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魔王復活編
388.もし千年後も繰り返されるのなら
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「望む者が現れなかった場合に、悪意が世界を覆ってしまうという可能性を考えれば、受け皿をあらかじめ指定しておくことは有効な手段だろう。しかしその仕組みが分かっているのならば、今後の対策ができるかもしれない」
真剣な眼差しで、アルフレッドはローズマリナを見る。静かに見つめ合う二人を中心に、緊張で空気が重くなっていく。
ふっと、ローズマリナが空気を揺らした。その表情は穏やかで、口元には弧が描かれている。
「もし千年後も繰り返されるのなら、悪意のことを教えていただけるようにしてほしいですわね」
「あなたが悪意に狙われることを防ぐのではなく?」
疑念を感じた眉が微かに上下し、アルフレッドはローズマリナを探るように見る。
「何も知らないまま自分が変わっていき、誰かを傷付けるなんて耐えられませんわ。それに誰かが引き受けなければならないのなら、私は引き受けてしまうと思うのです」
「ローズマリナさん?!」
「ローズ?!」
「母上?!」
雪乃、ナルツ、ダルク、三人の悲鳴に似た声が重なる。驚いたように目を丸くしたローズマリナは、すぐに優しく目尻を下げた。
「ありがとう。こんなに私のことを思ってくれる人たちがいて、私は幸せね。それだけで充分よ」
一点の曇りもない慈愛に満ちた笑みを浮かべる彼女は、確かに聖女なのだろうと、その場にいた人々は思ったのだった。
そんな中、雪乃は一人うつむき考える。
ローズマリナが聖女であり、彼女が魔王となると決まっていたのであれば、なぜ雪乃はこの世界に呼ばれたのか。なぜ、定期的に魔王へのお誘いカードが届いていたのか。
ここで全てを話せば、皆が知恵を貸してくれるだろう。だが樹人という正体をばらしたとはいえ、魔王候補だったことまで伝える勇気はなかった。
ぎゅっと小枝を握り締めた雪乃の樹頂に、ぬくもりが伝う。顔を上げると、カイが少しだけ首を傾け、雪乃の頭を撫でた。
「魔王についての話は大体理解したが、魔物がどういった存在かも知っているのか?」
思考を整理したアルフレッドは、ダルクの威圧に萎縮することなく話を推し進める。
アルフレッドの問いかけに、ダルクは答えない。間にローズマリナが入り、答えさせた。
「精霊たちが獣たちに宿ったものです、母上。人間どもの暴虐無尽から森や世界を守るため、人間を優先的に攻撃している者もいるようですね」
「精霊が? 精霊は人の味方ではないのか?」
思わず口にしたアルフレッドだったが、カイの話も思い出し、口元を手で隠してつぐんだ。視線が斜め下へと落ち、苦しげに顔を歪めていく。
魔物は人間以外の『人』にとっては、他の獣と然して変わらない。人間だけが魔物の脅威にさらされている。それが魔物に対する接し方からくる影響なのか、本当に人間だけに攻撃的なのかは、まだ検証できていないが。
それを抜きにしても、魔法を使えない者が存在するのは人間だけであり、人間以外の『人』は皆魔法を使えるという事実が、アルフレッドに重く圧し掛かってくる。
魔法は人が持つ魔力を精霊たちが変換し、発現する。すなわち、人間だけが精霊に拒絶されている。
「我々は――人間はどうすればいい?」
苦悶をにじませながら、彼は誰にともなく問いかけた。
それに答えたのは、ダルクだった。
「知るか」
吐き捨てるように言い放つ。
眉間に幾つもの皺が寄り、不快そうだ。ソファの背もたれに右肘を乗せ足も組み、敬意の欠片も無い。
彼のアルフレッドを見る目には、蔑みの色が濃くにじんでいた。
アルフレッドはまぶたを落とし、沈黙する。数分して気持ちも落ち着いたのだろう。目を開けたときには以前と同じ、迷いのない真っ直ぐな光を宿していた。
「自分が聖女だと名乗っていた女がいる。ダルク殿に確認していただいても良いだろうか?」
思わぬ提案に、ダルクは疑わしげに眉根を寄せる。
「母上ならここにおられる。何の茶番だ?」
