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魔法
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「コヤツの生まれはジポン小国の生まれでな、それ故にスキルで言語を所持しているというわけじゃ」
「ジポンって本当にあったんですね。噂だけかと思ってました…」
出たとこ勝負の勢いはまだまだ止まらないようで、どうやら俺の出身国が判明したようだ。
今さらとやかくは言いたくないがジポン小国、感じからしてジャパンを文字っているような気がするのは俺だけなのだろうか。
「それにな。見てみろコヤツの能力値を、聖力が0になっているのが分かるじゃろぅ?この聖力でコヤツが今までの言い伝えにあった勇者のように強力な魔法なんかを使えるわけがないとは思わんか?今、発動しているのはパッシブや自動発動など、自分では制御できんスキルしかないじゃろぅ?現にコヤツの信仰心は0と言っても差し支えないほどじゃ」
「そう言われて改めて見てみると、確かにそうですね。どうやら私の方が考えすぎていたようです」
ガイアス様がフォローというか後始末をしてくれているのは、しっかりと分かっているのだが…
なんだろう…
この何だか納得できない感じ。
ともするとバカにされているのでは?とも思えてしまう。
それはそれとして今の二人の話からすると…
「ここにも魔法ってあるんですね?」
「えっ…?タカヒロさん、何を言ってるんですか?」
質問を質問で返されたどころではない。
フローラの表情が、思いっきり憐れみだ。
なんだその悲しい顔は?
彼女の中では異世界人というのは知識がある人種みたいな考えなのかもしれないが、いえいえそんなのはまやかしです。
「実は異世界人なんてこんなもんだよ!」なんて大声で言ってやりたい気持ちをグッと堪える。
「なっ…だから言ったじゃろ、コヤツはそういった関係の知識がまるでないのじゃ。そもそも魔法というのはな、人の力に備わっていない不思議な力や出来事などを総称して言うんじゃ。なので例えば魔物、エルフやドワーフなどが使う不思議な力、アビリティーの効果なんかも魔法じゃ」
「へー…なんか色々ありそうですね」
俺が元いた世界では魔法なんてものはなかった。
なので不思議な力や出来事などと言っても、あまりピンと来ない。
宇宙人とか言ったら白い目で見られそう…
と言うか、色々とあれこれガイアス様が言ってはくれているが、それらは多分、この世界の人間にばれないようにするための方便でしか無いんだろうと思う。
「例えば…そうじゃな。お主ほれ、あれを持ってきなさい」
「はい、只今」
ガイアス様に指示されたルカは、一度部屋の奥まで下がると奥から一本の杖を持ってきた。
見た感じ普通の杖、ルカが片手で普通に持っていることから重さもたいしたことがないのだろうと思う。
「よし!今度はそれをソヤツに渡しなさい。お主は貰ったら左手と右手でしっかりと杖の上を持つんじゃ」
「あっ…どうも。これで、今度は左手と右手をこう、って!あて!アイテ!イテ!いって!いった~い…なんなんですかこれ」
ルカから杖を貰い、ガイアス様に指定された動作をためした直後、いきなり全身から力が抜けたような感覚に襲われ、直ぐに杖を放した。
なんだこれ?
いきなり全身が痺れるような感覚?
いや違う体が引っ張られる感覚とでも言えばいいのか、とにかく今まで体験したことがない不思議な感覚に襲われた。
とっさの事で対処できなくて思わず痛いと言ってしまったが、正確には痛いというよりビックリしたという感覚の方が強いのかもしれない。
強烈な静電気か何かか?
