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【27】ショールとウズ
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「え、それじゃあショールって人が、あのウズだったの?」
翌日の昼、帰宅途中の馬車で、隣り合ったヘリオスから昨夜の報告を聞いた。
再会を喜び合った後、幼少期の思い出と共に、生家を案内されたセレーネ。母と兄は常に近くにいたが、ヘリオスと父はずっと何やら話し込んでいた。
思い出話が尽きず、泊まっていく話になった時は反対されるかと思ったが、父と話があると言って快諾したヘリオスは、夕食後もずっと父と話し込んでいた。
馬車が走ってしばらくしたタイミングで、セレーネから切り出したらそんな答えが返ってきて、目を丸くしているという訳だ。
素顔を見たのは一瞬の事。同一人物だったかどうか、セレーネはもう思い出せない。
父との話し合いで、ダチュラとロート、それにビンカはパラキート・ミルテの出身だと結論づいたようだ。
ヘリオスの耳に入っていた噂も、キャラウェイ家の使用人であるショールが流していたのだと判明した。屋敷の使用人が、さも心配そうに雇い主の事を話していたら、事情を知らない領民は素直に信じる事だろう。
ウズ……ショールがどのようにして他領の者と繋がったのかは不明だが、動機だけは推察できるとヘリオスは言う。
セレーネの体液が欲しかったのだとすると、魔術的な使用が濃厚であり、入れ替わったセレーネを取り戻したかったのだろうと推察された。
父の話によると、心を閉ざしたセレーネが唯一話すことのできた人間だと言う。
使用人と結婚させるわけにもいかず、さりとて強く反対もできずにいたところに、兼ねてから約束のあったヘリオスから、催促の連絡があったようだ。
ショールの落ち込みは激しく、身分違いの恋に絶望して、セレーネの自室に通って過ごす毎日だったと父から聞いたようだ。
仕方なかったとはいえ、強引に引き離した事には違いないため、セレーネの部屋に入り浸るショールを黙認していた。
ところが、ここ一ヶ月、ショールは姿を消していたと言う。
「我々がキャラウェイ家を訪れる前日に、ふらっと戻ってきたようですよ」
すでに訪問することは伝えてあったようで、父はかなり驚いたらしい。
「他領の三人には、ミルテを手に入れるための鍵だと言って唆したのでしょうが、本当の目的は入れ替わる前のセレーネだったのでしょうね。あの者から見れば、別の見知らぬ人物が、愛しい女の体を乗っ取ったように見えた事でしょう」
セレーネは頷いてから、悲しげに顔を歪めた。
「いっそ、あの方があちらに行くことができればいいのに」
「そうですね……あなたにした事については許し難いことですが、同情できなくもありません。いつか目の前に現れたら、協力を申し出ようと思います」
驚いた顔のセレーネはヘリオスを見て言った。
「そんなことができるの?」
「繋がりをどれほど見つけられるかで、可能性の大きさは変わりますが……しつこくあなたを狙われるくらいなら、全力であちらの世界へ送りますよ」
強くなった目力から、視線を逸らしたセレーネ。
嬉しいような怖いような、どう解釈していいのか分からない自分の感情からも目を背けるべく、千紗の世界に意識を向ける。
「向こうに残してきた両親の事、心配だったんだけど……考えてみればセレーネ……いえ、千紗の本当の両親なのよね」
千紗も本当の両親だと実感すれば、あの人達を大切にしてくれるだろう。
もう名前も思い出せないあちらの両親。千紗という名前もいつまで覚えていられるか不明だ。
それでもと揺れる車内でヘリオスに身を寄せる。
「あなたと出会う事ができて良かった。たとえ新婚当初が別人で、私にその記憶がなくても、あなたが私を諦めないでいてくれた事で、今こうしていられる」
そう言うと、肩にヘリオスの手が添えられる。
じんわり暖かいその手を感じながら、セレーネはそっと目を閉じた。
キケマンの別邸からオーニソガラムの本邸に戻ってきて数日が過ぎた。
その日セレーネは、夕食の後に用事があると言われ、早々に二人の寝室ヘ戻ってきた。
「これをあなたに」
そう言ったヘリオスから受け取ったのは指輪だった。
「わたしの魔力を込めた指輪です。もう攫われることはないでしょうが、あなたの居場所がわかる魔法を込めています」
ヘリオスの手から離れたそれは金の色を失うと白くなり、小さな箱の中で淡い光沢を湛えていた。
「ありがとう、ヘリオス」
そっと指にとって自ら嵌める。その時、指輪の異変に気がついた。
「えっ?」
じわじわと銀色に染まる指輪。
「やはり……」
ヘリオスの声に、一瞬顔を上げた。しかしすぐ指輪に視線を戻す。
「銀に……完全に染まった」
「あなたに魔力が戻りつつある、ということですよ、セレーネ」
驚いて言葉が出ない。
「これで、あなたもわたしの居場所がわかるようになりましたね」
さらに驚いてヘリオスを見た。
