸を撃つ
ヤマサキ「あーあ外したか」
隊員1「しばらく休め」
ヤマサキ「本当に容赦ないね、まぁ、承認の上だから良いけどね、今夜は寝れないようにしてあげるね」
隊員2「いつでもどうぞ」
背後を警戒しながら離れて行く。
隊員2「いつから仲間と錯覚してた?」
隊員1の頭を撃つ隊員2
隊員3が隊員2の胸を撃つ。
隊員2が隊員3の胸を撃つ。
隊員3「バイタルゾーンの被弾時は10分間、頭部の被弾は20分間発砲できなのはわかってるよな?だからルール違反、MOD式腕立て伏せ50回な」
◯車内
ヤマサキ「そう言う感じかな、1番鬼畜だったのは下品というか、生への執着というか、最終手段というか」
赤井「どんな感じなんですか?」
ヤマサキ「汚い水で水分補給する方法の実践ね、流石に泥の汚水は無理だけど雨水とか澄んだ川の水とか一見綺麗に見える汚れた水を体内に入れて命を繋ぐ極限のサバイバル訓練てやったやつで、口から飲むと腹壊して下痢とかでアウトなんだけど、最終手段として直腸から吸収すれば良いらしいんだよね、仰向けで股を開いてケツの穴に管を挿れて浣腸ね、それで水を流し込むのね、恥辱を極める訓練で今までの人生で2番目に最悪よね」
赤井「お察しします。ちなみにMOD式とはどんなトレーニングはどんなのがありますか?」
ヤマサキ「MODのプランクアップね、やり方は腕立て伏せ1回やって、その姿勢のまま1番下げた状態でプランク1分やるよ、腕立て伏せ1回とプランク1分やってやっと1回ね」
赤井「大変ですね」
ヤマサキ「罰ゲームもそうだけど、ルールが面倒で、腕の被弾は10分間片腕が使えなくなるし、脚の被弾も同じく10分間は片足だけ生活になるし意外と細かいルールがあるんよ、ポイント制で、バイタルゾーンへのヒットはプラス1、ヘッドショットはプラス3で、デス判定でその日の点数は全ロス、四肢の治療にはマイナス1ポイントになるんよ、3日経過で無料で治療ね、最終日に1番ポイントが高かった人が高評価をもらえるよ」
赤井「複雑ですね」
ヤマサキ「まぁ、そうね」
赤井「でも、私が言える事ではないですが、その訓練ってセクハラとかイジメが起きないんですか?プライバシーも無いじゃないですか」
ヤマサキ「そうね、その通りよ、でもね逆もできるから、それはそれで面白かったよ、シャワー中の人を背後から撃ったりとか、寝込みを襲ったりとかね•••たしか突発戦闘訓練とかそう言う名称だったと思うよ、それにエアソフトガンって言っても圧縮ガスカートリッジ使用のいわゆる訓練用リアルライブカートガスガンで125m/sくらい出るやつだし、6ミリペイント弾だけど肌に直で当たるとかなり痛いんよ」
赤井「私には無理です」
ヤマサキ「そうね、いわゆる普通じゃないし、私は男の人のシャワー中に股間を撃つような真似はしなかったけど、男同士じゃフツーに悪戯感覚でやってたしね」
赤井「き、貴重なお話をありがとうございます」
専属運転手「到着しました」
◯銀行前
警官1「お疲れ様です、現在の被害状況は装甲車破壊2、死亡15、負傷58で銀行内の民間人の被害は不明です、複数人いると思われる犯人の1人を選抜射手により射殺しました、なお警備員1名が銀行内に隠れているようです」
ヤマサキ「これだけ生き残ってくれたそれだけでも良いよ、あとは任せてね30分くらいで終わるから」
赤井「侵入経路ですが、光学迷彩を活用して、屋上と駐車場から入るのはどうでしょう」
ヤマサキ「そうね、でも突入してから屋内で光学迷彩使おうかなと思うんだけど」
赤井「了解致しました」
上原班が到着する。
7.8ミリPEMSRを持つ上原
ヤマサキ「おお!ついにきてぃらね、待っていましたとさ」
上原「はい、使い方は一通り、携行型電磁滑腔小銃、7.8ミリPEMSRです」
赤井「これは•••知っていますよまさか、このタイミングで投入とは」
ヤマサキ「多分上からのお達しらしいね、評価試験だと思うよ」
上原「了解致しました」
ヤマサキ「戦術面では重たい弾を亜音速で飛ばすから消音で良いと思うよ、それに火薬も無いし可動部品も大して無いからね、隠密の戦術的に良いと思うよ」
赤井「配置はどのように致しましょう」
ヤマサキ「チーム4は駐車場から、屋上には私と赤井班、それでの狙撃はスタックに、ローチ君たちに透視観測を任せるね、残りは周囲を抑えて、逃げ出した犯人の拘束と人質の保護ね、もし犯人が抵抗するようなら銃床打撃で気絶されるか、必要なら脚を撃っても良いよ、まぁ銃を向けてきたら腕を吹き飛ばすとかして良いから、確実にお願いするね」
配置に着く隊員
ヤマサキ「ブリーチの合図で行くよ、先ずは犯人のHUDで共有して」
確定位置が通達される。
ヤマサキ「情報来たね、扉の向こうにそれぞれ5人、じゃあ指向性コンカッション展開、ブリーチ」
突入する全隊員
銃を構えた犯人たちの頭を吹き飛ばす。
ヤマサキ「腹這いに」
男「お、俺は犯人じゃない奴らに渡された」
ヤマサキ「武器を持つ奴が知らん」
男を制圧する。
ヤマサキ「屋上オールクリア」
赤井「屋上制圧、人質を5名保護」
ヤマサキ「救助が来るまで静かに待っていてください」
人質「あ、ありがとうございます助かりました」
ヤマサキ「じゃあお願いします」
物陰に隠れる人質たち。
ローチ「一階に動きはありません」
ヤマサキ「じゃあクローク展開」
赤井「了解、クロークを展開する」
光学迷彩を使用し、隊員たちが透明になる。
ヤマサキ「行くよ」
◯エントランス
犯人1に連れられた人質
犯人1「オイゴルァ1人処刑だ」
◯銀行外
ローチ「処刑が始まった」
ヤマサキOFF「はぁ~合図で一斉射撃で制圧ね、外のアホはローチ君に任せるね」
ローチ「ローチ了解」
◯銀行内
赤井「ステンバイ」
ヤマサキ「スタンバイ」
抜け殻「チーム4スタンバイ」
◯エントランス
犯人1「7、6さっさと車をよこせ5」
ローチOFF「カウントダウンが始まった」
ヤマサキOFF「了解スリーカウント、赤いサングラスの男は抑える」
全員「了解3、2、1」
1人残して犯人たちを制圧する。
エントランスから踏み込む隊員、縛られる犯人たち
隊員1「人質保護、ターゲット確保、1階オールクリア」
ローチOFF「エントランスのアホを制圧」
ヤマサキ「了解、みんな良くやった、珍しく制圧だったけど良かったよ」
無線「恐れ入ります」
ヤマサキ「じゃあ後は任せて帰ろ」
赤井「ストラト撤収」
無線「了解」
強盗現場に到着したヤマサキ
ヤマサキ「大丈夫?」
警官1「大丈夫です」
ヤマサキ「何があったの?」
警官1「大きな音がしたので駆けつけたのですが、武装集団にビーンバッグ弾を撃たれて気絶して、この様です」
ヤマサキ「なるほど~盗まれたのは?」
運転手「国有レアアースです」
ヤマサキ「被疑者の特徴は?」
警官1「全員目出し帽にサングラスでした•••いや1人だけ帽子を被っていました」
ヤマサキ「情報ありがとね、後はこっちに任せてね、カウンセリングが必要ならしばらくここに残っていて」
運転手「大丈夫です」
小型の端末で辺りをスキャンする赤井
赤井「民間の超高強度防護輸送車、ユアサ自動車の民間輸送用トラック、特別架装の防護クラスX-Cで、弾着地点には、えーと、溶融アルミ片とタングステン片」
赤井が戻る
ヤマサキ「何かわかった?」
赤井「おそらく海防の艦載レールガンかと」
ヤマサキ「佐世保かな?」
赤井「ええ、ちょうど、玄海型が停泊中です」
電話が入るヤマサキ
ヤマサキ「はいヤマサキです」
モロドミOFF「西日本自治州警察公安審議会委員長臨時代行のモロドミトシオです、海上防衛団佐世保基地からの捜査支援の要請ですが….」
離れていくヤマサキ
赤井「まぁ、大事に至らなくてよかったですね」
警官1「恐縮です」
ヤマサキ戻る。
ヤマサキ「佐世保でやられたらしいね、海防の佐世保基地で死者36重傷270、艦載レールガンの無差別砲撃で、攻撃履歴によると、ここの座標だったよ、それと海防から出動要請が来たけど人足りないから断ったから、何か言われたらテキトーに謝っといてね、文句があるならヤマサキエレンって言う名前を出していいから、あいつらも私には文句言えないからね」
赤井「かしこまりました、ではこちらは事後捜査になりますね」
ヤマサキ「こっちは鑑識に任せて立て篭もりにいこ」
赤井「かしこまりました、では他班にもお伝えします」
通話が入るヤマサキ
ヤマサキ「お疲れ~」
上原OFF「本部に到着しました」
ヤマサキ「ごめんけど、立て篭もりの方に行ってもらうから、屋内戦の準備しといてね、クロークもあると嬉しいな」
上原OFF「了解致しました、揃い次第、直接現地に向かいます」
ヤマサキ「うん、よろしく」
通話切れる。
車に戻る。
◯車内
赤井「銀行にお願いします」
専属運転手「了解です」
赤井「こちらポンコツババアとゼロゼロ銀行強盗立て籠りの件に向かう」
指令「本部了解」
赤井「あのぉ~ヤマサキ管理官、国防省のMODってご存知ですか?噂で聞いたんですけど」
ヤマサキ「あぁ、あれね、引き抜きでしか隊員を集めない超絶エリート集団よ、例えるならストラトが国内限定ならMODは国内と海外なんよ、遠回しにストラトがエリート集団って言ってしまったけど、まぁ事実だし良いよね••••いつだったかな•••••そこの偉い人が私を引き抜こうとあれこれ画策していたみたいだけど、国防省相手に強気な内閣府が勝手に断ったんだ、でもね私は短期間だけMODに入りたかったから来る時に備えてって言う名目で訓練を受けた事はあるよ」
赤井「訓練ってどんな事をされたんですか?話せる範囲でも構いません。エリート集団の事がとても気になります」
ヤマサキ「あぁ、えぇとハンドガンで暗闇の中をNVG無し100メートル先の標的にアイアンサイトとか使わずにインスティクト射撃で当てるとか、暗闇跳弾射撃とか、負傷した設定で暗闇の状態で片手だけのライフル模擬戦とか、ちょっとだけ常軌を逸しているけどそんな感じ」
赤井「ちょっとだけとは•••」
ヤマサキ「中でも2番目に鬼畜だったのは••••」
◯某所
訓練所全景
◯脱衣所
服を脱ぐヤマサキ(全裸)
SE「ギュルギュルギュル~」
ヤマサキ「やっばお腹痛いわ」
エアガンを持ってトイレに駆け込むヤマサキ
タンクの上にエアガンを置く。
便座に座り照明が消される。
足音が迫る。
ヤマサキ「はぁ~」
エアガンをコッキングする。
上を狙う。
蓄光サイトが光る。
反対側から左腕を撃たれ、ペイントが飛び散る。
ヤマサキ「こっちか」
股間に被弾するヤマサキ
真っ赤に染まる。
隊員1の頭を撃つヤマサキ
隊員1「ヒット」
隊員2がマイクロカメラを使って下から覗く。
右腕を使ってトイレブースの壁を登る。
隊員3がヤマサキの右脚を撃つ。
隊員2の頭を撃つヤマサキ
隊員2「ヒット」
個室内に降りるヤマサキ
隊員3が扉をこじ開ける。
ブリーチングにより扉が破壊される。
突入した隊員3の頭を撃つ
隊員3「ヒット」
ヤマサキ「恥ずかしいでしょ」
隊員1「それにしてもバイタルゾーンを外したのは流石です」
ヤマサキ「3人の動きはバレ過ぎなんよ」
隊員1「あはは、ヤマサキさんは強いですね」
ヤマサキ「トイレしたいから」
20分後
ヤマサキ「トイレ中の女性を隣で待つとか容赦ないねぇ~」
隊員2「では後ほど」
背中を向けた3人の梵の窪を狙うヤマサキ
3発撃つが隊員1だけ外す。
ヤマサキ「それと、私の股間を撃った変態はだれ?」
隊員2「俺はやってないっすよ」
隊員1「流石にスッポンポンだとは思いませんでしたよ」
ヤマサキ「まぁそう言う状況があった時の練習って言うならそれでいいけど、ちゃんと撃てていたし、女相手の暗殺とかでトイレ中を襲撃するなら良い訓練だと思うよ、裸だから躊躇うって言うのはできないからねぇ~」
エアガンをコッキングして弾を抜くヤマサキ
ヤマサキ「まぁ、仕返しに股間を撃たれても文句は言えないね」
隊員1がヤマサキの胸を撃つ
ヤマサキ「あーあ外したか」
隊員1「しばらく休め」
ヤマサキ「本当に容赦ないね、まぁ、承認の上だから良いけどね、今夜は寝れないようにしてあげるね」
隊員2「いつでもどうぞ」
背後を警戒しながら離れて行く。
隊員2「いつから仲間と錯覚してた?」
隊員1の頭を撃つ隊員2
隊員3が隊員2の胸を撃つ。
隊員2が隊員3の胸を撃つ。
隊員3「バイタルゾーンの被弾時は10分間、頭部の被弾は20分間発砲できなのはわかってるよな?だからルール違反、MOD式腕立て伏せ50回な」
◯車内
ヤマサキ「そう言う感じかな、1番鬼畜だったのは下品というか、生への執着というか、最終手段というか」
赤井「どんな感じなんですか?」
ヤマサキ「汚い水で水分補給する方法の実践ね、流石に泥の汚水は無理だけど雨水とか澄んだ川の水とか一見綺麗に見える汚れた水を体内に入れて命を繋ぐ極限のサバイバル訓練てやったやつで、口から飲むと腹壊して下痢とかでアウトなんだけど、最終手段として直腸から吸収すれば良いらしいんだよね、仰向けで股を開いてケツの穴に管を挿れて浣腸ね、それで水を流し込むのね、恥辱を極める訓練で今までの人生で2番目に最悪よね」
赤井「お察しします。ちなみにMOD式とはどんなトレーニングはどんなのがありますか?」
ヤマサキ「MODのプランクアップね、やり方は腕立て伏せ1回やって、その姿勢のまま1番下げた状態でプランク1分やるよ、腕立て伏せ1回とプランク1分やってやっと1回ね」
赤井「大変ですね」
ヤマサキ「罰ゲームもそうだけど、ルールが面倒で、腕の被弾は10分間片腕が使えなくなるし、脚の被弾も同じく10分間は片足だけ生活になるし意外と細かいルールがあるんよ、ポイント制で、バイタルゾーンへのヒットはプラス1、ヘッドショットはプラス3で、デス判定でその日の点数は全ロス、四肢の治療にはマイナス1ポイントになるんよ、3日経過で無料で治療ね、最終日に1番ポイントが高かった人が高評価をもらえるよ」
赤井「複雑ですね」
ヤマサキ「まぁ、そうね」
赤井「でも、私が言える事ではないですが、その訓練ってセクハラとかイジメが起きないんですか?プライバシーも無いじゃないですか」
ヤマサキ「そうね、その通りよ、でもね逆もできるから、それはそれで面白かったよ、シャワー中の人を背後から撃ったりとか、寝込みを襲ったりとかね•••たしか突発戦闘訓練とかそう言う名称だったと思うよ、それにエアソフトガンって言っても圧縮ガスカートリッジ使用のいわゆる訓練用リアルライブカートガスガンで125m/sくらい出るやつだし、6ミリペイント弾だけど肌に直で当たるとかなり痛いんよ」
赤井「私には無理です」
ヤマサキ「そうね、いわゆる普通じゃないし、私は男の人のシャワー中に股間を撃つような真似はしなかったけど、男同士じゃフツーに悪戯感覚でやってたしね」