いや…静電気で痺れるような感覚ではない。
握った手から若干ではあるが、血が流れている。
「ハッハッハ!ビックリさせてしまったようじゃのう。いやー、それはなぁ、修行用の道具の一つじゃ」
「修行用ですか…って、もしかして痛さに慣れるようとか?そんなもの説明なしに渡さないでください。って…これももしかして魔法ということですか?」
魔法の話に興味がある俺は、一度手放した杖に再び視線を向ける。
さっきの感覚に襲われたくはないので、とりあえずは触れることはしない。
今のところ、上から杖を見下ろすだけだ。
「この杖の場合は正確には魔装とよばれる装備品になる。この杖は横によくみると文字のようなモノが刻印されておる。片手であればさっきのようなことは起こらんので見てみるといい」
「あー、はい…確かにコレですね」
杖を上に持ちながら刻印を見つけた直後、思わずコレかと触りたくなったが、寸前の所で思い止まった。
ここで触っていたら、再び不思議な感覚に襲われていたところだ。
「そうじゃ。それの事を術式と呼び、今お主が体験した出来事全体のことを魔術と呼ぶ」
「あー…なるほど。そういうことですか。小屋にあった火つける道具とかも根本は一緒の流れということなんですね」
「そうじゃ」
ガイアス様だけではなく、フローラとルカもみんな揃って頷く。
その様はまるで「ようやく分かったか?」と言わんばかりだ。
確かに実際に体験すると分かりやすい。
分かりやすいのだが、こう言ったことは説明してくれても俺は理解できると思うし、痛みを伴わない方法でも体験することは出来たのではないかとも思う。
「でも、これ…」
修行用とは言っても…俺の言葉は続きそうだったのだが、途中で止まってしまった。
と言うのも、この杖の先の部分が何故か光輝いているのが目にはいったからだ。
最初にルカから杖を手渡されたときは、絶対に輝きはなかった。
「あれ…コレって…もしかして…」
「フローラさん、知ってるんですか?」
どうやら目の前の光は俺だけではなく、他の人達にも見えているようで、横にいるフローラも杖から出ている光をマジマジと見つめていた。
「ええ…まぁ…恐らくですけれども…多分ですがこの杖の材料は吸血樹ではないでしょうか?」
目線が一緒だった彼女の視線。
だが、その理由は俺のように100%未知に対する視線とは違い、何か心当たりがあるようだ。
「ジポンって本当にあったんですね。噂だけかと思ってました…」
出たとこ勝負の勢いはまだまだ止まらないようで、どうやら俺の出身国が判明したようだ。
今さらとやかくは言いたくないがジポン小国、感じからしてジャパンを文字っているような気がするのは俺だけなのだろうか。
「それにな。見てみろコヤツの能力値を、聖力が0になっているのが分かるじゃろぅ?この聖力でコヤツが今までの言い伝えにあった勇者のように強力な魔法なんかを使えるわけがないとは思わんか?今、発動しているのはパッシブや自動発動など、自分では制御できんスキルしかないじゃろぅ?現にコヤツの信仰心は0と言っても差し支えないほどじゃ」
「そう言われて改めて見てみると、確かにそうですね。どうやら私の方が考えすぎていたようです」
ガイアス様がフォローというか後始末をしてくれているのは、しっかりと分かっているのだが…
なんだろう…
この何だか納得できない感じ。
ともするとバカにされているのでは?とも思えてしまう。
それはそれとして今の二人の話からすると…
「ここにも魔法ってあるんですね?」
「えっ…?タカヒロさん、何を言ってるんですか?」
質問を質問で返されたどころではない。
フローラの表情が、思いっきり憐れみだ。
なんだその悲しい顔は?