「今は近くにいるので分からないでしょう。明日にでも、離れたら試してみてください。わたしがどこにいるのか、あなたなら分かるはずです」
指輪に視線を戻してじっと見つめる。
じんわりと心の奥底が温かくなるのを感じた。
「ヘリオス……ありがとう」
「感謝したいのはわたしです。こちらの世界に戻ってきてくれて……ありがとうございます」
ヘリオスの言葉にじわっと涙が滲んだ。
「セレーネ」
背後から腕が回ってくる。
「日に日に愛しさが増します。あなたは罪作りな妻です」
「それは……私の台詞だわ……」
涙目のまま、頬を染めて言うセレーネの額に、ヘリオスの唇が押し当てられる。
「今日は契約の日です。ご存じでしたか?」
「契約の日って……もう更新したからそんなのは……」
ないと最後まで言えずに唇が塞がれた。ヘリオスの舌が口腔内に侵入してきて、くまなく探索してから離れる。
「もう破棄した前の契約の日ですが、元々特別な日を設定していたのです」
「どう特別なの?」
「あなたと出会った日です、セレーネ。だから、手加減なしで朝まで抱きたい。ねえ……セレーネ。許可してください」
「そ……んな……恥ずかしい事……」
その反応にヘリオスが小さく笑う。
「恥ずかしいなんて考える余裕、すぐになくなりますよ」
そう言った直後、セレーネの首筋にヘリオスの唇が押し付けられる。
吸い上げられ、花びらを散らしながら下がっていく唇と共に、体がベッドに横たえられる。
朝までの事を考えると、ぎゅっと下腹部が収縮して痛いほどだ。
「あ……ヘリオス」
自分のものとは思えぬほど甘い声が溢れた。
くちゅっと音がして、ヘリオスの指が下の割れ目に侵入している。
「んん……」
じんと痺れるような感覚にしばし身を委ねていると、唐突に体の中心に力が入る。
「あ……だめ……ヘリオス……いき……そう」
その言葉を受けて、ヘリオスの指が動きを早めた。
「そんな……まだ……何も……待って……あっ……あぁ!」
小さく痙攣したセレーネは、ヘリオスの片腕にしがみついて収まるのを待った。
「感度が良くなっていますね。一晩で何度いけるのか楽しみです」
「や……そんな……」
講義しようとしたセレーネは、ヘリオスの指が動きを再開したことによって言葉を失った。
「私だけ気持ちよくなるなんて、嫌……」
体をぴくつかせながら、そろりとヘリオスの方へ腕を伸ばす。下につぅっと移動させると、硬くて熱い部分に触れた。
「初めてだから、痛かったら言ってね?」
ヘリオスの指から逃れるように体を起こし、唇をそこに近づける。
先端に唇でそっと触れると、ヘリオスがぴくりと反応した。
ちろりと舌を出すと、すべすべしたそこを舐め上げた。
翌日の昼、帰宅途中の馬車で、隣り合ったヘリオスから昨夜の報告を聞いた。
再会を喜び合った後、幼少期の思い出と共に、生家を案内されたセレーネ。母と兄は常に近くにいたが、ヘリオスと父はずっと何やら話し込んでいた。
思い出話が尽きず、泊まっていく話になった時は反対されるかと思ったが、父と話があると言って快諾したヘリオスは、夕食後もずっと父と話し込んでいた。
馬車が走ってしばらくしたタイミングで、セレーネから切り出したらそんな答えが返ってきて、目を丸くしているという訳だ。
素顔を見たのは一瞬の事。同一人物だったかどうか、セレーネはもう思い出せない。
父との話し合いで、ダチュラとロート、それにビンカはパラキート・ミルテの出身だと結論づいたようだ。
ヘリオスの耳に入っていた噂も、キャラウェイ家の使用人であるショールが流していたのだと判明した。屋敷の使用人が、さも心配そうに雇い主の事を話していたら、事情を知らない領民は素直に信じる事だろう。
ウズ……ショールがどのようにして他領の者と繋がったのかは不明だが、動機だけは推察できるとヘリオスは言う。
セレーネの体液が欲しかったのだとすると、魔術的な使用が濃厚であり、入れ替わったセレーネを取り戻したかったのだろうと推察された。
父の話によると、心を閉ざしたセレーネが唯一話すことのできた人間だと言う。
使用人と結婚させるわけにもいかず、さりとて強く反対もできずにいたところに、兼ねてから約束のあったヘリオスから、催促の連絡があったようだ。
ショールの落ち込みは激しく、身分違いの恋に絶望して、セレーネの自室に通って過ごす毎日だったと父から聞いたようだ。
仕方なかったとはいえ、強引に引き離した事には違いないため、セレーネの部屋に入り浸るショールを黙認していた。
ところが、ここ一ヶ月、ショールは姿を消していたと言う。
「我々がキャラウェイ家を訪れる前日に、ふらっと戻ってきたようですよ」
すでに訪問することは伝えてあったようで、父はかなり驚いたらしい。
「他領の三人には、ミルテを手に入れるための鍵だと言って唆したのでしょうが、本当の目的は入れ替わる前のセレーネだったのでしょうね。あの者から見れば、別の見知らぬ人物が、愛しい女の体を乗っ取ったように見えた事でしょう」
セレーネは頷いてから、悲しげに顔を歪めた。
