271 / 385
ヒイヅル編
323.おっさんの料理が食えるわけだ
しおりを挟む
獣人たちの前に膳が並び終わる前に、ノムルはさっさと箸を付けていた。
「味付けがシンプルだな。生の魚とか、デーコンがそのままとか、獣人の食事ってのは獣みたいだな。おっさんの料理が食えるわけだ」
どうでも良いところで感心している。
しかし郷土の料理を馬鹿にされて、不快に思わない者はいない。獣人たちの目が鋭く光り、ビゼンが口を開いた。
「身の程をわき」
「刺身は人気料理ですよ? スーシーだって、野菜ではなく刺身を使ったもののほうが人気でした。生の魚を提供できるということは、それだけ鮮度の良い状態の魚が手に入り、適切に調理できるということです。デーコンが丸のままなのは、私にも説明できません」
きりりとした表情で、雪乃は言い切った。最後に残念な発言があったが、分からないのだから仕方ない。
獣人たちは驚きに目を丸くした後、わっと笑みを浮かべた。
「えー? まあユキノちゃんがそう言うなら、おとーさんは食べてみるけど」
と、嫌そうに顔をしかめながら、ノムルは刺身を一切れ取り、口に運んだ。舌に乗せた直後から顔が歪んでいき、もぐもぐしている間にもどんどん険しくなっていく。
「ユキノちゃん、これは駄目だよ。ユキノちゃんに情報を与えたやつは、味音痴だったみたいだ」
ぴしりと空気が固まり、再び険悪な空気が広間を支配する。
「醤油をつけないからですよ。ほら、この小皿に入れられた黒い液体を……って、うん?」
小さな小皿に注がれた、黒い液体。摩り下ろしたビーサの根も添えてある。
雪乃は小皿を両の小枝でそっと取り、じいっと見つめる。角度を変えて、灯りを反射させて。
「ユキノちゃん?」
突然に始まった小さな子供の奇行に、ノムルが堪らず問いかけるが、獣人たちも困惑気味だ。
「カイさん」
「どうした?」
急に名前を呼ばれて、カイの口からわずかに上ずった声が出る。
「これはどのようにして作るのでしょう?」
真剣そのものの口調だが、聞いている内容はそこまで深刻なものではない。
「オオメマとギムを海水で漬け込み、熟成させて絞り出したものだ」
望みどおりの答えに、雪乃の葉はきらきらと輝く。
「醤油です! やっと見つけました!」
両手で醤油らしき液体の入った小皿を掲げる小さな子供。ノムルもカイも獣人たちも、まったく付いていけずに取り残されていた。
「ユキノちゃん、戻っておいでー」
ノムルが声をかけるが、雪乃は中々戻ってきそうにない。
仕方なく、ノムルは食べれそうなコンメ料理や煮しめに箸を伸ばした。
「醤油を塗って焼いたコンメは美味しいですよー。餅コンメに塗るときは砂糖も加えましょう。ああ、カレーに隠し味として入れるのも美味しいですね」
感動の世界から戻ってきた雪乃は、焼き魚を解しながら醤油の偉大さを語る。解した魚の身は、当然だが雪乃の口に入ることはなく、ノムルの口へと消えていく。
「デーコンも細切りにして、少し垂らして和えれば食べられますよ。個人的には卸したデーコンに掛けて、焼いた青魚と食べるのがお勧めですね」
醤油の有用性を唱える雪乃に笑顔で賛同していた獣人たちだが、次第に困惑に変わっていった。
「雪乃、食べられないはずなのに、なぜそんなに詳しい? それと、これはショウユではなく、ミソだ」
「……」
興奮していた雪乃が、一瞬で冷めた。
「今、なんと?」
「ミソだ」
無言になった雪乃は、ふむうっと考える。それから、
「ではショウユとは、どのようなものなのでしょうか?」
と、一縷の望みにすがるように、おもむろに問うてみた。
「すまないが、そういった名前のものは知らない」
一縷の望みは露となって消えていった。味噌と醤油が逆というわけではなかったようだ。
落ち込んだ雪乃を心配するカイの一方、ノムルはデーコンを細切りにしたものと、卸したものを作り出していた。
それぞれにミソを垂らすと、細切りのデーコンはそのまま、卸したデーコンは雪乃が解した焼き魚の身と混ぜて食べる。
「デーコンの細切りに垂らしたのは、悪くはないけどいまいちかな。魚のほうはさっぱりとして美味しいね。あ、生魚のねっとり感はやっぱり嫌だけど、ミソを付けると味はいいかも」
感想を述べながら、もっしゃもっしゃと食べ切った。
その姿を、カイ以外の獣人は不快感を隠すことなく睨んでいたのだが、ノムルが気にすることは当然だがなかった。
