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*人物設定・初期ネタ出し・地図他

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ネタバレ満載なので読後推奨。


せっかくなので置いておきます。
興味のある方だけどうぞ~




※地図描いた。






人物設定
※書き始める前、ネタ出し段階での人物設定なので、書いているうちに変更になっている部分もあります。


【ティアレルリィ・カデラリア・ジルサ】

主人公・俺
一人称も 俺 
愛称(?)はティアリィ。銀髪(プラチナブロンド)に水色(ペールブルー・ブルートパーズ)の瞳。とっても色素薄い。やわらかで透けるような輝かんばかりの銀髪に、透き通った氷のような薄い青色の瞳。こぼれ落ちんばかりに大きなつり目勝ちの瞳にちょうどいい高さの鼻、柔らかな頬とふっくらしたツヤツヤの唇。色も相まって儚い印象のとんでもない美少年。女顔。
前髪の分け目は向かって左←側、ちょっとだけくせっ毛で柔らかそうな髪。
耳にかかるぐらいで襟足ちょい長めのショート。跳ねるギリギリぐらいの長さ、横髪は耳にかけてることが多い。
172cmぐらい。いくら鍛えても筋肉がつかない。おかしい。細身。
公爵子息。長男。
小さい頃からの婚約者(侯爵家の一人息子、跡取り、1つ下の幼なじみ)がいる。
が実は性的嗜好が合わず、どうにかして婚約を解消しようと思っていた。
前世からネコ専のゲイ。乙女ゲーもBLゲーも大好きな腐男子。
今回の妹からの婚約破棄はある意味渡りに船。
ありがとう妹!助かった!でもいいの?大丈夫?そいつ(元婚約者)、ネコ志望のゲイだよ?お前が攻めるの???※世界的に可能。
お前お姫様思考なのに……まぁ、ガンバって。
妹は普通に可愛い。でろでろに甘やかしてきたシスコン。
妹の性格が悪いのはこいつのせい。
学園卒業後は王宮への出仕が決まっている。
皇太子の補佐的な感じでね!
学園でも生徒会でやっぱり補佐してたし特に問題ない。
とか思ってたら一年後には皇太子妃になってた。なぜに???別にいーんだけど!好きだから!


【ミスチアーテ・カデラリア・ナウラティス】

殿下
一人称 僕
ナウラティス帝国皇太子。完全無欠の愉快犯。面白いことが好き。愛称(?)はミスティー。
灰髪(アッシュブロンド)に紫の瞳。やっぱり色素薄い。ティアリィより髪色はややくすんでいて青みがかっている。鮮やかな紫の瞳。
真ん中分け長めの短髪、美形だけど女性的ではない。そこそこ高い背丈の細マッチョ巨根絶倫。鍛えてるし強いしちょっと脳筋。腹黒いところも当然ある。
184cmぐらいの長身。ティアリィより頭半分大きい。
主人公の幼なじみ。同じ年。
今回の婚約破棄騒動は実はこいつの仕込み。妹をそそのかした。
面白いことが大好きな愉快犯でこういう騒動は度々起こしていてある意味有名。
今回の婚約破棄騒動も楽しそうなこいつの顔から会場中のみんながああ、なるほど、皇太子様のいつものお遊びね……って納得してたので主人公にダメージはナッシング。
と、いうか、一部では皇太子が主人公を狙っていたのは有名だったのであ~そういう筋書きかぁ、ぐらいにしか思われてなかった。
主人公が好き。小さい時からずっと好きで執着してるし溺愛してるし周りはみんなそれを知ってる。いつかやらかすと思ってた!(思ってたよりは遅かった!
上手いこと主人公が入手出来てほくほく。
二十歳までには結婚にまでこぎつけられたぞ!やった!しかも即行孕ませた。
愛は深いのである。