怒りに漏れ出したダルクの魔力が、黒い火花となって部屋のあちらこちらでぱちぱちと音を立てる。ナルツはアルフレッドを庇うように前に出、雪乃はダルクの服を引っ張って押さえる。
「落ち着いてください。相手は王太子殿下ですから」
とそこへ、聖女の一声。
「ダルク、駄目よ?」
「はい、母上」
笑み崩れるダルクに、ダルクとローズマリナを除く面々は、光を失った虚無の眼差しを向けた。
そんなこんなの一悶着の後、アルフレッドが手配し、ダルクとユリアの面会許可が下りた。
精神的に不安定なユリアの下に大勢で押しかける訳にもいかないため、ダルクの他にはムダイのみが同行する。
ムダイは情報を引き出すために、何度かユリアと面会をしていて、彼女はすっかり気を許しているらしい。ついでにもしダルクが暴走したとしても、ムダイならば止められるだろうということで選出された。
雪乃とアルフレッド、ナルツの三人は、ユリアが幽閉されている部屋の隣にある、監視用の部屋に入り様子を窺うことにする。ローズマリナとカイ、マグレーンは、そのまま応接室で待機だ。
マジックミラーのような壁で隔てられた部屋に入ると、ユリアの部屋の様子が丸見えだった。彼女はシンプルな寝台の上に寝転がっていた。
「女の子の生活を盗み見るとは、あまり良い気がしません」
雪乃もまた女の子である。知らぬ間に男たちに観察されているユリアの心中を考えると、不快感が湧いてくる。
「普段は鍵を掛けて出入りできないようにしている。彼女の立場を考えれば、これでもずいぶんと優遇しているつもりだが?」
アルフレッドは心外だとばかりに眉をしかめる。
ユリアの部屋は、木製の寝台やテーブル、椅子など、必要最低限の物は揃っていた。アルフレッドとの談話で使用した部屋に比べれば数段劣るが、庶民の部屋よりもずっと広くて家具の質も良い。
監視や軟禁状態であることを除けば、過ごしやすそうな環境だ。
気になる点といえば、扉側から二メートルほどの距離に、鉄格子がはまっていることか。白く塗られて装飾も施されているため圧迫感は少なそうだが、精神的にはきついかもしれない。
監視用の部屋の様子や音は、ユリアの部屋からは見ることも聞くこともできない。警備の騎士が部屋に設置されている魔法道具に触れると、ユリアの独り言が聞こえてきた。
真剣な眼差しで、アルフレッドはローズマリナを見る。静かに見つめ合う二人を中心に、緊張で空気が重くなっていく。
ふっと、ローズマリナが空気を揺らした。その表情は穏やかで、口元には弧が描かれている。
「もし千年後も繰り返されるのなら、悪意のことを教えていただけるようにしてほしいですわね」
「あなたが悪意に狙われることを防ぐのではなく?」
疑念を感じた眉が微かに上下し、アルフレッドはローズマリナを探るように見る。
「何も知らないまま自分が変わっていき、誰かを傷付けるなんて耐えられませんわ。それに誰かが引き受けなければならないのなら、私は引き受けてしまうと思うのです」
「ローズマリナさん?!」
「ローズ?!」
「母上?!」
雪乃、ナルツ、ダルク、三人の悲鳴に似た声が重なる。驚いたように目を丸くしたローズマリナは、すぐに優しく目尻を下げた。
「ありがとう。こんなに私のことを思ってくれる人たちがいて、私は幸せね。それだけで充分よ」
一点の曇りもない慈愛に満ちた笑みを浮かべる彼女は、確かに聖女なのだろうと、その場にいた人々は思ったのだった。
そんな中、雪乃は一人うつむき考える。
ローズマリナが聖女であり、彼女が魔王となると決まっていたのであれば、なぜ雪乃はこの世界に呼ばれたのか。なぜ、定期的に魔王へのお誘いカードが届いていたのか。
ここで全てを話せば、皆が知恵を貸してくれるだろう。だが樹人という正体をばらしたとはいえ、魔王候補だったことまで伝える勇気はなかった。
ぎゅっと小枝を握り締めた雪乃の樹頂に、ぬくもりが伝う。顔を上げると、カイが少しだけ首を傾け、雪乃の頭を撫でた。
「魔王についての話は大体理解したが、魔物がどういった存在かも知っているのか?」
思考を整理したアルフレッドは、ダルクの威圧に萎縮することなく話を推し進める。
