気弱な空手家が、クラスの美人姉妹を変質者から助けたらどうなる

ゼロ零

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第2話 入院

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 目が覚めたら、病院のベットで寝ていた。
「悠馬~生きてるか?相澤 慎二だぞ~」
 ゆっくりと起き上がって大丈夫と伝えて、姉妹のことを聞いたら
「小春と柚葉なら、無事だよ。 お前の勇敢な行動のおかげでな」
 安心して横になろうとした時、ドアが凄い勢いで開いた。
「悠馬!大丈夫?痛くない?無理してない?私が面倒見るよ?」
「大丈夫だよ、凛、律、来てくれてありがとう」 
「お前が怪我したって聞いて、ドキドキしたぜ」
 そう言うと、時計を確認した先生は、2人に退室するように促した。
「相澤先生、もう帰らないと行けないんですか!?来たばかりですよ」
「悠馬保護者が来るからな。先生も帰る」
 そう言うと、少し落ち込みながら、2人と先生は帰って行った。
 直後、話を聞いた家族が来て、驚きながらも、褒めてくれた。
「悠馬!お前は大したやつだよ」
「そうね、浩二パパの言う通りだわ!これは誇っても良いことよ。でも、それに浮かれすぎないようにね。妹も心配してるし、あと、あなたに、会いたいって言う人がいるからもう帰るね」
 そう言うと父と母は、ニヤニヤしながら帰った。
「失礼します。伊藤 小春と」
「柚葉です。先日は助けていただき、ありがとうございました。一つ聞きたいことがあって来ました」
 伊藤姉妹が急に病室に入ってきたので、僕の脳はストップした。
「名前…教えて下さい」
「…あぁ 安堂 悠馬だ。それよりも、小春と柚葉は大丈夫なのか?」
「はい、助けてくれたおかげで…でも、肩が」
 彼女達は、悲しそうな目で僕の肩を見ていた。
「大丈夫だよ、気にしないで、大した傷じゃないと医者も言ってるし」
 そう言葉をかけたら、2人は、涙をぽろぽろと流した。僕はその意味を察して、2人にハグをして、落ち着かせた。すると、ノックがなって、ドアが開いた。
「おとり込み中、すいません、北海道警察の近藤 駿です」
 そう言うと、近藤さんは、申し訳なさそうに2人を退室させた。
「今から、タメ口で話す。実は、君に話があって来た」
 真剣な眼差しで、言われたから、僕は、凄く緊張した。
「あの変質者2人の事だけど、今も、犯人は逃走中でこういうことをお願いするのは、ちょっとどうかと自分でも思うんだけど、犯人の逮捕を手伝ってくれない?」 
 この言葉に驚きながらも、頷いた僕に近藤さんは名刺を差し出した。
「ありがとう。もし、何かあったら連絡してくれ」
 そう言って近藤さんは帰って行った。
「今日はいろんな人が来たな」
 外を見ると、空は真っ黒になっていて、眠たかったので、今日は、もう寝ることにした。
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