魔法使いだけど神ですが何か

上野佐栁

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魔の石

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 雄太の赤点回避から数日が経ちました。私達は今、海に来ています。そう夏休みです‼︎
 「人間界の海ってこんなに冷たいんだ。」
 「小春‼︎えいっ‼︎」
 バーチャッ
 「きゃあっ!?冷たい‼︎お返し‼︎」
 バージャーン
 「あぶぶぶぶ!?」
 「エリーナやり過ぎ。」
 「えっ⁇」
 チーン
 「雄太!?」
 「あ、あははは。」
 海の家
 「死ぬかと思ったよ‼︎」
 「だからごめんってば‼︎」
 「じゃあ、唐揚げ奢れよな‼︎」
 「うっ。わかったわよ。」
 「仲良いわね。」
 「アルルさんと、アルマさんも行ければ良かったのにね。」
 「無理よ。だって、アルマの補習に付き合わされている。アルルと、瀧山君が可哀想よ。」
 「一理あるわね。」
 「納得するんかい‼︎」
 「......っ!?」
 ガタッ
 「エリーナどうしたの?」
 「ゲートが開く‼︎」  
 「何処‼︎」
 「此処よ‼︎しかも凄く近い‼︎」
 「今すぐ向かうわよ‼︎」
 「了解‼︎」
 「水着姿でホウキに乗る魔法使いは初めてだよ。」
 「私もこんな格好で乗るのは初めてよ‼︎」
 「水龍!?」
 「かなり厄介だわ。」
 「雄太君は下がって‼︎」
 「此処は私達に任せて‼︎」
 「やっぱり時間が止まってる。今、動ける人は俺を含めて、小春と、紬風先輩だけ。」
 「駄目‼︎風魔法が効かない‼︎」
 「水だと回復しちゃうし、炎だとダメージが低い。」
 「植物だと捉えきれない‼︎」
 「どうすればいいの?」
 「待って。あれは、魔の石‼︎」
 「嘘何処‼︎」
 「ほら、水龍の首元‼︎」
 「本当だわ‼︎」
 「あれって、パワーの魔の石よ‼︎」
 「凄く厄介ね。」
 「そうね。」
 「こうなったら......。」
 「エリーナ何をするつもり⁇」
 「天気よ。雷を落としなさい‼︎」
 「ちょっ‼︎やり過ぎよ‼︎」
 ゴロゴロ
 「シャーラア‼︎」
 「効いてる‼︎これなら、エンジェルアロー‼︎」
 「オーロラ駄目‼︎水龍にエンジェルアローは効かない‼︎」
 プチッ
 「魔の石が、水龍から外れた。」
 「エリーナ今よ‼︎」
 「わかった‼︎」
 私は、水龍の首元から落ちた。魔の石を水面でなんとかキャッチした。
 「せ、セーフ。今度はこっちの番よ‼︎パワーの魔の石‼︎」
 「エリーナやり過ぎは駄目よ‼︎」
 「わかってる‼︎炎よ。水龍を焼き尽くしなさい‼︎」
 ゴォー
 「シャーラア‼︎」
 「だからやり過ぎよ。」
 「キャプチャー‼︎」
 「ジャーラア‼︎」
 「捕獲完了‼︎」
 「小春‼︎先輩も大丈夫ですか?」
 「おっ?後輩君。私はおまけか?」
 「いえ、そんなつもりはありません‼︎」
 「もう‼︎オーロラはそうやってすぐに、雄太をからかう‼︎」
 「テヘッ‼︎」
 「テヘッじゃない‼︎」
 「逃げろ‼︎」
 「あっ!待ちなさい‼︎」
 「あははは‼︎」
 「雄太早く早く‼︎」
 「うん。今行くよ。」
 その頃、妹達は
 「補習が終わらない‼︎」
 「それは寝てばかりじゃね。」
 「うん。」
 「だって眠いんだもん‼︎」
 「早くやらないと夏休みなくなるよ。」
 「アルルのおにぃ!」
 「はいはい。」
 夕方になっても補習が終わりそうにないアルマであった。
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