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Cランクになろう
3-5 元勇者パーティの賢者
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「……リズ……その、元気、だったか」
「……は、はい」
俯きながら自らの杖を握り締めて震えているリズの姿は、勇者パーティにいた頃、俺の記憶のままだ。
賢者として、魔法使いのラナの相方として、勇者と共に戦っていた仲間。
「ロ、ロイズさんも……お元気そうで……」
「あ、ああ……」
仲間だったのは確かだが、無性に気まずい。
俺はリズと個人的に話したことが少ない。
しかもリズは、魔王討伐後真っ先に抜けた1人だ。
理由も分からず、ロイズから抜けたことを知らされただけで挨拶もしていない。
それがこんな形で再開するなんて。
リズも勇者パーティが解散した記事はみただろうし、俺が抜けたことを恐らく知っている。
しばらく沈黙が続く。
「…………で、では私はこれで……」
「…あ、ま、待ってくれ」
急ぎ足で去ろうとするリズを思わず引き留める。
特に何かあった訳では無いが、せっかくの再会をここで終わらせてしまうのは嫌だった。
リズはビクビクしながら俺の方を振り返る。
「……な、何か?」
「いやその……そう、どうして加工屋から出てきたんだ?」
「それは……その……なんと言いますか……あの……」
俺の何気ない質問に、しどろもどろになってしまうリズ。
怪しまれないよう、特に他意はないことを証明しようと、俺は今冒険者をしていて、昨日ここで魔石を作ったことと終わったあとの疲労がとてつもなかったこと、そして今日同じ手順で作ってみても何ともないことを説明した。
「……な、なるほど」
「だから、もし何か知っていることがあれば教えて欲しい」
「は、はい……あのぅ……も、もしかしてロイズさん、例えば気力が増えたとか、そういう実感は、ありますか……?」
相変わらず目が合わないが、会話はしてくれる。
「ああ、さっき教会に行って鑑定してもらったけど、数年前より約3000くらい気力と体力が増えてた」
「さ、3000…………すごい、ですね」
「多分勇者の料理をずっと作り続けてきたからだと思うんだけど、何か関係があるのか?」
俺がそう聞くと、リズはおずおずと魔輪石に触る。
「……こ、この魔輪石は少し特殊で、使う人の魔力だけじゃなく、気力にも影響、するんです」
「気力に? そんな魔輪石があるのか?」
「は、はい……この魔輪石は……その、わ、私がつくった……ので……はい……」
「………え?」
作った? 魔輪石を? 人間が? どうやって?
魔輪石って人間が作っていたのか。
いや当たり前だが。
え? リズが作った?
混乱してしまいよく分からない。
「………え?」
2度聞き返してしまい、リズは何故か「す、すみません!」と謝った。
「……すまない、混乱した。それで、リズが作ったっていうのは一体?」
「あ……わ、私数ヶ月前に、王都に来てから教会で、鑑定してもらったんです。そしたら、魔力と気力が、あ、上がっていたので、もともと興味があった加工師にな、なろうと思ったんです」
意外だな。
確かにずっと1人で魔石加工をしているような、変わった奴だったが、まさか賢者からジョブチェンジまでするとは。
確かラナが
『リズの本当の力は魔力量じゃなくて魔力コントロールよ』って言っていたな。
そこに魔力量も加わったら、とんでもない事になるんじゃないか?