彼女の中では異世界人というのは知識がある人種みたいな考えなのかもしれないが、いえいえそんなのはまやかしです。
「実は異世界人なんてこんなもんだよ!」なんて大声で言ってやりたい気持ちをグッと堪える。
「なっ…だから言ったじゃろ、コヤツはそういった関係の知識がまるでないのじゃ。そもそも魔法というのはな、人の力に備わっていない不思議な力や出来事などを総称して言うんじゃ。なので例えば魔物、エルフやドワーフなどが使う不思議な力、アビリティーの効果なんかも魔法じゃ」
「へー…なんか色々ありそうですね」
俺が元いた世界では魔法なんてものはなかった。
なので不思議な力や出来事などと言っても、あまりピンと来ない。
宇宙人とか言ったら白い目で見られそう…
と言うか、色々とあれこれガイアス様が言ってはくれているが、それらは多分、この世界の人間にばれないようにするための方便でしか無いんだろうと思う。
「例えば…そうじゃな。お主ほれ、あれを持ってきなさい」
「はい、只今」
ガイアス様に指示されたルカは、一度部屋の奥まで下がると奥から一本の杖を持ってきた。
見た感じ普通の杖、ルカが片手で普通に持っていることから重さもたいしたことがないのだろうと思う。
「よし!今度はそれをソヤツに渡しなさい。お主は貰ったら左手と右手でしっかりと杖の上を持つんじゃ」
「あっ…どうも。これで、今度は左手と右手をこう、って!あて!アイテ!イテ!いって!いった~い…なんなんですかこれ」
ルカから杖を貰い、ガイアス様に指定された動作をためした直後、いきなり全身から力が抜けたような感覚に襲われ、直ぐに杖を放した。
なんだこれ?
いきなり全身が痺れるような感覚?
いや違う体が引っ張られる感覚とでも言えばいいのか、とにかく今まで体験したことがない不思議な感覚に襲われた。
とっさの事で対処できなくて思わず痛いと言ってしまったが、正確には痛いというよりビックリしたという感覚の方が強いのかもしれない。
強烈な静電気か何かか?
いや…静電気で痺れるような感覚ではない。
握った手から若干ではあるが、血が流れている。
「ハッハッハ!ビックリさせてしまったようじゃのう。いやー、それはなぁ、修行用の道具の一つじゃ」
「修行用ですか…って、もしかして痛さに慣れるようとか?そんなもの説明なしに渡さないでください。って…これももしかして魔法ということですか?」
魔法の話に興味がある俺は、一度手放した杖に再び視線を向ける。
さっきの感覚に襲われたくはないので、とりあえずは触れることはしない。
今のところ、上から杖を見下ろすだけだ。
「この杖の場合は正確には魔装とよばれる装備品になる。この杖は横によくみると文字のようなモノが刻印されておる。片手であればさっきのようなことは起こらんので見てみるといい」
「あー、はい…確かにコレですね」
杖を上に持ちながら刻印を見つけた直後、思わずコレかと触りたくなったが、寸前の所で思い止まった。
ここで触っていたら、再び不思議な感覚に襲われていたところだ。
「そうじゃ。それの事を術式と呼び、今お主が体験した出来事全体のことを魔術と呼ぶ」
「あー…なるほど。そういうことですか。小屋にあった火つける道具とかも根本は一緒の流れということなんですね」
「そうじゃ」
ガイアス様だけではなく、フローラとルカもみんな揃って頷く。
その様はまるで「ようやく分かったか?」と言わんばかりだ。
確かに実際に体験すると分かりやすい。
分かりやすいのだが、こう言ったことは説明してくれても俺は理解できると思うし、痛みを伴わない方法でも体験することは出来たのではないかとも思う。
「でも、これ…」
修行用とは言っても…俺の言葉は続きそうだったのだが、途中で止まってしまった。
と言うのも、この杖の先の部分が何故か光輝いているのが目にはいったからだ。
最初にルカから杖を手渡されたときは、絶対に輝きはなかった。
「あれ…コレって…もしかして…」
「フローラさん、知ってるんですか?」
どうやら目の前の光は俺だけではなく、他の人達にも見えているようで、横にいるフローラも杖から出ている光をマジマジと見つめていた。
「ええ…まぁ…恐らくですけれども…多分ですがこの杖の材料は吸血樹ではないでしょうか?」
目線が一緒だった彼女の視線。
だが、その理由は俺のように100%未知に対する視線とは違い、何か心当たりがあるようだ。
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