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変態貴公子再び2 ※微r18
しおりを挟むやっとアルディス様の全身の着替えが終わった
「あ、じゃあ私は自分の部屋で着替えるのでこれで失礼しますね!」
「何を言ってる?マナの着替えならここにあるぞ?」
「へ?」
いつの間に持ってきたんですかね??
「ほら、ここで着替えろ」
「あ…じゃあアルディス様ちょっと出てもらえますか?」
「なぜだ?」
「いや、だから着替えたいので…」
「俺の衣装部屋なんだから何故俺が出て行く必要がある?」
さっきから何言ってんだこの変態貴公子は…
「じゃあやっぱり私部屋に戻りますね」
「だめだ、ここで着替えろ」
「アルディス様がいるのに着替えられません!!」
「俺は後ろをむいてるから大丈夫だ」
えぇええ???
なんでそんなに私をここで着替えさせたいの??
まぁ後ろ向いてるって言ってるし…
「わ、わかりました、じゃあ着替えるので後ろを向いてください」
「わかった」
アルディス様が背を向けたのを確認して着替えはじめる
濡れたエプロンを外し、プチプチと紺色のロングワンピースのボタンを外していく
パサッとワンピースを下に落とし、新しい服を手に取ろうとして合った視線にびっくりした
さっきまで後ろを向いていたはずのアルディス様が堂々と前を向いていたからだ
「ひ…ぅあ…」
あまりの羞恥に言葉が出ない
な、なんでなんでなんで?!
さっきは後ろ向いてたじゃん!なんでいきなり前向いてるの??
「あぁやっぱり白が似合うな」
し、白?ってなんのこと??
「あ…アルディス様、なんで前を向いてるんですか!?」
前を新しい服で隠し、バッとアルディス様に背を向けて話す
「俺が贈ったやつが似合うか見たくてな」
俺が贈ったやつ??私アルディス様に何か貰った??
私があれこれ考えていると背後からいきなり抱きしめられた
「きゃっ!?」
ちょちょちょっと待って!
一応前は服を手繰り寄せて隠してるけど今下着姿なんですが?!
耳元にアルディス様の息がかかる
「ふぅっん…」
うぅ…息がかかっただけなのに、私耳弱いみたいです
「ひゃあっ!?」
お尻に違和感を感じたと思ったらアルディス様が私のお尻を揉んでいました…
「ひっ…あっ…何してるんですか!?」
「マナはお尻も感じるのか」
「ち、違います!!ふっ…んっ…やめてください!!」
どうにか止めてほしくて空いている方の手でアルディス様の手を掴むけど止められない
アルディス様昨日から変態すぎやしませんか!?
「あぁ、出来合いのやつを色とデザインだけですぐ買ったから素材はどうかと思ったが…今触った感じだとシルク生地で良かったようだな」
はい?
今この変態貴公子なんていいました?
「まるでアルディス様がこの下着を買ったように聞こえるんですが…」
「そうだが?」
なんですって?????
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