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プロポーズ!
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加戸は、伽耶が就職を決め、看護師免許のために働きながら勉強するのを邪魔しないようにしながらも、時々二人でお茶をしたりご飯を食べに行ったりするようになっていた。
「伽耶…。それってデートじゃないの?」
冴は伽耶とカフェでケーキを食べながら話していた。
「ん?ん~…。どうなんだろうね~」
「だってさ、加戸さん彼女いないんでしょ?」
「らしいね…」
「らしいねじゃなくてさ!も~、じれったいなぁ…」
伽耶は無言でカフェラテを飲んでいた。そんなこと言ったって、微妙なんだもの…。
「キスくらいした?」
「ぶはっ!な、何言ってんの!」
伽耶は頭の中でこの前の帰り際を思い出していた。加戸はじゃあねと言った瞬間、おでこにキスして逃げるように帰って行ったのだ。
「あれは…。それになるのかな?」
「あれとかそれって何~?」
冴がニヤニヤしながら伽耶を見ている。
「何でもない!」
「え~…」
「ほんとに!」
私の方が聞きたいくらいだもん!
冴の質問攻撃をかわしながら、話はお互いの将来の仕事のことになっていった。冴は外国語教育を学んでいて、通訳の仕事に就きたいなどと夢を語っていて、二人はそれぞれ自分の夢に向かって輝いていた。
「冴…。ほんとに冴と友達でよかった。高校だって卒業出来たのも冴のお父さんが学費貸してくれたからだし、あの時もずっと一緒にいてくれたから私…」
「伽耶。もう頑張ったから忘れちゃおうよ!私達には輝く未来があるんだぞ(笑)」
ちょっとだけ浮かんだ涙も、目を輝かせる潤いに変えて伽耶も笑った。
「そうだね!がんばろっ(笑)」
「恋の方もね♡」
「ハイハイ(笑)」
冴が伽耶の顔をのぞき込んで、うんうん頷いていた。その調子だよって言ってるみたいに。
「諒!元気か?」
周作が朝から気持ち悪いくらいの笑顔でやって来た。
「おはよ…。元気だよ。何だよニヤニヤして」
「ニヤニヤとは失礼だな!それより…あの子とはどうなってるんだ?」
「あの子って?」
「とぼけんなよ!伽耶ちゃんに決まってんだろ」
めんどくせえなぁ…。
「うるせえなぁ…。たまにご飯食べに行くくらいだよ」
「デートか…。いいなぁ…」
「お前彼女いただろ」
「不規則な仕事のおかけで別れたよ」
「そりゃご愁傷様」
「俺のことはいいんだよ!どうすんだ?伽耶ちゃんのことは」
「ちゃんとするよ。お前、あの子がどんな目にあったか見てるだろ?おいそれとは手は出せないんだよ…」
「分かってるよ…。でもお前だったら伽耶ちゃん任せられるぞ?」
お前は伽耶の親なのか?全く他人事だからって楽しそうに…。
「俺だって怖いんだよ…。俺の気持ちを伝えたらどうなるんだろうって…」
周作が変な顔をして俺を見ている。
「何だよ」
「馬鹿か?お前は自分のことになると、てんでダメだな…」
「何が言いたいんだ?」
嫌味なくらいのデカいため息をつくと、
「好きでもない奴とめし食い行くか?あんな若くて可愛い子が」
「…。助けてもらったからってのは?」
「義理でそこまでするか?お前、もたもたしてるとよその若者にかっ攫われるぞ?」
「それはダメだ!」
やっとくすぶってた火がついたか…と周作は思った。それにしても、自分以外の人のことはよく見てるくせに、自分に関わる事にはほんとに鈍いな。
「じゃあ頑張るしかないな(笑)」
背中をバシッと叩かれて気合いが入った。よし、いっちょ頑張るか!
「加戸さ~ん!」
待ち合わせの駅前の噴水に伽耶が走ってやって来た。今日はかっちょいいレストラン行くから、気合い入れて来いよって言っておいたからか、いつもより大人びたワンピース姿だった。秋らしいワインカラーで上半身は体にフィットし、スカートはロングのフレア、細身で比較的背が高い伽耶にはよく似合っていた。
「加戸さん?この服ね、冴と一緒に探したの。かっちょいいレストランだったらこのくらいおしゃれしないと!って冴が選んでくれたの。…どうですか?」
耳にはパールのピアスがゆらゆらと揺れていた。
「加戸さん?」
いつもより綺麗だと見蕩れて、全く話が聞こえてなかった。
「あっ!ごめんごめん…。見違えたよ」
「それは良い方に?」
「そりゃそうでしょう!ありがとう、綺麗にしてきてくれて…」
伽耶は加戸がそんなこと言ってくれるのが初めてだったから、顔が熱くなってしまった。
「伽耶、顔真っ赤だぞ?」
「…。反則です!」
何が反則?褒めたからか?
「綺麗だから綺麗だって言ったんだ。素直に受け取りなさい!」
「はぁい…」
照れてたのが一変して、嬉しそうにニコニコした。
「よかった。がんばってきて…」
伽耶が小さくつぶやいた。
「ん?何?」
「何でもありません(笑)」
「じゃ、行きますか」
「はい」
加戸が伽耶を綺麗だと思った時、伽耶は伽耶で、加戸がいつものカジュアルな格好ではなく、すごく素敵なスーツ姿だったから、かっこいいなと見とれていた。
伽耶は、加戸が自分を助けてくれたからこうして会ってる訳じゃなかった。伽耶は優しくて、困ってる人を放っておけない加戸が大好きだった。
だから、こうしてちゃんとしたレストランに連れて行ってくれるようなデートらしいデートをしてくれてすごく嬉しくてワクワクしていた。
加戸が伽耶を連れてきたのは、カジュアルなフレンチレストランだった。前菜はエディブルフラワーがお花畑のように飾られた見た目も鮮やかなサラダが出てきた。マリネされたエビやホタテが入っていて、コンソメスープのゼリーがキラキラとちりばめられていた。
「綺麗すぎて食べるのもったいない…」
可愛らしい反応に、給仕をしてくれたお店の人も微笑んでいた。
「食べたらもっと感動するよ」
加戸も伽耶の反応に笑みがこぼれた。
「美味しい!どうやったらこんなに美味しくなるんだろう…」
「よかった…。まだ前菜でそんなに喜んでもらえるなんて、お店の人も嬉しいだろうね(笑)」
その後、舌平目の香草パン粉焼きや栗のポタージュ、デザートにフォンダンショコラと美味しい食事に会話も弾み、伽耶は職場での出来事や勉強の進捗の具合を楽しそうに話していた。加戸は楽しそうな伽耶を見て、今日渡そうと思って用意しているものを、ジャケットの胸ポケットに忍ばせていた。時々なにげない風に触れて、ちゃんとあることを確認していた。
食事が終わり、二人はお店を出て街をぶらぶら歩いていた。ちょうど街路樹が黄色く色づき始めた所で、秋らしい遠い青空にくっきりとした白い雲が浮かび、ポプラの黄色と相まって美しい季節が二人を祝福しているようだった。
「美味しかったです!」
伽耶は目を輝かせて嬉しそうに言った。
「でも…高かったんじゃないですか?」
心配する伽耶に、俺は大事に想ってる子を連れて行くんだから当たり前だよと思いながら言った。
「俺だってこのくらいは食べさせてあげられるんだよ(笑)」
「ありがとうございます(笑)ごちそうさまでした!」
加戸は伽耶の笑顔を見て、この子を幸せにする役目は俺であって欲しいと思った。
「伽耶…俺は」
「ん?加戸さん?」
見たことのないくらい緊張した様子の加戸を見て、伽耶も何事かと緊張していた。
「俺は伽耶が好きだ。伽耶を幸せにしたいと思ってる…」
「!」
最初はただただびっくりして、だんだん一番欲しかった言葉を大好きな人からもらえたことを実感して、伽耶は泣いてしまった。
ぽろぽろと零れ落ちる涙を見て、加戸は逆にダメだったか?と焦った。だが次の瞬間、伽耶が俺のジャケットの袖口を掴んできた。
「伽耶?」
名前をつぶやいた瞬間、伽耶のつむじが間近にあった。
気付いたら、伽耶は俺に抱きついて泣いていた。落ち着くまで形の良い頭を撫で続けた。
「大丈夫か?」
まだ言葉が出ない様子の伽耶は、涙を流しながらも顔は笑顔だった。こくこくと頷いて、俺の顔をジッと見つめた。
「ん…私、もう幸せです」
「まだ何もしてあげてないよ?」
伽耶は今まで見た中で一番輝いた笑顔を見せた。
「もう、してもらいました(笑)」
「何を?」
全然分からないと顔に書いてある加戸に、
「私が一番欲しかった言葉をくれたから…」と…。
も~!今ここで抱きしめたい所だが、さすがに恥ずかしい…。
心の中でもだえ苦しんでいたが、顔には出さなかった。渡したい物もあるけれど…。さて、俺は部屋に伽耶を入れて何もせずにいられるか?
