37 / 41
魔法学園へ
しおりを挟む
私が冒険者資格を手に入れて数日後経過しました。
「リーリエ!リリア!まだ行かないで!」
ギュウウウウ
「お、お父さん⁇お母さん⁇苦しいから離して⁇」
「はあー。やっぱりこうなった」
「そうなの?」
「うん。私が冒険に出る時も泣くながら行かないで!って言われたからね」
「ああ......」
「リーリエ!リリア!」
スル
「じゃあ行って来ます」
ダッ
「わっ‼︎」
「近いうちに帰って来てね!」
「はーい」
「行って来ます」
「いってらっしゃい」
「前もこんなふうに二人の手からすり抜けて冒険に行ったんだ」
「へぇー。意外だなぁ?」
「そう?」
「うん。てっきり何か脅したのかと......」
「ねぇ?リーリエ。私のことなんだと思ってるの?」
「もちろん私のたったひとりの姉だよ⁇」
「その姉に対してその言い方は酷いよ」
「そう?」
「おいおい。お前ら......そろそろ馬車が来るぞ」
「うん」
「あっそうだった!リーリエはまだ魔法使うの禁止!」
「うっ!はい」
「なかなか治られねぇな?」
「何か原因があるのかなぁ?」
「うーん?どうだろうね?」
「......」
私はひとつだけ心当たりがある。精霊の涙の宝石だ。あの日貰った精霊の涙の宝石はまだ持っている。その力強力だからきっとまだ魔力を少なからず吸われているのでは?そう考えている。だからといってあれを捨てずわけにはいかない。
「あ!馬車が来た!」
「早く依頼を終わらせてまた自由な冒険しようぜ」
「そうだな!」
「お前さん達......皇都部の西区にある魔法学園に行きたいなんて物好きだな?」
「えっ?」
「あそこは今、皇帝が不在だから好き放題やっているって噂だ」
「......」
「まぁあんたらは冒険者だから平気だろ?」
「リリア、皆んな......油断だけは禁物だからね」
「当たり前だ!」
「俺は雑魚にはやられねぇぞ」
「警戒は怠らない」
「うん」
そして私達は馬車に乗り皇都部の西区魔法学園にやって来た。
「ひろーい!」
「......」
「リーリエ⁇」
「私......この世界の字が読めないだった!」
「え......」
「嘘だろ?」
「じゃあ何のために潜入するんだよ?」
「まさか習ってないの?」
「し、仕方ないでしょ‼︎私は今までシルクロードの所に居たんだから!あそこで字を習えって言われると思う?」
「思わない」
「入学式は明後日だぞ!」
「私達は一足先にやって来たのはいいけど、リーリエがあれじゃ......」
「二日でマスターするんだな?」
「い、い、い、いやあああああ⁉︎」
このあと私は三人に監視されながら入学式までになんとか字をマスターするのであった。
「もう字は読みたくないよー!」
「リーリエ!リリア!まだ行かないで!」
ギュウウウウ
「お、お父さん⁇お母さん⁇苦しいから離して⁇」
「はあー。やっぱりこうなった」
「そうなの?」
「うん。私が冒険に出る時も泣くながら行かないで!って言われたからね」
「ああ......」
「リーリエ!リリア!」
スル
「じゃあ行って来ます」
ダッ
「わっ‼︎」
「近いうちに帰って来てね!」
「はーい」
「行って来ます」
「いってらっしゃい」
「前もこんなふうに二人の手からすり抜けて冒険に行ったんだ」
「へぇー。意外だなぁ?」
「そう?」
「うん。てっきり何か脅したのかと......」
「ねぇ?リーリエ。私のことなんだと思ってるの?」
「もちろん私のたったひとりの姉だよ⁇」
「その姉に対してその言い方は酷いよ」
「そう?」
「おいおい。お前ら......そろそろ馬車が来るぞ」
「うん」
「あっそうだった!リーリエはまだ魔法使うの禁止!」
「うっ!はい」
「なかなか治られねぇな?」
「何か原因があるのかなぁ?」
「うーん?どうだろうね?」
「......」
私はひとつだけ心当たりがある。精霊の涙の宝石だ。あの日貰った精霊の涙の宝石はまだ持っている。その力強力だからきっとまだ魔力を少なからず吸われているのでは?そう考えている。だからといってあれを捨てずわけにはいかない。
「あ!馬車が来た!」
「早く依頼を終わらせてまた自由な冒険しようぜ」
「そうだな!」
「お前さん達......皇都部の西区にある魔法学園に行きたいなんて物好きだな?」
「えっ?」
「あそこは今、皇帝が不在だから好き放題やっているって噂だ」
「......」
「まぁあんたらは冒険者だから平気だろ?」
「リリア、皆んな......油断だけは禁物だからね」
「当たり前だ!」
「俺は雑魚にはやられねぇぞ」
「警戒は怠らない」
「うん」
そして私達は馬車に乗り皇都部の西区魔法学園にやって来た。
「ひろーい!」
「......」
「リーリエ⁇」
「私......この世界の字が読めないだった!」
「え......」
「嘘だろ?」
「じゃあ何のために潜入するんだよ?」
「まさか習ってないの?」
「し、仕方ないでしょ‼︎私は今までシルクロードの所に居たんだから!あそこで字を習えって言われると思う?」
「思わない」
「入学式は明後日だぞ!」
「私達は一足先にやって来たのはいいけど、リーリエがあれじゃ......」
「二日でマスターするんだな?」
「い、い、い、いやあああああ⁉︎」
このあと私は三人に監視されながら入学式までになんとか字をマスターするのであった。
「もう字は読みたくないよー!」
0
あなたにおすすめの小説
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
悪役令嬢に転生したので、ゲームを無視して自由に生きる。私にしか使えない植物を操る魔法で、食べ物の心配は無いのでスローライフを満喫します。
向原 行人
ファンタジー
死にかけた拍子に前世の記憶が蘇り……どハマりしていた恋愛ゲーム『ときめきメイト』の世界に居ると気付く。
それだけならまだしも、私の名前がルーシーって、思いっきり悪役令嬢じゃない!
しかもルーシーは魔法学園卒業後に、誰とも結ばれる事なく、辺境に飛ばされて孤独な上に苦労する事が分かっている。
……あ、だったら、辺境に飛ばされた後、苦労せずに生きていけるスキルを学園に居る内に習得しておけば良いじゃない。
魔法学園で起こる恋愛イベントを全て無視して、生きていく為のスキルを習得して……と思ったら、いきなりゲームに無かった魔法が使えるようになってしまった。
木から木へと瞬間移動出来るようになったので、学園に通いながら、辺境に飛ばされた後のスローライフの練習をしていたんだけど……自由なスローライフが楽し過ぎるっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる