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団長(6)*
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そうやって彼女はニールを惑わすのだ。
ときには娼婦のように妖艶に誘い、ときには初心な少女のように恥じらう。
「そうか……。『今は』だな」
確認するかのように呟いたニールは、彼女の下腹部に手のひらをかざす。彼女はほっそりとしているため、ニールの大きな手でその場所はすっかりと覆われてしまう。
「何、してるの?」
「避妊魔法をかけている」
「え? 避妊って魔法でできるの? さすが、ファンタジーだわ……」
こちらでは一般的な避妊方法であるのだが、アズサにとってはそうでもなかったようだ。
魔法による避妊のほかにも、薬を飲んだり、装具をつけたりといった方法はある。だが、今の状態で避妊をするのであれば、魔法が一番手っ取り早く確実であった。
「では、聖女様のお望み通り、俺で満たしてやろうか?」
彼女を汚した液を、手早くシーツで拭きとると、その足首を高らかに持ち上げた。
「ちょ、ちょっと……。何、するのよ」
「だから、お望み通り、俺をくれてやる」
そのまま足首を持って、彼女の身体をころんと転がす。
無理矢理うつ伏せにされたアズサは、顔だけ振り返って、不安げにこちらを見ている。
ニールは彼女の細腰を掴む。
「膝をつけ」
「う、後ろから?」
「なんだ? 不満か?」
「別に……。昨日まで童貞だったくせに、いろいろと知っているのね」
「違うな。いろいろと試したいだけだな」
彼女の背に覆いかぶさるようにしてその身体を包み込んだニールは、後ろから秘部に触れる。
「ほら。このほうがお前によく触れられる」
「だけど、私はあなたに触れないけれどね」
彼女の手がするっと伸びてきて、ニールの逸物をぐりっと握りしめた。
「くっ……」
「出そうなんじゃないの? 早漏」
「俺より先にイったくせに……」
耳元で囁き、耳朶を食むと、みるみるうちに首筋まで真っ赤になっていく。
「そういう恥じらうお前も、可愛いな」
真っ赤になっていた首筋は、さらに熱を帯びたようだ。一気に彼女の体温が上がったように感じた。
ニールは、軽く鼻で笑う。彼女の手を払いのけ、ぬちゅりぬちゅりと先端で秘孔の周囲を撫でまわした。
ここからでは彼女がどのような表情をしているかがわからない。だが触れ合った肌から伝わってくる熱からは、ニールを受け入れようとしている態度のようにも感じられた。
アズサの首筋に唇を寄せ軽く食むと、後ろから一気に貫く。
「あ、んんっ……」
彼女の身体を支えていた肘は崩れ落ちる。お尻だけを高くつき上げ、顔は枕の中に埋もれた。
ニールはその枕を引っ張り出して、彼女の胸の下へとおく。
「これでも掴んでいろよ」
「あぁっ……」
今までとは違う襞をかすめれば、彼女からは甘ったるい声が零れる。その刺激によって、彼女の中からはぐちぐちと淫液が染み出てくる。
「お前の中は、あったかいなぁ」
ゆっくりと抜差しをする。動くたびに襞はからみつき、ニールを手放さない。
「アズサ……」
名を呼ぶと、「ん」とだけ返事がある。
飲まれそうな快楽に耐えているに違いない。ニールだって気を抜けば、すぐに彼女の中へともっていかれてしまう。
ちゅっと音を立てて、首を吸い上げる。甘い香りに混ざって、汗ばんだ匂いがさらにニールを刺激する。
「あぁっ……」
悦楽の波から必死に耐えようとしている彼女の姿も、いじらしい。
彼女を貫いたまま、ニールはそっと陰核に触れた。
ときには娼婦のように妖艶に誘い、ときには初心な少女のように恥じらう。
「そうか……。『今は』だな」
確認するかのように呟いたニールは、彼女の下腹部に手のひらをかざす。彼女はほっそりとしているため、ニールの大きな手でその場所はすっかりと覆われてしまう。
「何、してるの?」
「避妊魔法をかけている」
「え? 避妊って魔法でできるの? さすが、ファンタジーだわ……」
こちらでは一般的な避妊方法であるのだが、アズサにとってはそうでもなかったようだ。
魔法による避妊のほかにも、薬を飲んだり、装具をつけたりといった方法はある。だが、今の状態で避妊をするのであれば、魔法が一番手っ取り早く確実であった。
「では、聖女様のお望み通り、俺で満たしてやろうか?」
彼女を汚した液を、手早くシーツで拭きとると、その足首を高らかに持ち上げた。
「ちょ、ちょっと……。何、するのよ」
「だから、お望み通り、俺をくれてやる」
そのまま足首を持って、彼女の身体をころんと転がす。
無理矢理うつ伏せにされたアズサは、顔だけ振り返って、不安げにこちらを見ている。
ニールは彼女の細腰を掴む。
「膝をつけ」
「う、後ろから?」
「なんだ? 不満か?」
「別に……。昨日まで童貞だったくせに、いろいろと知っているのね」
「違うな。いろいろと試したいだけだな」
彼女の背に覆いかぶさるようにしてその身体を包み込んだニールは、後ろから秘部に触れる。
「ほら。このほうがお前によく触れられる」
「だけど、私はあなたに触れないけれどね」
彼女の手がするっと伸びてきて、ニールの逸物をぐりっと握りしめた。
「くっ……」
「出そうなんじゃないの? 早漏」
「俺より先にイったくせに……」
耳元で囁き、耳朶を食むと、みるみるうちに首筋まで真っ赤になっていく。
「そういう恥じらうお前も、可愛いな」
真っ赤になっていた首筋は、さらに熱を帯びたようだ。一気に彼女の体温が上がったように感じた。
ニールは、軽く鼻で笑う。彼女の手を払いのけ、ぬちゅりぬちゅりと先端で秘孔の周囲を撫でまわした。
ここからでは彼女がどのような表情をしているかがわからない。だが触れ合った肌から伝わってくる熱からは、ニールを受け入れようとしている態度のようにも感じられた。
アズサの首筋に唇を寄せ軽く食むと、後ろから一気に貫く。
「あ、んんっ……」
彼女の身体を支えていた肘は崩れ落ちる。お尻だけを高くつき上げ、顔は枕の中に埋もれた。
ニールはその枕を引っ張り出して、彼女の胸の下へとおく。
「これでも掴んでいろよ」
「あぁっ……」
今までとは違う襞をかすめれば、彼女からは甘ったるい声が零れる。その刺激によって、彼女の中からはぐちぐちと淫液が染み出てくる。
「お前の中は、あったかいなぁ」
ゆっくりと抜差しをする。動くたびに襞はからみつき、ニールを手放さない。
「アズサ……」
名を呼ぶと、「ん」とだけ返事がある。
飲まれそうな快楽に耐えているに違いない。ニールだって気を抜けば、すぐに彼女の中へともっていかれてしまう。
ちゅっと音を立てて、首を吸い上げる。甘い香りに混ざって、汗ばんだ匂いがさらにニールを刺激する。
「あぁっ……」
悦楽の波から必死に耐えようとしている彼女の姿も、いじらしい。
彼女を貫いたまま、ニールはそっと陰核に触れた。
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