「いっそ、あの方があちらに行くことができればいいのに」
「そうですね……あなたにした事については許し難いことですが、同情できなくもありません。いつか目の前に現れたら、協力を申し出ようと思います」
驚いた顔のセレーネはヘリオスを見て言った。
「そんなことができるの?」
「繋がりをどれほど見つけられるかで、可能性の大きさは変わりますが……しつこくあなたを狙われるくらいなら、全力であちらの世界へ送りますよ」
強くなった目力から、視線を逸らしたセレーネ。
嬉しいような怖いような、どう解釈していいのか分からない自分の感情からも目を背けるべく、千紗の世界に意識を向ける。
「向こうに残してきた両親の事、心配だったんだけど……考えてみればセレーネ……いえ、千紗の本当の両親なのよね」
千紗も本当の両親だと実感すれば、あの人達を大切にしてくれるだろう。
もう名前も思い出せないあちらの両親。千紗という名前もいつまで覚えていられるか不明だ。
それでもと揺れる車内でヘリオスに身を寄せる。
「あなたと出会う事ができて良かった。たとえ新婚当初が別人で、私にその記憶がなくても、あなたが私を諦めないでいてくれた事で、今こうしていられる」
そう言うと、肩にヘリオスの手が添えられる。
じんわり暖かいその手を感じながら、セレーネはそっと目を閉じた。
キケマンの別邸からオーニソガラムの本邸に戻ってきて数日が過ぎた。
その日セレーネは、夕食の後に用事があると言われ、早々に二人の寝室ヘ戻ってきた。
「これをあなたに」
そう言ったヘリオスから受け取ったのは指輪だった。
「わたしの魔力を込めた指輪です。もう攫われることはないでしょうが、あなたの居場所がわかる魔法を込めています」
ヘリオスの手から離れたそれは金の色を失うと白くなり、小さな箱の中で淡い光沢を湛えていた。
「ありがとう、ヘリオス」
そっと指にとって自ら嵌める。その時、指輪の異変に気がついた。
「えっ?」
じわじわと銀色に染まる指輪。
「やはり……」
ヘリオスの声に、一瞬顔を上げた。しかしすぐ指輪に視線を戻す。
「銀に……完全に染まった」
「あなたに魔力が戻りつつある、ということですよ、セレーネ」
驚いて言葉が出ない。
「これで、あなたもわたしの居場所がわかるようになりましたね」
さらに驚いてヘリオスを見た。
「今は近くにいるので分からないでしょう。明日にでも、離れたら試してみてください。わたしがどこにいるのか、あなたなら分かるはずです」
指輪に視線を戻してじっと見つめる。
じんわりと心の奥底が温かくなるのを感じた。
「ヘリオス……ありがとう」
「感謝したいのはわたしです。こちらの世界に戻ってきてくれて……ありがとうございます」
ヘリオスの言葉にじわっと涙が滲んだ。
「セレーネ」
背後から腕が回ってくる。
「日に日に愛しさが増します。あなたは罪作りな妻です」
「それは……私の台詞だわ……」
涙目のまま、頬を染めて言うセレーネの額に、ヘリオスの唇が押し当てられる。
「今日は契約の日です。ご存じでしたか?」
「契約の日って……もう更新したからそんなのは……」
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「どう特別なの?」
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「そ……んな……恥ずかしい事……」
その反応にヘリオスが小さく笑う。
「恥ずかしいなんて考える余裕、すぐになくなりますよ」
そう言った直後、セレーネの首筋にヘリオスの唇が押し付けられる。
吸い上げられ、花びらを散らしながら下がっていく唇と共に、体がベッドに横たえられる。
朝までの事を考えると、ぎゅっと下腹部が収縮して痛いほどだ。
「あ……ヘリオス」
自分のものとは思えぬほど甘い声が溢れた。
くちゅっと音がして、ヘリオスの指が下の割れ目に侵入している。
「んん……」
じんと痺れるような感覚にしばし身を委ねていると、唐突に体の中心に力が入る。
「あ……だめ……ヘリオス……いき……そう」
その言葉を受けて、ヘリオスの指が動きを早めた。
「そんな……まだ……何も……待って……あっ……あぁ!」
小さく痙攣したセレーネは、ヘリオスの片腕にしがみついて収まるのを待った。
「感度が良くなっていますね。一晩で何度いけるのか楽しみです」
「や……そんな……」
講義しようとしたセレーネは、ヘリオスの指が動きを再開したことによって言葉を失った。
「私だけ気持ちよくなるなんて、嫌……」
体をぴくつかせながら、そろりとヘリオスの方へ腕を伸ばす。下につぅっと移動させると、硬くて熱い部分に触れた。
「初めてだから、痛かったら言ってね?」
ヘリオスの指から逃れるように体を起こし、唇をそこに近づける。
先端に唇でそっと触れると、ヘリオスがぴくりと反応した。
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