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第1章
3.小野寺優李菜side
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『私も何故か能力を手に入れたんです。よければチャットでお話しませんか?』
『はい、是非よろしくお願いします。』
いた、やっと見つけた。ずっと不安だったんだ。僕みたいな能力を持った人間が傍に居なくて。やっぱりネットは良いね。仲間を見つけることができるから、1人じゃないって思えるから。
お母さんは何度も何度も騙されて、何度も何度も離婚した。
もう耐えられなかった。そのせいか次々と変わっていくお父さんへの態度は段々猫をかぶったものになっていった。
学校には月に何回しか行かない。それ以外は引きこもってアニメかゲーム、そんな日常が僕にとっては当たり前だったんだ。
ある日、たまたま本屋に行く用事ができて。
どうせなら立ち読みして行こうかと思って漫画を開いたら10ページに♤のトランプが挟まっていた。誰が挟んだんだろう。まさか元々挟まってたなんてことはないだろうし。気になって僕はそのトランプを持って帰ることにした。
それから何日か経った時。家に強盗が入ってきた。何で親も仕事でいない時に来るのよ。
「はっ!」
僕は普段から持ち歩いているカッターを強盗に振りかざした。正当防衛なのだ、仕方が無い。
「ぐっ!この...クソガキっ...は?」
強盗が...浮いていた。
それも、僕が手を動かすとその方向に動くのだ。
何これ、アニメみたい。どうせならこのままアニメのように殺してしまおうか。だが僕だって馬鹿じゃない。殺しちゃいけないことは分かる。
あれ、確かこういう能力ってどこに飛ばしたいか考えればそこまで飛ぶんじゃなかったっけ。
「な、何をする気だ!」
自分の頭を信じて昔お母さんと行った海を思い浮かべた。
「ごめんね、強盗さん。」
そしたら、ポンッと強盗が消えて。
成功したのかな、何故か安心した僕はそのままソファに倒れ込んで寝てしまった。
今思えば強盗が来たというのに何であんなに冷静でいられたのだろうか。これもトランプのおかげなのか?まぁそんなことはどうでもいい。
さぁ、確認しよう。この子はきちんと能力のことを理解しているのか。
『はい、是非よろしくお願いします。』
いた、やっと見つけた。ずっと不安だったんだ。僕みたいな能力を持った人間が傍に居なくて。やっぱりネットは良いね。仲間を見つけることができるから、1人じゃないって思えるから。
お母さんは何度も何度も騙されて、何度も何度も離婚した。
もう耐えられなかった。そのせいか次々と変わっていくお父さんへの態度は段々猫をかぶったものになっていった。
学校には月に何回しか行かない。それ以外は引きこもってアニメかゲーム、そんな日常が僕にとっては当たり前だったんだ。
ある日、たまたま本屋に行く用事ができて。
どうせなら立ち読みして行こうかと思って漫画を開いたら10ページに♤のトランプが挟まっていた。誰が挟んだんだろう。まさか元々挟まってたなんてことはないだろうし。気になって僕はそのトランプを持って帰ることにした。
それから何日か経った時。家に強盗が入ってきた。何で親も仕事でいない時に来るのよ。
「はっ!」
僕は普段から持ち歩いているカッターを強盗に振りかざした。正当防衛なのだ、仕方が無い。
「ぐっ!この...クソガキっ...は?」
強盗が...浮いていた。
それも、僕が手を動かすとその方向に動くのだ。
何これ、アニメみたい。どうせならこのままアニメのように殺してしまおうか。だが僕だって馬鹿じゃない。殺しちゃいけないことは分かる。
あれ、確かこういう能力ってどこに飛ばしたいか考えればそこまで飛ぶんじゃなかったっけ。
「な、何をする気だ!」
自分の頭を信じて昔お母さんと行った海を思い浮かべた。
「ごめんね、強盗さん。」
そしたら、ポンッと強盗が消えて。
成功したのかな、何故か安心した僕はそのままソファに倒れ込んで寝てしまった。
今思えば強盗が来たというのに何であんなに冷静でいられたのだろうか。これもトランプのおかげなのか?まぁそんなことはどうでもいい。
さぁ、確認しよう。この子はきちんと能力のことを理解しているのか。
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