【ルディルファス・カデラリア・ジルサ】

主人公の妹
一人称は わたくし
ピンク髪。愛称(?)はルーファ。
明るいストロベリーブロンドで琥珀色(イエローアンバー)の瞳。
ちなみに、母親が銀髪金瞳で父親がピンク髪の水色瞳。
顔はティアリィと瓜二つ。母親似。
髪型はティアリィをロングにした感じ。だいたいハーフアップにしてる柔らかなくせっ毛。
163cmぐらい。女性としては割と大きい。でもほっそりしたナイスバディの美少女。胸もそれなりにある。
ワガママで天真爛漫で尊大で自信満々でお姫様思考。大事にされたい。……けど、勝気な性格が災いして(?)ものすっごく攻め気質。
その自覚が出来れば特に問題なくきっと幸せになれる。
元の乙女ゲーのヒロイン。
ドヤ顔で婚約破棄を言い渡してきたのはこの妹の方。
人の物を欲しがる傾向があり、それは兄相手だとより顕著。
と、言うか、兄(主人公)も妹可愛さに(結構シスコン)妹が欲しいって言うとのはホイホイ譲りまくってきたからより助長した。
両親は頭を抱えている。(だいたい主人公のせいだから。


【アルフェス・ハスツエ・スチー二ナ】

元婚約者の侯爵家の一人息子
一人称 ぼく
主人公の一つ下。燃えるような赤髪(チェリーレッド)と紺色(ネイビーブルー・アウイン)の瞳。魔力はそんなに高くない。
男らしい精悍な顔立ち。大柄で背も高く体格もいい。でも中身は乙女より。カワイイ系の男の子に攻められたいネコ専のゲイ。
前髪オールバックにしてる襟足刈り上げてる短髪。
193cmとかのマッチョ。見るからに騎士で、学園卒業後ももちろん、近衛騎士団に入る予定。
生まれてすぐからの主人公の婚約者。(家同士の繋がりなので)
大柄で体格もいい男らしい見た目に反して可愛らしい見目の男の子から攻められたい歪んだ性癖を持っていて、主人公はタイプどんピャだった。
よくいえば優しい、悪くいえば優柔不断で決断力にかけている。気弱で押しに弱い。むしろ押して欲しい。
けど、主人公に対しては珍しく実はそこそこ押せ押せで迫っていた。攻めて♥️って。
しかしそれを煙たがられて距離を置かれがちだったという……
今回の主人公の妹がしでかした婚約破棄、からの婚約者変更は正直ショックだったし、やめてくれって思ってた。
でもその場ではとても何も言えず(半ばパニクってフリーズしてた。)、押し切られて主人公の妹と結婚することに……どうしてこうなった???
将来的には主人公の妹に孕ませてもらって子供産むから問題ない。
性別さえ除けば別に妹も好みっちゃ好みだしね!


金多かなた 有津子あつこ

転移者でゲームを知っている。
ティアリィのオブザーバー的な。
同じ学年にいるけど、実年齢は二十歳超えてる。23歳。この歳になって学園て……って本人は思ってる。ティアリィや殿下の入学する3ヶ月前に城の裏森で魔獣に襲われているところを発見・保護されて、一般常識とかこの世界自体のこととかを学ぶために学園に入れられた。
ごく一般的な黒に近い茶髪に黒目だったのが、転移時に暗い緑の髪に茶色の瞳に変わっている(元の色より目の色薄くなった。明確に茶色)。
魔力も一般市民程度にはあるけど、あくまでそれぐらい。
中小企業に就職したての社会人だった。営業事務してた。
仕事帰り酔っ払って公園で寝てたら気付けば異世界の森。
どこまでも平凡な容姿。
158cmぐらいの身長、細すぎず、太すぎず、胸も小さ目ではあるけど、なくもない。どこまでも普通。多分体重も55㎏ぐらい。


【ファレスティン・カデラリア・ジルサ】

※語源は10~11月の花ツワブキの学名Farfugium(ファルフジウム)より。ファルエスティン→ちょっと長いのでファレスティン
ルーファのすぐ下の弟。生まれつき魔力的欠陥(魔力が体外に漏れる穴ができやすい体質で、いくら治療魔術で塞いでもすぐに再発する。)があり、魔術学園に入るまで両親がつきっきりだった。
愛称はファルテ
兄妹唯一の父親似で、母親の髪色(銀髪)、目の色(琥珀瞳)をしていて、顔や体格は父そっくり。
180cmぐらいで、殿下よりちょい小さめだけど、体格は多分同じぐらい。つまり細マッチョ。


