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ゴブリン?リンゴ?それとも…?
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危ない…
もう少しで俺はとんでもないことを口走るところだった。
そう!
リンゴというのは昨日の変なテンションの際にレベルアップからネームドまでを勝手に許可なく行ったゴブリンのことだ。
危うく口にする前に寸前のところで踏みとどまることができた。
流石に初対面で言うには失礼極まりない。
「改めまして。自分がリンゴッス!精一杯頑張りますので宜しくお願い致しまッス!」
そう言って直立不動の姿勢から、キッチリと頭を下げる男。
語尾を強く発言する辺り、根っからの体育会系という感じがする。
(本当に体育会系なのかどうかは知らないが…)
見た目から相手がリンゴと言ったことで、コッチのほうでゴリラ?と言葉を繋げたくなるが、そんなことを言ってはいけない。
しりとりではないのだから…
「うん、昨日ぶりだから二度目ましてだよね。こちらこそ、これから宜しくね。それで昨日、いきなりレベルアップ更には進化までしたから、やっぱりビックリしたよね?」
「はい!最初ビックリしましたけど、でもすぐレベルアップだって分かったんで、凄い嬉しかったッス!」
別に不意の出来事だけに怒っている感じはしない。
とりあえずは喜んでくれているようで良かった。
やっぱりモンスターにとって、強さというのは重要な要素なのかな。
★☆★☆
リンゴとは、お互いの自己紹介と挨拶を軽く済ませた後、今後のことについて話し合った。
今後のこととは言っても、俺の方から話すことは、ゴブリン達の管理についてで、それについては恐らくカロリーが軽く話していたのだろうか、リンゴの方から力強い返事が返ってきたので素直に任せようと思う。
ちなみにリンゴのモンスター状態だが、☆1のゴブリンより大きいのは分かったのだが、それ以外に決定的な違いを見た目で見つけることができなかった。
リンゴというネームドでリーダーとついてはいるが、全身が目立つ赤とかというわけではないらしい。
ただ、帰り際にリンゴがカロリーの事を姐さんと呼んでいるのは笑った。
彼はナカナカ、センスがあると思う。
「何が永遠の14歳だ」などと思ったのだが、自分の背中が一瞬、ゾクッとしたので、あまり深入りはせずに、それからは飯に集中した。
途中、カロリーが「私が…」などと言っていたのだが、軽く聞き流す。
その後、食事を終えた俺は、外の様子が気になったので小屋の外に出て確認してみると、少し離れたところで、ミンネとレントがボーッとしているのが見えた。
「やあ。レントさん、ミンネちゃん、こんにちは。ミンネちゃんは、もう大丈夫なのかな?」
「こんにちは。助けてくれてありがとう。うん!もう大丈夫」
「タカヒロさん、こんにちは」
元気にお礼を言うミンネちゃんの言葉が何だか、心に染みる。
「そっか、なら良かった。これなら近い内に街の方に行ける感じかな?」
「うん、もう大丈夫」
とりあえず元気になったようで良かった。
見た感じも話した感じも幼い子供という印象しかないだけに、なるべく早めに親元には返してあげたい気がする。
「なら良かった。って…今は二人で何をしてるの?」
「んー…」
「はい。なんでも昨日助け出されたルカさんという方が修道誓願を立てる?立てた?どっちか分かりませんが、それ関係のことで今後どうするかをガイアス様を交えて三人で話しているそうです」
確か彼女、借金あるとかなんとか言ってたからね。
恐らくそれ関係で揉めているのかな…
「あー…修道士見習いになったとか昨日、俺も多少は聞きましたけど…やっぱり難しいんですかね?」
借金と直に突っ込むのは不味いだろう。
「いえ、多分、彼女の人生の再スタートという事で修道士になるということは非常に理にかなった選択だと思います。って…あれ?タカヒロさんは何も聞いてないのですか?」
理にかなったの理由をもう少し聞きたかったが…
ん?何も聞いてない?
俺なんか関係あるんだっけ?
昨日の話、特に朝方聞いた話がいまいち思い出せない。
「ごめんなさい。何も聞いていないというよりも、ちょっとどの話を言っているのか思い出せないという感じで…具体的にはどんな話をしていたのか分かりますか?」
「確かここを拠点にするとか話しているのは聞きましたが、その他のことはあまり…」
なるほど。
確かにここを拠点にするような話はしていた気がする。
と言うか…
これは一度、俺の方で直接教会に行った方が良いのかもしれない。
そう感じた俺は、レントにお礼を言って教会の方へ向かった。
★☆★☆
教会に到着した俺は、正面の扉を開けて中の様子を見たがそこには誰もいない。
だが普段の寝泊まりなど、生活空間が奥側にあることを知っている俺は、そのまま教会の奥の方まで進んでいくと何やら声が聞こえてきた。
そのまま声が聞こえた方に進んでいくと、ガイアス様、フローラを発見する。
「おう!お主、来たか!こっちじゃ!はよぅ来い!」
「タカヒロさん、こんにちは」
ルカの方は更に奥の方にもう一つ人影があるので、恐らくは彼女だろう。
「あー…どうもすいません。探していましたか?ちょっと寝坊してしまいまして、先程起きたところなんですって、なんですかコレ…」
これは一体なんだというのだろうか。
三人がいると思ってきたその部屋は、辺り一面に様々な紙のような物が散乱していた。
もう少しで俺はとんでもないことを口走るところだった。
そう!