「伽耶…。今から俺の家に来てくれるか?」
伽耶は一瞬驚いた様子だったが、頷いてくれた。
ここからは俺の理性にかかっている…。我慢できるな、俺よ…。
「伽耶…。それってデートじゃないの?」
冴は伽耶とカフェでケーキを食べながら話していた。
「ん?ん~…。どうなんだろうね~」
「だってさ、加戸さん彼女いないんでしょ?」
「らしいね…」
「らしいねじゃなくてさ!も~、じれったいなぁ…」
伽耶は無言でカフェラテを飲んでいた。そんなこと言ったって、微妙なんだもの…。
「キスくらいした?」
「ぶはっ!な、何言ってんの!」
伽耶は頭の中でこの前の帰り際を思い出していた。加戸はじゃあねと言った瞬間、おでこにキスして逃げるように帰って行ったのだ。
「あれは…。それになるのかな?」
「あれとかそれって何~?」
冴がニヤニヤしながら伽耶を見ている。
「何でもない!」
「え~…」
「ほんとに!」
私の方が聞きたいくらいだもん!
冴の質問攻撃をかわしながら、話はお互いの将来の仕事のことになっていった。冴は外国語教育を学んでいて、通訳の仕事に就きたいなどと夢を語っていて、二人はそれぞれ自分の夢に向かって輝いていた。
「冴…。ほんとに冴と友達でよかった。高校だって卒業出来たのも冴のお父さんが学費貸してくれたからだし、あの時もずっと一緒にいてくれたから私…」
「伽耶。もう頑張ったから忘れちゃおうよ!私達には輝く未来があるんだぞ(笑)」
ちょっとだけ浮かんだ涙も、目を輝かせる潤いに変えて伽耶も笑った。
「そうだね!がんばろっ(笑)」
「恋の方もね♡」
「ハイハイ(笑)」
冴が伽耶の顔をのぞき込んで、うんうん頷いていた。その調子だよって言ってるみたいに。
「諒!元気か?」
周作が朝から気持ち悪いくらいの笑顔でやって来た。
「おはよ…。元気だよ。何だよニヤニヤして」
「ニヤニヤとは失礼だな!それより…あの子とはどうなってるんだ?」
「あの子って?」
「とぼけんなよ!伽耶ちゃんに決まってんだろ」
めんどくせえなぁ…。
「うるせえなぁ…。たまにご飯食べに行くくらいだよ」
「デートか…。いいなぁ…」
「お前彼女いただろ」
「不規則な仕事のおかけで別れたよ」
「そりゃご愁傷様」
「俺のことはいいんだよ!どうすんだ?伽耶ちゃんのことは」
「ちゃんとするよ。お前、あの子がどんな目にあったか見てるだろ?おいそれとは手は出せないんだよ…」
「分かってるよ…。でもお前だったら伽耶ちゃん任せられるぞ?」
お前は伽耶の親なのか?全く他人事だからって楽しそうに…。
「俺だって怖いんだよ…。俺の気持ちを伝えたらどうなるんだろうって…」
周作が変な顔をして俺を見ている。
「何だよ」
「馬鹿か?お前は自分のことになると、てんでダメだな…」
「何が言いたいんだ?」
嫌味なくらいのデカいため息をつくと、
「好きでもない奴とめし食い行くか?あんな若くて可愛い子が」
「…。助けてもらったからってのは?」
「義理でそこまでするか?お前、もたもたしてるとよその若者にかっ攫われるぞ?」
「それはダメだ!」
やっとくすぶってた火がついたか…と周作は思った。それにしても、自分以外の人のことはよく見てるくせに、自分に関わる事にはほんとに鈍いな。
「じゃあ頑張るしかないな(笑)」
背中をバシッと叩かれて気合いが入った。よし、いっちょ頑張るか!
「加戸さ~ん!」
待ち合わせの駅前の噴水に伽耶が走ってやって来た。今日はかっちょいいレストラン行くから、気合い入れて来いよって言っておいたからか、いつもより大人びたワンピース姿だった。秋らしいワインカラーで上半身は体にフィットし、スカートはロングのフレア、細身で比較的背が高い伽耶にはよく似合っていた。
「加戸さん?この服ね、冴と一緒に探したの。かっちょいいレストランだったらこのくらいおしゃれしないと!って冴が選んでくれたの。…どうですか?」
耳にはパールのピアスがゆらゆらと揺れていた。
「加戸さん?」
いつもより綺麗だと見蕩れて、全く話が聞こえてなかった。
「あっ!ごめんごめん…。見違えたよ」
「それは良い方に?」
「そりゃそうでしょう!ありがとう、綺麗にしてきてくれて…」
伽耶は加戸がそんなこと言ってくれるのが初めてだったから、顔が熱くなってしまった。
「伽耶、顔真っ赤だぞ?」
「…。反則です!」
何が反則?褒めたからか?