アルフレッドの問いかけに、ダルクは答えない。間にローズマリナが入り、答えさせた。
「精霊たちが獣たちに宿ったものです、母上。人間どもの暴虐無尽から森や世界を守るため、人間を優先的に攻撃している者もいるようですね」
「精霊が? 精霊は人の味方ではないのか?」
思わず口にしたアルフレッドだったが、カイの話も思い出し、口元を手で隠してつぐんだ。視線が斜め下へと落ち、苦しげに顔を歪めていく。
魔物は人間以外の『人』にとっては、他の獣と然して変わらない。人間だけが魔物の脅威にさらされている。それが魔物に対する接し方からくる影響なのか、本当に人間だけに攻撃的なのかは、まだ検証できていないが。
それを抜きにしても、魔法を使えない者が存在するのは人間だけであり、人間以外の『人』は皆魔法を使えるという事実が、アルフレッドに重く圧し掛かってくる。
魔法は人が持つ魔力を精霊たちが変換し、発現する。すなわち、人間だけが精霊に拒絶されている。
「我々は――人間はどうすればいい?」
苦悶をにじませながら、彼は誰にともなく問いかけた。
それに答えたのは、ダルクだった。
「知るか」
吐き捨てるように言い放つ。
眉間に幾つもの皺が寄り、不快そうだ。ソファの背もたれに右肘を乗せ足も組み、敬意の欠片も無い。
彼のアルフレッドを見る目には、蔑みの色が濃くにじんでいた。
アルフレッドはまぶたを落とし、沈黙する。数分して気持ちも落ち着いたのだろう。目を開けたときには以前と同じ、迷いのない真っ直ぐな光を宿していた。
「自分が聖女だと名乗っていた女がいる。ダルク殿に確認していただいても良いだろうか?」
思わぬ提案に、ダルクは疑わしげに眉根を寄せる。
「母上ならここにおられる。何の茶番だ?」
怒りに漏れ出したダルクの魔力が、黒い火花となって部屋のあちらこちらでぱちぱちと音を立てる。ナルツはアルフレッドを庇うように前に出、雪乃はダルクの服を引っ張って押さえる。
「落ち着いてください。相手は王太子殿下ですから」
とそこへ、聖女の一声。
「ダルク、駄目よ?」
「はい、母上」
笑み崩れるダルクに、ダルクとローズマリナを除く面々は、光を失った虚無の眼差しを向けた。
そんなこんなの一悶着の後、アルフレッドが手配し、ダルクとユリアの面会許可が下りた。
精神的に不安定なユリアの下に大勢で押しかける訳にもいかないため、ダルクの他にはムダイのみが同行する。
ムダイは情報を引き出すために、何度かユリアと面会をしていて、彼女はすっかり気を許しているらしい。ついでにもしダルクが暴走したとしても、ムダイならば止められるだろうということで選出された。
雪乃とアルフレッド、ナルツの三人は、ユリアが幽閉されている部屋の隣にある、監視用の部屋に入り様子を窺うことにする。ローズマリナとカイ、マグレーンは、そのまま応接室で待機だ。
マジックミラーのような壁で隔てられた部屋に入ると、ユリアの部屋の様子が丸見えだった。彼女はシンプルな寝台の上に寝転がっていた。
「女の子の生活を盗み見るとは、あまり良い気がしません」
雪乃もまた女の子である。知らぬ間に男たちに観察されているユリアの心中を考えると、不快感が湧いてくる。
「普段は鍵を掛けて出入りできないようにしている。彼女の立場を考えれば、これでもずいぶんと優遇しているつもりだが?」
アルフレッドは心外だとばかりに眉をしかめる。
ユリアの部屋は、木製の寝台やテーブル、椅子など、必要最低限の物は揃っていた。アルフレッドとの談話で使用した部屋に比べれば数段劣るが、庶民の部屋よりもずっと広くて家具の質も良い。
監視や軟禁状態であることを除けば、過ごしやすそうな環境だ。
気になる点といえば、扉側から二メートルほどの距離に、鉄格子がはまっていることか。白く塗られて装飾も施されているため圧迫感は少なそうだが、精神的にはきついかもしれない。
監視用の部屋の様子や音は、ユリアの部屋からは見ることも聞くこともできない。警備の騎士が部屋に設置されている魔法道具に触れると、ユリアの独り言が聞こえてきた。
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