「そうだったのか。ん? 加工師ってことはもしかしてこの店、リズの……」
「あ……そ、そうです……私の……お、お店です……」
この短期間で王都の一等地に店を構えるだけじゃなく、こんな上等な魔輪石まで作るなんて、経緯をより詳しく聞いてみたい。
「……この魔輪石は、魔力が少ない人でも、使えるように、き、気力も注げるようにしたんです……そしたら、く、クオリティも上がるかなって……」
なるほど。そういう事か。
魔力は魔法や魔道具を作るために使う。
気力は『恩恵』や固有スキルのために使う。
つまり、気力も合わせることで加工師の加工スキル自体を借りれるような、より精密な魔道具や魔石が作れるってことだ。
今までの魔輪石は加工師の魔力を借りるだけだったが、リズの作った魔輪石はさらに進化した石になっている。
確かリズの『恩恵』は『拡散』だったな。
自分のスキルの効果や、他人のスキルを自分や他人に共有して拡げることができる。
それを応用して作ったのか。
さすがは元賢者だ。
「そうだったのか……じゃあ、俺が昨日疲弊した原因は、気力を使ったからってことか?」
「は、はい……恐らく……気力が多ければ多いほど、いつもの感覚でや、やってしまうと、使われる量も多くなるので、いい魔石は作れますがその分疲れがきてしまうのかと……」
「そうか……今日作ってみても疲れなかったのはどうしてだ?」
「た、多分……石に入っている、私の魔力が足りてないので……気力を使わず魔力だけで、き、今日は作ったんじゃないでしょうか……?」
よく見ると、魔輪石の光が確かに弱い。
つまりはリズの作った魔輪石が特殊で、俺が今まで通りのやり方で魔力を注いだつもりが気力まで注いでいたわけだ。
今朝の祭司の言葉通り、俺のコントロールがまだ甘いせいってことになるか。
「す、すみません……一応、注意書きもあるのですが、み、見えづらかったですかね……」
魔輪石の隣に看板がたててあり、大きな文字で気力のことが書かれている。
俺は何故気付かなかったんだろう。
「い、いや……俺が昨日ぼーっとしながら作っていたから気付かなかっただけだ。すまない」
「そ、そうだったんです……ね」
謎だったことは全て解けた。
だがまた気まずい空気になりそうで、俺はとりあえず王都に滞在することをリズに伝える。
「冒険者になったから……ですか……」
「あぁ、けれどもうすぐ自分の料理店を出すから期間限定の冒険者だけどな」
「す、すごいですね……」
「いや、リズだって自分の店を持ってるじゃないか。充分すごいよ」
「……私なんて、何も……」
リズは腕は確かだが、臆病でネガティブだ。
いつもラナに怒られていたな。
その後少しだけ話をしていると、15時を告げる鐘の音が響く。
「あ……もう行かないと。教えてくれてありがとうリズ。今度なにか買いに来るよ」
「え? だ、大丈夫ですよそんな……私のお店なんて……大したものはないですし……」
「またそうやって謙遜して。勇者パーティの賢者だったんだから自信持てよ」
俺が笑って言うと、リズは表情を曇らせて、俯く。
「……リズ?」
「……あ、な、なんでもないです。また、お待ちしています」
「あ、ああ……」
様子のおかしいリズが心配になったが、あまり深入りして欲しくなさそうな空気を感じ、そのまま別れを告げて俺は冒険者ギルドに戻った。
「……は、はい」
俯きながら自らの杖を握り締めて震えているリズの姿は、勇者パーティにいた頃、俺の記憶のままだ。
賢者として、魔法使いのラナの相方として、勇者と共に戦っていた仲間。
「ロ、ロイズさんも……お元気そうで……」
「あ、ああ……」
仲間だったのは確かだが、無性に気まずい。
俺はリズと個人的に話したことが少ない。
しかもリズは、魔王討伐後真っ先に抜けた1人だ。
理由も分からず、ロイズから抜けたことを知らされただけで挨拶もしていない。
それがこんな形で再開するなんて。
リズも勇者パーティが解散した記事はみただろうし、俺が抜けたことを恐らく知っている。
しばらく沈黙が続く。
「…………で、では私はこれで……」
「…あ、ま、待ってくれ」
急ぎ足で去ろうとするリズを思わず引き留める。
特に何かあった訳では無いが、せっかくの再会をここで終わらせてしまうのは嫌だった。
リズはビクビクしながら俺の方を振り返る。
「……な、何か?」
「いやその……そう、どうして加工屋から出てきたんだ?」
「それは……その……なんと言いますか……あの……」
俺の何気ない質問に、しどろもどろになってしまうリズ。
怪しまれないよう、特に他意はないことを証明しようと、俺は今冒険者をしていて、昨日ここで魔石を作ったことと終わったあとの疲労がとてつもなかったこと、そして今日同じ手順で作ってみても何ともないことを説明した。
「……な、なるほど」
「だから、もし何か知っていることがあれば教えて欲しい」
「は、はい……あのぅ……も、もしかしてロイズさん、例えば気力が増えたとか、そういう実感は、ありますか……?」
相変わらず目が合わないが、会話はしてくれる。
「ああ、さっき教会に行って鑑定してもらったけど、数年前より約3000くらい気力と体力が増えてた」
「さ、3000…………すごい、ですね」
「多分勇者の料理をずっと作り続けてきたからだと思うんだけど、何か関係があるのか?」
俺がそう聞くと、リズはおずおずと魔輪石に触る。
「……こ、この魔輪石は少し特殊で、使う人の魔力だけじゃなく、気力にも影響、するんです」
「気力に? そんな魔輪石があるのか?」
「は、はい……この魔輪石は……その、わ、私がつくった……ので……はい……」
「………え?」
作った? 魔輪石を? 人間が? どうやって?
