上 下
41 / 62

41 もふもふえっち ※

しおりを挟む
 こんなの、ダメだよ。
 もふもふは癒しなのに!

「ダメ、ダメ、こんなの、ダメ……」

 胸の毛に鼻を突っ込んで、スーハーしながら、中を擦られてる。

 石鹸の匂いと、汗を含んだ獣の匂い。
 ウォルさんの匂い。

「あん、あん、もう、だめだって」

 出るものないのに、勃たないのに、気持ちいい。なにこれ? 体がおかしくなってる?

 ウォルさんがベッドに仰向けになって、上に乗せられてる。

「ダメなんだろ?」

 いじわるなウォルさん。
 ダメって言ったけど。

 ウォルさんの胸の毛皮に張り付いて、スーハーしながら、腰を上下に動かしてる。

「んん、んん、うはぁ、もう、いや」

 ガンって下から突き上げられて、あって仰け反る。

「もっと獣化する?」

 ウォルさんに聞かれて、首を振る。

「戻れなくなるから、も、許して」

 そう言うと、起き上がったウォルさんに、背中をベッドに押し付けられて、片足上げさせられて、ふくらはぎにキスされた。

 ゆっくりから徐々に激しくされて、不安定な足の上げ方に、嫌だってもう片足も上げたら、両足抱え上げられて、中をイジメられて、腰上げるくらい、膝曲げて、お尻上げて。

 また目の前に繋がった部分が見える。

「やだ、やだって、」

 卑猥な光景。
 受け入れて、抜かれて、パクパクしてるのまで、見える。

「俺がイクところ、見る?」

 言われて、動揺する。
 中で、イク。

「あ、や、やだ、も、……」

「見たいって顔だな」

 獣化して、攻められる。

「レイ、レイ、あ、あ、オレでいって? オレの中で、いっぱいだして」

 爪が太ももに食い込んでる。
 オレの勃ってもいないふにゃってしたのの向こうに、獣化したウォルさんが見える。

 赤く充血して、血管が浮き出た、黒光りして、卑猥に映るモノが、オレの中を行き来して、ウォルさんを気持ちよさそうな顔にさせてる。

 オレが、ウォルさんを、喘がせている。

 ぜんぶ見える。
 見えて、混乱する。

 怖いのに、欲しくて、もっと乱れてほしくて、乱されたくて。

「愛してる、愛してる、レイ、レイ」

 名を呼ぶと、嬉しいって表情をして、一番奥を突かれて、ドクッと弾けたのがわかった。

「ああ、レイ、レイ、熱いの、いっぱい、中に出てる」

 目の前で抜かれて、どろっと白濁が流れ出てくる。

 パクパク口を開いていて、吐き出し続けている。

 足を下ろされて、抱きしめられて、キスされた。

「愛してる、ユート」

 うんって頷く。

 いっぱいキスされて、徐々に意識が薄れて行く。

「寝るの?」

 うんって頷く。

「おやすみ、ユート、愛しているよ」

 頬にキスされ、手を持ち上げられ、指輪にキスされた。
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

甘い婚約~王子様は婚約者を甘やかしたい~

恋愛 / 完結 24h.ポイント:92pt お気に入り:385

出張ホストを呼んだら実兄が来た

BL / 完結 24h.ポイント:49pt お気に入り:39

オオカミさんは子犬を愛でたい

BL / 完結 24h.ポイント:142pt お気に入り:71

女學生のお嬢さまはヤクザに溺愛され、困惑しています

恋愛 / 完結 24h.ポイント:85pt お気に入り:686

俺を裏切り大切な人を奪った勇者達に復讐するため、俺は魔王の力を取り戻す

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:5,583pt お気に入り:91

鉱夫剣を持つ 〜ツルハシ振ってたら人類最強の肉体を手に入れていた〜

ファンタジー / 連載中 24h.ポイント:1,052pt お気に入り:160

処理中です...