悪魔な義理弟《ボディーガード》~ヤンキー校最凶犬男子の独占欲が強過ぎる~

Kore

文字の大きさ
5 / 15

謎の転校生

しおりを挟む



「へえー。いいじゃん、弟君とのデート。楽しんできなよ」 

「違う。デートじゃなくて、ただのお出掛けだから。そこ、間違えないで」

「別にどっちでもよくない?」


早速この前のことを美南に話したら、なにやら物言いたげな目でこちらを見てくるので、私はわざとらしく咳払いを一つする。


「ていうか、莉子って何でそんなに姉弟関係にこだわるの?義理なんだからそこまで頑なにしなくてもいいじゃん」

すると、今度は的を射た鋭い質問が私の胸をぐさりと突き刺してきて、言葉に詰まってしまう。


「わ、分かんない。前も言ったけど、今までずっと本当の弟として見ていたから変化に追い付いていけないというか……」

「それじゃあ、変化に追い付いたら弟君のこと男としてみれるってこと?それか、そもそもとしてタイプじゃないとか?」

そして、更に触れて欲しくない部分を容赦なく突き刺してきて、私は窮地に追い込まれた。

「そんなことないよ。櫂理君は格好良いし、優しくて可愛いところあるし。……まあ、少し愛が重いところとか、やんちゃなところとか、人を催眠術で操ろうとする悪戯っ子なところとかあるけど」

「いや、待って。催眠術ってなに?」

けど、ここで意地を張っても仕方ないので、正直な気持ちを打ち明けようとしたら、何やら美南に思いっきりツッコまれた。


その時、丁度朝のHRが始まるチャイムが鳴り出し、私達は慌てて席に着く。


しかし、そんな真面目な生徒は教室の半分にも満たなくて。

殆どの生徒は未だ好き勝手な場所に居座り、気にせずお喋りを続けているか、そもそも登校すらしていない。


うん。
今日も安定して、治安悪いなあ。


そう思いながら先生の到着を待っていると、教室の扉が開いた途端まず入ってきたのは、まったく見覚えのない男子生徒だった。
  

……え?
この人誰?
教室間違えたのかな?


襟足が肩まで伸びた艶めく長い金髪と、薄いブルーの瞳。

睫毛は遠目で見ても長いことが分かり、切れ長な目は格好良いというよりも綺麗な印象。

堀が深くて肌も色白で、おそらくハーフなんだと思うけど、こんな目立つような人は今まで見たことがない。

櫂理君も圭君もかなりのイケメンだけど、この人も二人に匹敵するくらい相当なイケメン具合。

私はともかくとして、美南がそんな人を見逃すわけはないと思うけど……この人は一体誰?


「転校してきた雨宮あまみや優星ゆうせいだ。よろしく」

そう思った直後、まさかの先生不在で転校生自ら自己紹介を始め、周囲にどよめきが起こる。


「だ、ダメだよ雨宮君!勝手に行っちゃ!……あ、そういうことだから皆仲良くしてねー」

それから、数秒遅れてようやく担任の先生が登場し、開始わずか二十秒で彼の自己紹介は終わった。

「それじゃあ、君の席はー……。空いているところ適当に座って」

そして、これまた雑な席決めに、果たしてこの教師は本当に転校生を歓迎する気があるのか疑問に感じた。


それにしても、この人も櫂理君みたいになかなかの個性派だなあ。

中性的な顔をしているからあまり怖いイメージはないけど、極力関わるのはやめた方がいいような……。



…………そう思っていたのに。



「……あ、あの……なんでしょうか?」


何故か雨宮君は私の席の前で立ち止まり、しかもガン見してくる。


え?なんで?
この人と何の面識もないけど??
私、この人に何かした??


