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過去編

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【神功左千夫】

「は……ぅ……ッ、ん!……あ、あ……んんん!ふ、ぁ?……んー、リン……?」

褒められるとそのまま体液を舐め切る。
美味しい筈が無いのに、まるで中毒症状に陥ったかのように夢中で舐めた。

リンが僕の背後に回ると少し嫌な予感がしたが、ライネスと同じように裏筋に掛けてを擦るだけだったのでホッとした。
その時だった。

「ッ!?あ、駄目、……や、それ、……挿れちゃ……はう、ぁ、あ、あ、あああっ!!!ぁあああああッ!!!」

腰はリンの両腕でがっちりホールドされている。
リンは上手く僕の胎内を細長く、芯のあるペニスを使って犯してきた。
撓りのあるペニスは抜けてしまいそうなのにそこは器用なのか執拗に奥へ奥へと入ってくる。

「奥……ッ、そんな、奥まで…挿れないで、……リン、……リンッ!」

九鬼の残った精液に頬をこすりつけるようにしながら喘いだ。
しかし、これだけされてもまだ僕は絶頂しなかった。
本当に辛くて、ガリガリとタイルを引っ掻いた。

【九鬼】

犬の交尾は長い。
これから先、左千夫クンはイけない身体のままリンに犯され続ける事になる。

「仲良しだネ~…左千夫クン気持ちよさそう」

結合した彼とリンを横で見ながら、ケラケラと笑った。
そのまま二人の側へと座ると、再び尿道バイブを手に取り彼の尿道口へと挿入していく。
スイッチを入れたり切ったりを繰り返しながら、喘ぎ苦しんでいる彼へと視線を移した。

「どう?リンのおちんちん。なかなか癖になるんじゃない?」

前立腺を徐に突いてやったが、これでもきっと彼はイけないだろう。
リンは息を荒げながら、がっしりと左千夫クンの腰にしがみ付き、涎を垂らしながら腰を振り乱している。

「……今なら君の能力解いてあげてもいいケド……どうする?」

犬の交尾は長くて1時間は要する。
その間大量の射精があり、このタイミングで彼を延々イかせるとどうなるのか興味があった。
もちろん左千夫クンはイけない状態を解放した後、絶頂し続ける事を知らないのだが。

【神功左千夫】

気持ちいい。
気持ち良過ぎるくらいだ。
腰に周る前足の爪が体に傷を付けるがそれすら快感だった。
口がふさがらないので流れる涎が止まらない。

「はぅッ!!ぁ、あ゛!!ひぃッ!!だめ、だッ……め、イかせて…あぐ!ひぅ!!ッ!!!ヒィ!!!ぁあああああッ!!!」

横で悠長に笑っている九鬼に顔を向け必死に言葉を紡ぐ。
上体は崩れ、尻だけ上げている状態になり、さらに尿道まで犯されると余力なんてものはなく、僕はギリギリタイルを引っ掻いた。

グイグイとリンのペニスを奥へと誘い込むようにアナルは収縮し、尿道もバイブにくらいつくかのように痙攣してるのにイけない。
全身から噴き出る汗はタイルをどんどん濡らして行った。
喉が渇いて死にそうだ。

叫びに叫んでいると、九鬼から漸く許しの言葉が落ちた。

「お、お願い……お願い……しま、ひぅ!!おねが、ぁああああああッ、リ……ん、待って、ッ!!!!」

次に待っている絶頂地獄の事など露知らず僕は必死に九鬼にお願いした。
その間もリンは僕に腰を打ち付けてくる為、声が掠れる。
その中でも九鬼の方へと額を擦り寄せながら僕は哀願する。
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