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魔王復活編
387.助け舟を出したのは
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さすがに自分が生やした薬草だからだとは答え辛い。それを隠すために、わざわざ他の香草などを混ぜた状態にしたのだから。
どう答えるべきかと悩む雪乃に、助け舟を出したのはマグレーンだった。
「ユキノちゃんはすでに、闇死病の治療法を伝え、ヤナの町で封じ込めることに成功しています。その他にも非公式ですが、ドューワ国の眠り病、そして融筋病をも快癒させています」
アルフレッドの目がしっかりと開く。一瞬だけ驚いたように見えたが、すぐに思い出したように頷いた。マグレーンは説明を続ける。
「彼女はノムル様のことがなくても、この世界にとって大切な存在です。けれどその価値を知られれば、欲に駆られた人間たちに狙われることになるでしょう。彼女の庇護者であるノムル・クラウが側にいない今、彼女の情報はなるべく秘匿すべきかと思います」
アルフレッドの眼差しは、マグレーンの言葉を正しく理解し鋭く細まった。
「まったく、我々がいかに愚かで浅慮だったかを思い知らされるようだ。魔物と呼び、悪だと決め付けて討伐していた相手が、人間を救う多くの知識を持っていたのだからな」
目頭を摘まむように押さえて、アルフレッドは俯いた。
動かなくなってしまったアルフレッドの旋毛を見つめていた雪乃たちは、互いに視線を見交わす。とりあえず疲労を取り除けば頭も冴えて復活するだろうと、作ってきた薬を二包み、それぞれ新しい湯飲みに入れた。
ティーセットの乗った台車には、IHヒーターのような薄い板が乗っていて、その上のポットはお湯が一定温度に保たれている。
熱々のお湯を注いで三分ほど待ち、しっかり湯に成分が溶けたところで、視線を受けた雪乃が代表してアルフレッドに声を掛けた。
「殿下、薬湯です。どうぞ」
「ああ、すまない。眠っていたようだ」
雪乃たちは反応に窮する。動かなくなっていたのは考え込んでいたわけではなく、睡魔に負けたからだったようだ。かなり限界が近いようである。
「まずは私が飲みます」
毒見のため、二つの湯飲みの内一つをアルフレッドに選ばせてから、残りの湯飲みを手に取ったマグレーンは薬湯をすする。無言の時が経った後、ぷるぷると震えだした。
何か不具合があったのかと、雪乃はわたわたと慌てふためき、他の面々はマグレーンに注目する。
「知っていたけど、本当に凄い効き目だよね。研究所の努力はなんだったのか、本当に悲しくなってくるよ」
薬に問題があったわけではなく、マグレーンの心の問題だったようだ。ややこしい反応をと、全員の目に険が宿る。だが害はないと判明したところで、今度はアルフレッドが薬湯をすすった。
咽仏が揺れ、食道を流れ落ちていく。虚ろだった眼がむきっと剥き出し、出目金状態で残りのお茶を一気にすする。
火傷をしないかと、雪乃ははらはらしたのだが、アルフレッドはだんっと音を立てて空になった湯飲みをテーブルに置くと、ぶるりと震えた。
皇族らしからぬ作法を無視した所作に、一同、何事かと目が点になって凝視する。顔を伏せたままのアルフレッドの肩は、ぷるぷると震えていた。
「なんだ、これは? 私の忍耐はなんだったのだ?」
くつくつと、笑い声まで漏れ出てきた。
「で、殿下?」
雪乃は隣に座るカイにしがみ付き、アルフレッドの異常行動を怯えながら窺う。
突然がばりと顔を上げたかと思えば、
「これがあれば、まだまだ徹夜で政務をこなせる!」
と、雄叫びを上げた。
廃人一歩手前まで追い込まれていた彼は一瞬にして回復したことにより、テンションがおかしなことになってしまったようだ。
「いえ、寝てください」
焦点を手放しながらも、雪乃は冷静につっこむ。
どうやらアルフレッド殿下は日本人社会でもやっていけそうな、社畜魂の持ち主だったようだ。
アルフレッドが落ち着いたところで、情報の確認を始める。
「難しいところだな」