「なあ。あんた宇佐美櫂理の姉か?」

「は、はい!」


短時間で頭を超フル回転させながら過去の記憶を掘り起こしている最中。突然櫂理君の名前が飛び出してきて、思わず首を縦に振る。

すると、ただでさえ悪い目付きが更に悪くなり、雨宮君から鋭い殺気を感じた。

その時、不意に雨宮君の手が伸びてきて二の腕を掴まれると、そのまま強く引っ張られ、私は軽い悲鳴をあげる。

「い、いきなりなんですか!?わ、私何かしました?」

まるで今にも殴りかかりそうな彼の表情に、恐怖で声が震えてしまう。

「ちょ、ちょっと雨宮君!?何してるの!?女の子に乱暴はよくな…………ぐはっ!」


その様子を一部始終見ていた先生は慌てて私達の元へ駆け寄ってくれたのは良かったけど。瞬時に雨宮君に跳ね除けられ、呆気なく転がっていった。

「あんたじゃなくて、弟に用があるんだよ。いいから、今すぐ宇佐美櫂理の所に連れてけ」

教室が騒然とする中、雨宮君は冷静な様子でそう命令すると、私の返事を待たずして、無理矢理教室を出ようとする。


「こら、待ちなさい!さっきから見てればあんた一体何なの!?イケメンは何でも許されると思ったら大間違いよ!」

その直後、今度は美南が勇みよく私達の間に割って入ってくれて、相変わらず頼もしい親友に一瞬心を奪われた。

「思ってんのあんただけだろ。付いて来たければ勝手に来ればいい」

けど、美南の威勢をものともしない雨宮君は、彼女の横を素通りすると、私を引き連れたまま教室を後にした。




「あの、櫂理君が何かしちゃいましたか?それなら、私が謝ります。ていうか、もうすぐ授業始まりますけど?」

先程から一言も喋らない雨宮君に痺れを切らした私は、ダメ元で話しかけてみたけど、一向に反応がなく、やっぱり空振りに終わってしまった。

「てかさー、雨宮君ってもしかして弟君追いかけてこの学校に転校してきたの?だとしたら、相当ラブじゃん」

「お前、これ以上ふざけた事言ったら殺すぞ」

すると、隣で茶化してきた美南に対しては即座に反応を示し、雨宮君は射抜くような目で睨んできた。

こんな凶器みたいな転校生を弄れる美南の度胸には、相変わらず恐れ入る。


「ここに来たのは単なる親の都合だ。……けど、そのお陰でようやくあいつを見つけた」

最後にポツリと呟いた雨宮君の目は怒りに満ち溢れていて。ここまで恨みを買う程とは、一体二人の間に何が起きたのか気になって仕方がない。

果たして、このまま櫂理君のところに案内していいのか不安でしかないけど、案内してもしなくてもあまり状況は変わらない気がする。

だとしたら、ここは姉としてその場に居合わせた方がいいのではと。

変な使命感に燃えている最中、いつの間にやら一年生の教室がある三階へと到着していた。


あと数分で授業が始まるので、手短に済ませようと私は急いで櫂理君の教室へと案内する。

そして、閉まっていた扉をおそるおそる開いた直後。

「あ、雨宮君!?」

あろうことか、突然雨宮君が勢い良く教室の扉を開き、その大きな音に全生徒の視線がこちらに集中する。

「宇佐美櫂理はどこだ!?」

それから、割れんばかりの大きな声で櫂理君の名前を叫んだ途端、教室内でどよめきが起きた。


「ちょ、ちょっと雨宮君。流石に他クラスで暴れるのは……」

このままだと殴り込む勢いなので、私は慌てて彼を止めようと腕を掴んだ矢先。

「てめえ、莉子の何なんだよ?」

雨宮君が叫んだ時は何も反応がなかったのに、いつの間にやら目の前には怒りを露わにした櫂理君が立っていた。

その瞬間、雨宮君は私の手を払い、櫂理君の胸ぐらを掴み上げ、顔面目掛けて拳を振り下ろす。

しかし、すんでのところで櫂理君はそれを掌で受け止め、雨宮君を睨み付けた。

「あんた誰?俺に何の用?」

それから、静かな口調で尋ねると、雨宮君は不敵な笑みを浮かべる。

「それは後で話す。とりあえず今は殴らせろ」

「あっそ。分かった」


………え?

いいの??