獣人たちには酒も振舞われていたのだが、どんちゃん騒ぎの宴会となることはなく、静かに飲んでいた。そして日が暮れ始めるとお開きとなった。
「どうぞこちらへ」
年嵩の白猫獣人と若い黒猫獣人が、雪乃を外へと案内する。狼獣人たちも付いてきた。もちろんノムルとカイも同行している。
獣人たちは雪乃とノムルを引き離そうとしたのだが、ノムルが頑として受け入れなかった。
強硬手段に出ようとした獣人たちを止めたのは、大魔王様降臨の恐ろしさを知っているカイだった。
しぶしぶといった様子だったが、なんとか獣人たちも了承してくれたことで、ノムルの暴走は回避できた。
邸を出て輿に乗せられた雪乃が連れて行かれたのは、小さな丘だった。こんもりと緑が生い茂る中を、獣人たちは登っていく。
頂には白木で作られた祠のようなものがあり、その手前には、麻縄で囲んだ大きな土俵のような空間があった。
硬い相撲の土俵とは違い、土は柔らかく耕されている。腐葉土や空気をたっぷりと含んだ、ふかふかで栄養豊富な土である。
「どうぞこちらをお使いください。聖域ですので、無闇に近付くものはおりません。下には信頼できる者を見張に立てておりますので、ご安心を」
「私の正体をご存知なのですか?」
不思議に思って問うた雪乃に、案内してくれた白猫の獣人は、相好を崩して柔らかく笑む。
「もちろんです。他の者にはまだ明かしておりませんが。お会いできて光栄です、御子様」
深々とその場で頭を垂れた猫獣人を、ビゼンがちらと睨む。年嵩の猫獣人の口元が、わずかに弧を描いたが、雪乃からは見えなかった。
雪乃は困惑する視線を猫獣人からノムルへと移した。ノムルもまた、分からないといった様子で首を振った。
「味付けがシンプルだな。生の魚とか、デーコンがそのままとか、獣人の食事ってのは獣みたいだな。おっさんの料理が食えるわけだ」
どうでも良いところで感心している。
しかし郷土の料理を馬鹿にされて、不快に思わない者はいない。獣人たちの目が鋭く光り、ビゼンが口を開いた。
「身の程をわき」
「刺身は人気料理ですよ? スーシーだって、野菜ではなく刺身を使ったもののほうが人気でした。生の魚を提供できるということは、それだけ鮮度の良い状態の魚が手に入り、適切に調理できるということです。デーコンが丸のままなのは、私にも説明できません」
きりりとした表情で、雪乃は言い切った。最後に残念な発言があったが、分からないのだから仕方ない。
獣人たちは驚きに目を丸くした後、わっと笑みを浮かべた。
「えー? まあユキノちゃんがそう言うなら、おとーさんは食べてみるけど」
と、嫌そうに顔をしかめながら、ノムルは刺身を一切れ取り、口に運んだ。舌に乗せた直後から顔が歪んでいき、もぐもぐしている間にもどんどん険しくなっていく。
「ユキノちゃん、これは駄目だよ。ユキノちゃんに情報を与えたやつは、味音痴だったみたいだ」
ぴしりと空気が固まり、再び険悪な空気が広間を支配する。
「醤油をつけないからですよ。ほら、この小皿に入れられた黒い液体を……って、うん?」
小さな小皿に注がれた、黒い液体。摩り下ろしたビーサの根も添えてある。
雪乃は小皿を両の小枝でそっと取り、じいっと見つめる。角度を変えて、灯りを反射させて。
「ユキノちゃん?」
突然に始まった小さな子供の奇行に、ノムルが堪らず問いかけるが、獣人たちも困惑気味だ。
「カイさん」
「どうした?」
急に名前を呼ばれて、カイの口からわずかに上ずった声が出る。
「これはどのようにして作るのでしょう?」
真剣そのものの口調だが、聞いている内容はそこまで深刻なものではない。
「オオメマとギムを海水で漬け込み、熟成させて絞り出したものだ」
望みどおりの答えに、雪乃の葉はきらきらと輝く。
「醤油です! やっと見つけました!」
両手で醤油らしき液体の入った小皿を掲げる小さな子供。ノムルもカイも獣人たちも、まったく付いていけずに取り残されていた。
「ユキノちゃん、戻っておいでー」
ノムルが声をかけるが、雪乃は中々戻ってきそうにない。
仕方なく、ノムルは食べれそうなコンメ料理や煮しめに箸を伸ばした。
「醤油を塗って焼いたコンメは美味しいですよー。餅コンメに塗るときは砂糖も加えましょう。ああ、カレーに隠し味として入れるのも美味しいですね」
感動の世界から戻ってきた雪乃は、焼き魚を解しながら醤油の偉大さを語る。解した魚の身は、当然だが雪乃の口に入ることはなく、ノムルの口へと消えていく。