【アリグラフィロ・カデラリア・ジルサ】

※語源はアベリアの学名Abelia × grandiflora(アベリア×グランディフローラ)より
愛称はアリフィ
ファレスが学園に入学して、ちょっと手がすいたので前々から欲しいと思ってた女の子を作った。という、ジルサ公爵家の末っ子。
ティアリィとは16歳、ルーファとは14歳、ファルテとは13歳(ほとんど17、15、14に近い)離れている。まだちっちゃい。第3章時点で2歳になったばかり。
父親の髪色(桃髪)と目の色(水色瞳)だけど母親似。(つまり、ティアリィやルーファと顔が一緒。)


【ピオニラティ・ジルサ・ナウラティス】

※語源は芍薬の学名Paeonia lactiflora(ピオーニア ラクティフローラ)
愛称はピオラ。
4章で登場のミスティの隠し子だという触れ込みで連れてこられた孤児。確かに微かに王族の血は混じっているようだが、実際にはミスティの種ではない。それよりも3代か4代前の王弟の孫とかそれぐらい。
が、それをわかった上で、ティアリィは養子にした。自分たちの第1子として育てると。この段階で4歳。ミスティの種としても、なくはない年齢ではあるが……
ミスティより先に、ティアリィがピオラと会った。


【ニアセプディア・ジルサ・ナウラティス】

※語源:ベゴニア・センパフローレンス。執筆日11/29の誕生花「ベゴニア」から。
愛称はアーディ
センパフローレンスの意味は「絶えず咲く」という所から、「ニアセプディア」で、「絶えることのないもの」という意味を持つ、ということにする。
ミスティとティアリィの第1子。男の子。銀髪(ティアリィから)紫目(ミスティから)。見た目その他はミスティより。





※ 初期段階のネタ出しメモ ※

よくある乙女ゲーへの転生、婚約破棄物。
ただし、婚約破棄を言い渡すのはヒーロー()である婚約者ではなく、ヒロインなはずの妹の方。
みんな通ってた学園の卒業パーティーでいきなり妹が宣言してきた。お前にそんな決定権は無いのだが???うん???同席してる皇太子殿下も楽しそうだし、というか多分顔を見る限り、皇太子殿下の仕込みだし、まぁいいか!
理由は主人公が婚約者を蔑ろにしているから。
私の方がふさわしい、同じ家門だし家同士の結婚なら私でもいい筈!お父様にも許可はとったわ!さぁ、お兄様!罪をお認めになって!
罪ってお前ね……まぁ、そりゃ、確かに。俺だってちょーーーっとばかり、婚約者を蔑ろにしていた部分がないとは言わないけど……(だってそもそも性的嗜好が合わないし、全然気が乗らなかったんだもん。
それは罪にはならないんだよ、どんな罪なんだいったい……
と、言うか、こんなところで家の恥を晒すな、妹よ……殿下の仕込みっぽいし、それを会場中の皆が理解してるっぽいから問題にはならないけど……1歩間違えれば、不敬罪とかなんとかで結構大事になるからな?これ。
うーん、さすがにこの子、躾なきゃダメかなぁ、かわいーんだけどなぁ……悩ましい。。。
つか、婚約者、お前はまたそんなに縋るような目でこっち見んな。ごめん無理。妹はかわいーんだわ、普通にお前よりも。妹がお前のこと譲れって言うんなら、お兄さんとしては譲らない訳には行かないんだなぁ、だって出来るだけ可能な限りかわいー妹のおねだりは叶えてあげたいし。そもそも俺とお前だと性的嗜好がだな……合わなくてだな……妹とも合わないとは思うけれども。
何せ俺もお前もネコだもんな……どうにもなんないよな……
からの、数日の休みを挟んでの皇宮への出仕、出仕した先で皇太子に口説かれてあれよあれよという間に頂かれてしまう。あれ???
俺、ここには仕事しに来たんだけど???うん???殿下???仕事は???
よろよろしながら帰った。死ぬかと思った。
おうちでは相変わらず妹は元気で可愛かった。
なんかねだられたけど、いいよいいよ、なんでも買ってあげる!うち、お金あるし、俺、お小遣いもいっぱい貰ってるから!(そして今日からは皇太子の補佐で高給取りである。補佐っていうか……今日補佐したのは別の事だったけどな!ちなみに今日の仕事はそのせいで全然進んでないから多分今頃は皇太子が1人で夜やべ覚悟でこなしてると思うざまぁみろ!俺は寝る!(補佐なので今日の分の仕事とか把握してた。そしてなんだかんだ言いながら、明日も普通に出仕する。妹がオネダリしながら癒してくれたよ!(回復魔法)天使!妹は乙女ゲーのヒロインだけあって回復魔法が得意な光属性。むしろそれしか得意じゃないちょっと残念な子。我儘で不遜でどうしようもなく態度悪いけど、根は優しい子なんだよ?独特の正義感もあるし、乙女思考でもある。(から婚約者を蔑ろにしてるって主人公に怒ってた。)我儘って言っても実はそんなに聞き分けは悪くないし素直。ダメって言われたらそこまでごねずに比較的あっさり引く。代替があればなお👌OK。単純でもある。あんまり頭良くない。)
しかし翌日もなぜだか仕事にならず美味しく頂かれたのだった……あれ、おかしい。俺と皇太子ってただの親友で幼なじみだったはずだし、今まで口説かれたことないし(主人公が鈍くて気づいてないだけで実は口説かれまくってる。)ましてや恋人同士とかでもないはずなんだけどな???え?セフレ???その割には俺の中に魔力注ぎすぎじゃね???俺が受け入れたら瞬間に子供できんぞ、これ……

