私を勝手に皇后にしないでください

上野佐栁

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侵入者

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 「思い出水晶⁇」  
 「はい。思い出を思い出させる水晶です」
 「そのままの名前ね」
 「はい」
 「コンランいつまで居るだよ」
 「いいじゃねぇかよ‼︎俺達友達だぞ‼︎」
 「イブは違うだろ⁇」
 「イブだって、小さい頃から知ってるもん‼︎」
 「えっ!?」
 「イブがまだ、二歳だった時に会ってるんだよ‼︎」
 「コンラン貴様、俺よりも先に、イブと出会っただと⁇許さん‼︎」
 「はあああ!?意味わかねぇよ‼︎ってわあああああ!?」
 ドンッゴンッバンッ
 「わー。痛そう」
 「イブ‼︎酷いよ‼︎本当に俺の事覚えてないのかよ‼︎」
 「うん。ごめん。覚えてない」
 「イブ‼︎助けてくれええええ‼︎」
 「うるさい‼︎死ね‼︎」
 「ぎゃああああ‼︎」
 コンランの声は朝方まで響いたのであった。
 夕方
 「思い出水晶。思い出水晶何処だろ⁇」
 私は地下に来ています。
 「無いなぁ」
 ゴンッ
 「イテッ‼︎」
 コロン
 「水晶⁇もしかしなくても、思い出水晶‼︎やったあああ‼︎」
 コロッ
 「えっ⁇」
 ゴンッ
 「があっ!?」
 ドサッ
 「悪いな。姫様」
 「これが、思い出水晶か⁇」
 「そうだな」
 「なぁ?なんか聞こえないか⁇」
 「何が⁇」
 「水?水の音が聞こえる。」
 「地下だからじゃねぇ⁇」
 「そうかな⁇」
 ゴボッゴボッバーシャーン
 「ぎゃあああ!?」
 「念の為、あのポンコツ神様からもらった人形持っててよかった‼︎」
 「なんで気を失ってないんだよ‼︎」
 「殴り方が弱いんだよ‼︎私は何度も、父に頭を殴られているだよ‼︎」
 バーシャーン
 「何の音だ?」
 バーシャーン
 「水!?」
 「このクソ姫‼︎」
 「姫じゃ無いし‼︎」
 「クソが‼︎水の勢いが強いくて近づけね‼︎」
 「俺の......」
 「ぷ、プロキオン!?」
 「俺のイブに何しやがるんだあああああ‼︎」
 「誰があんたのものになったのよ‼︎」
 「俺の奥さんだ‼︎」
 「まだ、奥さんじゃ無いもん‼︎」
 「そんなこと言っている場合じゃ無いよ!」
 カキーン
 「腕はかなり良い。元騎士か‼︎」
 「はっ‼︎それがどうした⁇」
 「人を守る為に剣を振れよなぁ‼︎」
 カキーンコンッ
 「コンラン卿‼︎伏せて‼︎」
 「えっ⁇うわああ!?」
 ばっ
 バーシャーン
 「な、流される!?ぎゃあああ‼︎」
 「イブやるじゃん‼︎」
 「ありがとう‼︎ただ、守られる皇后なんて嫌よ‼︎」
 「おっ‼︎俺と結婚すること決めたか?」
 「私を勝手に皇后にしないでください‼︎うふふ。」
 「嫌だね‼︎」
 「なんなんだ‼︎なんなんだよ‼︎お前らは!?」
 「フェラーリ国第一王子、プロキオン.オン.ザ.ラーインドだ‼︎」
 「くそおおおおおお‼︎」
 数時間後
 「お、終わった」
 「イブ‼︎怪我しているじゃ無いか‼︎大丈夫か⁇」
 「平気だよ‼︎」
 ニコッ
 「......」
 プロキオンが、私を見たまま黙ったと思ったら、いきなりキスをしてきた。
 「ん!?」
 「プロキオン!?」
 「んん!?んっ‼︎んーんん!」
 甘い。とろけそうだ。頭が真っ白になる。何も考えられない。プロキオンの息が私にもかかる。心臓の音がうるさくて、周りの声がもう聞こえない。
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