「デーコンも細切りにして、少し垂らして和えれば食べられますよ。個人的には卸したデーコンに掛けて、焼いた青魚と食べるのがお勧めですね」
醤油の有用性を唱える雪乃に笑顔で賛同していた獣人たちだが、次第に困惑に変わっていった。
「雪乃、食べられないはずなのに、なぜそんなに詳しい? それと、これはショウユではなく、ミソだ」
「……」
興奮していた雪乃が、一瞬で冷めた。
「今、なんと?」
「ミソだ」
無言になった雪乃は、ふむうっと考える。それから、
「ではショウユとは、どのようなものなのでしょうか?」
と、一縷の望みにすがるように、おもむろに問うてみた。
「すまないが、そういった名前のものは知らない」
一縷の望みは露となって消えていった。味噌と醤油が逆というわけではなかったようだ。
落ち込んだ雪乃を心配するカイの一方、ノムルはデーコンを細切りにしたものと、卸したものを作り出していた。
それぞれにミソを垂らすと、細切りのデーコンはそのまま、卸したデーコンは雪乃が解した焼き魚の身と混ぜて食べる。
「デーコンの細切りに垂らしたのは、悪くはないけどいまいちかな。魚のほうはさっぱりとして美味しいね。あ、生魚のねっとり感はやっぱり嫌だけど、ミソを付けると味はいいかも」
感想を述べながら、もっしゃもっしゃと食べ切った。
その姿を、カイ以外の獣人は不快感を隠すことなく睨んでいたのだが、ノムルが気にすることは当然だがなかった。
獣人たちには酒も振舞われていたのだが、どんちゃん騒ぎの宴会となることはなく、静かに飲んでいた。そして日が暮れ始めるとお開きとなった。
「どうぞこちらへ」
年嵩の白猫獣人と若い黒猫獣人が、雪乃を外へと案内する。狼獣人たちも付いてきた。もちろんノムルとカイも同行している。
獣人たちは雪乃とノムルを引き離そうとしたのだが、ノムルが頑として受け入れなかった。
強硬手段に出ようとした獣人たちを止めたのは、大魔王様降臨の恐ろしさを知っているカイだった。
しぶしぶといった様子だったが、なんとか獣人たちも了承してくれたことで、ノムルの暴走は回避できた。
邸を出て輿に乗せられた雪乃が連れて行かれたのは、小さな丘だった。こんもりと緑が生い茂る中を、獣人たちは登っていく。
頂には白木で作られた祠のようなものがあり、その手前には、麻縄で囲んだ大きな土俵のような空間があった。
硬い相撲の土俵とは違い、土は柔らかく耕されている。腐葉土や空気をたっぷりと含んだ、ふかふかで栄養豊富な土である。
「どうぞこちらをお使いください。聖域ですので、無闇に近付くものはおりません。下には信頼できる者を見張に立てておりますので、ご安心を」
「私の正体をご存知なのですか?」
不思議に思って問うた雪乃に、案内してくれた白猫の獣人は、相好を崩して柔らかく笑む。
「もちろんです。他の者にはまだ明かしておりませんが。お会いできて光栄です、御子様」
深々とその場で頭を垂れた猫獣人を、ビゼンがちらと睨む。年嵩の猫獣人の口元が、わずかに弧を描いたが、雪乃からは見えなかった。
雪乃は困惑する視線を猫獣人からノムルへと移した。ノムルもまた、分からないといった様子で首を振った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
魔王を倒した手柄を横取りされたけど、俺を処刑するのは無理じゃないかな
七辻ゆゆ
ファンタジー
「では罪人よ。おまえはあくまで自分が勇者であり、魔王を倒したと言うのだな?」
「そうそう」
茶番にも飽きてきた。処刑できるというのなら、ぜひやってみてほしい。
無理だと思うけど。
私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました
放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。
だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。
「彼女は可哀想なんだ」
「この子を跡取りにする」
そして人前で、平然と言い放つ。
――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」
その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。
「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる