元勇者パーティの料理人〜追放されたけど料理スキルがカンストしている俺は王都1を目指して料理店始めます〜

「ロイズ、すまんが抜けてくれ」

魔王討伐から数ヶ月が経った朝、勇者ボイドから衝撃の言葉を伝えられる。

「資金不足なの」

勇者パーティに唯一残っている魔法使いのラナから現実を突きつけられて、たかが料理人、戦闘用員でもない俺ロイズは、名高い勇者パーティを追放された。

「これからどうするか」

数年ぶりに戻ってきた王都はなにやら活気がない。
スリや犯罪も横行している。

記憶とあまりに違う王都に困惑しながらも、不思議な声に導かれ、日銭を稼ぐため一から冒険者になることに。

冒険者登録をしに行ったギルドで今の王都がどれだけ酷い状況なのかを知る。

『街の料理店には料理人がいないから回復もバフも貰えず元気がない』

『誰もが料理人を求めている』

昔から要らないと言われ続けた料理人が今はこんなに必要とされていたなんて…

ギルドで出会った謎の酒女ドラカから自分の料理店を経営すること、そして王都で1番の料理人になることを条件に、衣食住の保証はしてもらえることに。


何だかんだ好きなことで平和に暮らせるならいいか。
なんて軽く考えていたら……。


え?まさかのお客さまだらけで本当に大丈夫か?
★ドタバタほのぼの飯テロファンタジー★
※第16回ファンタジー大賞参加中
応援よろしくお願いします!
24h.ポイント 14pt
0
小説 29,142 位 / 183,926件 ファンタジー 4,191 位 / 42,235件