リンゴというのは昨日の変なテンションの際にレベルアップからネームドまでを勝手に許可なく行ったゴブリンのことだ。
危うく口にする前に寸前のところで踏みとどまることができた。
流石に初対面で言うには失礼極まりない。
「改めまして。自分がリンゴッス!精一杯頑張りますので宜しくお願い致しまッス!」
そう言って直立不動の姿勢から、キッチリと頭を下げる男。
語尾を強く発言する辺り、根っからの体育会系という感じがする。
(本当に体育会系なのかどうかは知らないが…)
見た目から相手がリンゴと言ったことで、コッチのほうでゴリラ?と言葉を繋げたくなるが、そんなことを言ってはいけない。
しりとりではないのだから…
「うん、昨日ぶりだから二度目ましてだよね。こちらこそ、これから宜しくね。それで昨日、いきなりレベルアップ更には進化までしたから、やっぱりビックリしたよね?」
「はい!最初ビックリしましたけど、でもすぐレベルアップだって分かったんで、凄い嬉しかったッス!」
別に不意の出来事だけに怒っている感じはしない。
とりあえずは喜んでくれているようで良かった。
やっぱりモンスターにとって、強さというのは重要な要素なのかな。
★☆★☆
リンゴとは、お互いの自己紹介と挨拶を軽く済ませた後、今後のことについて話し合った。
今後のこととは言っても、俺の方から話すことは、ゴブリン達の管理についてで、それについては恐らくカロリーが軽く話していたのだろうか、リンゴの方から力強い返事が返ってきたので素直に任せようと思う。
ちなみにリンゴのモンスター状態だが、☆1のゴブリンより大きいのは分かったのだが、それ以外に決定的な違いを見た目で見つけることができなかった。
リンゴというネームドでリーダーとついてはいるが、全身が目立つ赤とかというわけではないらしい。
ただ、帰り際にリンゴがカロリーの事を姐さんと呼んでいるのは笑った。
彼はナカナカ、センスがあると思う。
「何が永遠の14歳だ」などと思ったのだが、自分の背中が一瞬、ゾクッとしたので、あまり深入りはせずに、それからは飯に集中した。
途中、カロリーが「私が…」などと言っていたのだが、軽く聞き流す。
その後、食事を終えた俺は、外の様子が気になったので小屋の外に出て確認してみると、少し離れたところで、ミンネとレントがボーッとしているのが見えた。
「やあ。レントさん、ミンネちゃん、こんにちは。ミンネちゃんは、もう大丈夫なのかな?」
「こんにちは。助けてくれてありがとう。うん!もう大丈夫」
「タカヒロさん、こんにちは」
元気にお礼を言うミンネちゃんの言葉が何だか、心に染みる。
「そっか、なら良かった。これなら近い内に街の方に行ける感じかな?」
「うん、もう大丈夫」
とりあえず元気になったようで良かった。
見た感じも話した感じも幼い子供という印象しかないだけに、なるべく早めに親元には返してあげたい気がする。
「なら良かった。って…今は二人で何をしてるの?」
「んー…」
「はい。なんでも昨日助け出されたルカさんという方が修道誓願を立てる?立てた?どっちか分かりませんが、それ関係のことで今後どうするかをガイアス様を交えて三人で話しているそうです」
確か彼女、借金あるとかなんとか言ってたからね。
恐らくそれ関係で揉めているのかな…
「あー…修道士見習いになったとか昨日、俺も多少は聞きましたけど…やっぱり難しいんですかね?」
借金と直に突っ込むのは不味いだろう。
「いえ、多分、彼女の人生の再スタートという事で修道士になるということは非常に理にかなった選択だと思います。って…あれ?タカヒロさんは何も聞いてないのですか?」
理にかなったの理由をもう少し聞きたかったが…
ん?何も聞いてない?
俺なんか関係あるんだっけ?
昨日の話、特に朝方聞いた話がいまいち思い出せない。
「ごめんなさい。何も聞いていないというよりも、ちょっとどの話を言っているのか思い出せないという感じで…具体的にはどんな話をしていたのか分かりますか?」
「確かここを拠点にするとか話しているのは聞きましたが、その他のことはあまり…」
なるほど。
確かにここを拠点にするような話はしていた気がする。
と言うか…
これは一度、俺の方で直接教会に行った方が良いのかもしれない。
そう感じた俺は、レントにお礼を言って教会の方へ向かった。
★☆★☆
教会に到着した俺は、正面の扉を開けて中の様子を見たがそこには誰もいない。
だが普段の寝泊まりなど、生活空間が奥側にあることを知っている俺は、そのまま教会の奥の方まで進んでいくと何やら声が聞こえてきた。
そのまま声が聞こえた方に進んでいくと、ガイアス様、フローラを発見する。
「おう!お主、来たか!こっちじゃ!はよぅ来い!」
「タカヒロさん、こんにちは」
ルカの方は更に奥の方にもう一つ人影があるので、恐らくは彼女だろう。
「あー…どうもすいません。探していましたか?ちょっと寝坊してしまいまして、先程起きたところなんですって、なんですかコレ…」
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三人がいると思ってきたその部屋は、辺り一面に様々な紙のような物が散乱していた。
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