からの、主人公が皇太子に落ちるまでの話。

ちなみに乙女ゲーのタイトルは「星の夢~乙女は夜空の下で結ばれる~」。絵だけがいいクソゲー。


※ 途中のR18メモ ※

巨根絶倫は伊達じゃなく性数時間ずっとハメっぱなしで擦りっぱなしで終わりがない。
こっちが気を失ってる間もずっと動かれてる。
目を覚ましてもまだ揺れてる視界と絶えてない快感。擦られすぎた穴がじくじくと痛むほど。

めっちゃ擦ってくるんだけど、あいつやばくね?擦られすぎて開きっぱなしの俺の肛門はもはや戻らないんじゃないかと心配になるぐらい違和感がすごい。
何も無い時も、ずっとなんか挟まってる気がする。俺がそんな有様だということは、向こうも同じだということだ。
何せこっちが擦られてるのと同じだけ向こうも擦っているわけで。え、ちんこ大丈夫?頑丈すぎね?まだ出来んの?やばくね?
俺多分無理だわ。あいつのに比べたら俺のちんこ役立たずだわ。まぁ、役立てる予定もないけどな!俺のなんてほとんど飾りみたいなもんだ。使わねーし。

めっちゃ擦ってくるけど、ちんこ大丈夫?俺のケツの穴大丈夫じゃないんだけど擦られすぎて痛い。切れてはないけどそれでも限度はある。どんだけずっと擦ってるんだよ!気持ちはいい、気持ちはいいんだけどね!まさか、身体強化でもかけてんの?!え、股間に?!俺もかけるべき?肛門に?それこそまさかだろう

っていう。

好きなわけじゃない、でも行為を受け入れられる程度の好意はある。恋情ではなくても。
だけどそれはアルフェスでも一緒だ。アルフェスが受け身ではなくこちらを求めていたら、俺は躊躇いなくそれを受け入れ、恐らくそのまま婚姻も結んでいたし、彼の子を孕んでもいただろう。
想像する限り嫌悪はないのだ。逆が無理なだけで。
それは殿下も一緒だから、今、こうして受け入れている。
あまりよくないことだとはわかってはいつつも拒絶しきれない。

だって殿下の俺を見る目が。

「ティアリィ」

そう呼ぶ声が。
だから、俺は。

「殿下」

伸ばした手は甘く溶けた。





※下記、お友達のゆいかまちゃんが描いてくれたイラストの自慢上げです!
 彼女のお気に入りはアルフェス、のはず。
 描いて送ってくれたのもアルフェスが最初でした!
 順番は送ってくれた順で、アルフェス、ティアリィ、ティアリィとルーファとアルフェスの3人ですん☆






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