魔輪石って人間が作っていたのか。
いや当たり前だが。
え? リズが作った?
混乱してしまいよく分からない。
「………え?」
2度聞き返してしまい、リズは何故か「す、すみません!」と謝った。
「……すまない、混乱した。それで、リズが作ったっていうのは一体?」
「あ……わ、私数ヶ月前に、王都に来てから教会で、鑑定してもらったんです。そしたら、魔力と気力が、あ、上がっていたので、もともと興味があった加工師にな、なろうと思ったんです」
意外だな。
確かにずっと1人で魔石加工をしているような、変わった奴だったが、まさか賢者からジョブチェンジまでするとは。
確かラナが
『リズの本当の力は魔力量じゃなくて魔力コントロールよ』って言っていたな。
そこに魔力量も加わったら、とんでもない事になるんじゃないか?
「そうだったのか。ん? 加工師ってことはもしかしてこの店、リズの……」
「あ……そ、そうです……私の……お、お店です……」
この短期間で王都の一等地に店を構えるだけじゃなく、こんな上等な魔輪石まで作るなんて、経緯をより詳しく聞いてみたい。
「……この魔輪石は、魔力が少ない人でも、使えるように、き、気力も注げるようにしたんです……そしたら、く、クオリティも上がるかなって……」
なるほど。そういう事か。
魔力は魔法や魔道具を作るために使う。
気力は『恩恵』や固有スキルのために使う。
つまり、気力も合わせることで加工師の加工スキル自体を借りれるような、より精密な魔道具や魔石が作れるってことだ。
今までの魔輪石は加工師の魔力を借りるだけだったが、リズの作った魔輪石はさらに進化した石になっている。
確かリズの『恩恵』は『拡散』だったな。
自分のスキルの効果や、他人のスキルを自分や他人に共有して拡げることができる。
それを応用して作ったのか。
さすがは元賢者だ。
「そうだったのか……じゃあ、俺が昨日疲弊した原因は、気力を使ったからってことか?」
「は、はい……恐らく……気力が多ければ多いほど、いつもの感覚でや、やってしまうと、使われる量も多くなるので、いい魔石は作れますがその分疲れがきてしまうのかと……」
「そうか……今日作ってみても疲れなかったのはどうしてだ?」
「た、多分……石に入っている、私の魔力が足りてないので……気力を使わず魔力だけで、き、今日は作ったんじゃないでしょうか……?」
よく見ると、魔輪石の光が確かに弱い。
つまりはリズの作った魔輪石が特殊で、俺が今まで通りのやり方で魔力を注いだつもりが気力まで注いでいたわけだ。
今朝の祭司の言葉通り、俺のコントロールがまだ甘いせいってことになるか。
「す、すみません……一応、注意書きもあるのですが、み、見えづらかったですかね……」
魔輪石の隣に看板がたててあり、大きな文字で気力のことが書かれている。
俺は何故気付かなかったんだろう。
「い、いや……俺が昨日ぼーっとしながら作っていたから気付かなかっただけだ。すまない」
「そ、そうだったんです……ね」
謎だったことは全て解けた。
だがまた気まずい空気になりそうで、俺はとりあえず王都に滞在することをリズに伝える。
「冒険者になったから……ですか……」
「あぁ、けれどもうすぐ自分の料理店を出すから期間限定の冒険者だけどな」
「す、すごいですね……」
「いや、リズだって自分の店を持ってるじゃないか。充分すごいよ」
「……私なんて、何も……」
リズは腕は確かだが、臆病でネガティブだ。
いつもラナに怒られていたな。
その後少しだけ話をしていると、15時を告げる鐘の音が響く。
「あ……もう行かないと。教えてくれてありがとうリズ。今度なにか買いに来るよ」
「え? だ、大丈夫ですよそんな……私のお店なんて……大したものはないですし……」
「またそうやって謙遜して。勇者パーティの賢者だったんだから自信持てよ」
俺が笑って言うと、リズは表情を曇らせて、俯く。
「……リズ?」
「……あ、な、なんでもないです。また、お待ちしています」
「あ、ああ……」
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※小説家になろうにも掲載しています。
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