「綺麗だから綺麗だって言ったんだ。素直に受け取りなさい!」
「はぁい…」
照れてたのが一変して、嬉しそうにニコニコした。
「よかった。がんばってきて…」
伽耶が小さくつぶやいた。
「ん?何?」
「何でもありません(笑)」
「じゃ、行きますか」
「はい」
加戸が伽耶を綺麗だと思った時、伽耶は伽耶で、加戸がいつものカジュアルな格好ではなく、すごく素敵なスーツ姿だったから、かっこいいなと見とれていた。
伽耶は、加戸が自分を助けてくれたからこうして会ってる訳じゃなかった。伽耶は優しくて、困ってる人を放っておけない加戸が大好きだった。
だから、こうしてちゃんとしたレストランに連れて行ってくれるようなデートらしいデートをしてくれてすごく嬉しくてワクワクしていた。
加戸が伽耶を連れてきたのは、カジュアルなフレンチレストランだった。前菜はエディブルフラワーがお花畑のように飾られた見た目も鮮やかなサラダが出てきた。マリネされたエビやホタテが入っていて、コンソメスープのゼリーがキラキラとちりばめられていた。
「綺麗すぎて食べるのもったいない…」
可愛らしい反応に、給仕をしてくれたお店の人も微笑んでいた。
「食べたらもっと感動するよ」
加戸も伽耶の反応に笑みがこぼれた。
「美味しい!どうやったらこんなに美味しくなるんだろう…」
「よかった…。まだ前菜でそんなに喜んでもらえるなんて、お店の人も嬉しいだろうね(笑)」
その後、舌平目の香草パン粉焼きや栗のポタージュ、デザートにフォンダンショコラと美味しい食事に会話も弾み、伽耶は職場での出来事や勉強の進捗の具合を楽しそうに話していた。加戸は楽しそうな伽耶を見て、今日渡そうと思って用意しているものを、ジャケットの胸ポケットに忍ばせていた。時々なにげない風に触れて、ちゃんとあることを確認していた。
食事が終わり、二人はお店を出て街をぶらぶら歩いていた。ちょうど街路樹が黄色く色づき始めた所で、秋らしい遠い青空にくっきりとした白い雲が浮かび、ポプラの黄色と相まって美しい季節が二人を祝福しているようだった。
「美味しかったです!」
伽耶は目を輝かせて嬉しそうに言った。
「でも…高かったんじゃないですか?」
心配する伽耶に、俺は大事に想ってる子を連れて行くんだから当たり前だよと思いながら言った。
「俺だってこのくらいは食べさせてあげられるんだよ(笑)」
「ありがとうございます(笑)ごちそうさまでした!」
加戸は伽耶の笑顔を見て、この子を幸せにする役目は俺であって欲しいと思った。
「伽耶…俺は」
「ん?加戸さん?」
見たことのないくらい緊張した様子の加戸を見て、伽耶も何事かと緊張していた。
「俺は伽耶が好きだ。伽耶を幸せにしたいと思ってる…」
「!」
最初はただただびっくりして、だんだん一番欲しかった言葉を大好きな人からもらえたことを実感して、伽耶は泣いてしまった。
ぽろぽろと零れ落ちる涙を見て、加戸は逆にダメだったか?と焦った。だが次の瞬間、伽耶が俺のジャケットの袖口を掴んできた。
「伽耶?」
名前をつぶやいた瞬間、伽耶のつむじが間近にあった。
気付いたら、伽耶は俺に抱きついて泣いていた。落ち着くまで形の良い頭を撫で続けた。
「大丈夫か?」
まだ言葉が出ない様子の伽耶は、涙を流しながらも顔は笑顔だった。こくこくと頷いて、俺の顔をジッと見つめた。
「ん…私、もう幸せです」
「まだ何もしてあげてないよ?」
伽耶は今まで見た中で一番輝いた笑顔を見せた。
「もう、してもらいました(笑)」
「何を?」
全然分からないと顔に書いてある加戸に、
「私が一番欲しかった言葉をくれたから…」と…。
も~!今ここで抱きしめたい所だが、さすがに恥ずかしい…。
心の中でもだえ苦しんでいたが、顔には出さなかった。渡したい物もあるけれど…。さて、俺は部屋に伽耶を入れて何もせずにいられるか?
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