普通順序が逆では?とツッコミたくなったけど、二人の間では平常運転なのか。ヤンキーの世界はよく分からない。

それに、櫂理君の反応を見た限りだと面識がなさそうだし、一体どういうことなんだろう……。


「こらあ!お前ら喧嘩なら外でやれ!これ以上物壊したら弁償してもらうからなぁ!!」

その時、物音を聞き付けて勢い良く飛び込んできた先生は、二人の喧嘩を止めてくれるのかと思いきや。
怒りの矛先が全くの見当違いで、私は拍子抜けしてしまう。


「はいはい。じゃあ中庭行くかー」

「ああ。そうだな」

そして、今さっきまで一触即発状態だったのに、瞬時に大人しくなり、まるでこれから遊びに行くようなノリで会話をする二人。


「というか、櫂理君、雨宮君待って!そもそも喧嘩は……」

「莉子さん」

展開についていけず暫く呆気にとられていたところ、はたと我に返った私は慌てて二人を止めようと駆け出した直後。
突然圭君に腕を掴まれ、体が後ろへと傾いた。

「タイマンは正攻法だから邪魔しちゃダメだよ」

そして、やんわりと微笑みながら圭君は私を制してきた。


そう言われても、大切な家族が殴られるところを黙って見ているのはいかがなものか。

けど、櫂理君が負けるとは思えないので、どちらかといえば雨宮君を心配した方がいいような……。


「そうだよ莉子。殴って済むなら好きなだけ殴り合えばいいじゃん。二人とも加減はよく分かっているはずだから大丈夫」

すると、隣に居た美南にも腕を掴まれてしまい、二人に抑えられた私は何も行動が出来ない。



その後、櫂理君と雨宮君の話は瞬く間に広まり、まるでこれからイベントでも始まるかのように彼らの周りには沢山の野次馬が集まってきた。

先生達も生徒達を咎める気配はなく、この学校は本当に大丈夫なのかと今更ながら心配になる。


ヤンキー校至上最強クラスの櫂理君と、突然現れた謎の転校生。

二人の決闘は校内序列に影響する可能性もあり、周りのヤンキー達は固唾を飲んで見守る中、私と圭君も万が一に備え中庭の隅で待機した。


こうしてほぼ全生徒の注目を浴びているにも関わらず、全く気にも留めない櫂理君と雨宮君。

そして、ついに中庭の中心まで辿り着いた時だった。


不意打ちの如く、櫂理君は突然雨宮君に回し蹴りをして襲い掛かる。

けど、瞬時に反応した雨宮君は片腕で櫂理君の攻撃を防いだ。

「へえー。あんたの強度なかなかじゃん。大抵の奴らはこれで吹っ飛ぶのに」

それを物珍しそうな表情で眺める櫂理君。
すると、即座に雨宮君は櫂理君の間合いに入り、彼の頬に勢い良く拳を一発お見舞いさせる。

「お前の耐久性も悪くないな」

しかし、ビクとも動かない櫂理君に、今度は雨宮君が感心の目を向けた。

まるで品質検査をしているようなやり取りに、二人とも本気を出しているのかそうでないのかがよく分からない。


__そう思った次の瞬間。


今度は櫂理君の反撃で、雨宮君の胸ぐらを掴み自分の方へと引き寄せた途端、溝内に膝蹴りをくらわせる。

流石に衝撃が強かったのか。
雨宮君は短い唸り声をあげると、お腹を抑えながらその場でよろめき、一歩後退した。

しかし、弱っているように見せかけ、雨宮君は目にも止まらない早さで蹴りをかまし、直撃した櫂理君は地面に倒れ込んだ。


「櫂理君!」

圭君と美南には黙って見てろと言われたけど、やっぱり弟が傷付けられているところを黙認することなんて出来ず。

居た堪れなくなった私は、その場に割って入ろうと駆け出したけど、すぐさま圭君に止められてしまった。


地面に倒れたまま微動だにしない櫂理君。

そんな彼を警戒しながら、雨宮君が一歩近付いた時だ。

不意に櫂理君は倒れたままの状態で雨宮君を足払いし、よろけたタイミングで即座に起き上がると、間髪入れず彼の頬を思いっきり殴る。

続けて胸元目掛けて強く蹴り付けた瞬間、その足をタイミング良く掴んだ雨宮君はそのまま櫂理君を投げ飛ばす。

すると、上手く受け身を取った櫂理君はまるでバネのように地面を蹴り上げ、加速したまま雨宮君に強力なタックルをした。




「……ふーん。概ね互角か」


そんな二人の激しい衝突を冷静に分析する圭君。

「ね、ねえ圭君。そろそろ止めた方がいいんじゃない?」

未だ手を出そうとしない圭君に痺れを切らした私は彼を催促する。


櫂理君は顔に青あざが出来、雨宮君は口から血が流れていて、このまま二人を放置したらいつか大怪我に繋がりそうで。

まだ立っていられるうちに、何とかしてこの喧嘩を早く止めて欲しくて、必死に懇願する。

「大丈夫。長期戦になればなる程打撃力の強い方が有利だから。おそらく俺が止めずとも、もうすぐ勝負はつくと思うよ」


終始落ち着いた様子で圭君がそう断言したのとほぼ同時のタイミングだった。


櫂理君のアッパーパンチが雨宮君の頬に入り、後ろによろけた直後。
容赦なく胸ぐらを掴み、そのまま地面に体を強く叩きつける。

すると、頭の打ちどころが悪かったようで、雨宮君の意識がそこでプツリと途絶えた。


こうして、二人の激しい攻防戦はようやくここで終結し、私達は倒れた雨宮君を保健室に運ぶため、急いで彼等の元へと駆け寄った。


 
◇◇◇



「…………うう」
 

「雨宮君、大丈夫!?」


それから数十分後。

このまま目が覚めなければ、病院に連れていこうかと本気で考え始めていた矢先。

雨宮君の小さな唸り声が聞こえ、即座に反応した私は彼の側へと近寄る。


「…………ここは?」

「保健室だよ。傷の方は粗方治療したけど、頭とか大丈夫?」

未だ意識が朦朧としているのか。
起き上がっても焦点がいまいち合わない雨宮君のことが心配になり、顔を除きこもうとした途端。
脇に立っていた櫂理君に腕を軽く掴まれ、無理矢理引き剥がされた。