魔王に関する話を聞いたアルフレッドは、口元に手を当てて呻くように言った。どうやら状態異常は解除されたようだ。
「アルフレッド殿下?」
魔王システムを廃止するための方法を共に考えてくれると思っていた雪乃は、アルフレッドの言葉に、信じられないとばかりに声を上げた。
しかしアルフレッドに動揺する様子はない。
「一人の女性を犠牲にすることは確かに心苦しいが、戦が起これば何千、何万、それ以上の命が失われることもある。それがたった一人の犠牲で終わらせることができるのならば、施政者としてはそちらを選ぶ」
はっきりと断言した。
当然ながらダルクの目に剣呑な色が浮かび、アルフレッドに向けて遠慮のない殺気を放ち始める。
「ダルクさん、落ち着いてください! 暴走は駄目です」
慌てて雪乃が止めて最悪の事態は回避できたが、ダルクの機嫌は直らない。
「駄目よ、ダルク。落ち着きなさい」
「はい、母上」
しかしローズマリナが声を掛ければ、素直に殺気を引っ込めておとなしくなった。
「うう……。どうして私の周りはこう……」
雪乃は口葉をへの字にして嘆いた。
ノムルがそばにいなくても、彼に代わって暴走する危険人物が現れる運命のようだ。
「それで、ローズマリナ嬢が本物の聖女だと聞いたが?」
昨日の話はナルツからすでに聞いていたのだろう。アルフレッドは単刀直入に問うた。部屋に入ってきたときの、やつれた様子は消えている。鋭く光る眼差しが戻っていた。
「そのとおりだ。母上に間違いない」
ぶすりと不機嫌な声で答えるダルクに、アルフレッドは眉をひそめる。
「ではなぜ、ノムル・クラウが魔王となった?」
ズバッと突いてきた。
「知るか」
素気無く払い落とされたようだ。
「ダルク、ノムル様が魔王になってしまった理由に、心当たりはないかしら?」
ダルクにつかまれていない左手を頬に添え、ローズマリナは困ったように眉を下げる。
「はい、母上。あの悪魔みたいな人間は一度赤玉に触れて悪意とつながったので、悪意を受け入れる意思を示せばいつでも取り込める状態だったのでしょう。悪魔の目的までは知りません」
あっさり答えた。
見事なまでの変わり身に、アルフレッドの目が虚ろになっている。
「それって、聖女の魂に契約させる必要があったの?」
ムダイは呆れたように問う。
どう答えるべきかと悩む雪乃に、助け舟を出したのはマグレーンだった。
「ユキノちゃんはすでに、闇死病の治療法を伝え、ヤナの町で封じ込めることに成功しています。その他にも非公式ですが、ドューワ国の眠り病、そして融筋病をも快癒させています」
アルフレッドの目がしっかりと開く。一瞬だけ驚いたように見えたが、すぐに思い出したように頷いた。マグレーンは説明を続ける。
「彼女はノムル様のことがなくても、この世界にとって大切な存在です。けれどその価値を知られれば、欲に駆られた人間たちに狙われることになるでしょう。彼女の庇護者であるノムル・クラウが側にいない今、彼女の情報はなるべく秘匿すべきかと思います」
アルフレッドの眼差しは、マグレーンの言葉を正しく理解し鋭く細まった。
「まったく、我々がいかに愚かで浅慮だったかを思い知らされるようだ。魔物と呼び、悪だと決め付けて討伐していた相手が、人間を救う多くの知識を持っていたのだからな」
目頭を摘まむように押さえて、アルフレッドは俯いた。
動かなくなってしまったアルフレッドの旋毛を見つめていた雪乃たちは、互いに視線を見交わす。とりあえず疲労を取り除けば頭も冴えて復活するだろうと、作ってきた薬を二包み、それぞれ新しい湯飲みに入れた。
ティーセットの乗った台車には、IHヒーターのような薄い板が乗っていて、その上のポットはお湯が一定温度に保たれている。
熱々のお湯を注いで三分ほど待ち、しっかり湯に成分が溶けたところで、視線を受けた雪乃が代表してアルフレッドに声を掛けた。
「殿下、薬湯です。どうぞ」
「ああ、すまない。眠っていたようだ」
雪乃たちは反応に窮する。動かなくなっていたのは考え込んでいたわけではなく、睡魔に負けたからだったようだ。かなり限界が近いようである。
「まずは私が飲みます」
毒見のため、二つの湯飲みの内一つをアルフレッドに選ばせてから、残りの湯飲みを手に取ったマグレーンは薬湯をすする。無言の時が経った後、ぷるぷると震えだした。
何か不具合があったのかと、雪乃はわたわたと慌てふためき、他の面々はマグレーンに注目する。
「知っていたけど、本当に凄い効き目だよね。研究所の努力はなんだったのか、本当に悲しくなってくるよ」
薬に問題があったわけではなく、マグレーンの心の問題だったようだ。ややこしい反応をと、全員の目に険が宿る。だが害はないと判明したところで、今度はアルフレッドが薬湯をすすった。
咽仏が揺れ、食道を流れ落ちていく。虚ろだった眼がむきっと剥き出し、出目金状態で残りのお茶を一気にすする。
火傷をしないかと、雪乃ははらはらしたのだが、アルフレッドはだんっと音を立てて空になった湯飲みをテーブルに置くと、ぶるりと震えた。
皇族らしからぬ作法を無視した所作に、一同、何事かと目が点になって凝視する。顔を伏せたままのアルフレッドの肩は、ぷるぷると震えていた。
「なんだ、これは? 私の忍耐はなんだったのだ?」
くつくつと、笑い声まで漏れ出てきた。
「で、殿下?」
雪乃は隣に座るカイにしがみ付き、アルフレッドの異常行動を怯えながら窺う。
突然がばりと顔を上げたかと思えば、
「これがあれば、まだまだ徹夜で政務をこなせる!」
と、雄叫びを上げた。
廃人一歩手前まで追い込まれていた彼は一瞬にして回復したことにより、テンションがおかしなことになってしまったようだ。
「いえ、寝てください」
焦点を手放しながらも、雪乃は冷静につっこむ。
どうやらアルフレッド殿下は日本人社会でもやっていけそうな、社畜魂の持ち主だったようだ。
アルフレッドが落ち着いたところで、情報の確認を始める。
「難しいところだな」
魔王に関する話を聞いたアルフレッドは、口元に手を当てて呻くように言った。どうやら状態異常は解除されたようだ。
「アルフレッド殿下?」
魔王システムを廃止するための方法を共に考えてくれると思っていた雪乃は、アルフレッドの言葉に、信じられないとばかりに声を上げた。
しかしアルフレッドに動揺する様子はない。
「一人の女性を犠牲にすることは確かに心苦しいが、戦が起これば何千、何万、それ以上の命が失われることもある。それがたった一人の犠牲で終わらせることができるのならば、施政者としてはそちらを選ぶ」
はっきりと断言した。
当然ながらダルクの目に剣呑な色が浮かび、アルフレッドに向けて遠慮のない殺気を放ち始める。
「ダルクさん、落ち着いてください! 暴走は駄目です」
慌てて雪乃が止めて最悪の事態は回避できたが、ダルクの機嫌は直らない。
「駄目よ、ダルク。落ち着きなさい」
「はい、母上」
しかしローズマリナが声を掛ければ、素直に殺気を引っ込めておとなしくなった。
「うう……。どうして私の周りはこう……」
雪乃は口葉をへの字にして嘆いた。
ノムルがそばにいなくても、彼に代わって暴走する危険人物が現れる運命のようだ。
「それで、ローズマリナ嬢が本物の聖女だと聞いたが?」
昨日の話はナルツからすでに聞いていたのだろう。アルフレッドは単刀直入に問うた。部屋に入ってきたときの、やつれた様子は消えている。鋭く光る眼差しが戻っていた。
「そのとおりだ。母上に間違いない」
ぶすりと不機嫌な声で答えるダルクに、アルフレッドは眉をひそめる。
「ではなぜ、ノムル・クラウが魔王となった?」
ズバッと突いてきた。
「知るか」
素気無く払い落とされたようだ。
「ダルク、ノムル様が魔王になってしまった理由に、心当たりはないかしら?」
ダルクにつかまれていない左手を頬に添え、ローズマリナは困ったように眉を下げる。
「はい、母上。あの悪魔みたいな人間は一度赤玉に触れて悪意とつながったので、悪意を受け入れる意思を示せばいつでも取り込める状態だったのでしょう。悪魔の目的までは知りません」
あっさり答えた。
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