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王子に恋した人魚姫、脚を手に入れ会いに行く〜エミーナが描いた1ダースの絵〜
エミーナと王子さま
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十五歳の誕生日。人魚姫は船上の王子さまを一目見て恋に落ちた。ところが船は難破し、王子さまは海に放り出されてしまう。人魚姫は王子さまを救助し、気を失った彼を浜辺に置いて、離れて様子を見ていた。すると若い女性が王子さまをみつけて人を呼び、救助してくれた。それを見届けた人魚姫は海の民の国に戻って行く。
王子さまに恋した人魚姫は彼にもう一度会いたくて、自分の声と引き換えに下半身が人間の脚になる魔法の薬を海の魔女からもらうことに。
ただし、歩こうとすると脚はナイフでえぐられるように痛む。それに、王子さまと結婚できなければ人魚姫は海の泡になってしまうのだ。
それでも人間の脚がほしい。どうしても王子さまにもう一度会いたい。たとえ結婚できなかったとしても……。人魚姫は薬を飲み干した。
と、ここまではアンデルセンの名作童話『人魚姫』の途中までのあらすじ。さて、それからの日々――。アンデルセンの名作童話『人魚姫』とは別のこんな展開はいかが?
元人魚姫エミーナ・ド・ロマーヒは、浜辺で王子さまと再会を果たす。彼女は砂の上に絵を描き、身振り手振りも交えて当時の状況、つまり船が難破したことを説明した。
王子さまはこの口の聞けない娘があの海難事故の目撃者で、何か大事なことを伝えようとしているのだと理解する。
砂に描くよりもペンで紙に描くほうがわかりやすい。とりあえずこの娘を城に連れて帰ろう。何か服を着せてやりたい。身に付けている物といえば、胸のふくらみを覆う帆立貝の貝殻と下半身を覆う海藻だけ。まともな服を着ていないこんな半裸のままでは気の毒だ。
ところがこの娘は歩こうとするとひどく脚が痛むらしい。可愛らしい顔が苦痛に歪むのを見ていられない王子さまは、彼女をお姫さま抱っこすると城に連れて帰り、そのまま城に住まわせることにした。
言葉を話せず、脚も不自由なこの娘をたった一人で城外に戻しても、恐ろしい将来が待っているだけだろう。悪い人間に連れて行かれ、ひどい目に合わされ、私利私欲を満たすためだけに死ぬまで利用され続けるだろう。この脚では逃げ出すこともできず、声を出して助けを求めたり被害を訴えることもできないのだから。私が守ってやらなければ――。
王子さまに恋した人魚姫は彼にもう一度会いたくて、自分の声と引き換えに下半身が人間の脚になる魔法の薬を海の魔女からもらうことに。
ただし、歩こうとすると脚はナイフでえぐられるように痛む。それに、王子さまと結婚できなければ人魚姫は海の泡になってしまうのだ。
それでも人間の脚がほしい。どうしても王子さまにもう一度会いたい。たとえ結婚できなかったとしても……。人魚姫は薬を飲み干した。
と、ここまではアンデルセンの名作童話『人魚姫』の途中までのあらすじ。さて、それからの日々――。アンデルセンの名作童話『人魚姫』とは別のこんな展開はいかが?
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