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精霊なんていたんですね3

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「ひっあっはっはっ!…も…だめ、ゆるひてわんちゃ…」   


こ、これ以上擽られたら死んじゃう!!


『ふっ…人はこんなのでは死なんだろ…所で主の名前は何と言うんだ?』

「はぁ…はぁ…マナです…」

『マナか…いい名だ
マナ、我と契約しないか?』 


…契約?


『そうだ、今まで人と契約などした事はなかったがマナなら契約してもいい』


いやいや、ただの侍女がなぜ高位精霊様と契約!?
ただでさえ黒髪とこの醜い見た目で悪目立ちしてるし、そういうのはヒロインちゃんとすればいいんですよ


無理です、無理無理!!


『な、我の申し出を断るのか!?』

「これ以上悪目立ちしたくないので…」
 

わんちゃんの毛がブワッと逆立つ


『我の初めての契約を断るなど…許さぬ…契約するというまで舐め続けるからな』

「へ?…きゃあっ?!」


急に怒りだしてスカートの下に潜り込んでくるわんちゃん


「や、そこは入っちゃだめぇ!!」


ペロペロと太ももの辺りを舐め回してくる


「ふぁっ…やっあっ…」

『止めてほしいのなら我と契約するのだな』


ず、ずるい!
こんな卑怯な手を使ってくるなんて、絶対契約なんてしてやらない!!


『なら続けるまでだな』


ペロペロと舐める速度を早めるわんちゃん
際どい部分にまで舌が伸びてくるし、モフモフの毛も敏感な所を刺激してくる


「はぁんっ…や、だめぇっ♡」


捲れ上がるスカート部分を抑えるのに必死でわんちゃんを全然静止できない


『契約するか?』

「んぅぅ…ぁあっ!」


もうだめ…はいって言わないと多分ずっと続いちゃう…


『よしよしやっとする気に「何をしているんだ…」



へ…この声って…?
聞いたことのある声にはっとしてそちらを向くと



「その子から離れろ……毛むくじゃら」



剣先をわんちゃんに向ける王子様がいらっしゃいました









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