「……で、結局あんた俺に何の恨みがあるわけ?」

そして、あれだけ激しい喧嘩をしたにも関わらず。
まるで時が一時間前に戻ったように、平然とした表情で尋ねる櫂理君の神経に再び驚かされる。


「半年前ぐらいの話だ。親戚の家に長期滞在することになった時、たまたまこの近くの広場で絵を描いてたんだよ」


「「………は?」」


一体どれ程の理由かと思いきや。
話の出だしがあまりにも斜め上を行き、私達は目が点になった。

「コンクールに出す作品で、数ヶ月程の時間を費やした大作だった。だから、気持ちを高めるためにも最後の仕上げは外でやろうと思ったのに」

そんな私達に構うことなく、説明を続ける雨宮君の声が段々と怒りで震えてくる。

その時点で、私はもう嫌な予感しかしない。

「トイレに行こうと少し席を外して戻ったら、いつの間にかそこでヤンキー達の喧嘩が始まってたんだよ。その中にお前がいた。そして、俺の絵もろともその場にいた奴ら含め全てを破壊していったんだ」


……ああ、やっぱり。

そんな気はしていたけど、やっぱり予想を裏切らない。
 

「櫂理君謝って。今すぐここで」

「なんでだよ。そんな記憶すらねーよ」

「いいから!」

まず、破壊神のような雨宮君がそんな崇高な趣味をお持ちだったことにかなり驚いたけど。
何はともあれ彼の話のとおりであれば、100%櫂理君が悪い。

だから、少し強めの口調で促すと、櫂理君は舌打ちをして渋々頭を下げてくれた。


「あの、雨宮君本当にごめんね。私からも謝る……」

「いや。こいつを殴れたからもういい。それに、弱点も見つけたし」

当の本人は全く反省していないので、改めて代わりに頭を下げようとした矢先。

雨宮君は私の言葉を遮り、何故か不敵な笑みを浮かべる。



__次の瞬間。


突然雨宮君に腕を引っ張られ、バランスを崩した私は小さな悲鳴をあげて彼の膝の上に倒れ込んでしまう。

すると、雨宮君は私の肩に手を乗せると、そのまま優しく引き寄せてきた。


「お前のねーちゃん、好きにさせてもらうぞ」

そして、私のこめかみに軽くキスをすると、挑発的な目で櫂理君を見上げた。


そこから暫しの間流れる妙な沈黙。


その時、不意に櫂理君は私の両肩を掴むと、勢い良く彼から引き剥がした瞬間、寝ている雨宮君を強く蹴り付けた。

「か、櫂理君!?」

まさか、ここで再び喧嘩が勃発するとは思ってもみなかったので、私は驚きのあまりその場で固まる。


「てめえ、もう一回表出ろ。今度は本気で潰す」

それから胸ぐらを掴み、倒れた雨宮君を無理矢理起こすと、血走った目で彼を睨み付けた。

「上等だよクソガキ。何度でも付き合ってやるから」

そんな彼の挑発を、ニヒルな笑いで受け止める雨宮君。 


こままだと本当に第二回戦が繰り広げられそうで、ついに堪忍袋の尾が切れた私は、櫂理君と雨宮君の間に無理矢理割って入る。

「もう、二人ともいい加減にしなさい!!」

そして、怒りにまかせ、割れんばかりの声で思いっきり彼等を怒鳴りつけたのだった。
 
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

冗談のつもりでいたら本気だったらしい

下菊みこと
恋愛
やばいタイプのヤンデレに捕まってしまったお話。 めちゃくちゃご都合主義のSS。 小説家になろう様でも投稿しています。

転生したら4人のヤンデレ彼氏に溺愛される日々が待っていた。

aika
恋愛
主人公まゆは冴えないOL。 ある日ちょっとした事故で命を落とし転生したら・・・ 4人のイケメン俳優たちと同棲するという神展開が待っていた。 それぞれタイプの違うイケメンたちに囲まれながら、 生活することになったまゆだが、彼らはまゆを溺愛するあまり どんどんヤンデレ男になっていき・・・・ ヤンデレ、溺愛、執着、取り合い・・・♡ 何でもありのドタバタ恋愛逆ハーレムコメディです。

彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中

桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。 やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。 「助けなんていらないわよ?」 は? しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。 「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。 彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

処理中です...