路地裏生活をしていた私ですが、実は騎士様の実の娘でした

上野佐栁

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亡き魂

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 「私たちは救われる。そう言い多くの人の赤い目を人たちを集め、結成されたのが赤き同盟団。そして、目的は赤い目以外の人の滅び」

 「......」

 「だけど、リーダーのメリヤスは何を考えているのかわからない」
  
 「どういう意味だ」

 「ひとりひとりの目を見ることをやめ、何かに固執している。そんな気がします」

 「そうか」

 「今回はあなたを仲間に引き入れることが目的だったんです」

 「どうして?どうして私なの⁇私は片目は赤いけど、もう片方は普通の人と変わらない」

 「そうですね。変わりません」

 「だったらどうして私を仲間に引き入れようとしたの⁇」

 「ごめんなさい。私もそこまでは詳しくありません」

 「あらあら。ステファニーさん、そんなにわたくしたちの秘密を喋ってはいけません?」

 「アステニア!」

 「アステニア⁇」

 「赤き同盟団の幹部です!」

 「うふふ。まさかあなたが裏切るなんて思いませんでしたわ」

 「私はあなた方の考えに賛同できない‼︎」

 「あらあら?だったらどうして、この赤き同盟団にお入りなったのですか?」

 「私は救われたかった」

 「なら今からでも遅くありませんわ。戻って来てください」

 「嫌だと言ったら?」

 「ここで始末するしかありませんね?裏切り者には裁きをですわ」

 「アステニア。私はあなたを尊敬していた。でも今のあなたを尊敬できない」

 「悲しいですわ。お悲しいですわ。あなたに失望させる日が来るなんて、ワクワクしますわね?」

 「なんなのこいつ」

 「わたくしの能力は死んだ魂の生成。つまり全く別の魂を作り変え、私の意のままに動く人形体ですわ」

 「なんなのよ。なんなの!どうして人をそんな簡単に貶すの!侮辱もいいところだわ!」

 「私の力は元に戻す力です」
 
 「えっ?」

 「無理やり作り変えられた人たちの魂も元に戻せるかもです」

 「やろう。こんなこと許させることじゃない」

 「そうだな!」

 「三対一ですか。部は悪いですが、負けるつもりもありませんことよ!」

 ズズズ

 「さぁ!わたくしのために!赤き同盟団の救いのために亡き魂たちよ暴れ狂いなさい!」

 「あ、ああああ、あああ、アアアア!」

 「グギギギ」

 「さぁ!殺すのです!そして、ステファニーとアリスハート.レイトンを生け捕りにいたしなさい‼︎」

 「オオオオ!」

 「サンダートルネード‼︎」

 バチバチ

 「グイイイイ」

 「だ、駄目だ。攻撃が届かない」

 「きっともう死んでいるから痛みを感じないのだと思います」

 「そんなっ!」

 「私の力は確かに元に戻す力です」

 「それだ!今力を使って」

 「無理です」

 「どうして⁉︎」

 「条件が満たされていないのです」

 「え?条件?」

 「はい。まず、この者たちを操っている本人に触れる必要があり、相手が弱っているか、気を失っている。その全てをクリアするか、或いは......でも触れるか、弱るかでいいです」

 「どちらかが欠けても成立しない」

 「はい。どちらかが欠けてしまえば私たちは間違えなく死が待っています」

 「だったら私に任せて!モウ!ネス!」

 「ようやく僕たちを呼ぶ気になったんでね!アリス!」

 「僕も暴れてアリスを助ける!」

 「できるだけ被害を最小限にする!モウは捜索隊に帰還命令と夏と冬の騎士団を呼んできて!」

 「それでは!」

 「それまでは私たちがここをシュシュする‼︎」

 「僕だってあの時に比べれば強くなったし今は春の見習い騎士だ!」

 「いいから行きなさい!それは命令!」

 「ぐっ!わかったよ。でも死ぬなよ」

 「わかってるってば」

 「僕の命をお前に預けたようなものなんだからな‼︎」

 「いいから早く行きなさい!」

 「うん!」

 「アアアアアアアア‼︎」

 「ファイヤーボール‼︎」

 グサッ!

 「アリス!あまり無理をするな!お前は守りに集中だ!」

 「了解」

 「ステファニー!」

 「は、はい!」

 「お前は自分の身だけ守ればいい。絶対に誰ひとりとして死ぬことは許さん!」

 「は、はい!」

 「はっ!」

 「夏の騎士団長に続け!」
 
 「はぁい!」

 「クスクス。わたくしに殺されなさい。家畜どもが!」
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