赤井「き、貴重なお話をありがとうございます」
専属運転手「到着しました」
◯銀行前
警官1「お疲れ様です、現在の被害状況は装甲車破壊2、死亡15、負傷58で銀行内の民間人の被害は不明です、複数人いると思われる犯人の1人を選抜射手により射殺しました、なお警備員1名が銀行内に隠れているようです」
ヤマサキ「これだけ生き残ってくれたそれだけでも良いよ、あとは任せてね30分くらいで終わるから」
赤井「侵入経路ですが、光学迷彩を活用して、屋上と駐車場から入るのはどうでしょう」
ヤマサキ「そうね、でも突入してから屋内で光学迷彩使おうかなと思うんだけど」
赤井「了解致しました」
上原班が到着する。
7.8ミリPEMSRを持つ上原
ヤマサキ「おお!ついにきてぃらね、待っていましたとさ」
上原「はい、使い方は一通り、携行型電磁滑腔小銃、7.8ミリPEMSRです」
赤井「これは•••知っていますよまさか、このタイミングで投入とは」
ヤマサキ「多分上からのお達しらしいね、評価試験だと思うよ」
上原「了解致しました」
ヤマサキ「戦術面では重たい弾を亜音速で飛ばすから消音で良いと思うよ、それに火薬も無いし可動部品も大して無いからね、隠密の戦術的に良いと思うよ」
赤井「配置はどのように致しましょう」
ヤマサキ「チーム4は駐車場から、屋上には私と赤井班、それでの狙撃はスタックに、ローチ君たちに透視観測を任せるね、残りは周囲を抑えて、逃げ出した犯人の拘束と人質の保護ね、もし犯人が抵抗するようなら銃床打撃で気絶されるか、必要なら脚を撃っても良いよ、まぁ銃を向けてきたら腕を吹き飛ばすとかして良いから、確実にお願いするね」
配置に着く隊員
ヤマサキ「ブリーチの合図で行くよ、先ずは犯人のHUDで共有して」
確定位置が通達される。
ヤマサキ「情報来たね、扉の向こうにそれぞれ5人、じゃあ指向性コンカッション展開、ブリーチ」
突入する全隊員
銃を構えた犯人たちの頭を吹き飛ばす。
ヤマサキ「腹這いに」
男「お、俺は犯人じゃない奴らに渡された」
ヤマサキ「武器を持つ奴が知らん」
男を制圧する。
ヤマサキ「屋上オールクリア」
赤井「屋上制圧、人質を5名保護」
ヤマサキ「救助が来るまで静かに待っていてください」
人質「あ、ありがとうございます助かりました」
ヤマサキ「じゃあお願いします」
物陰に隠れる人質たち。
ローチ「一階に動きはありません」
ヤマサキ「じゃあクローク展開」
赤井「了解、クロークを展開する」
光学迷彩を使用し、隊員たちが透明になる。
ヤマサキ「行くよ」
◯エントランス
犯人1に連れられた人質
犯人1「オイゴルァ1人処刑だ」
◯銀行外
ローチ「処刑が始まった」
ヤマサキOFF「はぁ~合図で一斉射撃で制圧ね、外のアホはローチ君に任せるね」
ローチ「ローチ了解」
◯銀行内
赤井「ステンバイ」
ヤマサキ「スタンバイ」
抜け殻「チーム4スタンバイ」
◯エントランス
犯人1「7、6さっさと車をよこせ5」
ローチOFF「カウントダウンが始まった」
ヤマサキOFF「了解スリーカウント、赤いサングラスの男は抑える」
全員「了解3、2、1」
1人残して犯人たちを制圧する。
エントランスから踏み込む隊員、縛られる犯人たち
隊員1「人質保護、ターゲット確保、1階オールクリア」
ローチOFF「エントランスのアホを制圧」
ヤマサキ「了解、みんな良くやった、珍しく制圧だったけど良かったよ」
無線「恐れ入ります」
ヤマサキ「じゃあ後は任せて帰ろ」
赤井「ストラト撤収」
無線「了解」
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